15.6 C
Saitama
2024-03-29(金)

Ooops... Error 404
ぬぬぬ...お探しのものが見つかりませぬ

Sorry, but the page you are looking for doesn't exist.

【北アルプス】 唐松岳~五竜岳、テント泊縦走

絶景な稜線歩きを楽しめる唐松岳~五竜岳を一泊二日のテント泊で歩いてきました。このルートは登りも下りもスキー場のリフトを利用できるので楽チンでよろしいです。一気に五竜山荘のテン場まで行ってしまいましたが、唐松岳頂上山荘のテン場も五竜に負けず劣らずの展望を楽しめます。

【八ヶ岳】 赤岳登頂後、硫黄岳まで縦走する予定だったが、悪天候のため下山

天気が良ければ赤岳、横岳、硫黄岳を縦走して美濃戸口に戻る予定だったが、暴風雨のため下山。

【尾瀬】期間限定で入山できる残雪期の至仏山を子連れで挑戦してみた

2019年4月28日(日)、残雪期の至仏山を子連れで登ってきた記録です。真っ青な空の下、絶好の登山日和に至仏山山頂に立つと、眼下に広がる真っ白な尾瀬ヶ原や周囲の山々を360度見渡せる絶景を拝めました。

【福島】尾瀬の東側、山上の湿原が広がる田代山、名峰を拝める帝釈山

2020年9月13日(日)、今のところ会津側からしかアクセスできない田代山の高層湿原の眺めをソロで楽しんできました。ついでに帝釈山まで足を伸ばし、雨に降られながら下山した山行記録です。

【奥日光】湯元温泉から金精の森コースをスノーシューで周回

一人で奥日光の湯元温泉のさらに奥にある金精沢沿いにあるスノーシュー用のコースをぐるっと回って歩いてきました。ついでに日光湯元温泉を楽しめる良い場所です。このコースは栃木と群馬の県境にある金精峠(こんせいとうげ、標高2,024m)を通る金精道路の下にあります。道路が冬季閉鎖されている間は道路を辿って眺めを楽しんだ後、金精沢に沿って湯本温泉へ下山するコースも取れます。

