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【北アルプス】雷鳥沢テント泊、久しぶりの立山三山縦走
2020年9月20日(日)から2泊3日で立山三山を久しぶりに歩いてきました。雷鳥沢にテント泊で単独行の記録です。連休中で雷鳥沢キャンプ場の混雑はひどかったですが、立山三山の稜線歩きは快晴で見晴らし抜群でした。
【北八ヶ岳】子連れで残雪の北横岳に軽アイゼンで挑戦!
2021年3月25日(木)は小4の次女と一緒に北八ヶ岳の北横岳をロープウェイ利用で登ってきました。6本爪の軽アイゼンを装着した残雪期の山歩きです。3月末にもなるとだいぶ雪解けが進み、登山道はところどころ岩がむき出しになり、山頂は地面が露出していました。特に危険箇所もないので初心者とアイゼン歩行の練習をするのにおすすめの山です。
【霧ヶ峰・車山】初冬の澄んだ青空の下、静かな枯れた草原を周回
2020年11月13日(金)、家族で長野県にある霧ヶ峰をぐるっと周るコースを歩いてきました。車山肩の駐車場から車山(1.925m)へ登り、蝶々深山、物見岩、八島ヶ原湿原をめぐるコースです。冬枯れの草原は眺めが最高で、他の登山客ともほとんど出会いませんでした。
【奥秩父】国師ヶ岳・北奥千丈岳、大弛峠から1時間ほどで登れる2600mの山
2022年9月11日(日)、次女のお友達親子と一緒に、奥秩父最高峰の北奥千丈岳と国師ヶ岳へ大弛峠から登ってきました。林道が長い分、登山口から山頂まで1時間ほどで登れる、子連れ登山にもちょうどいい山です。
【北アルプス】白馬三山縦走
2013年7月31日(水)から二泊三日の予定で白馬三山を縦走してきたのでその記録です。20年ぶりの白馬だったので楽しみにしていたものの、梅雨前線が居座っていて天気はイマイチでした。
今回の山行ルート
7月31日:大宮駅(06:50)→長野新幹線→長野駅(08:05/08:20)→特急バス→白馬駅(09:25/0935)→猿倉(10:05/10:30)→白馬尻(11:30/11:45)→葱平(13:55/14:05)→白馬頂上宿舎(15:45)8月1日:白馬頂上宿舎(07:30)→杓子岳トラバース(08:15)→鑓ヶ岳(09:15)→鑓温泉分岐(09:25)→鑓温泉(12:30)8月2日:鑓温泉(06:30)→小日向のコル(08:00)→猿倉(09:35/10:10)→白馬駅(10:37/10:45)→長野駅(11:50/1209)→大宮駅(13:26)
長野駅から白馬駅行きの特急バス始発が8:20なので、それに合わせて大宮駅を長野新幹線で6:50に出発。登山口の猿倉に着いたのが10:05。大宮から3時間で着けるのがすごい。午後から雨予報なのでなるはやで大雪渓へ向かった。
猿倉~大雪渓~白馬頂上宿舎
猿倉で登山道の状況をチェック。遭対協の方によると鑓温泉周辺で滑落事故が多発しているので注意してほしいとのこと。どうやらこの日に大雪渓を通過する予定の最後の登山者が私らしい。
鑓温泉への分岐。白馬三山を周回型で縦走して、鑓温泉から下山してくるとここに出てくる。
白馬尻への林道歩きは約1時間。小蓮華の方が見える。
白馬尻小屋に到着。雪渓を見に来た大勢の観光客が小屋前のベンチで景色を楽しんでいる。ここから少し歩いた雪渓の上で6本爪の軽アイゼンを装着。
落石に注意しながら出発~。自分の前後に誰も登っている人がいない...。週末で晴れていればもっと人が多いかな。
猿倉で聞いたとおりクレバスが2ヶ所あり、巻道をたどる。
三合尾根の方から落石が続いているので休憩せずに葱平を目指します。
ガコーンザザザーと落石の音が響き続けている。
雪渓の登りは涼しいので助かります。上の方から下山してくるパーティー数組とすれ違いましたが、私の後から登ってくる人は誰もいない。ひとけの無い雪渓の登りは何となく不安になる。
すごく涼しい。
サクサク登って葱平(ねぶかっぴら)の岩室跡に到着。落石の直撃を受けそうに無いところで久しぶりにザックをおろして休憩。だいぶ登ってきた。
この辺でようやく先行パーティーに追いついた。
避難小屋を過ぎると小雪渓の急斜面をトラバースします。念のため再度アイゼンを装着していると、上の方から降りてきた山小屋関係者?がトラバース道にスコップでステップを切り始めてくれました。助かりま~す。
小雪渓を過ぎるとあとはお花畑の中を山小屋まで登るだけですが、次第にガスが濃くなり今にも雨が降りそう。
もうちょいで村営頂上宿舎。
ペースをあげて村営白馬岳頂上宿舎へ到着したところでザーっと雨が降り始めた。
