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Saitama
2024-03-28(木)

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ぬぬぬ...お探しのものが見つかりませぬ

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【ねこ】今日の尊き寝顔

我が家にやってきた子猫は次第に新しい環境に慣れてきて、あまり警戒せずに寝るようになってきました。

【群馬・赤城】 最高の登山日和に赤城山周回コース 冬の平日でも結構人がいる

2016年2月18日(木)、パパッと準備して日帰りで楽に登れる雪山へ行こうと思い立ち、赤城山へ。数日前に大雪が降り、その後雨が降って固まった雪面はアイゼンが良く効いて登りやすかった。 今回の山行ルート コース状況:人気のある山なので踏み跡はハッキリしている。道標も完備。ただし、黒檜山山頂近くは携帯電波(au)の入りが悪い。駒ヶ岳の方に来ると電波をつかみやすくなる。 アクセス:赤城山南側の県道16号は冬期閉鎖中。 赤城山の大沼近辺で一番広い駐車場。黒檜山をピストンするだけならもうちょい奥の赤城神社の駐車場などに停めてもいいかも。夏と比べるとガラガラ。 駐車場のトイレ。こんな山の上なのに大沼の北西側、さいたま市立赤城少年自然の家の近くに下水処理場っぽい施設があります。 ワカサギ釣りのテントがチラホラ。いつか氷の穴開けをやってみたい。 岸辺の歩道を歩いてると氷のこすれあう音が響いている、、、ということはまだ薄い部分があって氷が動いているということですかね?おそろしや~ 山には神社が多いですな。大沼周辺のどこかに軍艦赤城の記念碑が建っているはず。 夏にこの橋を渡った時は下にコイが沢山いたけど冬の間のえさはどうしてるんでしょ。 これからも無事に山登りを続けられますように! 黒檜山登山道入口。ここで6本爪の軽アイゼンを装着。天気が良すぎてすでに汗ばんでます。 夏にここから見た景色も良かったけど、冬の景色もなかなかいいですな 確かに岩はあるけどにゃんこの形をしているわけではにゃい。 去年の夏にはこんな標識は無かった、、、ような気が。 アイゼンがよく効いて登りやすい。 分岐のすぐ北側に山頂。さらにその先に見晴らしの良い展望台があります。展望台といっても何か施設があるわけではない。 赤城山は火口にできたカルデラを取り囲んでいるピークの総称で、この黒檜山(くろびさん)が一番高い所(1828m)になります。 夏に子連れで登った時よりも短時間で山頂に到着。山頂の北側にある眺めの良い小ピークが展望台で、そこでランチ。カップヌードル食べた後は昼寝タ~イム。完全に無風なので全く寒くないです。 展望台からの眺め。群馬と新潟の国境沿い、右から武尊山、谷川岳、苗場山など。 赤城山の真北に尾瀬があり、猫耳の燧ヶ岳と左側の至仏山がバッチリ見える。至仏は何度か登ってますが、実は燧ヶ岳に登った事がまだにゃい。 西南西に見えるのは榛名山の向こうの浅間山。 この眺めを堪能しながらのお昼寝です。 黒檜山山頂すぐ南側にある黒檜大神の社。 駒ヶ岳へ向かって下ります。昼過ぎの日差しを浴びて雪がグズグズになってて滑りやすい状態。 南東方面(埼玉の羽生や加須の方向)の眺め。 駒ヶ岳への登り返し。カップルひと組とだけすれ違いました。 黒檜山~駒ヶ岳のこの辺りは雪庇ができるところですが、踏み抜きそうな雪庇は今日は無かった。 駒ヶ岳山頂(1685m)に到着。雪が溶けてビチャビチャなので休憩せずに通過。 駒ヶ岳南側の稜線を辿る。 小ピークを越えた後は広い緩斜面の気持ちよい下り。 赤城山・駒ヶ岳登山口への分岐点。大沼駐車場へ向かって下山します。 アイゼンを着けたままだと非常に下りづらい。外すと今度は溶け始めた雪面でスリップしておっかない。 駒ヶ岳登山口への分岐に到着。昼を過ぎると南斜面の雪はグズグズです。アイゼンを着けっぱなしで階段を下るとアイゼンの爪が曲がりそうでイヤですね。広い範囲で土やガレ場が剝きだしになっているとアイゼンを外し、雪の残っている所に来るとまたアイゼン装着と、着け外しの繰り返しになってしまいます。当然ですがアイゼンを外したまま雪が残った斜面に突っ込むとやはりズルズル滑って危ない...。危険な斜面ではないけど滑ってしりもちをついて尻がびしょ濡れになるのは勘弁。登山口に近い下の方は締まった雪が結構残っていました。温泉には入らずまっすぐ帰還。 追記:冬でも楽に登山口まで車で来られるため初心者も多い山です。ルート上に山名と番号を記した標識(例:黒檜山10)が取り付けられていて、救助要請する場合の現在地特定が簡単になっている。ただし携帯電話の電波の入りが結構悪い(私の携帯はau)ので要注意。 2007年1月に黒檜山山頂からわざと登山道を外れたルートで下ろうとした50代の女性が遭難死しています。(参照: 羽根田治(2008)「ドキュメント滑落遭難」山と渓谷社)黒檜山西斜面の谷筋に入り込んで15mの滝を落下した後ビバーク中に凍死されたそうなので、初心者向けの山だと思って侮らず、非常食やビバーク用の装備は必ず用意しましょう。 今回の山行をReliveで振り返る Relive '2016/02/18 雪の赤城山周回コース' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js

