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ハイキング
【奥日光】大雨の後に現れる幻の小田代ヶ原湖を見に行ってきた
2019年10月15日
2019年10月14日(月・体育の日)、長女を連れて日光戦場ヶ原方面へ出かけてきました。台風19号の被害がひどくて中央道、上信越道方面はダメ、高尾山や筑波山、丹沢も登山道が寸断されていて行ける山の選択肢がほぼ無かったため日光戦場ヶ原へ。赤沼の駐車場が泥に埋まって閉鎖中だったため三本松に駐車。赤沼まで1kmを歩いて戻ってから小田代ヶ原を目指し、バスで中禅寺湖の千手ヶ浜へ行くコースを取ります。 今回の山行ルート ↑のグラフで移動速度が10m/sに上がっている部分はバスに乗車中。 今回掛かった交通費 高速(浦和I.C.~清滝I.C.) 2,360円(ETC休日割引) 低公害バス(小田代ヶ原~千手ヶ浜) 大人300円、子供150円 低公害バス(西ノ湖~小田代ヶ原) 大人300円、子供150円 高速(清滝I.C.~浦和I.C.) 2,360円(ETC休日割引) 費用は高速料金とバス料金で5,620円プラスガソリン代3,000円くらいでした。戦場ヶ原の赤沼駐車場や三本松駐車場は無料。 三本松駐車場~赤沼~小田代ヶ原 前日に日光湯元ビジターセンターや赤沼自然情報センターのサイトを見て今回のルートを決定しました。切込湖・刈込湖は倒木で通行止め、戦場ヶ原の湯川沿いの木道も通行止めになっていたものの、小田代ヶ原周回ルートは通行可となっていたのでこちらへ。 日光湯元ビジターセンター http://www.nikkoyumoto-vc.com/ 赤沼自然情報センター https://www.nikko-nsm.co.jp/bus.html 湯元ビジターセンターのウェブサイトからハイキングコースの最新情報、赤沼自然情報センターのサイトからは千手ヶ浜行きバスの時刻表などを確認出来ます。 赤沼駐車場への道は台風の影響でこんな状態に。車道はバスが通れるようになっていたのでタイヤの跡をたどって赤沼自然情報センター横のトイレへは行けました。歩道は深さ10cm以上の泥に覆われていて、いくら登山靴を履いているといっても歩きたくなかった。 車道を渡って反対側にあるハイキングコースへの入口。 赤沼分岐から湯川沿いの自然研究路は通行不能となっていました。木道が流されたらしい。 湯川周辺も結構な高さまで水が来たようであちこちに木の枝が引っかかっていた。 色づき始めたばかりでまだ緑が優勢。 小田代へ続く道への分岐。左のしゃくなげ橋方面へ行くと竜頭の滝の上へ出る。 途中で脇道があり、50mほど行くと戦場ヶ原方面を見渡せるはずの展望台。手前の木々が成長してしまい、眺めが若干悪くなっているようだ。 奥日光の紅葉はまだ始まったばかり。 ところどころ色づいている。紅葉が見ごろになるのは10月下旬かな? 午前中はまだ日が出ていて歩くのが気持ちよかった。 本日の天気予報では昼過ぎから雨。 小田代原は植生保護のため鹿除けの電気柵が張られていて、入口は回転扉式になっている。 小田代ヶ原に到着~。北側をぐるっと回って歩きます。南側のルートは舗装された車道です。 小田代ヶ原の東側を歩いている時に見つけた今回最も美しかった紅葉。このツタだけキレイに色づいていました。 ここは小田代ヶ原北端の分岐。湯滝方面は通行できるかどうか不明。西ノ湖と指されている方へ向かい、トイレとバス停がある休憩所へ向かいます。 左手、東側に見える男体山にもう雲が掛かり始めた。雲底がどんどん下がり始めていて、やはり予報通り昼過ぎから雨の模様。 小田代ヶ原湖 小田代ヶ原の東側を歩いているときには気づかなかった水たまりが見えてきた。 小田代ヶ原湖と男体山、大真名子、小真名子、太郎山。曇ってしまったのであまり色鮮やかではないですね。普段は原っぱになっている小田代ヶ原に大雨が降るとこの様に池ができるので、幻の小田代ヶ原湖と呼ばれています。 40分ほどで小田代ヶ原をぐるっと周回して休憩所に到着。対岸に「白い貴婦人」と呼ばれる白樺が独り立っているのが見える。拡大すると... コンデジだとだめだこりゃ~。塗り絵みたいな。もっと紅葉が進んだ時期に来ればさらに色彩鮮やかな舞台に佇む白い貴婦人が見られるでしょう。 この休憩所から少し北側の歩道から最も美しい小田代ヶ原を見られるかも。大きなカメラを担いだ人達は皆そっちから写真を撮っていました。ここでバスが来るまでコーヒー休憩。 愛用のプリムス2243バーナー。2004年にカリフォルニア州のREIマウンテンビュー店で購入したもの。着火装置は初めから無し。ライターで着火に失敗したことが無いほどこの十字形のゴトクは防風性に優れている。