今回はテント泊の予定だったのですが、気象状況をみると夜半に前線が通過し翌朝は大雨になる模様。雨天時のテント撤収は面倒くさすぎるので、こんな時は小屋泊まりに変更~♪ 他の宿泊客は少なめで、北海道北見市から来た方と相部屋になった。小屋のスタッフに聞くと、7月中で晴れたのは3日しかなかったそうです。長梅雨め~。
頂上山荘~鑓温泉
翌8月1日は土砂降りに強風。晴れていれば白馬岳頂上で御来光を眺める予定でした。白馬岳山頂は中止して、今日は稜線を辿ってから鑓温泉へと向かいます。
高山植物があちこち咲き乱れている。
富山県側から吹き付ける雨風で、露出した顔面が痛い。雨粒がバシバシバシバシ当たってくる。前後に他の登山者が歩いているはずなのに、視界が悪くて稜線上に自分一人しかいない様な気がしてきます。しまいには自分と同じ高度で雷鳴が轟き始めたため、早足で鑓温泉への分岐を目指した。杓子岳や鑓ヶ岳の山頂はパス。どうせ何も見えない。20年前も同じような悪天候だったので山頂へは行かなかったな。
鑓温泉への分岐を下るとようやく強風が収まった。この辺も晴れていれば絶景なんだろうけど。
下るにつれ、登山道が沢状になってきた。
鑓温泉へと下降を続けていくと、「この先鎖場、ストックはしまいましょう」と書かれた注意書きが現れます。
雨で岩場が非常に滑りやすくなっている。しかもこの辺りの岩場は蛇紋岩(じゃもんがん)と呼ばれる、濡れると非常に滑りやすい岩石で構成されているのでやっかい。一見たいしたことのない岩場・鎖場ですが、実は滑落事故の多発地点。蛇紋岩は尾瀬の至仏山や岩手にある早池峰山でも目にすることが出来ます。
鎖は新品で支点もしっかりしていたので、念のため鎖に手を掛けて通過した方が良いです。滑った時につかまっていなかったらもう手遅れ。小さな滝状になった所で方向転換する箇所があり、「やべえな~」とヒヤヒヤしながら通過しました。雨天時・増水時は要注意。
20年前にここを歩いた時もあった階段。
このちょい上あたりで鑓温泉が見え始めてホッとするのですが、油断して滑りやすい岩場で滑落するケースが多いらしい。私が通過した30分後くらいにも滑落事故が発生していました。途中で追い越したパーティーの中の1人だった模様。
小屋のすぐ上。
小屋の外で食事を作っていると長野県警のヘリがやって来た。どうやらすぐ近くで誰かが滑落したらしく救助隊の隊員を運んできた様です。
ヘリから降りてきた数名の隊員が鑓温泉の上へ登っていき、ヘリが去ったあと20~30分後再び同じヘリが飛来。今度は鑓温泉上部100mほどの遭難現場らしい所でホバリングしています。ヘリが遭難者を収容して去っていきました。
鑓温泉のテント場。
鑓温泉は山の斜面に湧き出ていて、コンクリート製の湯船に掛け流しされています。20年前は入浴せずに通過してしまいましたが今回はこの小屋に泊まるので お風呂に4回も入ってしまった。露天風呂の他、女性専用の内湯もあり。
露天風呂からの眺めは最高ですが、その代わり湯船から立ち上がると下のテン場から丸見え。テント場には以前は無かった足湯が作られていて、 大勢が足を湯にひたしています。ここは猿倉からだと登りに5時間ほど掛けてやっと来られる秘湯で、話のネタにちょうどいい。今回の山行では白馬三山の山頂や稜線の眺めを楽しむ事はできませんでしたが、鑓温泉に入れただけでもよしとしましょう~。
明日歩く予定の登山道が見える。
鑓温泉~猿倉
8月2日早朝の眺め。準備を整えて06:30に下山開始。
鑓温泉直下の雪渓とその後連続して現れる雪渓はスリップに注意。ガスで視界が悪く、まだ雪渓がある事を知らずにアイゼンを外してしまい、また付け直すという事を繰り返してしまった。雪渓が溶けた所は踏み跡が薄いので、視界が悪いと道迷いしそう。小日向のコルを過ぎると、後は下るだけなのでスピードを上げて一気に猿倉へ抜けます。鑓温泉から3時間ほどで猿倉のバス停に到着。お疲れ山~
今回の山行ルートをReliveで振り返る
Relive '2013/07/31 白馬三山縦走'
【奥秩父】 ススキ原と岩場が見どころの乾徳山 (2031m)
2013年10月17日(木)、山梨の中央線塩山駅が最寄りで、西沢渓谷の手前に位置する乾徳山(けんとくさん)へ単独で行ってきました。前回登ったのは高校2年の秋だから1992年かな?徳和の駐車場に車を止めて山頂まで往復のコースでしたが、山はあまり変わっていませんでした。
今回の山行ルート
徳和バス停そば駐車場(5:50/6:10)-登山口(6:40)-銀晶水(7:10)-錦晶水(8:20)-国師ヶ原(8:25)-月見岩(9:00/9:10)-扇平(9:30)-乾徳山山頂(10:20/10:35)-月見岩(11:20/12:10)-駐車場(13:30)
今回利用した駐車場
