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2024-03-29(金)

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【奥日光】社山から中禅寺湖と男体山、足尾銅山の絶景を子連れで楽しむ

2020年7月12日(日)、梅雨の合間に北関東方面は昼ごろから晴れそうだということで、奥日光中禅寺湖南側に位置する「社山(しゃざん)」を子連れで登りに行ってきました。中禅寺湖湖面の標高は1,269mで、社山の標高は1,827m。子連れの場合、中禅寺湖の湖畔を約1時間歩いた後、一気に標高差558mを2時間で登るコースなので山歩きに慣れている子供向けです。 今回歩いたルート 最高地点:1,827m 歩行距離:13.7km 累積標高:946m(登り)、965m(下り) 歩行時間:4時間20分 休憩時間:3時間10分 グレード:(行動時間は4時間半だったが、累積標高が900mを超えた) コース定数:22 歌ヶ浜駐車場~阿世潟の湖岸ウォーク [07:30]空いている東北道と日光道を使い、2時間ちょいで中禅寺湖東岸にある歌ヶ浜第二駐車場に到着。駐車場はガラガラでした。 湖岸の駐車場がトイレも有る歌ヶ浜第一駐車場。 駐車場の奥にあった周辺案内図。何か変だと思ったらこの地図の下が北になっとる。とりあえず湖岸にある英・伊の大使館別荘公園を目指します。 歌ヶ浜から見た男体山(2,486m)。ここには遊覧船の桟橋もあります。 中禅寺湖の向こう側(北西)は雲に隠れ気味な日光白根山方面。 この地図で茶色に記されている道路がイギリスとイタリアの大使館別荘公園に繋がる歩道で、早朝でも通り抜け可。 英国大使館別荘。早朝なのでまだ閉まっている。塗装の剥げや建物の破損が全く見当たらないのでよく保存・管理されているようだ。 付近の中禅寺湖の湖面の様子。 いい感じのベンチが設置されているのでちょっと休憩。 すぐ近くのイタリア大使館別荘。こちらは杉の樹皮を使って外壁にアクセントをつけているのが面白い。 大使館別荘記念公園を通り過ぎるとしばらくこんな感じの道が続く。 少し違う角度から見た男体山。砂浜もきれいですね。 [8:40]阿世潟の分岐に到着。ここから阿世潟峠へ登り、社山の山頂を目指します。 阿世潟~阿世潟峠 案内板を見ると、阿世潟と千手ヶ浜にはかつてキャンプ場が存在していたことが分かる。今も利用可能なキャンプ場は竜頭の滝の下にある菖蒲ヶ浜キャンプ場のみ。 周囲を見渡すと、整地され区分けされていた名残がかすかに残っている。阿世潟キャンプ場は、私が高校生~大学生だった90年代後半まで利用できたはず。 阿世潟峠まではあっという間。杉林と違って、広葉樹林帯を歩くのは本当に気持ちがいい。 [9:00]阿世潟峠(1,417m)に到着。ここから足尾の方へ下りることもできる。 阿世潟峠から社山山頂往復 道標類はしっかりしている。 この時は晴れていた。この後、北西からきた雨雲がザっと雨を降らせ、山頂に着いた頃には再び晴れてくれた。 急登をこなすと雨量計がある岩場に到着。ここは眺めが良いので休憩適地。社山山頂も見えてきた。 やっと中禅寺湖を見下ろせるようになった。 所々急坂があるものの、基本的に社山山頂への登山道は笹原の気持ちがいい尾根沿いにある。 中禅寺湖の向こう岸が一番にぎやかな所。リッツカールトンホテルが2020年8月にオープンするらしく、準備が進んでいた。 ちょっと右に視線を移すと半月山。右側の平らな所が半月山駐車場で、アップダウンがあるものの、ここから尾根伝いに社山まで来ることが出来る。 北には中禅寺湖の向こう側に戦場ヶ原が広がる。よく見ると竜頭の滝と湯滝の白い流れが見える。 山頂に着いた~とぬか喜びしている。 実はあともうちょい。 南側の足尾方面の眺めが良い。 社山山頂手前の登山道の様子。 社山山頂の三角点にタッチ。 南側のハゲ山が中倉山で、稜線が庚申山へ続き、さらに皇海山が奥に見えるはずだが、残念ながら今日は雲の中。 