シューっとガスを出してやって、どこかに火が着いていれば風に吹き消された部分にもまたすぐ炎が回ってくれる。他のメーカーの小型バーナーもいいけど、この2243バーナーの頑丈さとゴトクの安定性、着火のしやすさは山へ連れて行くのに安心できる。 山で市販のドリップコーヒーを楽しむ際によく使うのはこのモンカフェかスタバ。この2種類はコーヒーバッグの底がコップのフチとほぼ同じ高さにあってコーヒーに浸らずにすむため使いやすい。 小田代ヶ原バス停のトイレ。トイレの横にバス停のベンチがあって、そこにトレッキングポール(右)を置き忘れてしもた。帰り道に探したけど見つかりませんでした~。赤沼の自然情報センターに落とし物として届いていないかどうか聞きに立ち寄ったものの、今日は何も届いてませんとのことでした。7年使って傷だらけになっていたし、家に置いてきたもう片方は曲がっていて完全には収縮できなくなっていたのでそろそろ買い替え時だったのかも。 千手ヶ浜で昼食 小田代ヶ原から中禅寺湖西岸の千手ヶ浜へこのバスで移動。このバスを降りる時にトレッキングポールを忘れたことに気付いた。小田代ヶ原から千手ヶ浜まで車道で約5kmの距離を18分で移動できてありがたや~。 ここだけ真っ赤な紅葉。 遊覧船用の桟橋がある千手ヶ浜に到着。ここに来たのは初めて。今日は遊覧船が来ないらしく、切符売り場のシャッターは閉まっていました。雲に隠れている山は男体山(2486m)。 今年作ったばかりのようなテーブルとベンチがあったのでそこでランチの用意。雨はなんとかまだ降らなそう。 本日のランチはパスタとパンケーキ。なんという組み合わせでしょう!(笑)最近山でよく使うママーのパレットは茹でやすいしおすすめ。ソースもあえるだけのタイプなのでお湯で温める必要なし。 長女はカルボナーラ。こりゃチージーでうみゃい。 こっちはきのこのボロネーゼ。普通にうまい。私はよっぽどの事がなければ何でもうまい言います。 お次は石井スポーツ大宮店で見つけて買ってみた森永のもみもみホットケーキミックス。袋の中に牛乳と卵を投入してもみもみすればパンケーキが作れる!これは山用にいいよ~。もみもみしたい人に超おすすめ。牛乳はイオンで見つけた常温保存可能な60mlパック。この牛乳も登山用に最適。 もみもみは子供にやらせた。ユニフレームの山用フライパンで焼いていきます。右端の白い所は混ざりきらなかった卵の白身ですね。やはりボウルでシャカシャカできないと卵の白身は混ざりきらないか。 スプーンとフォークでなんとかひっくり返したらちょっと焦げてた。上にかける蜂蜜やバターなどを持ってくるのは忘れちゃいました。チョコクリームとか今度は持ってこよう! 食べたら後片付けをして撤収。 そうそう、千手ヶ浜にはかつてキャンプ場があり自家用車でここまで入れたんですよ。1993年から低公害バスが千手ヶ浜まで運行するようになり、自家用車の乗り入れは出来なくなりました。車道の道幅も狭いですし正解でしょう。ハイキングコースの見回りなどをされる管理者の車は普通に走ってきますので自転車の方は注意。千手ヶ浜のトイレは少し戻ったバス停にしかありませんでした。遊覧船の切符売り場の建物内にトイレがあるかもしれませんが、今日は閉まっていた。 千手ヶ浜~西ノ湖 これから西ノ湖へ向かいます。ここは外山沢川が中禅寺湖に流れ込む河口。この両岸はしっかり護岸工事されている。中禅寺湖の向こうに流されていくと華厳の滝。 橋を渡って外山沢川の右岸へ。こちらの岸辺は紅葉がきれいになりつつある感じ。 晴れていれば青空と紅葉と青い湖面の組み合わせでかなり良い写真を撮れたはず。 西ノ湖のバス停で降りたグループがこの道から出てきたのでちゃんと通れるようだ。 こんな感じの遊歩道がゆるい登りで続く。自然をそのまま残すコンセプトで、あまり人の手は入っていない。 台風通過直後なのであちこち太い枝が落ちています。こういう時は頭上注意。 新鮮な木の香りを漂わせながら遊歩道をふさぐ倒木。通れないわけではにゃい。紅葉は目立たなくなって緑優勢。 この辺りで目立つのがこのぐるぐる巻き。 鹿よけのためなんだろうと思っていたらやはりそうで、おそらく樹脂製の網で木の根元を囲うよりも安上がりなのでしょう。 西ノ湖への分岐点の手前、柳沢川の護岸が崩れていて岸に近い所は地面にひびが多数入っている。また大雨が降ったら崩れそう。 立派な吊り橋がかけられている。 この吊り橋を渡ると西ノ湖まで10分ほどです。 西ノ湖に到着したらガーン!茶色い水たまりになっていた。 普段は透明な水を湛えた透き通る美しい湖のはずなんですけどね。西ノ湖入口バス停にもどる時間を考慮してさっさと引き返しました。 西ノ湖入口バス停に続く林道。 新鮮な倒木は良い香りがしますな~。 