【奥日光】2歳児を背負って登る日光白根山

2013年7月11日(木)、2歳の次女を連れて日光白根山(2,578m)を日帰りで登ってきました。丸沼高原スキー場のロープウェイ利用で往復するコースです。ロープウェイ下りの最終時間が16:30なので遅れないように注意。さいたまから車で行く場合、関越道経由でも日光経由でも所要時間はほぼ同じ2時間半~3時間。我々は東北道を使い、日光経由で丸沼高原スキー場へ向かいました。 今回の山行ルート 日光白根山ロープウェイ山麓駅(8:30)-山頂駅(8:40/8:50)-白根山山頂(11:45/12:30)-弥陀ヶ池(13:20/13:30)-山頂駅(14:55)→下山 ロープウェイ山頂駅~日光白根山山頂 ロープウェイの運行開始時間が08:00なので、8時ちょい過ぎに丸沼高原スキー場前の駐車場に到着。平日なので駐車場は空いていた。山頂駅周辺は観光客向けで足湯もある。鹿除けの柵を通過してしばらくは平坦な道が続く。 新しい道標が立っていた。 次第に登山道になる。ロープウェイが出来る前は荒廃していたらしい。 七色平の辺りを過ぎると次第に傾斜がきつくなる。 森林限界を越えて視界が開けると山頂まであともうちょい。 2時間以上背負ったままで流石に疲れてきた。 ロープウェイ山頂駅が小さく見える。登頂後は北側の斜面を下って山頂駅へ戻る予定です。 ここまで来ればあともうちょい。 噴火口跡。日光白根山は1649年に噴火したことのある活火山なんですよね。 [11:45]ロープウェイ山頂駅から3時間ほどで日光白根山山頂に到着。 使っているザックは、ドイターのキッドコンフォートIIで、荷室の容量は18リットル。レインカバーもあります。 雲が多いのでアレですけど、眺めよし。関東地方最高峰からの眺望です。 五色沼をちゃんと見なかった。 この辺も良いランチスポット。 バランス~。割と風が強いので子供用のゴアテックスの雨具を着せています。登山靴はサイズの合うものが無いため、今のところプリキュアの靴を履いてます。 子連れ登山でしかも子供を背負って登る場合、あまり重い荷物を持てないので今日の昼食は菓子パンです。替えのオムツがかさばるのでコッヘルやバーナーなどは持てませんでした。山頂でおむつ交換をする人はなかなか見ないな(笑) 山頂北側から下山 [12:30]日光白根山(2578m)の標識がある南側のピークを出発。北側の斜面を下る場合は、北側のピークに登り返してから下山します。 さっきまでいた南側のピークの標識を振り返ったところ。 日光白根山の北側の眺め。ここから約1時間で下に見える弥陀ヶ池へ下ります。 ガレた急斜面をしばらく下る。中央右寄り奥にロープウェイ山頂駅が見える。 山頂方面を振り返ったところ。浮石が多いのでずっこけない様に注意。神経すり減るので結構疲れますよ。 [13:20]弥陀ヶ池に到着。急な下りをずっと子供を背負ったまま歩いたので足が痛い。池に着いたけど何するの?と次女に聞くと手に持っていた葉っぱを渡され、「お船を浮かべて!」との指令が!葉っぱの船を浮かべると風に吹かれて流されていきました。 ↑矢印の所まで戻り、さらに樹林帯の中の下りがしばらく続く。 電気柵で囲まれた七色平。森の中に突如現れるお花畑、、、のはずが花は少なかった。 内部がかなり荒廃した避難小屋の前を通過し、鹿除けゲートまで無事帰還。弥陀ヶ池から山頂駅まで約1時間半でした。 標高2,000mにある神社。元々は白根山山頂に祀られていた白根山神社がはじまりで、祭神は二荒山神社と同じ大己貴命(大国主命)。山頂の社が倒壊したままになっていたものを、2003年に二荒山神社がこの場所に再建したそうです。 下山後のお楽しみはこれ(笑) [14:55]ロープウェイ下り最終時間の16:30に遅れる事なく、15時前には乗ることが出来ました。乗り遅れる可能性について結構本気で心配していましたが、何とかなりましたね。お疲れ山~。 今回の山行ルートをReliveで振り返る Relive '2013/07/11 日光白根山' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js

