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Saitama
2024-03-29(金)

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【北八ヶ岳】子連れで残雪の北横岳に軽アイゼンで挑戦!

2021年3月25日(木)は小4の次女と一緒に北八ヶ岳の北横岳をロープウェイ利用で登ってきました。6本爪の軽アイゼンを装着した残雪期の山歩きです。3月末にもなるとだいぶ雪解けが進み、登山道はところどころ岩がむき出しになり、山頂は地面が露出していました。特に危険箇所もないので初心者とアイゼン歩行の練習をするのにおすすめの山です。

【北アルプス南部】 子連れで西穂高岳独標手前の丸山を目指したものの、すぐ手前で引き返した

新穂高ロープウェイを利用し、西穂山荘から丸山(2,452m)のすぐ手前まで子供を2人連れて歩いてきた記録。

【山形・蔵王】お釜を眺めながら刈田岳~熊野岳を子連れでゆっくりハイキング

2022年6月26日(日)、次女を連れて出来るだけ簡単な山を歩くことになり、蔵王のお釜周辺を歩いてみることにしました。蔵王エコーラインの刈田駐車場を起点にして刈田岳からお釜を眺めながら蔵王の最高峰熊野岳まで周回するコースです。下山後の遠刈田で寄った「蔵王のらーめん家」はおすすめ!