通常の登山口から入山し、下山は月見岩から道満尾根を使う予定だったのでこの徳和駐車場を利用した。登山口に近い方にも駐車スペースはあるのでピストンする人はそちらがおすすめ。
徳和集落の駐車場~月見岩
徳和駐車場の道を挟んで反対側に「乾徳公園」があり、そこのトイレで用を済ませて出発。
徳和駐車場に設置されている乾徳山登山ルートについての鳥瞰図。駐車場から山頂まで標高差1,200mの、それなりに登りごたえのある山です。高2の時は登山口から入山し、道満尾根を下山ルートに使った。道満尾根は枯れ葉がふわふわで歩きやすかった記憶があるのでまた歩こうと思ったんですが、月見岩の分岐でミスってしまい来た道をそのまま戻って下山してしまった。残念無念。
てくてく。
駐車スペースを通り過ぎ、林道を登山口に向かって進む。
徳和の駐車場から歩くこと20分ほどで登山口に到着。
早朝で薄暗い杉林の中を登る。自分一人しかいないのかと思ったら実際はそうでもなく、2,3人とすれ違った。前日台風が通過した直後だったものの、登山道の崩壊は特に無し。
登山口から1時間ほどで最初の水場、銀晶水に到着。パイプから水がチョロチョロとしか出ていませんでした。前回来た時もこんな感じだったかな。銀晶水を過ぎると登山道は尾根筋へと上がっていき、明るい乾徳山らしい雰囲気になってきます。
最初の水場、銀晶水の周囲の様子。
急に尾根筋へ出る。
鹿が蹄で地面を掘った跡。
銀晶水からさらに1時間登ると第2の水場、錦晶水に到着。こちらはパイプから結構豊富な水が流れ出ています。
錦晶水のそばには朽ち果てた小屋がある。隙間から覗いてみると白い便器がまだ残っていた。1992年に来た時もこの便所はあったな。
錦晶水から5分くらいで国師ヶ原に到着。
国師ヶ原は明るく開けた場所でこんな感じに乾徳山を眺められる。
次の休憩地点、月見岩を目指す。
道満尾根と避難小屋への分岐点である十字路を通過。
再び登り。
石垣が残っている所は小屋か神社のあった場所。近くに前宮跡の標識があった。
乾徳山は岩場の鎖が出てくるまでこんな感じで歩きやすい。
もうちょいで月見岩。
徳和の駐車場を6時に歩き始めて3時間、09:00に月見岩へ到着。周囲はススキの原で、この岩に登ると見晴らしもいい。台風通過の翌日ということで、富士山がよく見えるはずだと思ってここまできたのに意外と雲が多かった…。富士山はほんのちょっとしか見えませんでした。
富士山の山頂だけ見えた。月見岩で10分ほど休憩し、扇平経由で山頂を目指す。
月見岩~乾徳山山頂
髭剃り岩。
岩場に到達。眺めよし。最初の岩場はホールドもしっかりしている。
ハシゴを上り下りしたり。
岩のエッジが丸くなってきている。
山頂の岩場が見える。
ここが山頂直下の岩場。登り始めは鎖に頼ってしまうので腕力まかせになってしまう。左側のクラックを使えば何とかなりそうですが、自分は最初の岩棚の所まで鎖を使って力任せに登ってしまった。その後は鎖を補助にして、通常の三点支持で登れる。もしこの岩場を登り切る自信が無ければ右横にある迂回路を使って頂上へ行けます。ここで数年前に滑落死亡事故が発生してるので注意。
久しぶりに「うおー」とか言ってしまった。
鎖の支点はこんな感じ。
下を覗くとこんな感じ。岩棚から上はホールドする所や足場が多いので何とかなる。
10:20に乾徳山山頂に到着~。駐車場から休憩込みで4時間でした。
乾徳山山頂は岩がゴロゴロしている。写真↑の「迂回路」を使うと先ほどの鎖場を使わずに山頂へ来れる。ランチはここではなくて、下の月見岩で取ることにした。
始まったばかりの紅葉。
乾徳山山頂~徳和駐車場へ下山
月見岩に下りてきた。今日のランチはうにソース蟹スパゲティで、小瓶の白ワイン、たらばがにの缶詰、オリーブオイルも持ってきた。ワインは瓶のままじゃなくって小さいナルゲンの容器にでも移してくればよかったな。ソースを加熱する時にワインのアルコールは飛ぶだろと思ったけど残っていたらしく、下山中に赤ら顔になってしまった。自分は超下戸です。眺めを楽しんだ後は道満尾根へ進む予定だったが、すっかり忘れてまっすぐ下りてしまった~。アルコールのせいか?しばらく下ってから気づいたので登り返す気力もなくそのまま下山。
錦晶水に戻ってきた。左上に見える小屋が古びた便所。
使われなくなった林道と交差。国土地理院の地形図にはまだ林道の線が記されている。
同じ場所で反対側を見る。
月見岩から1時間ほどで登山口に無事帰還。ガレた場所は無いので下りは超特急でした。登りはほぼ標準コースタイム通りだった。
徳和登山口手前の駐車スペース。そんなに広くはない。登山口から徳和駐車場まで下りは20分ほど。13:30には駐車場へ無事帰還できました。お疲れ山!