【北八ヶ岳】マイナス20℃の雪の中で過ごすことにした正月休み、仕上げは天狗岳からの絶景

2018年1月2日、この正月は去年に引き続き北八ツで過ごす事に決め、天狗岳(2646m)も登ることにしました。北八ヶ岳ロープウェイから入山し、麦草ヒュッテと黒百合ヒュッテに宿泊して北八ツの山を縦走するコースです。 今回の山行ルート GPS機器の電源をずっと入れっぱなしにしていたら3日の夜に電池が切れてしまい、1月4日の天狗岳登頂~下山のデータがありません。氷点下ではバッテリーがすぐに使えなくなるのでスマホのGPSの記録も取っていませんでした。 今回の山行に掛かった費用 JR湘南新宿ライン JR浦和駅~新宿駅 400円 JR中央線特急 新宿駅~中央線茅野駅 3,410円(特急運賃)     2,240円(指定席) アルピコ交通バス 茅野駅~北八ヶ岳ロープウェイ 1,300円(片道) ロープウェイ 山麓駅~山頂駅 1,000円(片道) 山小屋宿泊 麦草ヒュッテ 8,000円(一泊二食・相部屋) 山小屋宿泊 黒百合ヒュッテ 9,500円(一泊二食・相部屋・暖房費込み) 日帰り温泉 渋の湯 1,000円 アルピコ交通バス 渋の湯~茅野駅 1,200円(片道) JR中央線特急 茅野駅~新宿駅 3,410円(特急運賃)     2,240円(指定席) JR湘南新宿ライン 新宿駅~浦和駅 400円 交通費は往復で計15,600円、宿泊費は麦草ヒュッテが8,000円で黒百合ヒュッテが8,800円でした。麦草ヒュッテの冬季暖房費500円はモンベル割引500円で相殺。黒百合ヒュッテの暖房費は700円で計9,500円、モンベルメンバーカードを見せるとコーヒーなどドリンク一杯無料です。 交通手段についてですが、渋の湯までバスが運行している年末年始や週末であれば電車とバスを使った方が楽でいいです。ちなみにバスが運行していない平日に、渋の湯から茅野駅までタクシーを使うと7,400円程度かかります。そして今回のように正月明けの上り特急列車を使う場合、指定席を確保しておかないと混雑のため荷物を持ったまま新宿まで立ちっぱなしの刑になりますので、登山計画も含めてしっかり交通手段の計画も立てておきましょう。 北八ヶ岳ロープウェイ~縞枯山 11:50、ロープウェイを降りるといつものキツツキがお出迎えしてくれる所。この辺のベンチでさっさとアイゼンを装着。心なしかキツツキの塗装がキレイになったような気がする。 2017年の年末は低気圧が来ていましたが、今日は絶好の山日和。まず縞枯山荘の方へ向かって歩きます。 平坦な道を10分ほどで三角屋根が目印の縞枯山荘に到着。 休憩せずにそのまま通過。ストーブの薪が燃えるいい香りがする。今度子連れで冬に泊まってみたい。 縞枯山荘 【公式ウェブサイト】http://www.lcv.ne.jp/~simagare/ ではまず縞枯山(2,403m)を登ります。3回目かな。 縞枯山・茶臼山への入口は登山道が交差する十字路。 雨池峠から150mも登ればすぐに縞枯山山頂に到着。山頂よりも少し南側の茶臼山寄りの展望台に行くと眺めが良いです。 縞枯山山頂付近。 ちょっと南に折れると見晴らしのいい展望台。展望台といっても別に何か施設があるわけではない。 縞枯山~茶臼山 ここから一旦高度を下げて、向こうに見える茶臼山へ登り返します。奥の方に双耳峰である天狗岳が見えます。 雪が無ければ岩がゴロゴロしているはずの斜面を気持ちよく下る。 下りきるとそこが縞枯山と茶臼山の鞍部。西へ下るトレースは五辻の分岐に向かうるルート。