【尾瀬】紅葉が始まったばかりの尾瀬ヶ原を子連れで横断

2018年9月23日(秋分の日)から2日間、低気圧通過後の秋晴れの中、特にピークを攻めることなく尾瀬ヶ原を子連れで横断してきました。 二人の娘を連れて山小屋泊、そんなにキツくなくて風呂もついている所、、、は何カ所か候補があるんですが、今回は草紅葉を見に行こうと思って尾瀬に決定! 長女(10歳)は3歳・4歳・5歳の夏に尾瀬へ連れてきたことがあって、4歳の時には至仏山(2228m)を登頂しています。今年は5年ぶり。 今回の山行ルート 2018年9月23日 出発・到着時間/高度: 11:30am/1470m → 14:40pm/1420m 2018年9月24日 出発・到着時間/高度: 07:26am/1420m → 12:54pm/1591m 合計歩行時間:8時間40分 歩行距離:19.0km 累積標高(上り):429m 累積標高(下り):336m 今回のコースはこんな感じで福島側の御池(みいけ)から入り、尾瀬温泉小屋に一泊。翌日は見晴経由で鳩待峠にぬけます。御池~温泉小屋間はアップダウンが多少あるものの、翌日は山の鼻までほぼフラット。鳩待峠への登りは1時間程度です。歩行距離は19km。 尾瀬といえば水芭蕉。そのシーズン中は木道が渋滞していわゆる尾瀬ペースで歩くことになりますが、秋にそこまで渋滞がひどくなることは無いような気がします。約25年前の話になりますが高校生の頃、雪の降り始めた尾瀬を横断した時は小屋仕舞いの直前だったこともあり、ほとんど人がいませんでしたね。 さて今回は福島側から入るということで東武鉄道の特急リバティを使います。 昔乗った尾瀬夜行よりはるかに乗り心地が良かった。 ちなみに下今市駅から東武鬼怒川線に入るとスピードが落ち、鬼怒川温泉の廃墟旅館群がよく見えるので廃墟好きにおすすめ。 会津高原尾瀬口駅~御池登山口 会津高原尾瀬口で下車し、バスで御池登山口へ向かいます。会津バスのウェブサイトを事前にチェックすると「尾瀬横断バス乗車券」なんてものを発見してしまったのでありがたく利用いたします。 福島側と群馬側のバス乗車券を別々に買うより930円お得です。 御池~鳩待峠コースの場合のアクセス・交通費 福島IN、群馬OUTのため今回は公共交通機関を利用します。さいたま方面からだと宇都宮線の栗橋駅で東武日光線へ乗り換えて、さらに板倉東洋大前駅で特急リバティに乗換。 【電車】 栗橋→会津高原尾瀬口 乗車券 2,040円 特急券    3,220円 【バス】 会津高原尾瀬口→御池登山口 乗車券 2,440円 特急券     300円 【バス】 鳩待峠→戸倉 乗車券  980円 【バス】 戸倉→上毛高原 乗車券 2,450円 【新幹線】 上毛高原→大宮 乗車券 2,270円 指定席特急券 3,110円 大人1人の往復交通費は16,810円プラスちょっとになります。子供2人分が23,460円。 交通費合計:40,270円 浦和~沼田間の高速料金がETCで片道3,050円なのと比べると高いな~。子連れで新幹線の自由席を確保できる自信が無かったのでしょうがないけど。 東武も特急を使わない場合は2回くらい乗換が必要で、会津高原尾瀬口駅からの始発特急バスを使いたい場合は特急リバティを使ったほうが楽でいいです。 特急バス料金300円を支払って9:50発の特急バスに乗ると会津駒ヶ岳登山口付近まで停まらず一気に駆け抜けてくれます。2時間ほどゆられて今回の登山口、御池(みいけ)に到着。 登山道への入口は駐車場の奥の方にあります。 御池~尾瀬温泉小屋 足ごしらえをして出発するとすぐこんな光景が。 登山口から30分も歩くと上田代。尾瀬ヶ原の山の鼻付近も上田代といいますが、御池側にも上田代という地名があります。ベンチがあったのでここでしばらく黄金色に染まりつつある草原に吹き渡るそよ風を堪能しました。 尾瀬はどこも水が透き通っている。 そしてしばらくアップダウンを繰り返し、雪の重さでねじ曲がった木々に子供たちが興奮している様子を写真に撮ったりしながら1時間半も歩くと天神田代に到着~。 ここには渋沢温泉小屋(廃業)への分岐がありますが、このルートは閉鎖されていて見ての通りすでに入り口から荒廃しています。 ちょっと行くと立派な吊橋があり、30分くらい歩くと次の分岐点に到着。 