【奥秩父】 ススキ原と岩場が見どころの乾徳山 (2031m)

2013年10月17日(木)、山梨の中央線塩山駅が最寄りで、西沢渓谷の手前に位置する乾徳山(けんとくさん)へ単独で行ってきました。前回登ったのは高校2年の秋だから1992年かな?徳和の駐車場に車を止めて山頂まで往復のコースでしたが、山はあまり変わっていませんでした。 今回の山行ルート   徳和バス停そば駐車場(5:50/6:10)-登山口(6:40)-銀晶水(7:10)-錦晶水(8:20)-国師ヶ原(8:25)-月見岩(9:00/9:10)-扇平(9:30)-乾徳山山頂(10:20/10:35)-月見岩(11:20/12:10)-駐車場(13:30) 今回利用した駐車場 通常の登山口から入山し、下山は月見岩から道満尾根を使う予定だったのでこの徳和駐車場を利用した。登山口に近い方にも駐車スペースはあるのでピストンする人はそちらがおすすめ。 徳和集落の駐車場~月見岩 徳和駐車場の道を挟んで反対側に「乾徳公園」があり、そこのトイレで用を済ませて出発。 徳和駐車場に設置されている乾徳山登山ルートについての鳥瞰図。駐車場から山頂まで標高差1,200mの、それなりに登りごたえのある山です。高2の時は登山口から入山し、道満尾根を下山ルートに使った。道満尾根は枯れ葉がふわふわで歩きやすかった記憶があるのでまた歩こうと思ったんですが、月見岩の分岐でミスってしまい来た道をそのまま戻って下山してしまった。残念無念。 てくてく。 駐車スペースを通り過ぎ、林道を登山口に向かって進む。 徳和の駐車場から歩くこと20分ほどで登山口に到着。 早朝で薄暗い杉林の中を登る。自分一人しかいないのかと思ったら実際はそうでもなく、2,3人とすれ違った。前日台風が通過した直後だったものの、登山道の崩壊は特に無し。 登山口から1時間ほどで最初の水場、銀晶水に到着。パイプから水がチョロチョロとしか出ていませんでした。前回来た時もこんな感じだったかな。銀晶水を過ぎると登山道は尾根筋へと上がっていき、明るい乾徳山らしい雰囲気になってきます。 最初の水場、銀晶水の周囲の様子。 急に尾根筋へ出る。 鹿が蹄で地面を掘った跡。 銀晶水からさらに1時間登ると第2の水場、錦晶水に到着。こちらはパイプから結構豊富な水が流れ出ています。 錦晶水のそばには朽ち果てた小屋がある。隙間から覗いてみると白い便器がまだ残っていた。1992年に来た時もこの便所はあったな。 錦晶水から5分くらいで国師ヶ原に到着。 国師ヶ原は明るく開けた場所でこんな感じに乾徳山を眺められる。 次の休憩地点、月見岩を目指す。 道満尾根と避難小屋への分岐点である十字路を通過。 再び登り。 石垣が残っている所は小屋か神社のあった場所。近くに前宮跡の標識があった。 乾徳山は岩場の鎖が出てくるまでこんな感じで歩きやすい。 もうちょいで月見岩。 