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子連れ登山
【北アルプス南部】 子連れで西穂高岳独標手前の丸山を目指したものの、すぐ手前で引き返した
2014年9月15日
新穂高ロープウェイを利用し、西穂山荘から丸山(2,452m)のすぐ手前まで子供を2人連れて歩いてきた記録。
キャンプ
【茨城・大洗】サンビーチキャンプ場で親子キャンプ
2020年10月26日
2020年10月25日(日)から1泊2日で茨城県の大洗サンビーチキャンプ場へ行ってきました。夏の海水浴シーズンは大変混みそうなキャンプ場ですが、10月の下旬ともなると、比較的空いていて静かなキャンプを楽しめました。
ハイキング
【奥日光】明智平ロープウェイから茶ノ木平へ登り、中禅寺温泉ロープウェイの駅舎跡を確認できたのでうれしい
2022年5月8日
かつて華厳の滝駐車場に乗り場があった中禅寺温泉ロープウェイの駅舎が存在した茶ノ木平まで子連れでハイクしてきた記録です。第二いろは坂の上にある明智平からロープウェイで展望台に上がり、そこから歩いてきました。ついでにかつて存在したケーブルカーや旧道の白雲トンネルなどについても少々調査してみました。
子連れ登山
【山梨】上日川峠から大菩薩をぐるっと周回する初心者コースは眺め良し
2021年8月5日
2021年7月22日(木)、この日は全国的に快晴で、どの山へ言っても最高のお天気っぽい日でした。そんなにキツくなく遠すぎない山で眺めが良くてまだ登ったことの無い所は...大菩薩だ!ということで夏休み中の長女と二人で初心者向けのコースをグルっと周回してきました。
山行記録
【奥秩父】 ススキ原と岩場が見どころの乾徳山 (2031m)
2013年10月24日
2013年10月17日(木)、山梨の中央線塩山駅が最寄りで、西沢渓谷の手前に位置する乾徳山(けんとくさん)へ単独で行ってきました。前回登ったのは高校2年の秋だから1992年かな?徳和の駐車場に車を止めて山頂まで往復のコースでしたが、山はあまり変わっていませんでした。 今回の山行ルート 徳和バス停そば駐車場(5:50/6:10)-登山口(6:40)-銀晶水(7:10)-錦晶水(8:20)-国師ヶ原(8:25)-月見岩(9:00/9:10)-扇平(9:30)-乾徳山山頂(10:20/10:35)-月見岩(11:20/12:10)-駐車場(13:30) 今回利用した駐車場 通常の登山口から入山し、下山は月見岩から道満尾根を使う予定だったのでこの徳和駐車場を利用した。登山口に近い方にも駐車スペースはあるのでピストンする人はそちらがおすすめ。 徳和集落の駐車場~月見岩 徳和駐車場の道を挟んで反対側に「乾徳公園」があり、そこのトイレで用を済ませて出発。 徳和駐車場に設置されている乾徳山登山ルートについての鳥瞰図。駐車場から山頂まで標高差1,200mの、それなりに登りごたえのある山です。高2の時は登山口から入山し、道満尾根を下山ルートに使った。道満尾根は枯れ葉がふわふわで歩きやすかった記憶があるのでまた歩こうと思ったんですが、月見岩の分岐でミスってしまい来た道をそのまま戻って下山してしまった。残念無念。 てくてく。 駐車スペースを通り過ぎ、林道を登山口に向かって進む。 徳和の駐車場から歩くこと20分ほどで登山口に到着。 早朝で薄暗い杉林の中を登る。自分一人しかいないのかと思ったら実際はそうでもなく、2,3人とすれ違った。前日台風が通過した直後だったものの、登山道の崩壊は特に無し。 登山口から1時間ほどで最初の水場、銀晶水に到着。パイプから水がチョロチョロとしか出ていませんでした。前回来た時もこんな感じだったかな。銀晶水を過ぎると登山道は尾根筋へと上がっていき、明るい乾徳山らしい雰囲気になってきます。 