Reliveでこの山行を振り返る
Relive '2013/10/17 Mt. Kentoku roundtrip'
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【北八ヶ岳】子連れで雪山シーズン終わりの北横岳をロープウェイ利用でピストン
2020年3月12日(木)、小学6年生の長女と二人で北八ツの北横岳へ残雪期の雪山ハイクを楽しみに行ってきました。二人とも6本爪の軽アイゼン装着。例年と比べると雪が少なすぎて北横岳の南峰は地面がむき出しになっていました。とは言っても、3月下旬に急に大量降雪することもあるので注意。
今回の山行ルート
正月の八ヶ岳はJRとバスで来ましたが、今回は車で。ロープウェイを利用すると北横岳山頂まで片道約1時間半(休憩込み)で登れる初心者向けの雪山です。歩行距離もロープウェイの分を除くと往復5kmで、平地だったら1時間半で行けちゃう距離ですね。
今回の交通費:
高速(浦和I.C.→諏訪南I.C.)
6,130円(ETC割引、通常6,190円)
北八ヶ岳ロープウェイ(往復)
大人1,700円(モンベル割引、通常1,900円)、子供950円
高速(諏訪南I.C.→浦和I.C.)
6,130円(ETC割引)
交通費は高速料金が往復12,260円、ロープウェイ料金が往復2,650円の計14,910円プラスガソリン代でした。
北八ヶ岳ロープウェイ~坪庭
大人往復1,900円ですが、モンベル会員だと200円引き。子供料金のモンベル割は無し。
9時半過ぎに北八ヶ岳ロープウェイの駐車場に到着。春休み中とはいえ平日なのでガラガラ。準備を整えてロープウェイで山頂駅(2,237m)へ。ここに登山届のポストがあります。
山頂駅を出た所で二人とも6本爪の軽アイゼンを装着。いつものキツツキがお出迎え~。雪の北横岳は基本的に軽アイゼンでも大丈夫で、チェーンスパイクでも可。買ったばかりの12本爪アイゼンで歩き方の練習をするのにもいい場所。
去年買ったモンベル・スノースパイク6 クイックフィット・サイズM(23.0~26.5cm)。子供とうちの奥さんが使える。自分もモンベルの同じ軽アイゼンで、サイズはL(26.5~30.0cm)。前爪を必要としない雪山ならこれかチェーンスパイクで。
普通の観光客に混じって坪庭の散策路を出発~。
中央左側のピークが北横岳南峰。
第二休憩所から見た縞枯山(2,403m)。
坪庭をくるっと周回する散策路には普段着とスニーカーで滑りながら歩いている観光客がいますが、この分岐から先は登山者用。とはいっても数年前の正月、白いバスケットシューズで登ってきた人を北横岳山頂で見たことがあるな~。
坪庭~北横岳山頂
昼前の気温は5~10℃くらいで暑い。
つづら折りの登りを終えると三ッ岳分岐に到着。もうちょいで北横岳ヒュッテ。
北横岳ヒュッテ着。昔は木製の古びたブランコがあったけど今はもうない。小屋の看板の右下、丸の中に何か書いてある。
何故かマルの中に「狂」と書かれている。はしごが無いと届かない高さだし、いたずらではないと思うけど何だろ。
北横岳ヒュッテ公式サイト
北横岳山頂(南峰~北峰)
小屋から10分ほどで北横岳山頂の南峰に到着。
南峰は雪が溶けてしまって地面がむき出し。
とりあえずエビの尻尾は付着している。
天狗、硫黄、赤岳、阿弥陀とよく見える。今日は快晴で360°見渡せる絶景の登山日和だった。
北峰へ移動。5分で来れます。すぐ北にある蓼科山(2,530m)も雪が少なくなって、山頂部だけ白いですな。その背景に見えるのは北アルプス。
写真の加工は少し明るくする程度なんですが、冬の八ヶ岳は晴れるとこんな真っ青な空を見られる。青というか群青だな。
槍ヶ岳も見える。
中央アルプスと右奥の御嶽山(3,067m)。中央に見える水たまりが蓼科湖。南峰~北峰で30分ほど眺めを堪能してから小屋の方へ下山。
部分的に斜面が急ですが、軽アイゼンで大丈夫。アイゼンを装着したままお尻で滑るのはケガの元だと知っておいてください。
北横岳ヒュッテ前で昼食
色々注意書きが記されているが、初心者の相手をするのが嫌になったか、人手が足りないかのどちらかだな。こっちの看板にも右下の○の中に何か書いてある。「吉治」と書かれているように見えるけど作った人の名前かな?