この分岐から三条の滝経由のルート、渋沢温泉小屋跡へのルート、滝へ下りずにそのまま今日の宿がある赤田代へ向かうルートへ進めます。滝へ下るのが面倒くさかった私達はそのまま赤田代へ直行します。 ちょこちょこアップダウンがある。 50分ほどで滝経由のルートと合流する分岐点に到着。すぐに元湯山荘や休憩所が見えてくる。 15時頃に到着。元湯山荘と並んで建つ尾瀬温泉小屋に今夜は泊まります。登山道から小屋への分岐点に湧き水を使った靴洗い場があるのでそこで泥を洗い流す。 小屋の前にはおしゃれなデッキが!何か飲み物など注文した人が利用可のようです。 今回の宿泊費(一泊二食付き) 大人: 10,260円 子供: 16,200円(2人分)の計26,460円 土日祝日料金プラス眺めの良い本館湿原側の個室料金。赤田代の向こうに至仏山が見える部屋ですが、ちょっとケチって別館の部屋でもよかったかも。でも子連れで相部屋(1人8,640円)はやめておこうと思いました。 交通費40,270円と合わせると今回の費用は66,730円プラスおやつ代。テント泊+車と比べるとえらく高くつきました。 早速部屋へ案内していただき、ひとっ風呂浴びることに。 部屋の写真を取り忘れましたが、小屋の内部写真を少々。  結構広くて清潔な山小屋です。トイレも水洗。尾瀬のように水が豊富な場所にある小屋はええですな~。 連休の日曜日ということもあり結構混んでいましたので、この写真を撮ったのは翌朝。ちゃんとお湯を抜いて清掃中でした。お湯は鉱泉を沸かしたもので鉄分多め。上がり湯用の温水シャワーが浴室内にあるので助かります。 薄暗くなってきた17:00から食堂で夕食。ローストビーフにホースラディッシュがすでにかかっていたため次女は「から~い」と言って食べられず。自炊だとアルファ化米やフリーズドライ、レトルトばかりになってしまうので、炊きたてのご飯が食べられるだけで充分幸せです。 部屋に戻り寝る準備。こちらの尾瀬温泉小屋ではチェックイン時に人数分の糊が効いてパリッとしたシーツを渡してくれます。山小屋では贅沢なことです。20時には2人とも夢の中へ~。 温泉小屋~見晴~山の鼻 5時前には目が覚めて、朝日を浴びる至仏山方面をへやからボーッと眺める。テント泊と違って出発の準備が少なくて済むのはのはいいですね。 6時から食堂で朝食。 次女の食べかけ。 7:30に出発。至仏を右に見ながら30分ほどで見晴の十字路に到着。山小屋が集中しているここに宿泊する人も多いですね。テント場もあるし。 見晴にある弥四郎小屋前の湧き水を子供たちは冷たくて美味しいと言ってました。ここで10分ほど休憩。 天気は下り坂なので羊雲がかかってきた。 尾瀬の数ある池塘のうちの一つ。 雲に隠れる至仏山。 尾瀬ヶ原の北側に位置する山々。熊のすみかだそうです。 ナウシカっぽい 竜宮十字路のすぐ東側で県境を越えて群馬県側へ。 この道標もずいぶん昔からあるね~。 燧ヶ岳がだんだん遠くなる。風がなければこの池塘の水面に逆さ燧が見られるはずだけど残念でした。ここからもうちょい行くと山の鼻に到着です。 山の鼻~鳩待峠 山の鼻は山小屋が3軒とテント場があり、鳩待峠から近いので一気に人の数が増えます。ここでインスタントラーメンの昼ごはん。至仏山荘でお土産のキーホルダーを買わされたりして1時間ほど休憩。 山の鼻~鳩待峠間から至仏がチラチラ見える。 木道が終わり、石段をひと登りすると1時間ちょいで鳩待峠に到着。 以前はこの看板前まで車やバスが入ってきていましたが、今ではバス停や駐車場をやや下の方へ移動させたそうです。という訳で、戸倉へのバス・乗り合いタクシー乗り場は鳩待山荘前ではなく、少し坂を下ったところにあります。人数が9人位集まったところで乗合タクシーが出発。戸倉から新幹線上毛高原駅行きのバスが出るまで1時間半の余裕があったので、尾瀬ぷらり館の温泉で汗を流しました。 上毛高原駅までがまた長くて約2時間のバスの旅。1726発のMaxとき334号に乗るとあっという間で、50分後には無事大宮駅に到着。お疲れさまでした~。 Reliveで今回の山行を振り返ってみる Relive '2018/09/23-24 尾瀬ヶ原横断' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js