最初の水場、銀晶水の周囲の様子。 急に尾根筋へ出る。 鹿が蹄で地面を掘った跡。 銀晶水からさらに1時間登ると第2の水場、錦晶水に到着。こちらはパイプから結構豊富な水が流れ出ています。 錦晶水のそばには朽ち果てた小屋がある。隙間から覗いてみると白い便器がまだ残っていた。1992年に来た時もこの便所はあったな。 錦晶水から5分くらいで国師ヶ原に到着。 国師ヶ原は明るく開けた場所でこんな感じに乾徳山を眺められる。 次の休憩地点、月見岩を目指す。 道満尾根と避難小屋への分岐点である十字路を通過。 再び登り。 石垣が残っている所は小屋か神社のあった場所。近くに前宮跡の標識があった。 乾徳山は岩場の鎖が出てくるまでこんな感じで歩きやすい。 もうちょいで月見岩。 徳和の駐車場を6時に歩き始めて3時間、09:00に月見岩へ到着。周囲はススキの原で、この岩に登ると見晴らしもいい。台風通過の翌日ということで、富士山がよく見えるはずだと思ってここまできたのに意外と雲が多かった…。富士山はほんのちょっとしか見えませんでした。 富士山の山頂だけ見えた。月見岩で10分ほど休憩し、扇平経由で山頂を目指す。 月見岩~乾徳山山頂 髭剃り岩。 岩場に到達。眺めよし。最初の岩場はホールドもしっかりしている。 ハシゴを上り下りしたり。 岩のエッジが丸くなってきている。 山頂の岩場が見える。 ここが山頂直下の岩場。登り始めは鎖に頼ってしまうので腕力まかせになってしまう。左側のクラックを使えば何とかなりそうですが、自分は最初の岩棚の所まで鎖を使って力任せに登ってしまった。その後は鎖を補助にして、通常の三点支持で登れる。もしこの岩場を登り切る自信が無ければ右横にある迂回路を使って頂上へ行けます。ここで数年前に滑落死亡事故が発生してるので注意。 久しぶりに「うおー」とか言ってしまった。 鎖の支点はこんな感じ。 下を覗くとこんな感じ。岩棚から上はホールドする所や足場が多いので何とかなる。 10:20に乾徳山山頂に到着~。駐車場から休憩込みで4時間でした。 乾徳山山頂は岩がゴロゴロしている。写真↑の「迂回路」を使うと先ほどの鎖場を使わずに山頂へ来れる。ランチはここではなくて、下の月見岩で取ることにした。 始まったばかりの紅葉。 乾徳山山頂~徳和駐車場へ下山 月見岩に下りてきた。今日のランチはうにソース蟹スパゲティで、小瓶の白ワイン、たらばがにの缶詰、オリーブオイルも持ってきた。ワインは瓶のままじゃなくって小さいナルゲンの容器にでも移してくればよかったな。ソースを加熱する時にワインのアルコールは飛ぶだろと思ったけど残っていたらしく、下山中に赤ら顔になってしまった。自分は超下戸です。眺めを楽しんだ後は道満尾根へ進む予定だったが、すっかり忘れてまっすぐ下りてしまった~。アルコールのせいか?しばらく下ってから気づいたので登り返す気力もなくそのまま下山。 錦晶水に戻ってきた。左上に見える小屋が古びた便所。 使われなくなった林道と交差。国土地理院の地形図にはまだ林道の線が記されている。 同じ場所で反対側を見る。 月見岩から1時間ほどで登山口に無事帰還。ガレた場所は無いので下りは超特急でした。登りはほぼ標準コースタイム通りだった。 徳和登山口手前の駐車スペース。そんなに広くはない。登山口から徳和駐車場まで下りは20分ほど。13:30には駐車場へ無事帰還できました。お疲れ山! Reliveでこの山行を振り返る Relive '2013/10/17 Mt. Kentoku roundtrip' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js
子連れ登山
【北八ヶ岳】子連れで残雪の北横岳に軽アイゼンで挑戦!