この橋を渡るとすぐ右側に西ノ湖入口バス停。10分ほど待ってバスに乗り込み、また小田代ヶ原で降車します。トレッキングポールがまだ残っているかもしれないと一縷の望みをかけて! バス停のベンチにも周囲にもトイレの中にもポールはありませんでした~。にゃーん。とぼとぼと赤沼まで歩いて戻ります。14時ごろには雨脚も強まり、雨具を上下着用。モンベルのトレッキング用折り畳み傘は軽くておすすめ。重さ128gでサイドポケットに突っ込んでおいても負担にならない。 再び湯川を渡り、ちょっと歩けばすぐに赤沼へ。赤沼自然情報センターの職員の方にトレッキングポールの落し物が届いていないかどうか尋ねたところ「今日は何も届いていません」と。三本松までさらに1km歩いて戻り、今日のハイキングは終了。総移動距離は22.8kmで、行動時間は7時間13分でした。バスの移動距離・時間も含みます。 小田代ヶ原のコースは冬になるとクロスカントリースキーやスノーシューで周回するのにうってつけのルートになるので雪の季節もおすすめ。 三本松駐車場名物、辰ちゃん人形。いったい何時からここに立っているんだろうか? 着替えた後はいつもの日光アストリアホテルで日帰り入浴。今日のお湯の色は乳白色っぽいエメラルドグリーンでした。風呂上りは隣の光徳牧場でアイスを食べてから岐路についた。牧場のアイスはどこも美味いね。 今回のハイキングコースをReliveで振り返る Relive '2019/10/14 奥日光・小田代ヶ原' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js
キャンプ
【茨城・大洗】サンビーチキャンプ場で親子キャンプ
2020年10月26日
2020年10月25日(日)から1泊2日で茨城県の大洗サンビーチキャンプ場へ行ってきました。夏の海水浴シーズンは大変混みそうなキャンプ場ですが、10月の下旬ともなると、比較的空いていて静かなキャンプを楽しめました。
山行記録
【伊豆大島・三原山】子連れで火口の周りをお鉢めぐりした後は南端のトウシキキャンプ場でテント泊
2019年5月28日
竹芝桟橋からジェットフォイルで伊豆大島へ渡り、三原山を子連れで登りに行ってきました。ルート自体特に問題となる危ない場所はありませんが、この日はものすごく暑い日で、日陰が全くない三原山を夏に登るのは大変かなと思いました。島内の移動はレンタカーが便利。時間のある人は自転車を持ち込むのもアリ。
子連れ登山
【山形・月山】陽射しを遮るものがない月山は天気が良すぎると熱中症寸前でつらい
2021年7月22日
2021年7月22日(木)、家族全員で山形の月山をピストンで登ってきた時の記録です。天気が良すぎて気温もうなぎのぼり。私は平気でしたが、暑すぎて家族は皆バテてしまい、休憩だらけの山行でした。しかし青空と草原と雪渓と夏の雲の組み合わせは最高にきれいでしたね。
山行記録
【新潟】スノーシューで巻機山山頂を目指したものの、ニセ巻機山で疲れたので撤退
2020年3月8日
2020年3月8日(日)に新潟の巻機山を目指してスノーシューで登ってきました。高校生の時以来なのでかなり久しぶりです。行動時間が長すぎる山で、ニセ巻機山の頂上でバテてしまったためそこで引き返した山行の記録です。
子連れ登山
【北八ヶ岳】子連れで残雪の北横岳に軽アイゼンで挑戦!
2021年3月25日
2021年3月25日(木)は小4の次女と一緒に北八ヶ岳の北横岳をロープウェイ利用で登ってきました。6本爪の軽アイゼンを装着した残雪期の山歩きです。3月末にもなるとだいぶ雪解けが進み、登山道はところどころ岩がむき出しになり、山頂は地面が露出していました。特に危険箇所もないので初心者とアイゼン歩行の練習をするのにおすすめの山です。
山行記録
【北アルプス】 唐松岳~五竜岳、テント泊縦走
2012年8月6日
絶景な稜線歩きを楽しめる唐松岳~五竜岳を一泊二日のテント泊で歩いてきました。このルートは登りも下りもスキー場のリフトを利用できるので楽チンでよろしいです。一気に五竜山荘のテン場まで行ってしまいましたが、唐松岳頂上山荘のテン場も五竜に負けず劣らずの展望を楽しめます。
子連れ登山
【山形・蔵王】お釜を眺めながら刈田岳~熊野岳を子連れでゆっくりハイキング
2022年6月26日
2022年6月26日(日)、次女を連れて出来るだけ簡単な山を歩くことになり、蔵王のお釜周辺を歩いてみることにしました。蔵王エコーラインの刈田駐車場を起点にして刈田岳からお釜を眺めながら蔵王の最高峰熊野岳まで周回するコースです。下山後の遠刈田で寄った「蔵王のらーめん家」はおすすめ!
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