今日のお昼はうな丼にするつもりで美味しいご飯が欲しかったため、飯盒炊飯中。約30年ぶりに飯盒を使ったので、生米を炊くと吹きこぼれることを忘れていた。昔は飯盒炊爨(すいさん)と言ったけど、炊爨の字が難しすぎるので最近は飯盒炊飯と呼ぶらしい。 上手く炊きあがったご飯。大人一人、小学生一人で一合だと少なかった。 山用やかんに突っ込み、湯煎して温めたレトルトうなぎ(インドネシア産)。昔、中国産のレトルトうなぎ(3ドル)をアメリカで食べたらひどい味だったので、それを思い出しておっかなびっくりこのインドネシア産うなぎを使ってみたけど味は悪くなかった。山へ持っていくレトルトうなぎとしては十分OK。イオンで売ってました。 うな丼の完成で~す。タレは別に購入したものをご飯の方にもかけた。山椒を持ってくるのを忘れたのが残念無念。 アマノフーズのフリーズドライ製品はどれも秀逸。今回は豆腐の味噌汁。豆腐が戻るとちゃんと豆腐になるんですね~。 足尾銅山を眺めながらのうな丼は最高でした。やはり炊きたてのごはんが美味しいですね。学生の頃は山行中でもちゃんと生米からご飯を炊いていたので原点に戻った。 飯盒の底にこびりついたご飯。学生の頃だったら、味噌汁やお茶を投入してふやかしてからスプーンでこそげ落として食べたものだけど、今回は日帰りなのでこのまま持って帰る(笑)。 休憩していると南の足尾方面の斜面から登ってきたカップルが現れた。一般登山道は無いはずだけど、沢伝いか尾根を伝って登ってきた模様。ここの下の方に鹿の死体がいくつか転がっていて、角を取ってきたそうなので、記念に写真を撮らせてもらった。 バックパックからはみ出た鹿の角。我が家にも一つ欲しいかも(笑)。まだ肉片が付いていて臭いらしい。写真を取らせていただいてありがとうございます。 雲が上がったので見晴らしが良くなった。肉眼では桐生や前橋方面の市街地が見えたような気がする。 社山山頂から木の隙間を通して見える男体山。 社山山頂からだと樹木が邪魔なので、少し下に降りた所から中禅寺湖と男体山、戦場ヶ原を眺める。いや~絶景ですな。紅葉の時期だともっと素晴らしい錦繍が拝めるかも。 [12:25]下山開始。 これも絶景だ。華厳の滝の向こうは標高が下がるので雲がやたら低く見える。出っ張っている岬は八丁出島といい、釣り人の歩く踏み跡が周囲に付いている。 下山時はこの小ピークを巻いて下った。 次の小ピークは雨量計のある所で、アンテナが目印。 青空をバックにした社山を振り返る。 阿世潟峠に戻ってきた。道標がしっかりしているから間違えて足尾の方に下る人はいない...はず。 ここまで来たら阿世潟の分岐はすぐ。 キレイな砂浜の日陰で中禅寺湖と男体山を眺めながら休憩。中禅寺湖の水深は最深部で163mもあり、絶えず対流が起こっているそうです。よって湖水が澱まず、冬でも凍結しないらしい。 小さなハゼや海老がいた。 今度は中禅寺湖を一周するトレイル(24km)を歩いてみたいな。 苔むした大木の切り株。 比較的新しい個人の別荘。前はここに何があったんだろう? 大使館別荘記念公園に戻ってきた。観光地だけど人が少ない。 この桟橋に座って風を浴びると気持ちいいで。 水の透明感。 中央の三角形が社山で、その左の一番低くなっている所が阿世潟峠。 ピース 午後にはオープンしていて、喫茶店の様に営業していた旧イタリア大使館別荘。 イギリス大使館別荘の方にもカフェがあるようだ。 青空の下、緑を背景にした黒と白の直線が美しい。 紅葉の季節になると人がすごいんだろうな。 [15:30]歌ヶ浜第2駐車場に帰還。やはり車の数が少ない。 下山後は2週間前も訪れた日光アストリアホテルの光徳温泉で汗を流しました。湯の色は2週間前と同じ黄緑色で、若干色が薄くなって透明な感じになっていた。また湯の色が青い時に入りたいな。 Reliveで今回の山行を振り返る Relive '2020/07/12 社山ピストン' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js