2021年3月25日
2021年3月25日(木)は小4の次女と一緒に北八ヶ岳の北横岳をロープウェイ利用で登ってきました。6本爪の軽アイゼンを装着した残雪期の山歩きです。3月末にもなるとだいぶ雪解けが進み、登山道はところどころ岩がむき出しになり、山頂は地面が露出していました。特に危険箇所もないので初心者とアイゼン歩行の練習をするのにおすすめの山です。
山行記録
【北アルプス】白馬三山縦走
2013年8月3日
2013年7月31日(水)から二泊三日の予定で白馬三山を縦走してきたのでその記録です。20年ぶりの白馬だったので楽しみにしていたものの、梅雨前線が居座っていて天気はイマイチでした。 今回の山行ルート 7月31日:大宮駅(06:50)→長野新幹線→長野駅(08:05/08:20)→特急バス→白馬駅(09:25/0935)→猿倉(10:05/10:30)→白馬尻(11:30/11:45)→葱平(13:55/14:05)→白馬頂上宿舎(15:45)8月1日:白馬頂上宿舎(07:30)→杓子岳トラバース(08:15)→鑓ヶ岳(09:15)→鑓温泉分岐(09:25)→鑓温泉(12:30)8月2日:鑓温泉(06:30)→小日向のコル(08:00)→猿倉(09:35/10:10)→白馬駅(10:37/10:45)→長野駅(11:50/1209)→大宮駅(13:26) 長野駅から白馬駅行きの特急バス始発が8:20なので、それに合わせて大宮駅を長野新幹線で6:50に出発。登山口の猿倉に着いたのが10:05。大宮から3時間で着けるのがすごい。午後から雨予報なのでなるはやで大雪渓へ向かった。 猿倉~大雪渓~白馬頂上宿舎 猿倉で登山道の状況をチェック。遭対協の方によると鑓温泉周辺で滑落事故が多発しているので注意してほしいとのこと。どうやらこの日に大雪渓を通過する予定の最後の登山者が私らしい。 鑓温泉への分岐。白馬三山を周回型で縦走して、鑓温泉から下山してくるとここに出てくる。 白馬尻への林道歩きは約1時間。小蓮華の方が見える。 白馬尻小屋に到着。雪渓を見に来た大勢の観光客が小屋前のベンチで景色を楽しんでいる。ここから少し歩いた雪渓の上で6本爪の軽アイゼンを装着。 落石に注意しながら出発~。自分の前後に誰も登っている人がいない...。週末で晴れていればもっと人が多いかな。 猿倉で聞いたとおりクレバスが2ヶ所あり、巻道をたどる。 三合尾根の方から落石が続いているので休憩せずに葱平を目指します。 ガコーンザザザーと落石の音が響き続けている。 雪渓の登りは涼しいので助かります。上の方から下山してくるパーティー数組とすれ違いましたが、私の後から登ってくる人は誰もいない。ひとけの無い雪渓の登りは何となく不安になる。 すごく涼しい。 サクサク登って葱平(ねぶかっぴら)の岩室跡に到着。落石の直撃を受けそうに無いところで久しぶりにザックをおろして休憩。だいぶ登ってきた。 この辺でようやく先行パーティーに追いついた。 避難小屋を過ぎると小雪渓の急斜面をトラバースします。念のため再度アイゼンを装着していると、上の方から降りてきた山小屋関係者?がトラバース道にスコップでステップを切り始めてくれました。助かりま~す。 小雪渓を過ぎるとあとはお花畑の中を山小屋まで登るだけですが、次第にガスが濃くなり今にも雨が降りそう。 もうちょいで村営頂上宿舎。 ペースをあげて村営白馬岳頂上宿舎へ到着したところでザーっと雨が降り始めた。 今回はテント泊の予定だったのですが、気象状況をみると夜半に前線が通過し翌朝は大雨になる模様。雨天時のテント撤収は面倒くさすぎるので、こんな時は小屋泊まりに変更~♪ 他の宿泊客は少なめで、北海道北見市から来た方と相部屋になった。