この小屋の周囲に大小便についての注意書きが多いのは、それだけ困っているということでしょう。
小屋前のベンチでランチのカップヌードル。
北横岳ヒュッテの外トイレ。山中に下水管なんて無いので利用料100円くらいは気持ちよく払いましょう~。小屋前で40分ほどランチ休憩してから下山開始。
北横岳ヒュッテから下山
昼過ぎは雪がグズグズで歩きにくい。
坪庭に下りてきたので北横岳方面を振り返る。斜面上、右上に向かって斜めに伸びる白い線が登山道。左上のピークが北横岳南峰。
坪庭散策路に入ったのでもうちょいでロープウェイ山頂駅。
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅に到着。11:00行動開始で3時間後には戻ってこられる楽チン雪山登山でした。
今回の山行をReliveでふりかえる
Relive '2020/03/12 Kita-Yokodake Peak roundtrip'
https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js
下山したら日帰り温泉へ
しばらく好天が続いていたので道に雪は全く無かった。
駐車場も路面に雪なし。
今回は親湯温泉に行ってみた。
場所はここ。
2019年に改装したばかりらしく、高級感あふれる仕上がり。内装もおしゃれになってしまった。
日帰り入浴の料金はおとな1,200円、子供600円。「ホームページ見た」とフロントで言えば大人1,000円、子供400円に割引。我々の料金は本当なら1,400円のはずが、2,000円払ってしまった事に後で気付いた。うちの長女(小6)は背が高いので大人と間違われたらしい(笑)。お布施だと思っておきます。
他にお客さんがたまたまいなかった。
露天風呂。下山後の温泉は最高ですな~。
超清潔感あふれる感じ。もちろん貴重品ロッカーもあり。
いいお湯でした。
廊下にあった謎の木像「親湯温泉裸婦像」は小川由加里さん(1910-1981)という茅野出身の彫刻家によるものらしい。よく見ると手ぬぐいを持っている。山関係の本が本棚にあった。
あちこちに本棚が設置されて、客が自由に読めるようになっている。
ねこ。背表紙を見たらよくある古本屋の値札が付いていた(笑)。
八ヶ岳エコーラインそばのサンロクカフェに寄り道
昼にカップラーメンを食べたっきりだったので小腹がすいた。ということで17時頃でも営業中のカフェとかないか~?と検索して見つけた「サンロクカフェ」へ寄ってみた。↑自家製のジンジャーエールおすすめ。ちゃんと辛い。下山後の風呂上がりに飲んだので余計に美味かった。
サンロクカフェ公式サイト
場所はここ。エコーラインを使って中央道南諏訪I.C.に向かう道すがら寄り道できる。
ラズベリーのジェラートとチーズケーキ。
娘は普段めったに飲まない紅茶を飲みたくなったらしい。
出発前にコーヒーも。残念ながらこの時間は食事を出してもらうことができず、飲み物とデザートだけでした。まあしょうがにゃい。
金・土・日だったら17:30から夜のメニューを頼めたらしい。
2020年4月3日から営業時間を火曜~日曜の11:30~18:00に変更するそうです。さらに感染症対策のため店内飲食は出来なくなり、しばらくの間持ち帰りのみの営業となる模様。
居心地良さそうだったので、次回車で八ヶ岳へ来た時はまた寄り道すると思います。
【北八ヶ岳】マイナス20℃の雪の中で過ごすことにした正月休み、仕上げは天狗岳からの絶景
2018年1月2日、この正月は去年に引き続き北八ツで過ごす事に決め、天狗岳(2646m)も登ることにしました。北八ヶ岳ロープウェイから入山し、麦草ヒュッテと黒百合ヒュッテに宿泊して北八ツの山を縦走するコースです。
今回の山行ルート
GPS機器の電源をずっと入れっぱなしにしていたら3日の夜に電池が切れてしまい、1月4日の天狗岳登頂~下山のデータがありません。氷点下ではバッテリーがすぐに使えなくなるのでスマホのGPSの記録も取っていませんでした。
今回の山行に掛かった費用
JR湘南新宿ライン
JR浦和駅~新宿駅
400円
JR中央線特急
新宿駅~中央線茅野駅
3,410円(特急運賃)
2,240円(指定席)
アルピコ交通バス
茅野駅~北八ヶ岳ロープウェイ
1,300円(片道)
ロープウェイ
山麓駅~山頂駅
1,000円(片道)
山小屋宿泊
麦草ヒュッテ
8,000円(一泊二食・相部屋)
山小屋宿泊
黒百合ヒュッテ
9,500円(一泊二食・相部屋・暖房費込み)
日帰り温泉
渋の湯
1,000円
アルピコ交通バス
渋の湯~茅野駅
1,200円(片道)
JR中央線特急
茅野駅~新宿駅
3,410円(特急運賃)
2,240円(指定席)
JR湘南新宿ライン
新宿駅~浦和駅
400円