縞枯だけ登って茶臼へ向かわず、五辻へ下ってロープウェイに戻る人もそれなりにいるかも。 茶臼山に登頂するも山頂はさほど眺めが良くないので、少し西側の展望台に行く。 風強し。1月2日と3日は強風で天候も不安定だが、天狗岳に登る4日は風も弱まるはず。 茶臼山~麦草ヒュッテ 茶臼山から大石峠経由で麦草峠へ向かう。さすが正月休み中だけあって、幅1mの踏み跡がばっちり残っていて非常に歩きやすい。 茶臼山を150mほど下ると南東にある少しなだらかなところに出る。 中小場の広場で小休止。下ってきた茶臼山を振り返る。 さらに100mほど下ると大石峠に到着。国道299号、通称メルヘン街道の車道ができるまで茅野と佐久穂を結んでいた峠道。佐久穂町に大石という地区があるのでその辺か。 ちょっと歩くと冬季閉鎖中のメルヘン街道に到着。ここから佐久側へ600m行った所に国道299号線の最高地点(標高2,127m)がある。 反対側の茅野方面。麦草ヒュッテの宿泊者は希望すればゲートまでスノーモービルで迎えに来てくれるそうです。昔は借りたクロスカントリースキーを履いてメルヘン街道の茅野側のゲートまで下山する事が出来たはずだが、今はもうやってないかな?。90年代半ば。スキー板を回収する箱がゲートのそばにあったような記憶がかすかにある。 麦草ヒュッテ@14:30。2時間40分ほどで到着。 麦草ヒュッテ前の様子。1月だとまだ雪が少ない。 1月2日はここで宿泊します。雪の時期は小屋の中に入る前にアイゼン、スパッツを外し、ザックなど装備についた雪をブラシで払っておきましょ~。雪が付いたまま温かい室内に入ると装備や床が濡れます。 今夜の夕食。この夜は大部屋に泊まった。窓に近いと寒いのでストーブに近いほうがいいですよとスタッフの方に言われてそうしたけど、自分は暑がりなので窓際でもOKでした。ストーブの側だと暑すぎて何度も目が覚めた。 麦草ヒュッテ入口の土間にあるストーブ。個室のこたつでぬくぬく出来ない大部屋泊の人はだいたいここへ。 昔はレンタル用のクロスカントリースキーがズラッと並んでいたけど今はスノーシューに押され気味。北八ツのクロカンスキーのコースも案内板が少なくなったようだ。 麦草ヒュッテ【公式サイト】http://www.mugikusa.com/ 1月3日の記録は次のページへ。 2018年1月3日(水) この日は麦草ヒュッテから高見石を経由して黒百合ヒュッテへ向かう。 1月3日の朝食。ここはスノーモービルや車で物資補給できるのでご飯がうまい。 麦草ヒュッテ~白駒池~高見石 08:00、小屋の人に挨拶して出発。麦草ヒュッテと茶臼山を振り返りつつ白駒池へ向かう。 木道が見えるほど。しかし2月になればもっと雪が深くなるはず。 高見石への登りに入るまでは踏み抜き防止にワカン装着中。せっかく持ってきたなら使わんと...。 白駒池入口の駐車場に到着。この車道側へ出てこなくても白駒池へ行けるが、ちょっと様子を見に来た。 雪に埋もれた苔の森。 白駒池畔へ直進するルートと、右折して高見石へそのまま登るルートへの十字路。ここから高見石に向かうルートは運搬車やクロスカントリースキーでも登降できるほどの幅と傾斜。今回は直進して白駒荘経由で行きま~す。左折するとテント場もある青苔荘。 凍りついた白駒池に到着。冬にしか来たことがないのでこの真っ白な白駒池しか見たことがない。紅葉の季節は人が多いでしょうね。 パウダースノーを除けてみると分厚い氷が。昔はこの雪を除けてスケートリンクにしていたそうです。 白駒池のほとりに立つのが白駒荘。