【尾瀬】子連れで尾瀬沼~大江湿原のニッコウキスゲを鑑賞

日程 【小屋泊】2020年7月23日(木)から1泊2日 メンバー ぬこはち・まさ・みー 天候 雨 アクセス 利用交通機関車 御池登山口の駐車場はすいていた。 経路を調べる (google transit) 行きの経路 帰りの経路 2020年7月23日(木)から一泊二日で尾瀬沼を子連れで周回するコースを歩いてきました。ツアーの団体客はほとんどいないでしょうが、群馬側の鳩待峠から入ると人が多そうだなと考えて、福島県側の御池(みいけ)から入って周回するルートをたどりました。長女は学校で足の親指の爪を割ってしまったため、しばらく山歩きはお預け。 地図・ルート・標高グラフ・移動ペース 最高地点:1,785m (沼山峠) 歩行距離:19.3km 累積標高:578m(登り)、758m(下り) 歩行時間:3時間15分(1日目)、4時間(2日目) 休憩時間:1時間10分(1日目)、2時間10分(2日目) グレード:(初日の燧裏林道が初心者向けではない)コース定数:19 コース定数とは歩く時間、歩く距離、登った高さ、下った高さの4つの要素を使って数値化したもので、次の式を用いる。 1.8×時間(h)+0.3×歩行距離(km)+10×登りの累積標高(km)+0.6×下りの累積標高(km) コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き ●20前後:一般的な登山者向き ●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き ●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。 行程とコースタイム 1日目 行動 3時間15分 休憩 1時間10分 合計 4時間25分 今回の山行の費用 交通費 高速 浦和~西那須野塩原 3,830円(通常・ETC)     西那須野塩原~浦和 3,830円(通常・ETC) 計 7,660円 駐車料金 御池駐車場 1,000円(1回)   1,000円 バス運賃 沼山峠~御池 大人600円、子供300円 計 1,500円 宿泊費 山小屋1泊2日 尾瀬温泉小屋 大人9,900円、子供8,800円 計 28,600円 下山後の温泉 日帰り入浴 アルザ尾瀬の郷 大人600円、子供300円 計 1,500円         合計 40,260円 参考リンク ドラぷらhttps://www.driveplaza.com/山の駅御池http://www.ozejin-yamagoya.jp/rest/rest1/尾瀬温泉小屋https://oze-onsengoya.com/会津バスhttps://www.aizubus.com/rosen/アルザ尾瀬の郷http://www.oze-info.jp/spa/ 【初日】御池登山口から尾瀬温泉小屋へ 御池~尾瀬温泉小屋間の燧裏林道はぬかるみが目立ち、傾いた木道が濡れているとかなり滑りやすいので要注意です。かかとから着地したり、つま先で木道を蹴って歩くとツルっといきます。靴底をフラットに木道に着地させたまま、つま先で木道を蹴らずに、前方への体重移動で前へ進む感じにしましょう。 御池~三条の滝分岐 [10:00]東北道・西那須塩原I.C.を下りてから御池登山口までさらに距離102km、2時間かかります。さいたまからだと4時間ちょい。登山口の駐車場に車を止め、準備を整えて10:00に出発。天気は雨。 [googlemaps https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m28!1m12!1m3!1d296657.67671426485!2d139.4415049667056!3d36.99512905345232!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!4m13!3e0!4m5!1s0x601f815749ab4501%3A0x4ed893dfa2695273!2z5qCD5pyo55yM6YKj6aCI5aGp5Y6f5biC5Y2D5pys5p2-77yT77yS77yRIOilv-mCo-mgiOmHjuWhqeWOnyBJLkMuICjlh7rlj6Mp!3m2!1d36.9162743!2d139.941171!4m5!1s0x601e33b60f088e7d%3A0x5f107dd27cc1a857!2z5b6h5rGg6aeQ6LuK5aC0!3m2!1d36.983781199999996!2d139.3042064!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1597738535309!5m2!1sja!2sjp&w=100%&h=450] 西那須塩原ICから御池駐車場までのルートはこんな感じ。 御池ロッジのトイレ前から見た駐車場。登山口は駐車場の奥にある。 奥にある御池登山口。 最初は歩きやすい木道が続く。 姫田代を通過。 名前はよく分からないが、可愛らしい黄色い花が咲き乱れていた。 ここは上田代かな。ベンチがあって休憩適地。 尾瀬ヶ原の平らな木道と違って、燧裏林道の木道は階段や傾斜が有って歩きにくい。滑って尻餅をつかないように神経を使う。 小さなノメリ田代。 透き通った水を湛える池塘(ちとう)。 雨はザーッと降ったり止んだり。木道歩きで、他の登山者も少ないと分かっているので私はトレッキング用の折り畳み傘をさして歩いています。雨具の下だけ履き、スパッツを装着。上の雨具を着ると暑くるしいので、傘の方が涼しくてよい。娘ら家族に傘を持たせると滑った時にケガをすると思ったので、傘は1本しか持ってきませんでした。   私はモンベルとスノーピークのトレッキング用折り畳み傘を持っていて、今回はモンベル(U.L.トレッキングアンブレラ 品番1128551)を持参。重量はどちらも超軽量で、モンベルは128gでスノピは150g。空模様が怪しそうな時はザックのサイドポケットに忍ばせておきます。ちなみにお値段がモンベルの公式サイトでは5,280円(税込)+送料550円となっております。スノピの傘も公式サイトによると、値段と送料はモンベルと同じ。 子供が入って遊べそう。 沢の水量はそれほど増えていなかった。 増水してこの橋を渡れなくなる事もありそう。 天神田代を通過。 [11:30]天神田代を通り過ぎると渋沢温泉小屋分岐(廃道)に到着。 2年前に通った時と比較すると、さらに草木が生い茂った感がある。 大きな沢に掛けられた燧裏橋を渡る。向こう岸に渡り、少し下ると沢沿いから合流してくる登山道があり、おそらくそれはこの橋が架けられる前にあったルートだと思われる。 何本か滑りやすい橋を渡る。もっとすごい大雨が降ると渡れなくなりそうな感じ。 燧裏林道、雨の時は滑って危険なので、中高年や身体の効かない方は止めましょう。滑って転んで、さらに木道にぶつかってケガします。慣れた方でも要注意です。 pic.twitter.com/dB0mvLxrqC— 尾瀬♨️温泉小屋 ?terrace cafe SEASONS & ?cafe FOREST☕️...