交通費は往復で計15,600円、宿泊費は麦草ヒュッテが8,000円で黒百合ヒュッテが8,800円でした。麦草ヒュッテの冬季暖房費500円はモンベル割引500円で相殺。黒百合ヒュッテの暖房費は700円で計9,500円、モンベルメンバーカードを見せるとコーヒーなどドリンク一杯無料です。
交通手段についてですが、渋の湯までバスが運行している年末年始や週末であれば電車とバスを使った方が楽でいいです。ちなみにバスが運行していない平日に、渋の湯から茅野駅までタクシーを使うと7,400円程度かかります。そして今回のように正月明けの上り特急列車を使う場合、指定席を確保しておかないと混雑のため荷物を持ったまま新宿まで立ちっぱなしの刑になりますので、登山計画も含めてしっかり交通手段の計画も立てておきましょう。
北八ヶ岳ロープウェイ~縞枯山
11:50、ロープウェイを降りるといつものキツツキがお出迎えしてくれる所。この辺のベンチでさっさとアイゼンを装着。心なしかキツツキの塗装がキレイになったような気がする。
2017年の年末は低気圧が来ていましたが、今日は絶好の山日和。まず縞枯山荘の方へ向かって歩きます。
平坦な道を10分ほどで三角屋根が目印の縞枯山荘に到着。
休憩せずにそのまま通過。ストーブの薪が燃えるいい香りがする。今度子連れで冬に泊まってみたい。
縞枯山荘 【公式ウェブサイト】http://www.lcv.ne.jp/~simagare/
ではまず縞枯山(2,403m)を登ります。3回目かな。
縞枯山・茶臼山への入口は登山道が交差する十字路。
雨池峠から150mも登ればすぐに縞枯山山頂に到着。山頂よりも少し南側の茶臼山寄りの展望台に行くと眺めが良いです。
縞枯山山頂付近。
ちょっと南に折れると見晴らしのいい展望台。展望台といっても別に何か施設があるわけではない。
縞枯山~茶臼山
ここから一旦高度を下げて、向こうに見える茶臼山へ登り返します。奥の方に双耳峰である天狗岳が見えます。
雪が無ければ岩がゴロゴロしているはずの斜面を気持ちよく下る。
下りきるとそこが縞枯山と茶臼山の鞍部。西へ下るトレースは五辻の分岐に向かうるルート。縞枯だけ登って茶臼へ向かわず、五辻へ下ってロープウェイに戻る人もそれなりにいるかも。
茶臼山に登頂するも山頂はさほど眺めが良くないので、少し西側の展望台に行く。
風強し。1月2日と3日は強風で天候も不安定だが、天狗岳に登る4日は風も弱まるはず。
茶臼山~麦草ヒュッテ
茶臼山から大石峠経由で麦草峠へ向かう。さすが正月休み中だけあって、幅1mの踏み跡がばっちり残っていて非常に歩きやすい。
茶臼山を150mほど下ると南東にある少しなだらかなところに出る。
中小場の広場で小休止。下ってきた茶臼山を振り返る。
さらに100mほど下ると大石峠に到着。国道299号、通称メルヘン街道の車道ができるまで茅野と佐久穂を結んでいた峠道。佐久穂町に大石という地区があるのでその辺か。
ちょっと歩くと冬季閉鎖中のメルヘン街道に到着。ここから佐久側へ600m行った所に国道299号線の最高地点(標高2,127m)がある。
反対側の茅野方面。麦草ヒュッテの宿泊者は希望すればゲートまでスノーモービルで迎えに来てくれるそうです。昔は借りたクロスカントリースキーを履いてメルヘン街道の茅野側のゲートまで下山する事が出来たはずだが、今はもうやってないかな?。90年代半ば。スキー板を回収する箱がゲートのそばにあったような記憶がかすかにある。
麦草ヒュッテ@14:30。2時間40分ほどで到着。
麦草ヒュッテ前の様子。1月だとまだ雪が少ない。
1月2日はここで宿泊します。雪の時期は小屋の中に入る前にアイゼン、スパッツを外し、ザックなど装備についた雪をブラシで払っておきましょ~。雪が付いたまま温かい室内に入ると装備や床が濡れます。
今夜の夕食。この夜は大部屋に泊まった。窓に近いと寒いのでストーブに近いほうがいいですよとスタッフの方に言われてそうしたけど、自分は暑がりなので窓際でもOKでした。ストーブの側だと暑すぎて何度も目が覚めた。
麦草ヒュッテ入口の土間にあるストーブ。個室のこたつでぬくぬく出来ない大部屋泊の人はだいたいここへ。
昔はレンタル用のクロスカントリースキーがズラッと並んでいたけど今はスノーシューに押され気味。北八ツのクロカンスキーのコースも案内板が少なくなったようだ。
麦草ヒュッテ【公式サイト】http://www.mugikusa.com/
1月3日の記録は次のページへ。
2018年1月3日(水)
この日は麦草ヒュッテから高見石を経由して黒百合ヒュッテへ向かう。
1月3日の朝食。ここはスノーモービルや車で物資補給できるのでご飯がうまい。
麦草ヒュッテ~白駒池~高見石
08:00、小屋の人に挨拶して出発。麦草ヒュッテと茶臼山を振り返りつつ白駒池へ向かう。