ほんの3日前の2017年12月31日大晦日の未明、まさかの火災で新館と浴室棟が焼け落ちてしまった。出火当時は無人だったので怪我人は無し。凍結した池の氷を割って消火活動をおこなったそうです。 白駒荘 【公式サイト】http://yachiho-montblanc.com/ 2018年10月2日から同じ場所に再建された新館が営業を再開しています。紅葉の時期は錦秋の白駒池を小屋の中から拝められる絶景スポット。燃えなかった旧館の前を通り、高見石への登りに入るのでワカンを外してアイゼンに付け替え。白駒荘の横から高見石に至るコースは若干急です。 樹林帯の中を登りきると高見石小屋前の広場に出る。10:00ちょうど。麦草ヒュッテから2時間ほど。 高見石小屋前のテント場。昨晩誰かがテント泊した跡。 とりあえず高見石にも登頂。高校2年生の時も冬に高見石に登ったことがある。 これから登る中山(2,496m)方面。その前に小屋の中で休憩しま~す。 ザックは外に置いといて、アイゼンを外して小屋の中へ。あったけぇ・・・ 登山雑誌か何かで目にした、高見石小屋名物らしき揚げパンとホットココアのセット。人に作ってもらった軽食を寒い山の中で食べられるだけで幸せなんですよ。 高見石小屋 【公式サイト】https://www.yatsu-akadake.com/ 30分ほど休憩し、中山経由で黒百合ヒュッテを目指します。 踏み跡はバッチリ。 凍りついた針葉樹林の中を登る。 標高を上げるにつれ、さらに寒そうな景色に。 さらに真っ白け。 もうちょい進むと視界が開ける。 だいぶ上の方に来た。 樹林帯を抜けると突然強風にさらされる。ぶべべべべべ 中央奥に見える富士山型の山が蓼科山(2,530m)。 北西に見える霧ヶ峰の車山(くるまやま)。 立派なエビの尻尾。 ボケてるけど中山展望台に到着。吹きさらしの岩場で、踏み跡が消えている。ちょっと行き過ぎて5分迷った後、この道標が示す中山山頂へのルートに復帰。エビの尻尾が付いた道標は真っ白にカモフラージュしているので、見る角度によっては見落とすことがある。 中山山頂に到着。さっきの展望台と違って樹林帯の中で展望なし。もうちょいで黒百合平。 ちょっと開けた場所に出たので東西の天狗岳と奥に硫黄岳が見えた。中山峠へ向かって高度を下げる。 一番好きなタイプの山道。青空と白く輝く樹氷と静寂。立ち止まると自分の呼吸と心音しか聞こえない。 物音一つしない。 天狗岳が近づいてきた。よーく見ると登山者が登り降りしているのがゴマ粒のように見える。 東南東方面、奥秩父の山。 標高2,410mの中山峠まで下ってきた。この標識の向こう側の東斜面に下るとしらびそ小屋で、南に向かうと天狗岳。今日はここからすぐの黒百合ヒュッテに宿泊。 5分ちょいくらい歩くと黒百合ヒュッテとテント場が見えてくる。標高2,400m。 正月の黒百合ヒュッテに到着@13:05。麦草ヒュッテから休憩込みで5時間。中へ入る前にザックなどに付着した雪を落とし、アイゼンも外す。 黒百合ヒュッテ 【公式サイト】http://www.kuroyurihyutte.com/ とりあえず宿泊の受付を済ませ、ザックを棚に置いたら休憩~。ついついかりんとうをボリボリ貪り食ってしまってやばい。 腹減ってしょうがなかったのでラーメン頼んだ。 本棚から山関係の古い書籍を読み漁ったり、続々とやってくる他の宿泊者とお話しているうちに夕食の時間。伊達巻や黒豆が正月っぽい(笑)。就寝時間が近づくと、小屋のスタッフが各人の寝床を案内してくれます。名前を呼ばれて布団が指定される。