【尾瀬】草紅葉が始まった尾瀬ヶ原と尾瀬沼を子連れで歩く

2019年9月22日(日)から一泊二日の小屋泊まりで尾瀬ヶ原~尾瀬沼を歩いてきた記録です。長女はお留守番で、次女を連れて家族3人で行ってきました。ちょうど1年前の秋分の日の連休は御池~鳩待峠のコースで尾瀬を歩きましたが、今回は鳩待峠から入って山の鼻~見晴の原の小屋泊、尾瀬沼~大清水のコースです。 今回の山行ルート 今回掛かった交通費と宿泊費(大人2人、小学生1人) 高速(浦和I.C.~沼田I.C.) 3,050円(ETC休日割引) 駐車場(尾瀬第一駐車場) 2,000円(2日分・24時間毎1000円) 乗合タクシー(戸倉~鳩待峠) 2,450円(大人980円、小人490円) 原の小屋一泊二食付き 24,500円(大人9,000円、小人6,500円) 乗合バス(一ノ瀬~大清水) 1,750円(大人700円、子供350円) 路線バス(大清水~鳩待峠) 1,550(大人620円、子供310円) 高速(沼田I.C.~浦和I.C.) 3,050円(ETC休日割引) 合計 38,350円 費用は交通費が13,850円プラスガソリン代、宿泊費が24,500円でした。 鳩待峠~見晴・原の小屋 朝5時頃に車で出発し、7時過ぎには尾瀬の群馬川の入り口、戸倉の駐車場に到着。乗合タクシーで鳩待峠へ向かいます。台風が接近中の予報があったためか、結構すいてました。 08:15に鳩待峠に到着。バス停のある駐車場から少し登ると鳩待山荘と休憩所がある。トイレは駐車場か、この休憩所の裏手。 では出発~。 最初は石畳の下り。そのうち木道になる。数年前、山の鼻でハイヒールを履いた若い女性を見かけた事があるけどどうやってこんなところを歩いてきたんだろうか?履き替えたとか、、、いやそんな馬鹿な(笑) 鳩待~山の鼻間からいつも見える至仏山。ゴールデンウィークの頃は真っ白でした。 9:10に山の鼻到着。ここはテント場があって自分も学生の頃テン泊したことがあります。20分ほど大休止。 新しい道標。尾瀬ヶ原の群馬県側は東京電力の私有地なので、こうした道標や木道の整備は東京電力によってなされています。福島県側・新潟県側の尾瀬は昔から国有林。そのためか、福島県側の木道は荒れ気味で少々歩きづらい。【参照】http://www.tepco.co.jp/oze/deai/meets-j.html 山の鼻を出発して後ろを振り返ると至仏山。 以前来た時と比べてクマよけの鐘の設置数が増えています。熊の目撃があった箇所に設置されているそうな。 今日は燧ヶ岳のふもとにある見晴まで約3時間の行程です。木道歩きだと頭を空っぽにして歩けるからいい。 この連休は台風接近中だったため結構風が吹いていた。逆さ燧を見られる池塘もさざ波が立ってしまった。 ヨッピ川の橋。 東電小屋分岐。 去年の秋分の日の連休と比べると草の色づきが少々遅い。 部分的にいい色になっている場所もあり。 紅葉の始まりと池塘。 台風の接近予報があったためか、入山者の少ない尾瀬でした。この日は晴れ間が見えるほどで、意外と日焼けもしてしまった。 竜宮十字路に昔からある道標。 竜宮十字路の南側は富士見峠へ通じる道です。富士見峠は山小屋も廃止されてしまって歩く人がかなり少ないはずなので、木道も古いタイプのまま。 11:25に竜宮小屋に到着。ここのテーブルで今日の昼ごはん。40分ほど休憩。 竜宮小屋を出発して東に進むと沼尻川。ここの橋を渡ると福島県側です。 この向こうが福島県檜枝岐村。 岩峰が目印の景鶴山。昔は登山道もつながっていたが、今では廃道となっていて積雪期にスキーで入山する人がたまにいる程度。 竜宮小屋から見晴まで25分程度。 景鶴山のふもとに見える東電小屋。 見晴に到着~。ここには6軒の山小屋が軒を連ねている。ここは見晴らしも良いし水も豊富で、裏の森から薪を調達しやすかったんでしょうね。 竜宮から歩いてくるとまず目につくのが弥四郎小屋。 冷たくておいしい弥四郎清水。 塗り直したばかりっぽい尾瀬小屋。 今夜の宿である原の小屋の隣にある休憩所。ここでコーヒーとケーキをおやつに頂戴しました。 今日は時間に余裕があるし、平らな木道を歩いただけなので疲れてもいないけど小腹がすいた。 原の小屋に到着@12:30。原の小屋はよほど混雑していない限り、グループごとに個室を割り当ててくれます。我々はこの建物の2階の角部屋「水芭蕉」に泊まりま~す。 原の小屋 公式サイト http://www.oze-haranokoya.com/ 予約電話(5月~10月下旬) 090-8921-8314(現地)     原の小屋の館内の図面。昭和33年築の建物で、結構ギシギシいう。夜にトイレへ行く時はお静かに~。 原の小屋2階の角部屋「水芭蕉」はこんな感じ。西側の窓から尾瀬ヶ原もチラッと見える。部屋の中はきれいに保たれていて、パリッとした洗濯済みのシーツも用意されてます。 原の小屋の売店。至仏山のバッジは持っているので、尾瀬のピンバッジを購入。 結構色々売っている。 原の小屋本館隣の休憩所の方でも売店でお土産を買えます。 