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2024-03-29(金)

【八ヶ岳】正月のテント泊山行、赤岳の予定だったが硫黄岳に変更

美濃戸口から入山、赤岳鉱泉テント場から硫黄岳ピストン

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2020年1月3日(金)、外へ出て空を見上げると昨日の青空はどこへやら。どんよりとした雲に覆われ、予報通り風も強そう。天気が良ければ赤岳、イマイチだったら硫黄岳にしようと思っていたので今日は硫黄岳のピストンにします。

朝食はアルファ化米をおかゆにしてカニ缶を投入したカニ雑炊。生卵も入れた。頂上アタック用の軽装備で出発~@07:45。

赤岳鉱泉から硫黄岳山頂ピストン

大同心方面への踏み跡硫黄岳へ向かうルートの途中にはロープで遮られた踏み跡がある。これらは横岳西面の岩壁へと通ずるルートで、一般の登山者には関係ないため入り込まないようにしましょう。

赤岳鉱泉~硫黄岳高度を上げるとようやく雪山らしい雰囲気になってきた。

赤岳鉱泉~硫黄岳ここは赤岩の頭直下。もうすぐ樹林帯を抜けます。山頂から下りてくる人とすれ違うと皆さんウェアや髪の毛やザックが霧氷で真っ白けになっている。気温はマイナス10~15℃程度。朝早く登った人は強風でつらかったそうな。

赤岩の頭吹きさらしの赤岩の頭に到着@09:30。上から下りてきた人に「ホワイトアウトしてるから踏み跡見失わないようにね~」と言われました。

赤岩の頭~硫黄岳赤岩の頭付近で雪崩に巻き込まれる事故が数年前に発生したはずだけどこだったんだろ?暖冬の正月だとまだ雪が少なくてよく分かりません。↑の写真に見える道標はオーレン小屋へ下るルートへの分岐点。

オーレン小屋への分岐オーレン小屋へ下るルートは冬季通行禁止。この右上の硫黄岳山頂へ向かう。

硫黄岳のケルンケルンや道標、すれ違った人たちの足跡を目印にする。夏に何度か歩いているので地形は憶えています。

硫黄岳山頂直下の岩場の様子この岩場を抜けると硫黄岳山頂。

硫黄岳山頂直下の岩場の様子ガスっているので高度感もないし、ホールドはしっかりしている。ピッケルいらんかったな…。

硫黄岳山頂直下の岩場の様子あともうちょい。

硫黄岳山頂直下の岩場の様子登ってきた岩場を見下ろす。

赤岩の頭へのルート入口にある道標目印のケルンに到着。本当に真っ白けになると山頂からここへ戻るのにも苦労するかも。

硫黄岳山頂は広い奥の方に人影が見える。そこが硫黄岳の山頂。左に見えるのが雨量計小屋跡。自分がここにたどり着いた時の風速は15m/sくらいかな。風は強いけど普通に動けます。

硫黄岳山頂硫黄岳山頂(2,790m)に到着@10:05。冬に来たのは初めて。

人影の内のお一人に頼んで写真を撮っていただきました。

硫黄岳山頂何も見えないし、とっとと戻ることにします。

硫黄岳山頂昨日だったら八ヶ岳ブルーを拝めたはず。

雨量計跡硫黄岳山頂にあるこの雨量計小屋跡もとうとう立入禁止の看板が貼られてしまった。

来た方へ戻る。

エビの尻尾まあ立派なエビの尻尾だこと。

赤岩の頭への降り口硫黄岳は目印になるケルンが要所要所に建てられているので視界不良時に大変ありがたい。無雪期に歩いた事があるルートだと地形を憶えているため、視界が悪くても不安にならずにすみます。

赤岩の頭の上の方何となく踏み跡が見えるし、ちゃんとGPSも随時確認しています。

自撮り自分の姿がどんな風になっているのか疑問になって自撮り。眉毛がちょびっと凍っている程度か。ゴーグルをテントに置き忘れてきてしまったのでサングラス着用。吹雪いている時はゴーグルを忘れないようにしましょ~。

硫黄岳、赤岩の頭~赤岳鉱泉下山中に南の方を撮った写真。昼が近づくにつれ雲底が上がってきた。

赤岳鉱泉にもどってきた赤いテントが見えるので、ここは赤岳鉱泉のすぐ上。

テント場に帰還@11:20。雪道の下りは足が速い。昼食も小屋の食堂で食べるか。

赤岳鉱泉で昼食

赤岳鉱泉の売店何にしよ。

赤岳鉱泉のメニュー普通のビーフカレーを注文。

赤岳鉱泉のビーフカレー(800円)食堂の席についてしばし待つとビーフカレー(800円)がやって来た。テント内で湯気がもうもうと立ち込める中、窮屈な格好で昼食を取るよりも食堂で食べたほうが断然楽で暖かいですな~。

赤岳鉱泉のWiFi赤岳鉱泉のWiFiに繋げてみたけど、接続が弱すぎてあまり使い物にならず。私はiPhone2台持ちでauとドコモの回線を格安simで利用していますが、auの電波は圏外でドコモは3Gの電波がかろうじて入る程度でした。場所によるかな。

赤岳鉱泉~北沢~美濃戸口

赤岳鉱泉テン場昼食後、13:20に撤収開始。下山は12本爪のクランポンではなく、入山時と同じくチェーンスパイクで。ここには昨日テントが密集していたが、皆どこかへ行ってしまった。

赤岳鉱泉名物アイスキャンディー赤岳鉱泉の冬の名物、アイスキャンディー。人工の氷壁。

赤岳鉱泉名物アイスキャンディーやってるやってる。

赤岳鉱泉名物アイスキャンディー水が豊富な小屋だから出来る事だな。

赤岳鉱泉ではさようなら~。空が明るくなってきた。

北沢沿い

昨日来た道を美濃戸に向かって戻る。

堰堤広場堰堤広場に戻ってきた。小屋関係者のピックアップが止まっている。

美濃戸口手前の凍った坂道休憩せずに美濃戸を通過し、さらに50分ほどで美濃戸口に戻ってきた。この凍った坂道はチェーンスパイク無しだと歩きづらいですよ。ツルツルで。

八ヶ岳山荘美濃戸口の八ヶ岳山荘に無事帰還@1625。茅野駅行きのバス乗車券を小屋内の受付で購入(片道1,000円)。そしてバスが来るまでお風呂。入浴料は500円だったっけ?温泉ではない。浴室入口の手前にザック置き場もあります。三菱の黒いトライトンは八ヶ岳山荘のピックアップらしい。

八ヶ岳山荘の浴室たまたま誰もいなかった。

八ヶ岳山荘の浴室いや~下山後の風呂は気持ちええ~。

美濃戸口の新しい山小屋J&N美濃戸口バス停の向かい側にいつの間にかできていたJ&Nというオーベルジュ(?)山小屋風の宿泊施設を備えたレストランだそうです。こちらのキレイなお風呂の入浴料は700円。食事もうまそうなので今度ここに来たら寄ってみる!

YatsugatakeJ&N

茅野駅

茅野駅の立ち食い蕎麦茅野駅で上りの臨時特急あずさを待つ間、立ち食いそばで補給。普通の蕎麦が妙にうまい。下山後は何でも美味くて食べ過ぎる。

茅野駅の黒曜石茅野駅の上りホーム中ほどにある黒曜石をタッチしてからあずさに乗車。お疲れ山。

今回の山行をReliveでふりかえる

Relive ‘2020/01/02 硫黄岳ピストン’

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