大晦日ほどではないんだろうけど、結構混んでいたので耳栓は必須でした。今にも死にそうないびきをかく人が隣にいた。 1月4日の記録は次のページ。 2018年1月4日(木)、快晴で風も弱くなったので天狗岳山頂を狙うのに絶好の天候。 朝食にみかんが付いてきてマンモスうれぴー! 黒百合ヒュッテから天狗岳ピストン 日の出ばんじゃーい。真東よりちょい南のさいたま市方面から日が昇っているはず。天狗岳ピストンは山頂アタック用の軽装備で行きます。7時頃出発。 東天狗の岩場の下辺りから見た西天狗。昨日の雪煙がすごかった風の強さが今日は嘘のように収まった。 特に困難な事も無く、東天狗岳山頂(2,640m)に到着。 左奥から、蓼科山、縞枯山、茶臼山、高見石の上の中山。 一旦下ってから西天狗岳(2,646m)へ向かいます。 こっちは東天狗の山頂から根石岳経由で硫黄岳方面へ向かうルート。今日はまだ誰も通っていないはずだけど踏み跡が消えずに若干残っている。 斜面に付いたトラバースを進んだ先の岩場、根石岳山頂付近で2017年年末に遭難死亡事故がありましたね。 西天狗岳の山頂へ登り返しているところ。 西天狗岳山頂手前から東天狗を振り返って見た所。 西天狗岳山頂の三角点に到着。ほぼ無風。 他の登山者も続々とやってくる。 西天狗から、硫黄岳や赤岳を背景に。  快晴で絶景なり。左から赤岳、真ん中の中岳、阿弥陀、奥に見える南アルプス。今日山に来れた人はラッキーでしたね。 しばし360度の景観を楽しんだ後、黒百合ヒュッテに戻ります。 東天狗の山頂へは戻らずに、斜面をトラバースする。 天狗の奥庭へ降りてきた。奥のピークが先程までいた西天狗。この天狗の奥庭~天狗岳間は岩だらけで迷いやすいので注意。視界が悪いときは入り込まない方がいいでしょう。 右のピークが西天狗岳で左の出っ張りが東天狗岳山頂手前の岩場。 東天狗から天狗の奥庭へ下るには、右側に写っている岩場をおりる。 すりばち池のあたりに到着。この辺りは岩だらけで踏み跡も消えており、コンパスを確認しながら歩く。 すりばち池の北側、黒百合ヒュッテの上の辺りから眺める天狗岳。 無事黒百合ヒュッテに戻ってきた。 荷物をパッキングし直し、下山する前に黒百合ヒュッテで昼食。 ついでにコーヒー。 黒百合ヒュッテ~渋温泉間はいつ通っても踏み跡がばっちりで歩きやすい。 八方台分岐のあたりで渋温泉方面へ分かれる。 特に面白い事のない樹林帯の斜面をしばらく下ると渋の湯登山口の橋に到着~。 登山届ポストのある登山指導所小屋に張り出されていた八ヶ岳の山岳遭難発生場所。 やはり横岳のアイスクライミング中の事故が一番多い。 バスが来るまで1時間ほどあるので、渋の湯で汗を流しておく。入浴料は大人1,000円。ここは冬にしか来たことがありませんが、入口ロビーから日帰り入浴客用の湯舟・脱衣所まで暖房無しの冷え切った建物なのであっという間に湯冷めします。あまり愛想がいいとは言えない宿の人が暖かそうなガラスの向こう側にいるのを眺めながら冷たいロビーのソファでバスを待ちたいマゾな人にはおすすめ(笑)。宿泊客用の風呂は別にあり、そっちはなかなか良いらしい。泊まったことないけど。ここが嫌なら1.8km下ったところにある「渋・辰野館」の方が良いかも。こちらは入浴料大人1,650円。 Reliveで今回の山行をふりかえる Relive '2018/01/02 正月山行は北八ヶ岳を天狗まで' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js