小屋のスタッフに聞くと、7月中で晴れたのは3日しかなかったそうです。長梅雨め~。 頂上山荘~鑓温泉 翌8月1日は土砂降りに強風。晴れていれば白馬岳頂上で御来光を眺める予定でした。白馬岳山頂は中止して、今日は稜線を辿ってから鑓温泉へと向かいます。 高山植物があちこち咲き乱れている。 富山県側から吹き付ける雨風で、露出した顔面が痛い。雨粒がバシバシバシバシ当たってくる。前後に他の登山者が歩いているはずなのに、視界が悪くて稜線上に自分一人しかいない様な気がしてきます。しまいには自分と同じ高度で雷鳴が轟き始めたため、早足で鑓温泉への分岐を目指した。杓子岳や鑓ヶ岳の山頂はパス。どうせ何も見えない。20年前も同じような悪天候だったので山頂へは行かなかったな。 鑓温泉への分岐を下るとようやく強風が収まった。この辺も晴れていれば絶景なんだろうけど。 下るにつれ、登山道が沢状になってきた。 鑓温泉へと下降を続けていくと、「この先鎖場、ストックはしまいましょう」と書かれた注意書きが現れます。 雨で岩場が非常に滑りやすくなっている。しかもこの辺りの岩場は蛇紋岩(じゃもんがん)と呼ばれる、濡れると非常に滑りやすい岩石で構成されているのでやっかい。一見たいしたことのない岩場・鎖場ですが、実は滑落事故の多発地点。蛇紋岩は尾瀬の至仏山や岩手にある早池峰山でも目にすることが出来ます。 鎖は新品で支点もしっかりしていたので、念のため鎖に手を掛けて通過した方が良いです。滑った時につかまっていなかったらもう手遅れ。小さな滝状になった所で方向転換する箇所があり、「やべえな~」とヒヤヒヤしながら通過しました。雨天時・増水時は要注意。 20年前にここを歩いた時もあった階段。 このちょい上あたりで鑓温泉が見え始めてホッとするのですが、油断して滑りやすい岩場で滑落するケースが多いらしい。私が通過した30分後くらいにも滑落事故が発生していました。途中で追い越したパーティーの中の1人だった模様。 小屋のすぐ上。 小屋の外で食事を作っていると長野県警のヘリがやって来た。どうやらすぐ近くで誰かが滑落したらしく救助隊の隊員を運んできた様です。 ヘリから降りてきた数名の隊員が鑓温泉の上へ登っていき、ヘリが去ったあと20~30分後再び同じヘリが飛来。今度は鑓温泉上部100mほどの遭難現場らしい所でホバリングしています。ヘリが遭難者を収容して去っていきました。 鑓温泉のテント場。 鑓温泉は山の斜面に湧き出ていて、コンクリート製の湯船に掛け流しされています。20年前は入浴せずに通過してしまいましたが今回はこの小屋に泊まるので お風呂に4回も入ってしまった。露天風呂の他、女性専用の内湯もあり。 露天風呂からの眺めは最高ですが、その代わり湯船から立ち上がると下のテン場から丸見え。テント場には以前は無かった足湯が作られていて、 大勢が足を湯にひたしています。ここは猿倉からだと登りに5時間ほど掛けてやっと来られる秘湯で、話のネタにちょうどいい。今回の山行では白馬三山の山頂や稜線の眺めを楽しむ事はできませんでしたが、鑓温泉に入れただけでもよしとしましょう~。 明日歩く予定の登山道が見える。 鑓温泉~猿倉 8月2日早朝の眺め。準備を整えて06:30に下山開始。 鑓温泉直下の雪渓とその後連続して現れる雪渓はスリップに注意。ガスで視界が悪く、まだ雪渓がある事を知らずにアイゼンを外してしまい、また付け直すという事を繰り返してしまった。雪渓が溶けた所は踏み跡が薄いので、視界が悪いと道迷いしそう。小日向のコルを過ぎると、後は下るだけなのでスピードを上げて一気に猿倉へ抜けます。鑓温泉から3時間ほどで猿倉のバス停に到着。お疲れ山~ 今回の山行ルートをReliveで振り返る Relive '2013/07/31 白馬三山縦走'