徳和の駐車場を6時に歩き始めて3時間、09:00に月見岩へ到着。周囲はススキの原で、この岩に登ると見晴らしもいい。台風通過の翌日ということで、富士山がよく見えるはずだと思ってここまできたのに意外と雲が多かった…。富士山はほんのちょっとしか見えませんでした。 富士山の山頂だけ見えた。月見岩で10分ほど休憩し、扇平経由で山頂を目指す。 月見岩~乾徳山山頂 髭剃り岩。 岩場に到達。眺めよし。最初の岩場はホールドもしっかりしている。 ハシゴを上り下りしたり。 岩のエッジが丸くなってきている。 山頂の岩場が見える。 ここが山頂直下の岩場。登り始めは鎖に頼ってしまうので腕力まかせになってしまう。左側のクラックを使えば何とかなりそうですが、自分は最初の岩棚の所まで鎖を使って力任せに登ってしまった。その後は鎖を補助にして、通常の三点支持で登れる。もしこの岩場を登り切る自信が無ければ右横にある迂回路を使って頂上へ行けます。ここで数年前に滑落死亡事故が発生してるので注意。 久しぶりに「うおー」とか言ってしまった。 鎖の支点はこんな感じ。 下を覗くとこんな感じ。岩棚から上はホールドする所や足場が多いので何とかなる。 10:20に乾徳山山頂に到着~。駐車場から休憩込みで4時間でした。 乾徳山山頂は岩がゴロゴロしている。写真↑の「迂回路」を使うと先ほどの鎖場を使わずに山頂へ来れる。ランチはここではなくて、下の月見岩で取ることにした。 始まったばかりの紅葉。 乾徳山山頂~徳和駐車場へ下山 月見岩に下りてきた。今日のランチはうにソース蟹スパゲティで、小瓶の白ワイン、たらばがにの缶詰、オリーブオイルも持ってきた。ワインは瓶のままじゃなくって小さいナルゲンの容器にでも移してくればよかったな。ソースを加熱する時にワインのアルコールは飛ぶだろと思ったけど残っていたらしく、下山中に赤ら顔になってしまった。自分は超下戸です。眺めを楽しんだ後は道満尾根へ進む予定だったが、すっかり忘れてまっすぐ下りてしまった~。アルコールのせいか?しばらく下ってから気づいたので登り返す気力もなくそのまま下山。 錦晶水に戻ってきた。左上に見える小屋が古びた便所。 使われなくなった林道と交差。国土地理院の地形図にはまだ林道の線が記されている。 同じ場所で反対側を見る。 月見岩から1時間ほどで登山口に無事帰還。ガレた場所は無いので下りは超特急でした。登りはほぼ標準コースタイム通りだった。 徳和登山口手前の駐車スペース。そんなに広くはない。登山口から徳和駐車場まで下りは20分ほど。13:30には駐車場へ無事帰還できました。お疲れ山! Reliveでこの山行を振り返る Relive '2013/10/17 Mt. Kentoku roundtrip' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js