【東北・福島】 子連れで安達太良山ピストン

2014年8月21日(木)、久しぶりに長女(小1)を連れての山登り。子供を背負って登るためのザック(ドイター・キッドコンフォート)の荷重限界(22kg)を超えてしまったので、今回は全行程を歩かせてみます。 今回の山行ルート あだたら高原スキー場山麓駅(8:50)-山頂駅(9:00)- 表登山口分岐(9:30)-山頂(10:45/11:45)-山頂駅(12:50)-駐車場(13:00) 安達太良山はロープウェイを使うと3~4時間で帰って来れる初心者向けの山で、天気が良ければ子連れにもおすすめ。安達太良はだいたいいつも風が強いので、ロープウェイが運休するような日は子連れで行かないようにしておきましょう。 登山口~安達太良山山頂 [8:50]安達太良高原スキー場の無料駐車場で準備を整えて出発。ロープウェイは8:30から動いています。ロープウェイ駅と山頂の往復コースの場合、標準コースタイムで片道1時間半。夏休み中ということで今日はたくさんの親子連れを見かけました。 ロープウェイ山頂を降りるとしばらくは木道歩き。今日は調子が良かったので表登山口分岐まで一気に通過。ザックを下ろして小休止後、1時間ちょいで山頂へ到着。3才の頃とくらべると長女の歩き方はかなり上達してきました。浮き石や滑りやすい傾斜面を避けて足を置けるようになったのが後ろから観察しているとよく分かる。 安達太良山山頂すぐ手前。 すぐ近くに見えると元気が出てきて一気に山頂直下の標柱へ到着。 ザックを下ろして三角点のある突起の上へ軽く岩登りをします。足をかける場所を指示すれば小1でも大丈夫。公園のアスレチックで遊んでいる子なら喜んで登ろうとするでしょう。 安達太良山山頂の乳首から見た景色。 祠が建つ山頂はいつも通り西からの強風で肌寒い。雲が次々と稜線を越えて流れてくる。昼食は風の弱い所で取りたいので、さっさと下へ降りた。この岩場を子連れで下る場合は、大人が先に下りて子供に足を置く位置を指示した方がいいですな。慣れていない子供は怖がるかも。 今日のランチはサッポロ味噌らーめんとソーセージと桃缶。「外で食べるラーメンは美味しいね~」と話しながら、最後に桃缶を開けようとしたらマルチツールに缶切りが付いてなかったというオチが!桃の缶詰を開けられずに持ち帰る羽目になってしまった。 下山したらソースかつ丼で有名な成駒へ 下山はほとんど休憩せずにロープウェイ山麓駅へ戻り、岳温泉で日帰り入浴。ソースカツ丼で有名な成駒へ寄り道。 [googlemaps https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d42530.26419225718!2d140.33038550178233!3d37.600257374725444!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x5f8a9fe63ba3420f%3A0x232fa101bd48da82!2z5oiQ6aeS!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1586779230102!5m2!1sja!2sjp&w=100%&h=450] 成駒の場所はここ。やはり下山後のお肉は最高ですな。 今回の山行ルートをReliveで振り返る Relive '2014/08/21 安達太良山ピストン' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js