ニリンソウかな??花のことはよく分らん。 これなら分かる、リンドウ。秋の山道でよく見かける。 テント場近くにある見晴休憩所。中に入ってみるか...。 中に入ってみるとけっこうきれいにしてある。 掲示板に尾瀬ヶ原周辺のルートに関する最新情報が掲示されていました。参考になりま~す。 燧小屋が料金支払の受付となっている見晴キャンプ場。森と小屋に囲まれているので眺望は無し。燧小屋のお風呂を一人500円で日帰り入浴が可能。ウェブサイトを見ると「木々の合間から尾瀬ヶ原を眺めることが出来...」と書いてあるけど尾瀬ヶ原の方まで見えたっけ??記憶がにゃいな。 早めに到着してしまったのでかなり手持無沙汰。尾瀬ヶ原の方や燧小屋の隣のテント場などを散歩してもなかなか15時にならない。 原の小屋2階トイレの前の流し。尾瀬は水が豊富でいいね。 ようやく15:00になったのでいそいそとお風呂へ~。このお風呂は温泉ではなく、湧水を沸かしたお湯が出ています。 シャワーは無し。かけ湯のためにお湯を出そうと思ってしばらく待ったけど水しか出ない。壁に注意書きがあって、ボイラーで沸かしたお湯を湯船に投入中は蛇口からお湯が出にくいと。 お風呂の後、談話室でお茶を飲みながら本を読んでいるとようやく17:30になったので晩御飯。 原の小屋の夕食。梅酒付き。山で食べる炊き立てのご飯は最高。今日は昼寝をしなかったし、体が山仕様になっているので21時前にはもう寝てしまった。 二日目の記録は次のページへ。 見晴・原の小屋~尾瀬沼 2019年9月23日(月・秋分の日)、夜明け前から強風。薄曇りで、多少青い空も見える感じ。 朝食の献立。 原の小屋の朝食。おいしい水で炊いたご飯が一番うまいね。つくねと野菜の炒め物は辛口で子供向けの味付けではなかった。 7:30に原の小屋を出発。 見晴を出て尾瀬沼に向かうと標高差約250mの登りになる。沼尻の休憩所まで約2時間の行程。 燧ヶ岳・見晴新道への分岐。このルートはぬかるみがひどいらしいです。知らんけど。我々は尾瀬沼方面へ~。 支柱が腐ってしまい崩れた橋。 根こそぎに倒れた大木。木道が浮き上がって崩壊したらしく、迂回。 白砂峠のあたりで登りが終わり、白砂湿原でほっと一息。 飲みたくなるくらい美しく透き通ったせせらぎ。飲まんけど。 沼尻休憩所への分岐に到着。 おっ、なんだか絵になる景色。この休憩所には売店とトイレがあります。 真新しくなった沼尻休憩所。実はこの休憩所は建物が2015年9月21日に全焼してしまい、トイレもしばらくの間使えなくなっていました。 2018年7月から営業を再開した休憩所では菓子類やドリンクを販売しています。ついつい400円でCCレモンを購入。 沼尻休憩所の新しくなったトイレは裏手の方にあります。 土台の方に目をやると焼け焦げた木材が。けっこう広い範囲で焼けたようです。 尾瀬ヶ原側には雲が低く垂れ込め始めた。 尾瀬沼は強めの風で波が立っていた。昔の写真を見ると尾瀬沼には手こぎボートなどもあったようです。沼尻から1時間ほどで尾瀬沼ビジターセンターに到着。 ビジターセンター内には尾瀬についての各種資料が掲示されています。 くまとか。 近くにある長蔵小屋売店前でカップラーメンの昼食。 燧ヶ岳の頂上は雲の中へ。晴れ間は消えてポツポツと降ってきた。 尾瀬沼について。名前に沼と付いていますが、結構広くて水深が9.5mもある本来なら湖とされる存在のようです。 尾瀬沼~一ノ瀬 尾瀬沼ビジターセンターから20分ほどで今度は尾瀬沼山荘に到着。ここから三平峠に向かっての登り。 尾瀬沼休憩所を通過。中には入らんかった。 あちこち破損した木道を避けながら100mほど高度を上げると、樹林帯の中に唐突に現れるのが三平峠。この辺りはなんだかクマが出そうな雰囲気がある。 三平峠から一ノ瀬休憩所の間の木道はずっとこんな状態でした。 三平峠から250mほど下ると水場がある。 さらに下ると大きめの沢が現れ、涼しげな滝に歓声をあげる次女。この辺りには昭和40年代に作られた後放棄された車道の面影が登山道のそばに残っています。かつて大清水と福島県川の沼山峠を結ぶ車道の建設が進められましたが中止になり、車道の予定地だった所に植林されたという記事を読んだことがあります。おそらくこの辺がそうなのでは? 三平橋のたもとに登山道の出入り口があり、橋を渡った後に振り返った写真。 三平橋からすぐの所にある一ノ瀬休憩所に到着@13:30。昔ここへ来た時は売店があったような気が...。今はトイレと休憩所だけです。ここから大清水まで1時間かけて歩いてもいいですが、今回の歩きはここで終了します。30分おきに乗合バス(ハイエースの大きいやつ)が大清水まで往復しているのでそれまで休憩。 戸倉のバス停で下車して駐車場に止めた車からタオルや着替えを持ってきて、尾瀬ぷらり館の温泉で汗を流しました。(大人500円、子供200円) 今回の山行コースを振り返る Relive '2019/09/22 尾瀬ヶ原' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js