【北アルプス】白馬三山縦走

2013年7月31日(水)から二泊三日の予定で白馬三山を縦走してきたのでその記録です。20年ぶりの白馬だったので楽しみにしていたものの、梅雨前線が居座っていて天気はイマイチでした。 今回の山行ルート 7月31日:大宮駅(06:50)→長野新幹線→長野駅(08:05/08:20)→特急バス→白馬駅(09:25/0935)→猿倉(10:05/10:30)→白馬尻(11:30/11:45)→葱平(13:55/14:05)→白馬頂上宿舎(15:45)8月1日:白馬頂上宿舎(07:30)→杓子岳トラバース(08:15)→鑓ヶ岳(09:15)→鑓温泉分岐(09:25)→鑓温泉(12:30)8月2日:鑓温泉(06:30)→小日向のコル(08:00)→猿倉(09:35/10:10)→白馬駅(10:37/10:45)→長野駅(11:50/1209)→大宮駅(13:26) 長野駅から白馬駅行きの特急バス始発が8:20なので、それに合わせて大宮駅を長野新幹線で6:50に出発。登山口の猿倉に着いたのが10:05。大宮から3時間で着けるのがすごい。午後から雨予報なのでなるはやで大雪渓へ向かった。 猿倉~大雪渓~白馬頂上宿舎 猿倉で登山道の状況をチェック。遭対協の方によると鑓温泉周辺で滑落事故が多発しているので注意してほしいとのこと。どうやらこの日に大雪渓を通過する予定の最後の登山者が私らしい。 鑓温泉への分岐。白馬三山を周回型で縦走して、鑓温泉から下山してくるとここに出てくる。 白馬尻への林道歩きは約1時間。小蓮華の方が見える。 白馬尻小屋に到着。雪渓を見に来た大勢の観光客が小屋前のベンチで景色を楽しんでいる。ここから少し歩いた雪渓の上で6本爪の軽アイゼンを装着。 落石に注意しながら出発~。自分の前後に誰も登っている人がいない...。週末で晴れていればもっと人が多いかな。 猿倉で聞いたとおりクレバスが2ヶ所あり、巻道をたどる。 三合尾根の方から落石が続いているので休憩せずに葱平を目指します。 ガコーンザザザーと落石の音が響き続けている。 雪渓の登りは涼しいので助かります。上の方から下山してくるパーティー数組とすれ違いましたが、私の後から登ってくる人は誰もいない。ひとけの無い雪渓の登りは何となく不安になる。 すごく涼しい。 サクサク登って葱平(ねぶかっぴら)の岩室跡に到着。落石の直撃を受けそうに無いところで久しぶりにザックをおろして休憩。だいぶ登ってきた。 この辺でようやく先行パーティーに追いついた。 避難小屋を過ぎると小雪渓の急斜面をトラバースします。念のため再度アイゼンを装着していると、上の方から降りてきた山小屋関係者?がトラバース道にスコップでステップを切り始めてくれました。助かりま~す。 小雪渓を過ぎるとあとはお花畑の中を山小屋まで登るだけですが、次第にガスが濃くなり今にも雨が降りそう。 もうちょいで村営頂上宿舎。 ペースをあげて村営白馬岳頂上宿舎へ到着したところでザーっと雨が降り始めた。 今回はテント泊の予定だったのですが、気象状況をみると夜半に前線が通過し翌朝は大雨になる模様。雨天時のテント撤収は面倒くさすぎるので、こんな時は小屋泊まりに変更~♪ 他の宿泊客は少なめで、北海道北見市から来た方と相部屋になった。小屋のスタッフに聞くと、7月中で晴れたのは3日しかなかったそうです。長梅雨め~。 頂上山荘~鑓温泉 翌8月1日は土砂降りに強風。晴れていれば白馬岳頂上で御来光を眺める予定でした。白馬岳山頂は中止して、今日は稜線を辿ってから鑓温泉へと向かいます。 