【北アルプス】白馬三山縦走

2013年7月31日(水)から二泊三日の予定で白馬三山を縦走してきたのでその記録です。20年ぶりの白馬だったので楽しみにしていたものの、梅雨前線が居座っていて天気はイマイチでした。 今回の山行ルート 7月31日:大宮駅(06:50)→長野新幹線→長野駅(08:05/08:20)→特急バス→白馬駅(09:25/0935)→猿倉(10:05/10:30)→白馬尻(11:30/11:45)→葱平(13:55/14:05)→白馬頂上宿舎(15:45)8月1日:白馬頂上宿舎(07:30)→杓子岳トラバース(08:15)→鑓ヶ岳(09:15)→鑓温泉分岐(09:25)→鑓温泉(12:30)8月2日:鑓温泉(06:30)→小日向のコル(08:00)→猿倉(09:35/10:10)→白馬駅(10:37/10:45)→長野駅(11:50/1209)→大宮駅(13:26) 長野駅から白馬駅行きの特急バス始発が8:20なので、それに合わせて大宮駅を長野新幹線で6:50に出発。登山口の猿倉に着いたのが10:05。大宮から3時間で着けるのがすごい。午後から雨予報なのでなるはやで大雪渓へ向かった。 猿倉~大雪渓~白馬頂上宿舎 猿倉で登山道の状況をチェック。遭対協の方によると鑓温泉周辺で滑落事故が多発しているので注意してほしいとのこと。どうやらこの日に大雪渓を通過する予定の最後の登山者が私らしい。 鑓温泉への分岐。白馬三山を周回型で縦走して、鑓温泉から下山してくるとここに出てくる。 白馬尻への林道歩きは約1時間。小蓮華の方が見える。 白馬尻小屋に到着。雪渓を見に来た大勢の観光客が小屋前のベンチで景色を楽しんでいる。ここから少し歩いた雪渓の上で6本爪の軽アイゼンを装着。 落石に注意しながら出発~。自分の前後に誰も登っている人がいない...。週末で晴れていればもっと人が多いかな。 猿倉で聞いたとおりクレバスが2ヶ所あり、巻道をたどる。 三合尾根の方から落石が続いているので休憩せずに葱平を目指します。 ガコーンザザザーと落石の音が響き続けている。 雪渓の登りは涼しいので助かります。上の方から下山してくるパーティー数組とすれ違いましたが、私の後から登ってくる人は誰もいない。ひとけの無い雪渓の登りは何となく不安になる。 すごく涼しい。 サクサク登って葱平(ねぶかっぴら)の岩室跡に到着。落石の直撃を受けそうに無いところで久しぶりにザックをおろして休憩。だいぶ登ってきた。 この辺でようやく先行パーティーに追いついた。 避難小屋を過ぎると小雪渓の急斜面をトラバースします。念のため再度アイゼンを装着していると、上の方から降りてきた山小屋関係者?がトラバース道にスコップでステップを切り始めてくれました。助かりま~す。 小雪渓を過ぎるとあとはお花畑の中を山小屋まで登るだけですが、次第にガスが濃くなり今にも雨が降りそう。 もうちょいで村営頂上宿舎。 ペースをあげて村営白馬岳頂上宿舎へ到着したところでザーっと雨が降り始めた。 今回はテント泊の予定だったのですが、気象状況をみると夜半に前線が通過し翌朝は大雨になる模様。雨天時のテント撤収は面倒くさすぎるので、こんな時は小屋泊まりに変更~♪ 他の宿泊客は少なめで、北海道北見市から来た方と相部屋になった。小屋のスタッフに聞くと、7月中で晴れたのは3日しかなかったそうです。長梅雨め~。 頂上山荘~鑓温泉 翌8月1日は土砂降りに強風。晴れていれば白馬岳頂上で御来光を眺める予定でした。白馬岳山頂は中止して、今日は稜線を辿ってから鑓温泉へと向かいます。 高山植物があちこち咲き乱れている。 富山県側から吹き付ける雨風で、露出した顔面が痛い。雨粒がバシバシバシバシ当たってくる。前後に他の登山者が歩いているはずなのに、視界が悪くて稜線上に自分一人しかいない様な気がしてきます。しまいには自分と同じ高度で雷鳴が轟き始めたため、早足で鑓温泉への分岐を目指した。杓子岳や鑓ヶ岳の山頂はパス。どうせ何も見えない。20年前も同じような悪天候だったので山頂へは行かなかったな。 鑓温泉への分岐を下るとようやく強風が収まった。