【奥秩父】 ススキ原と岩場が見どころの乾徳山 (2031m)

2013年10月17日(木)、山梨の中央線塩山駅が最寄りで、西沢渓谷の手前に位置する乾徳山(けんとくさん)へ単独で行ってきました。前回登ったのは高校2年の秋だから1992年かな?徳和の駐車場に車を止めて山頂まで往復のコースでしたが、山はあまり変わっていませんでした。 今回の山行ルート   徳和バス停そば駐車場(5:50/6:10)-登山口(6:40)-銀晶水(7:10)-錦晶水(8:20)-国師ヶ原(8:25)-月見岩(9:00/9:10)-扇平(9:30)-乾徳山山頂(10:20/10:35)-月見岩(11:20/12:10)-駐車場(13:30) 今回利用した駐車場 通常の登山口から入山し、下山は月見岩から道満尾根を使う予定だったのでこの徳和駐車場を利用した。登山口に近い方にも駐車スペースはあるのでピストンする人はそちらがおすすめ。 徳和集落の駐車場~月見岩 徳和駐車場の道を挟んで反対側に「乾徳公園」があり、そこのトイレで用を済ませて出発。 徳和駐車場に設置されている乾徳山登山ルートについての鳥瞰図。駐車場から山頂まで標高差1,200mの、それなりに登りごたえのある山です。高2の時は登山口から入山し、道満尾根を下山ルートに使った。道満尾根は枯れ葉がふわふわで歩きやすかった記憶があるのでまた歩こうと思ったんですが、月見岩の分岐でミスってしまい来た道をそのまま戻って下山してしまった。残念無念。 てくてく。 駐車スペースを通り過ぎ、林道を登山口に向かって進む。 徳和の駐車場から歩くこと20分ほどで登山口に到着。 早朝で薄暗い杉林の中を登る。自分一人しかいないのかと思ったら実際はそうでもなく、2,3人とすれ違った。前日台風が通過した直後だったものの、登山道の崩壊は特に無し。 登山口から1時間ほどで最初の水場、銀晶水に到着。パイプから水がチョロチョロとしか出ていませんでした。前回来た時もこんな感じだったかな。銀晶水を過ぎると登山道は尾根筋へと上がっていき、明るい乾徳山らしい雰囲気になってきます。 最初の水場、銀晶水の周囲の様子。 急に尾根筋へ出る。 鹿が蹄で地面を掘った跡。 銀晶水からさらに1時間登ると第2の水場、錦晶水に到着。こちらはパイプから結構豊富な水が流れ出ています。 錦晶水のそばには朽ち果てた小屋がある。隙間から覗いてみると白い便器がまだ残っていた。1992年に来た時もこの便所はあったな。 錦晶水から5分くらいで国師ヶ原に到着。 国師ヶ原は明るく開けた場所でこんな感じに乾徳山を眺められる。 次の休憩地点、月見岩を目指す。 道満尾根と避難小屋への分岐点である十字路を通過。 再び登り。 石垣が残っている所は小屋か神社のあった場所。近くに前宮跡の標識があった。 乾徳山は岩場の鎖が出てくるまでこんな感じで歩きやすい。 もうちょいで月見岩。 徳和の駐車場を6時に歩き始めて3時間、09:00に月見岩へ到着。周囲はススキの原で、この岩に登ると見晴らしもいい。台風通過の翌日ということで、富士山がよく見えるはずだと思ってここまできたのに意外と雲が多かった…。富士山はほんのちょっとしか見えませんでした。 富士山の山頂だけ見えた。月見岩で10分ほど休憩し、扇平経由で山頂を目指す。 月見岩~乾徳山山頂 髭剃り岩。 岩場に到達。眺めよし。最初の岩場はホールドもしっかりしている。 ハシゴを上り下りしたり。 岩のエッジが丸くなってきている。 山頂の岩場が見える。 ここが山頂直下の岩場。登り始めは鎖に頼ってしまうので腕力まかせになってしまう。左側のクラックを使えば何とかなりそうですが、自分は最初の岩棚の所まで鎖を使って力任せに登ってしまった。その後は鎖を補助にして、通常の三点支持で登れる。もしこの岩場を登り切る自信が無ければ右横にある迂回路を使って頂上へ行けます。ここで数年前に滑落死亡事故が発生してるので注意。 久しぶりに「うおー」とか言ってしまった。 鎖の支点はこんな感じ。 下を覗くとこんな感じ。岩棚から上はホールドする所や足場が多いので何とかなる。 10:20に乾徳山山頂に到着~。駐車場から休憩込みで4時間でした。 乾徳山山頂は岩がゴロゴロしている。写真↑の「迂回路」を使うと先ほどの鎖場を使わずに山頂へ来れる。ランチはここではなくて、下の月見岩で取ることにした。 始まったばかりの紅葉。 乾徳山山頂~徳和駐車場へ下山 月見岩に下りてきた。今日のランチはうにソース蟹スパゲティで、小瓶の白ワイン、たらばがにの缶詰、オリーブオイルも持ってきた。ワインは瓶のままじゃなくって小さいナルゲンの容器にでも移してくればよかったな。ソースを加熱する時にワインのアルコールは飛ぶだろと思ったけど残っていたらしく、下山中に赤ら顔になってしまった。自分は超下戸です。眺めを楽しんだ後は道満尾根へ進む予定だったが、すっかり忘れてまっすぐ下りてしまった~。アルコールのせいか?しばらく下ってから気づいたので登り返す気力もなくそのまま下山。 錦晶水に戻ってきた。左上に見える小屋が古びた便所。 使われなくなった林道と交差。国土地理院の地形図にはまだ林道の線が記されている。 同じ場所で反対側を見る。 月見岩から1時間ほどで登山口に無事帰還。ガレた場所は無いので下りは超特急でした。登りはほぼ標準コースタイム通りだった。 徳和登山口手前の駐車スペース。そんなに広くはない。登山口から徳和駐車場まで下りは20分ほど。13:30には駐車場へ無事帰還できました。お疲れ山! Reliveでこの山行を振り返る Relive '2013/10/17 Mt. Kentoku roundtrip' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js