高山植物があちこち咲き乱れている。 富山県側から吹き付ける雨風で、露出した顔面が痛い。雨粒がバシバシバシバシ当たってくる。前後に他の登山者が歩いているはずなのに、視界が悪くて稜線上に自分一人しかいない様な気がしてきます。しまいには自分と同じ高度で雷鳴が轟き始めたため、早足で鑓温泉への分岐を目指した。杓子岳や鑓ヶ岳の山頂はパス。どうせ何も見えない。20年前も同じような悪天候だったので山頂へは行かなかったな。 鑓温泉への分岐を下るとようやく強風が収まった。この辺も晴れていれば絶景なんだろうけど。 下るにつれ、登山道が沢状になってきた。 鑓温泉へと下降を続けていくと、「この先鎖場、ストックはしまいましょう」と書かれた注意書きが現れます。 雨で岩場が非常に滑りやすくなっている。しかもこの辺りの岩場は蛇紋岩(じゃもんがん)と呼ばれる、濡れると非常に滑りやすい岩石で構成されているのでやっかい。一見たいしたことのない岩場・鎖場ですが、実は滑落事故の多発地点。蛇紋岩は尾瀬の至仏山や岩手にある早池峰山でも目にすることが出来ます。 鎖は新品で支点もしっかりしていたので、念のため鎖に手を掛けて通過した方が良いです。滑った時につかまっていなかったらもう手遅れ。小さな滝状になった所で方向転換する箇所があり、「やべえな~」とヒヤヒヤしながら通過しました。雨天時・増水時は要注意。 20年前にここを歩いた時もあった階段。 このちょい上あたりで鑓温泉が見え始めてホッとするのですが、油断して滑りやすい岩場で滑落するケースが多いらしい。私が通過した30分後くらいにも滑落事故が発生していました。途中で追い越したパーティーの中の1人だった模様。 小屋のすぐ上。 小屋の外で食事を作っていると長野県警のヘリがやって来た。どうやらすぐ近くで誰かが滑落したらしく救助隊の隊員を運んできた様です。 ヘリから降りてきた数名の隊員が鑓温泉の上へ登っていき、ヘリが去ったあと20~30分後再び同じヘリが飛来。今度は鑓温泉上部100mほどの遭難現場らしい所でホバリングしています。ヘリが遭難者を収容して去っていきました。 鑓温泉のテント場。 鑓温泉は山の斜面に湧き出ていて、コンクリート製の湯船に掛け流しされています。20年前は入浴せずに通過してしまいましたが今回はこの小屋に泊まるので お風呂に4回も入ってしまった。露天風呂の他、女性専用の内湯もあり。 露天風呂からの眺めは最高ですが、その代わり湯船から立ち上がると下のテン場から丸見え。テント場には以前は無かった足湯が作られていて、 大勢が足を湯にひたしています。ここは猿倉からだと登りに5時間ほど掛けてやっと来られる秘湯で、話のネタにちょうどいい。今回の山行では白馬三山の山頂や稜線の眺めを楽しむ事はできませんでしたが、鑓温泉に入れただけでもよしとしましょう~。 明日歩く予定の登山道が見える。 鑓温泉~猿倉 8月2日早朝の眺め。準備を整えて06:30に下山開始。 鑓温泉直下の雪渓とその後連続して現れる雪渓はスリップに注意。ガスで視界が悪く、まだ雪渓がある事を知らずにアイゼンを外してしまい、また付け直すという事を繰り返してしまった。雪渓が溶けた所は踏み跡が薄いので、視界が悪いと道迷いしそう。小日向のコルを過ぎると、後は下るだけなのでスピードを上げて一気に猿倉へ抜けます。鑓温泉から3時間ほどで猿倉のバス停に到着。お疲れ山~ 今回の山行ルートをReliveで振り返る Relive '2013/07/31 白馬三山縦走'

【北八ヶ岳】子連れで残雪の北横岳に軽アイゼンで挑戦!