山行記録
【八ヶ岳】 子連れでオーレン小屋泊、小屋から硫黄岳&根石岳を周回
2016年8月20日
2016年8月18日(木)~19日(金)、小屋泊まりで八ヶ岳の硫黄岳と根石岳を子連れで登ってきました。予定では天狗岳まで行くつもりでしたがガスって何も見えない状況だったので天狗の手前の根石岳で引き返した山行の記録です。 今回の交通費: 東北道久喜I.C.→圏央道→中央道諏訪南I.C. 往復:10,900円 (ETC) プラスガソリン代。土日ならETCの休日割引で高速料金往復9,040円でした。 今回の山行ルート スタート地点がずれているのはGPSのスイッチを入れ忘れていたためです。中央道八ヶ岳パーキングエリアで車中泊した後、いつもの諏訪南I.C.で降りて桜平の駐車場まで砂利の林道を走り、何とか木と木の隙間に駐車スペースを確保。天候は曇り時々雨。 出発時間/標高:2016年8月18日 8:00am/1900m 到着時間/標高:2016年8月19日 12:15pm/1900m 合計時間:28時間 歩行距離:約18km 累積標高(上り):1390m 累積標高(下り):1404m 桜平駐車場~オーレン小屋 2012年8月に長女(当時4歳)を連れて登った硫黄岳へ今回は次女(5歳)も連れて3人での山行です。予定では天狗岳(2646m)も登頂予定でしたが、ガッスガスな雨天のため手前の根石岳で引き返しました。オーレン小屋泊で硫黄岳を子連れで目指す方は結構多そうなので参考になれば幸いです。 8月18日(木)曇り/雨 17日の21時過ぎに出発し、中央道八ヶ岳P.A.で車中泊後、諏訪南I.C.そばのファミマで6時頃に朝食。娘達は2人とも車中泊に慣れているので朝から元気です。1時間少々で桜平登山口駐車場に到着。奥の方は一杯だったので引き返し、結局ゲートに近い所へ止められました。ゲートをくぐり、橋を渡った辺りに簡易トイレが設置してあります。(桜平駐車場は工事が完了し、新設された駐車場が2か所あります。2019-09-04追記) 車の通れる道を30分ほど歩くと夏沢鉱泉。ここでちょっと休憩。桜平に登山計画書ポストは無いのでここで提出。 毎回この木のアーチで記念撮影。 ちょっとした急登が終わるともうすぐでオーレン小屋に到着です。 10:30にオーレン小屋到着。この時はまだ青空が見えていた。 とりあえずチェックインし、荷物を置いて昼食です。食べ終わったら雨具、救急セット、非常食などをサブザックに詰めて硫黄岳を目指します。 オーレン小屋~硫黄岳 子供達には自分の雨具、ゲイター、おやつを持たせています。 ここが北八ヶ岳と南八ヶ岳の境界とされる夏沢峠。左の断崖絶壁は爆裂火口跡でその上が硫黄岳山頂になります。 崩壊が激しくなったらしく、迂回ルートが設けられていました。 硫黄岳山頂手前は結構ガレているものの、子供達はこんな道に慣れているのでひょいひょい通過していきます。一瞬だけ北側に天狗岳が顔を見せました。残念ながら翌日はずっと雨で、天狗岳が見えたのはこの時だけでした。 あそこがてっぺんだよ~と言うと俄然元気が出てピューっと登っていきます。 13:20硫黄岳山頂到着~。所要時間はオーレン小屋から途中休憩を入れまくって1時間50分でした。 あそこに見えるのが山小屋だよと言うと「うわーすごーい!」 小屋で購入したランチセットを食べながら休憩中。 20分ほど山頂で休憩し、赤岩の頭経由でオーレン小屋へ戻ります。4年前は当時4歳の長女をほとんど背負ったまま登り降りしましたが、5歳の次女は今回の行程を全て自分で歩いてくれました。 硫黄岳山頂~オーレン小屋へ戻る 赤岩の頭への降り口。 子供達はこんな岩場を面白がってくれます。 硫黄岳から見た南八ヶ岳。右から阿弥陀、中岳、雲に隠れた赤岳。