この辺も晴れていれば絶景なんだろうけど。 下るにつれ、登山道が沢状になってきた。 鑓温泉へと下降を続けていくと、「この先鎖場、ストックはしまいましょう」と書かれた注意書きが現れます。 雨で岩場が非常に滑りやすくなっている。しかもこの辺りの岩場は蛇紋岩(じゃもんがん)と呼ばれる、濡れると非常に滑りやすい岩石で構成されているのでやっかい。一見たいしたことのない岩場・鎖場ですが、実は滑落事故の多発地点。蛇紋岩は尾瀬の至仏山や岩手にある早池峰山でも目にすることが出来ます。 鎖は新品で支点もしっかりしていたので、念のため鎖に手を掛けて通過した方が良いです。滑った時につかまっていなかったらもう手遅れ。小さな滝状になった所で方向転換する箇所があり、「やべえな~」とヒヤヒヤしながら通過しました。雨天時・増水時は要注意。 20年前にここを歩いた時もあった階段。 このちょい上あたりで鑓温泉が見え始めてホッとするのですが、油断して滑りやすい岩場で滑落するケースが多いらしい。私が通過した30分後くらいにも滑落事故が発生していました。途中で追い越したパーティーの中の1人だった模様。 小屋のすぐ上。 小屋の外で食事を作っていると長野県警のヘリがやって来た。どうやらすぐ近くで誰かが滑落したらしく救助隊の隊員を運んできた様です。 ヘリから降りてきた数名の隊員が鑓温泉の上へ登っていき、ヘリが去ったあと20~30分後再び同じヘリが飛来。今度は鑓温泉上部100mほどの遭難現場らしい所でホバリングしています。ヘリが遭難者を収容して去っていきました。 鑓温泉のテント場。 鑓温泉は山の斜面に湧き出ていて、コンクリート製の湯船に掛け流しされています。20年前は入浴せずに通過してしまいましたが今回はこの小屋に泊まるので お風呂に4回も入ってしまった。露天風呂の他、女性専用の内湯もあり。 露天風呂からの眺めは最高ですが、その代わり湯船から立ち上がると下のテン場から丸見え。テント場には以前は無かった足湯が作られていて、 大勢が足を湯にひたしています。ここは猿倉からだと登りに5時間ほど掛けてやっと来られる秘湯で、話のネタにちょうどいい。今回の山行では白馬三山の山頂や稜線の眺めを楽しむ事はできませんでしたが、鑓温泉に入れただけでもよしとしましょう~。 明日歩く予定の登山道が見える。 鑓温泉~猿倉 8月2日早朝の眺め。準備を整えて06:30に下山開始。 鑓温泉直下の雪渓とその後連続して現れる雪渓はスリップに注意。ガスで視界が悪く、まだ雪渓がある事を知らずにアイゼンを外してしまい、また付け直すという事を繰り返してしまった。雪渓が溶けた所は踏み跡が薄いので、視界が悪いと道迷いしそう。小日向のコルを過ぎると、後は下るだけなのでスピードを上げて一気に猿倉へ抜けます。鑓温泉から3時間ほどで猿倉のバス停に到着。お疲れ山~ 今回の山行ルートをReliveで振り返る Relive '2013/07/31 白馬三山縦走'

【北アルプス南部】 子連れで西穂高岳独標手前の丸山を目指したものの、すぐ手前で引き返した

新穂高ロープウェイを利用し、西穂山荘から丸山(2,452m)のすぐ手前まで子供を2人連れて歩いてきた記録。

【山梨】上日川峠から大菩薩をぐるっと周回する初心者コースは眺め良し

2021年7月22日(木)、この日は全国的に快晴で、どの山へ言っても最高のお天気っぽい日でした。そんなにキツくなく遠すぎない山で眺めが良くてまだ登ったことの無い所は...大菩薩だ!ということで夏休み中の長女と二人で初心者向けのコースをグルっと周回してきました。

【霧ヶ峰・車山】初冬の澄んだ青空の下、静かな枯れた草原を周回

2020年11月13日(金)、家族で長野県にある霧ヶ峰をぐるっと周るコースを歩いてきました。車山肩の駐車場から車山(1.925m)へ登り、蝶々深山、物見岩、八島ヶ原湿原をめぐるコースです。冬枯れの草原は眺めが最高で、他の登山客ともほとんど出会いませんでした。
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