2021年3月25日(木)は小4の次女と一緒に北八ヶ岳の北横岳をロープウェイ利用で登ってきました。6本爪の軽アイゼンを装着した残雪期の山歩きです。3月末にもなるとだいぶ雪解けが進み、登山道はところどころ岩がむき出しになり、山頂は地面が露出していました。特に危険箇所もないので初心者とアイゼン歩行の練習をするのにおすすめの山です。

【北八ヶ岳】ロープウェイ山頂駅を起点にしたスノーハイク、白駒池で雪中テント泊

2021年1月6日(水)から一泊二日のテント泊で、北八ヶ岳の白駒池までスノーシューハイクをしてきました。7日の風がとても強い予報だったため、ピークを目指すのではなく、雪の中を歩いてテント泊を楽しむのが今回の目的。

【福島】子連れで登った一切経山から眺める魔女の瞳と吾妻小富士の噴火口は絶景なり~

2023年8月24日(木)、福島と山形の県境に広がる吾妻連峰の東端、一切経山(1,948m)を子連れで登ってきました。磐梯吾妻スカイラインの浄土平に車を止めて約80分で山頂へ到着。砂礫に覆われた広い山頂からは眼下の「魔女の瞳」と呼ばれる五色沼と吾妻小富士の火口がよく見えます。

【ねこ】まずは1週間のお試しで子猫を迎え入れることになりました~

先代のねこしちが亡くなってから9年経ち、そろそろ新しいねこを迎え入れようかと思っていた時に舞い降りてきたのが今回紹介する三毛のこねこ。

【奥秩父】 ススキ原と岩場が見どころの乾徳山 (2031m)