木道が見えるほど。しかし2月になればもっと雪が深くなるはず。
高見石への登りに入るまでは踏み抜き防止にワカン装着中。せっかく持ってきたなら使わんと...。
白駒池入口の駐車場に到着。この車道側へ出てこなくても白駒池へ行けるが、ちょっと様子を見に来た。
雪に埋もれた苔の森。
白駒池畔へ直進するルートと、右折して高見石へそのまま登るルートへの十字路。ここから高見石に向かうルートは運搬車やクロスカントリースキーでも登降できるほどの幅と傾斜。今回は直進して白駒荘経由で行きま~す。左折するとテント場もある青苔荘。
凍りついた白駒池に到着。冬にしか来たことがないのでこの真っ白な白駒池しか見たことがない。紅葉の季節は人が多いでしょうね。
パウダースノーを除けてみると分厚い氷が。昔はこの雪を除けてスケートリンクにしていたそうです。
白駒池のほとりに立つのが白駒荘。ほんの3日前の2017年12月31日大晦日の未明、まさかの火災で新館と浴室棟が焼け落ちてしまった。出火当時は無人だったので怪我人は無し。凍結した池の氷を割って消火活動をおこなったそうです。
白駒荘 【公式サイト】http://yachiho-montblanc.com/
2018年10月2日から同じ場所に再建された新館が営業を再開しています。紅葉の時期は錦秋の白駒池を小屋の中から拝められる絶景スポット。燃えなかった旧館の前を通り、高見石への登りに入るのでワカンを外してアイゼンに付け替え。白駒荘の横から高見石に至るコースは若干急です。
樹林帯の中を登りきると高見石小屋前の広場に出る。10:00ちょうど。麦草ヒュッテから2時間ほど。
高見石小屋前のテント場。昨晩誰かがテント泊した跡。
とりあえず高見石にも登頂。高校2年生の時も冬に高見石に登ったことがある。
これから登る中山(2,496m)方面。その前に小屋の中で休憩しま~す。
ザックは外に置いといて、アイゼンを外して小屋の中へ。あったけぇ・・・
登山雑誌か何かで目にした、高見石小屋名物らしき揚げパンとホットココアのセット。人に作ってもらった軽食を寒い山の中で食べられるだけで幸せなんですよ。
高見石小屋 【公式サイト】https://www.yatsu-akadake.com/
30分ほど休憩し、中山経由で黒百合ヒュッテを目指します。
踏み跡はバッチリ。
凍りついた針葉樹林の中を登る。
標高を上げるにつれ、さらに寒そうな景色に。
さらに真っ白け。
もうちょい進むと視界が開ける。
だいぶ上の方に来た。
樹林帯を抜けると突然強風にさらされる。ぶべべべべべ
中央奥に見える富士山型の山が蓼科山(2,530m)。
北西に見える霧ヶ峰の車山(くるまやま)。
立派なエビの尻尾。
ボケてるけど中山展望台に到着。吹きさらしの岩場で、踏み跡が消えている。ちょっと行き過ぎて5分迷った後、この道標が示す中山山頂へのルートに復帰。エビの尻尾が付いた道標は真っ白にカモフラージュしているので、見る角度によっては見落とすことがある。
中山山頂に到着。さっきの展望台と違って樹林帯の中で展望なし。もうちょいで黒百合平。
ちょっと開けた場所に出たので東西の天狗岳と奥に硫黄岳が見えた。中山峠へ向かって高度を下げる。
一番好きなタイプの山道。青空と白く輝く樹氷と静寂。立ち止まると自分の呼吸と心音しか聞こえない。
物音一つしない。
天狗岳が近づいてきた。よーく見ると登山者が登り降りしているのがゴマ粒のように見える。
東南東方面、奥秩父の山。
標高2,410mの中山峠まで下ってきた。この標識の向こう側の東斜面に下るとしらびそ小屋で、南に向かうと天狗岳。今日はここからすぐの黒百合ヒュッテに宿泊。
5分ちょいくらい歩くと黒百合ヒュッテとテント場が見えてくる。標高2,400m。
正月の黒百合ヒュッテに到着@13:05。麦草ヒュッテから休憩込みで5時間。中へ入る前にザックなどに付着した雪を落とし、アイゼンも外す。
黒百合ヒュッテ 【公式サイト】http://www.kuroyurihyutte.com/
とりあえず宿泊の受付を済ませ、ザックを棚に置いたら休憩~。ついついかりんとうをボリボリ貪り食ってしまってやばい。
腹減ってしょうがなかったのでラーメン頼んだ。
本棚から山関係の古い書籍を読み漁ったり、続々とやってくる他の宿泊者とお話しているうちに夕食の時間。伊達巻や黒豆が正月っぽい(笑)。就寝時間が近づくと、小屋のスタッフが各人の寝床を案内してくれます。名前を呼ばれて布団が指定される。大晦日ほどではないんだろうけど、結構混んでいたので耳栓は必須でした。今にも死にそうないびきをかく人が隣にいた。
1月4日の記録は次のページ。
2018年1月4日(木)、快晴で風も弱くなったので天狗岳山頂を狙うのに絶好の天候。
朝食にみかんが付いてきてマンモスうれぴー!