【東北・福島】 台風一過の平日、安達太良山 (1700m)のくろがね小屋でひとっ風呂浴びる

2013年9月19日(木)、台風が通過した後の快晴の日に安達太良山を日帰りで登って源泉近くの温泉に入ってきました。東北道を使って3時間半ほどであだたら高原スキー場の駐車場に到着。紅葉シーズンの土日祝日はスキー場に近い方の駐車場が有料になりますが、基本的に駐車料金無料。有料になる日付は紅葉シーズン直前になると【http://www.adatara-resort.com/green/】の「あだたらブログ」に書き込みがあるはずです。 今回の山行ルート スキー場のロープウェイ片道利用でぐるっと回るルートです。このルート上のトイレはロープウェイ山麓駅、山頂駅、くろがね小屋の3か所。 コースタイム: あだたら高原スキー場山麓駅(8:30)-山頂駅(8:40/8:45)- 表登山口分岐(9:10)-山頂(9:40/9:45)-乳首(9:50/10:05)-牛の背・峰の辻への分岐(10:20/10:35)-峰の辻(10:50)-くろがね小屋(11:20/12:00)-勢至平分岐(12:30)-駐車場(13:30) ロープウェイ山麓駅~安達太良山山頂 よく晴れた青空の下、ロープウェイの運行開始時刻の8:30に合わせて駐車場に到着。周りの車のプレートを見ると日本各地から人が集まる人気の山だという事がよく分かります。 ロープウェイ乗り場の建物。 上の方に山頂駅。 ロープウェイを降りて右手の方に行くと見晴らし台があり、「この上の空がほんとの空です」と刻まれた柱が立っているはずなのですが、うっかりそのまままっすぐ登山道へ向かってしまった。 智恵子抄で有名な空を見上げると今日はこんな感じでした。ちょっと飛び出た岩場が安達太良山の山頂。 今回たどったルートはよく整備されていて、ロープウェイ利用の山頂往復なら初心者でも特に問題なし。途中で東の方を振り返ると福島市の市街地が良く見えた。 次第に灌木の背が低くなってきて、表登山口への分岐点に到着。ロープウェイ山頂駅を出発し、私の脚で1時間後に山頂へ到着。安達太良山の三角点はポコッと飛び出した乳頭部の岩場の上にあります。 安達太良山山頂 岩場にはちょろっと鎖が付いていますが夏場なら特に問題なくてっぺんへ上がれます。今日の眺めは素晴らしく、磐梯山はもちろん遠くの飯豊連峰も見えまし た。台風が通過した翌日だったらもっと空気が澄んでいたかもね。 山頂直下の岩場。 中央奥に見えるのが安達太良山の西に位置する磐梯山。 ちょっと気になったのが三角点が土台ごと崩れていた事。磐梯山山頂の古い三角点が消失し、2010年に再設置・再測量されたのと同じ事が起こらないようよう願うばかり。 安達太良山山頂~くろがね小屋 昼食にカロリーメイトだけ食べてから、牛の背の稜線を伝って噴火口跡を見に行きます。噴火口は1997年に濃霧で登山道から外れた理容師のパーティー14人の内4 名が硫化水素のため亡くなった所でもあります。今でも沼の平の火口付近や、くろがね小屋の上にある源泉付近は立ち入り禁止となっています。 安達太良山噴火口の様子。火口の眺めを堪能した後、くろがね小屋を目指して下ります。峰の辻からの下山ルートで、くろがね小屋を通過せずに篭山の中腹をトラバースして勢至平へ向かうコースがあるのですが間違ってそっちへ入ってしまいました。すぐに気がついてくろがね小屋へ向かうコースへ復帰。 峰の辻の分岐。 峰の辻から山頂を振り返る。 岳(だけ)温泉への道しるべ。 鉄山の方を見上げる。 数日前の台風で若干荒れて踏み跡が不明瞭になったガレ場を下り、どんどん高度を落としていくと灌木帯に入り、しばらくするとくろがね小屋が突然現れます。そのすぐ上には立入禁止の看板があり、岳温泉の源泉がここ。8kmもの距離をパイプを使って湯を供給しているそうな。立入禁止の看板の先が廃道になった登山道です。 くろがね小屋に到着。ここでお風呂休憩~。もちろんまだ下山途中なので登山口にたどり着くまでにまた汗をかく予定。 かけ流しで白濁した酸性泉を楽しむ事が出来るくろがね小屋の内湯。平日の昼間で、お客は私一人。 お湯をなめてみるとかなり酸っぱい。梅干し並みの酸っぱさです。酸性のお湯で硫黄の香りがすごい温泉は初めて。窓を開け、始まったばかりの紅葉と青い空を眺めながら温泉に浸るのは最高に気持ちいい。入浴料は¥400。 成分分析表を見てみるとここのお湯はpH2.5で、全身消毒されているような感じがする。入浴も含めて40分ほど休憩してから出発。小屋から下は車のタイヤ痕が残っているくらいの歩きやすい道になります。小屋までの荷揚げ用にジープ?を使っているらしい。 途中で旧道と馬車道の分岐があり、天気が良ければ旧道の登山道へ、悪天候時であれば馬車道を通る事をおすすめします。旧道は赤土がむき出しのところが多く、濡れていると結構滑りやすい。最後の最後で滑って思いっきり尻もちをついてしまった! くろがね温泉~スキー場間はまだ緑色が優勢で、紅葉が盛りを迎えるのはまだまだ先のようです。駐車場から高速に向かう途中、岳温泉街の中にある「成駒」というお店でヒレソースカツ丼をいただいてから帰路につきました。おすすめ。 岳温泉・成駒
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