時々晴れ間が見えるものの、雲が一気に増えてきたのでできるだけ急いで下山します。 奥のピークが赤岩の頭で、オーレン小屋への分岐はその手前にあります。 子供達に大人気のベニテングダケ?。キモーいなどと言いながらストックでつついてます。 雨に降られる前にオーレン小屋へなんとか到着@15:00。硫黄岳~赤岩の頭~オーレン小屋の所要時間は1時間10分程度でした。 間一髪で小屋に入れた。小屋の主人が風呂入れ~と言ってくれたので3人で男風呂を貸し切りにして汗を流しました。ここのお風呂は湧き水を薪で沸かしたものなので貴重なお湯です。 オーレン小屋の夕食は馬肉を使った桜鍋です。味付けは濃いめ。登山の後はコレがうまい!部屋に戻ると子供達は疲れが出たのかあっという間に眠りにつきました。 2日目の記録は次のページへ↓ オーレン小屋~根石岳~オーレン小屋 8月19日(金)雨 5時起床で今日は天狗岳を目指す予定でしたが、、残念ながら雨で視界も無いため天狗岳手前の根石岳登頂で引き返してきました。 オーレン小屋で朝ごはん。人が作ってくれたものを食べられるだけでありがたい。 他にも同年代の子供達が宿泊していました。 6:40頃に天狗岳に向かって出発。雨が降ったり止んだり。雨具のパンツは履かなくても大丈夫な感じ。 特に次女はキノコを見つけると大騒ぎします。 キノコに接近。名前はよく分からず。 子供達にはモンベルの雨具を着せています。ちゃんとメンテナンスしているのでしっかり撥水してます。 上の子が使っているのはモンベルの安い方の雨具。高いのは3レイヤーで、安い方は2レイヤーだったかな? オーレン小屋から天狗岳方面に登ると最初に現れるピークが箕冠山(みかぶりやま)。樹林帯の中なので眺望は元々ゼロ。根石岳山荘へ向かって下ります。 子供達は流れてくる雲をパクパク食べています。 真っ白で周りは何も見えません。根石岳山荘周辺はコマクサの保護地になっていてルート以外はロープで仕切られています。 「コマクサかわい~」 根石岳山荘で20分ほど休憩し、根石岳山頂へ向かいました。完全に雲の中で天狗岳も見えません。今日はここまでにしてオーレン小屋へ引き返すことに決定。 取りあえず山頂の一番高い所へ~。 根石岳を下り始めた所でポーズ。 登りと違って下りになると2人とも元気になってぴょんぴょん歩き、小屋に着く頃には天候も回復してきていました。 オーレン小屋~桜平駐車場へ戻る 小屋にデポしておいた荷物をまとめて下山開始。 下りは元気だな(笑)。夏沢鉱泉へ向かいます。 夏沢鉱泉の日帰り入浴は1人600円。タオルとお茶付きです。湯温が低いらしく、ダイヤルを回して湧かす必要がありました。 もうちょいで桜平の駐車場。晴れてきて暑い。 桜平へ到着。車は無事でした。子供達を着替えさせて出発し、途中でジェラートの店を見つけて寄り道。 硫黄岳は特に危険な所も無いので山小屋に荷物を預けて子連れ登山をするのにちょうどいい山です。標高(2760m)や歩行距離を考えると、初心者の親が山に慣れていない子供を連れて行くのには適していませんが、他の山で経験を積んで装備もしっかりしている親子ならきっと大丈夫。 山小屋リンク オーレン小屋 http://www.o-ren.net/ 夏沢鉱泉 http://iou.style.coocan.jp/natsuzawa/ Reliveで今回の子連れ山行を振り返る Relive '2016/08/18-19 八ヶ岳・硫黄岳と根石岳を子連れで周回' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js
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