黒百合ヒュッテから天狗岳ピストン
日の出ばんじゃーい。真東よりちょい南のさいたま市方面から日が昇っているはず。天狗岳ピストンは山頂アタック用の軽装備で行きます。7時頃出発。
東天狗の岩場の下辺りから見た西天狗。昨日の雪煙がすごかった風の強さが今日は嘘のように収まった。
特に困難な事も無く、東天狗岳山頂(2,640m)に到着。
左奥から、蓼科山、縞枯山、茶臼山、高見石の上の中山。
一旦下ってから西天狗岳(2,646m)へ向かいます。
こっちは東天狗の山頂から根石岳経由で硫黄岳方面へ向かうルート。今日はまだ誰も通っていないはずだけど踏み跡が消えずに若干残っている。
斜面に付いたトラバースを進んだ先の岩場、根石岳山頂付近で2017年年末に遭難死亡事故がありましたね。
西天狗岳の山頂へ登り返しているところ。
西天狗岳山頂手前から東天狗を振り返って見た所。
西天狗岳山頂の三角点に到着。ほぼ無風。
他の登山者も続々とやってくる。
西天狗から、硫黄岳や赤岳を背景に。
快晴で絶景なり。左から赤岳、真ん中の中岳、阿弥陀、奥に見える南アルプス。今日山に来れた人はラッキーでしたね。
しばし360度の景観を楽しんだ後、黒百合ヒュッテに戻ります。
東天狗の山頂へは戻らずに、斜面をトラバースする。
天狗の奥庭へ降りてきた。奥のピークが先程までいた西天狗。この天狗の奥庭~天狗岳間は岩だらけで迷いやすいので注意。視界が悪いときは入り込まない方がいいでしょう。
右のピークが西天狗岳で左の出っ張りが東天狗岳山頂手前の岩場。
東天狗から天狗の奥庭へ下るには、右側に写っている岩場をおりる。
すりばち池のあたりに到着。この辺りは岩だらけで踏み跡も消えており、コンパスを確認しながら歩く。
すりばち池の北側、黒百合ヒュッテの上の辺りから眺める天狗岳。
無事黒百合ヒュッテに戻ってきた。
荷物をパッキングし直し、下山する前に黒百合ヒュッテで昼食。
ついでにコーヒー。
黒百合ヒュッテ~渋温泉間はいつ通っても踏み跡がばっちりで歩きやすい。
八方台分岐のあたりで渋温泉方面へ分かれる。
特に面白い事のない樹林帯の斜面をしばらく下ると渋の湯登山口の橋に到着~。
登山届ポストのある登山指導所小屋に張り出されていた八ヶ岳の山岳遭難発生場所。
やはり横岳のアイスクライミング中の事故が一番多い。
バスが来るまで1時間ほどあるので、渋の湯で汗を流しておく。入浴料は大人1,000円。ここは冬にしか来たことがありませんが、入口ロビーから日帰り入浴客用の湯舟・脱衣所まで暖房無しの冷え切った建物なのであっという間に湯冷めします。あまり愛想がいいとは言えない宿の人が暖かそうなガラスの向こう側にいるのを眺めながら冷たいロビーのソファでバスを待ちたいマゾな人にはおすすめ(笑)。宿泊客用の風呂は別にあり、そっちはなかなか良いらしい。泊まったことないけど。ここが嫌なら1.8km下ったところにある「渋・辰野館」の方が良いかも。こちらは入浴料大人1,650円。
Reliveで今回の山行をふりかえる
Relive '2018/01/02 正月山行は北八ヶ岳を天狗まで'
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