【八ヶ岳】正月のテント泊山行、赤岳の予定だったが硫黄岳に変更

2020年1月2日(木)、新宿駅07:30発のあずさ3号で長野県の茅野駅に向かって出発。一泊二日の予定。でかザックを持って特急に乗る時は、進行方向に向かって車両内で一番後ろの座席を予約しておくと背もたれの後ろと壁の間にザックを置けて便利。この正月は八ヶ岳の主峰赤岳 (2,899m)を目指すつもりでしたが、1月3日の天気が悪くて硫黄岳(2,760m)に変更しました。 今回の山行ルート 今回の諸費用 JR(浦和駅~新宿駅) 400円 JR特急あずさ(新宿駅~茅野駅) 5,650円(運賃3,410円、指定席2,240円) バス(茅野駅~美濃戸口) 1,000円(片道) 赤岳鉱泉・テント泊料金 1,000円(1人1泊) 赤岳鉱泉・夕食(海鮮鍋&焼き魚) 2,000円 赤岳鉱泉・昼食(カレー) 800円 バス(美濃戸口~茅野駅) 1,000円(片道) JR特急あずさ(茅野駅~新宿駅) 5,650円(運賃3,410円、指定席2,240円) JR(新宿駅~浦和駅) 400円 交通費は往復14,100円、テント泊料金が1,000円でした。食料はフリーズドライのご飯ものと磯辺焼き用の餅4個などを所持していましたが、小屋の夕食が海鮮鍋だと聞いて思わず2,000円を払って予約してしまった(笑)。赤岳鉱泉の夕食メニューはステーキや海鮮鍋などが日替わりとなっている。おそらく翌日がステーキだったはず。正月休み中で特急あずさの上り下りは共にほぼ満席状態。夕方の上り臨時特急は運よく予約できた。 茅野駅~美濃戸口 新宿07:30発の特急あずさ3号の4号車座席番号1-Cに座り、ザックは座席の後ろにある壁との隙間に押し込んだ。09:51に茅野駅に到着。 茅野駅に降り立つのは一体何回目だろう?茅野駅西口のバス乗り場にあるアルピコ交通のチケット売り場でバス乗車券を購入。片道1,000円です(2020年1月現在)。 茅野駅からバスに揺られて50分ほどで美濃戸口にある八ヶ岳山荘に到着。暖冬のため道路に全く雪が無かった。四駆車にチェーン装備であればここから先のアイスバーンだらけの林道を使って美濃戸まで入れるが、今回はここからスタート。 美濃戸口~美濃戸~赤岳鉱泉 この舗装路を真っ直ぐ行くと阿弥陀岳への登山口。美濃戸はこっち。 つるつる滑るのでチェーンスパイクを装着した方が楽。 1時間ほどで美濃戸に到着。もうちょい行ったところにある美濃戸山荘で最初の小休止。 美濃戸山荘の先にある北沢と南沢の分岐。行者小屋へ直行する人は南沢、赤岳鉱泉をベースにする人は北沢へ。行者小屋は冬季営業していないのでテント泊のみ。 堰堤広場に到着。山小屋関係者の車はここまで入れる。ここでアイゼン装着している人も多かったが、雪が少なそうなのでチェーンスパイクのまま行きま~す。 北沢は基本的になだらかで、南沢よりも歩きやすい。 1月2日は快晴で絶好の雪山日和だった。翌日は、、、駄目でしたね。 赤岳鉱泉に到着@14:50。アイスクライミング用の通称「アイスキャンディー」の前を通り、小屋の入口やトイレが近い方をテン場に選択。 トイレに近い方のちょっと上にテント設営開始。 冬用の外張りは持っていないため普通にフライを張る。竹ペグを埋めて張り綱とカラビナでつないだり、本体の四隅は幅広のペグで固定したり。竹製の割りばしを数本まとめれば竹ペグの代わりになるかと思い数年前に雪山で使ったことがああるが、すぐに折れたり張り綱がすっぽ抜けやすかったりで使い物にならなかった。今回の山行前に竹ペグを石井スポーツ大宮店で購入。フライの裾を雪で埋めようと試みたものの、雪が固すぎてめんどくさくなり止めた。 周囲の様子。 テント泊の人用の水は小屋の入口に入ってすぐ左にあるポリタンクからもらえる。硫黄岳への登り口はこの出入り口の真ん前。テント泊受け付けの際、今夜の夕食は海鮮鍋だと記してあるのが目に入り思わず夕食の予約もしてしまった。 赤岳鉱泉入口横にある飲料水ポリタンク。この日の夕食と翌日の昼食を小屋の食堂で取ったので、この飲料水をいただく必要は無かった。 今宵の夕食はテント内でフリーズドライものを食べる代わりに赤岳鉱泉の食堂で。 ほっけの焼き魚。 海鮮鍋。大ぶりの海老とホタテが2つずつ。固形燃料の火力が妙に強いな...。 食べ終えたらさっさとテントに戻って寝る準備。寝袋はモンベルのアルパインダウンハガー#5とドイターのアストロー2を重ねた上にシュラフカバーをかけて使用。どちらの寝袋も冬用ではないが、二重にすれば何とかなる。ダウンのジャケット、パンツ、象足と呼ばれるダウンブーティも着用するしね。テント場の気温はマイナス15℃程度でした。ほぼ無風。 1月3日(金)の記録は次のページへ 2020年1月3日(金)、外へ出て空を見上げると昨日の青空はどこへやら。どんよりとした雲に覆われ、予報通り風も強そう。天気が良ければ赤岳、イマイチだったら硫黄岳にしようと思っていたので今日は硫黄岳のピストンにします。 朝食はアルファ化米をおかゆにしてカニ缶を投入したカニ雑炊。生卵も入れた。頂上アタック用の軽装備で出発~@07:45。 赤岳鉱泉から硫黄岳山頂ピストン 硫黄岳へ向かうルートの途中にはロープで遮られた踏み跡がある。