2013年10月17日(木)、山梨の中央線塩山駅が最寄りで、西沢渓谷の手前に位置する乾徳山(けんとくさん)へ単独で行ってきました。前回登ったのは高校2年の秋だから1992年かな?徳和の駐車場に車を止めて山頂まで往復のコースでしたが、山はあまり変わっていませんでした。 今回の山行ルート   徳和バス停そば駐車場(5:50/6:10)-登山口(6:40)-銀晶水(7:10)-錦晶水(8:20)-国師ヶ原(8:25)-月見岩(9:00/9:10)-扇平(9:30)-乾徳山山頂(10:20/10:35)-月見岩(11:20/12:10)-駐車場(13:30) 今回利用した駐車場 通常の登山口から入山し、下山は月見岩から道満尾根を使う予定だったのでこの徳和駐車場を利用した。登山口に近い方にも駐車スペースはあるのでピストンする人はそちらがおすすめ。 徳和集落の駐車場~月見岩 徳和駐車場の道を挟んで反対側に「乾徳公園」があり、そこのトイレで用を済ませて出発。 徳和駐車場に設置されている乾徳山登山ルートについての鳥瞰図。駐車場から山頂まで標高差1,200mの、それなりに登りごたえのある山です。高2の時は登山口から入山し、道満尾根を下山ルートに使った。道満尾根は枯れ葉がふわふわで歩きやすかった記憶があるのでまた歩こうと思ったんですが、月見岩の分岐でミスってしまい来た道をそのまま戻って下山してしまった。残念無念。 てくてく。 駐車スペースを通り過ぎ、林道を登山口に向かって進む。 徳和の駐車場から歩くこと20分ほどで登山口に到着。 早朝で薄暗い杉林の中を登る。自分一人しかいないのかと思ったら実際はそうでもなく、2,3人とすれ違った。前日台風が通過した直後だったものの、登山道の崩壊は特に無し。 登山口から1時間ほどで最初の水場、銀晶水に到着。パイプから水がチョロチョロとしか出ていませんでした。前回来た時もこんな感じだったかな。銀晶水を過ぎると登山道は尾根筋へと上がっていき、明るい乾徳山らしい雰囲気になってきます。 最初の水場、銀晶水の周囲の様子。 急に尾根筋へ出る。 鹿が蹄で地面を掘った跡。 銀晶水からさらに1時間登ると第2の水場、錦晶水に到着。こちらはパイプから結構豊富な水が流れ出ています。 錦晶水のそばには朽ち果てた小屋がある。隙間から覗いてみると白い便器がまだ残っていた。1992年に来た時もこの便所はあったな。 錦晶水から5分くらいで国師ヶ原に到着。 国師ヶ原は明るく開けた場所でこんな感じに乾徳山を眺められる。 次の休憩地点、月見岩を目指す。 道満尾根と避難小屋への分岐点である十字路を通過。 再び登り。 石垣が残っている所は小屋か神社のあった場所。近くに前宮跡の標識があった。 乾徳山は岩場の鎖が出てくるまでこんな感じで歩きやすい。 もうちょいで月見岩。 徳和の駐車場を6時に歩き始めて3時間、09:00に月見岩へ到着。周囲はススキの原で、この岩に登ると見晴らしもいい。台風通過の翌日ということで、富士山がよく見えるはずだと思ってここまできたのに意外と雲が多かった…。富士山はほんのちょっとしか見えませんでした。 富士山の山頂だけ見えた。月見岩で10分ほど休憩し、扇平経由で山頂を目指す。 月見岩~乾徳山山頂 髭剃り岩。 岩場に到達。眺めよし。最初の岩場はホールドもしっかりしている。 ハシゴを上り下りしたり。 岩のエッジが丸くなってきている。 山頂の岩場が見える。 ここが山頂直下の岩場。登り始めは鎖に頼ってしまうので腕力まかせになってしまう。左側のクラックを使えば何とかなりそうですが、自分は最初の岩棚の所まで鎖を使って力任せに登ってしまった。その後は鎖を補助にして、通常の三点支持で登れる。もしこの岩場を登り切る自信が無ければ右横にある迂回路を使って頂上へ行けます。ここで数年前に滑落死亡事故が発生してるので注意。 久しぶりに「うおー」とか言ってしまった。 鎖の支点はこんな感じ。 下を覗くとこんな感じ。岩棚から上はホールドする所や足場が多いので何とかなる。 10:20に乾徳山山頂に到着~。駐車場から休憩込みで4時間でした。 乾徳山山頂は岩がゴロゴロしている。写真↑の「迂回路」を使うと先ほどの鎖場を使わずに山頂へ来れる。ランチはここではなくて、下の月見岩で取ることにした。 始まったばかりの紅葉。 乾徳山山頂~徳和駐車場へ下山 月見岩に下りてきた。今日のランチはうにソース蟹スパゲティで、小瓶の白ワイン、たらばがにの缶詰、オリーブオイルも持ってきた。ワインは瓶のままじゃなくって小さいナルゲンの容器にでも移してくればよかったな。ソースを加熱する時にワインのアルコールは飛ぶだろと思ったけど残っていたらしく、下山中に赤ら顔になってしまった。自分は超下戸です。眺めを楽しんだ後は道満尾根へ進む予定だったが、すっかり忘れてまっすぐ下りてしまった~。アルコールのせいか?しばらく下ってから気づいたので登り返す気力もなくそのまま下山。 錦晶水に戻ってきた。左上に見える小屋が古びた便所。 使われなくなった林道と交差。国土地理院の地形図にはまだ林道の線が記されている。 同じ場所で反対側を見る。 月見岩から1時間ほどで登山口に無事帰還。ガレた場所は無いので下りは超特急でした。登りはほぼ標準コースタイム通りだった。 徳和登山口手前の駐車スペース。そんなに広くはない。登山口から徳和駐車場まで下りは20分ほど。13:30には駐車場へ無事帰還できました。お疲れ山! Reliveでこの山行を振り返る Relive '2013/10/17 Mt. Kentoku roundtrip' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js

【新潟】スノーシューで巻機山山頂を目指したものの、ニセ巻機山で疲れたので撤退

2020年3月8日(日)に新潟の巻機山を目指してスノーシューで登ってきました。高校生の時以来なのでかなり久しぶりです。行動時間が長すぎる山で、ニセ巻機山の頂上でバテてしまったためそこで引き返した山行の記録です。
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