これらは横岳西面の岩壁へと通ずるルートで、一般の登山者には関係ないため入り込まないようにしましょう。 高度を上げるとようやく雪山らしい雰囲気になってきた。 ここは赤岩の頭直下。もうすぐ樹林帯を抜けます。山頂から下りてくる人とすれ違うと皆さんウェアや髪の毛やザックが霧氷で真っ白けになっている。気温はマイナス10~15℃程度。朝早く登った人は強風でつらかったそうな。 吹きさらしの赤岩の頭に到着@09:30。上から下りてきた人に「ホワイトアウトしてるから踏み跡見失わないようにね~」と言われました。 赤岩の頭付近で雪崩に巻き込まれる事故が数年前に発生したはずだけどこだったんだろ?暖冬の正月だとまだ雪が少なくてよく分かりません。↑の写真に見える道標はオーレン小屋へ下るルートへの分岐点。 オーレン小屋へ下るルートは冬季通行禁止。この右上の硫黄岳山頂へ向かう。 ケルンや道標、すれ違った人たちの足跡を目印にする。夏に何度か歩いているので地形は憶えています。 この岩場を抜けると硫黄岳山頂。 ガスっているので高度感もないし、ホールドはしっかりしている。ピッケルいらんかったな...。 あともうちょい。 登ってきた岩場を見下ろす。 目印のケルンに到着。本当に真っ白けになると山頂からここへ戻るのにも苦労するかも。 奥の方に人影が見える。そこが硫黄岳の山頂。左に見えるのが雨量計小屋跡。自分がここにたどり着いた時の風速は15m/sくらいかな。風は強いけど普通に動けます。 硫黄岳山頂(2,790m)に到着@10:05。冬に来たのは初めて。 人影の内のお一人に頼んで写真を撮っていただきました。 何も見えないし、とっとと戻ることにします。 昨日だったら八ヶ岳ブルーを拝めたはず。 硫黄岳山頂にあるこの雨量計小屋跡もとうとう立入禁止の看板が貼られてしまった。 来た方へ戻る。 まあ立派なエビの尻尾だこと。 硫黄岳は目印になるケルンが要所要所に建てられているので視界不良時に大変ありがたい。無雪期に歩いた事があるルートだと地形を憶えているため、視界が悪くても不安にならずにすみます。 何となく踏み跡が見えるし、ちゃんとGPSも随時確認しています。 自分の姿がどんな風になっているのか疑問になって自撮り。眉毛がちょびっと凍っている程度か。ゴーグルをテントに置き忘れてきてしまったのでサングラス着用。吹雪いている時はゴーグルを忘れないようにしましょ~。 下山中に南の方を撮った写真。昼が近づくにつれ雲底が上がってきた。 赤いテントが見えるので、ここは赤岳鉱泉のすぐ上。 テント場に帰還@11:20。雪道の下りは足が速い。昼食も小屋の食堂で食べるか。 赤岳鉱泉で昼食 何にしよ。 普通のビーフカレーを注文。 食堂の席についてしばし待つとビーフカレー(800円)がやって来た。テント内で湯気がもうもうと立ち込める中、窮屈な格好で昼食を取るよりも食堂で食べたほうが断然楽で暖かいですな~。 赤岳鉱泉のWiFiに繋げてみたけど、接続が弱すぎてあまり使い物にならず。私はiPhone2台持ちでauとドコモの回線を格安simで利用していますが、auの電波は圏外でドコモは3Gの電波がかろうじて入る程度でした。場所によるかな。 赤岳鉱泉~北沢~美濃戸口 昼食後、13:20に撤収開始。下山は12本爪のクランポンではなく、入山時と同じくチェーンスパイクで。ここには昨日テントが密集していたが、皆どこかへ行ってしまった。 赤岳鉱泉の冬の名物、アイスキャンディー。人工の氷壁。 やってるやってる。 水が豊富な小屋だから出来る事だな。 ではさようなら~。空が明るくなってきた。 昨日来た道を美濃戸に向かって戻る。 堰堤広場に戻ってきた。小屋関係者のピックアップが止まっている。 休憩せずに美濃戸を通過し、さらに50分ほどで美濃戸口に戻ってきた。この凍った坂道はチェーンスパイク無しだと歩きづらいですよ。ツルツルで。 美濃戸口の八ヶ岳山荘に無事帰還@1625。茅野駅行きのバス乗車券を小屋内の受付で購入(片道1,000円)。そしてバスが来るまでお風呂。入浴料は500円だったっけ?温泉ではない。浴室入口の手前にザック置き場もあります。三菱の黒いトライトンは八ヶ岳山荘のピックアップらしい。 たまたま誰もいなかった。 いや~下山後の風呂は気持ちええ~。 美濃戸口バス停の向かい側にいつの間にかできていたJ&Nというオーベルジュ(?)山小屋風の宿泊施設を備えたレストランだそうです。こちらのキレイなお風呂の入浴料は700円。食事もうまそうなので今度ここに来たら寄ってみる! 【公式サイト】http://j-and-n.jp/ 【Facebook】https://www.facebook.com/Yatsugatake-JN-1694325797470088/ 茅野駅 茅野駅で上りの臨時特急あずさを待つ間、立ち食いそばで補給。普通の蕎麦が妙にうまい。下山後は何でも美味くて食べ過ぎる。 茅野駅の上りホーム中ほどにある黒曜石をタッチしてからあずさに乗車。お疲れ山。 今回の山行をReliveでふりかえる Relive '2020/01/02 硫黄岳ピストン' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js
- Advertisement -

先週アクセスの多かった記事