Home MOUNTAIN ハイキング 【奥日光】誰もいない切込湖・刈込湖を子連れで巡り、〆は光徳牧場のアイスクリーム

【奥日光】誰もいない切込湖・刈込湖を子連れで巡り、〆は光徳牧場のアイスクリーム

日光湯元温泉から光徳温泉へ周回するハイキングコース

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2020年6月28日(日)、梅雨真っただ中ですが、奥日光は昼頃から晴れ間が見えそうだったので切込湖・刈込湖のハイキングコースへ子連れ(中学一年生)で行って参りました。午前中は雨だったせいもあり、誰ともすれ違わず、他のハイカーの足跡も無い、静かな新緑の山道を楽しめました。

今回歩いたルート

ルートの詳細
最高地点:1,730m (山王峠)
歩行距離:10.6km
累積標高:736m(登り)、856m(下り)
歩行時間:3時間40分
休憩時間:1時間45分
グレード: (多少きつい登りがある)
コース定数コース定数とは歩く時間、歩く距離、登った高さ、下った高さの4つの要素を使って数値化したもので、次の式を用いる。 1.8×時間(h)+0.3×歩行距離(km)+10×登りの累積標高(km)+0.6×下りの累積標高(km)17 コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き
●20前後:一般的な登山者向き
●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き
●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。

日光アストリアホテルそばの光徳園地駐車場に車を止め、まずはホテル前のバス停から湯元温泉行きの東武バスに乗って湯元の登山口をめざします。

光徳駐車場~湯元バスターミナル

日光アストリアホテル前バス停

ホテルの駐車場ではなく、奥の方にある光徳駐車場の方に車を止めるとトイレもあって便利です。駐車場はガラガラだった。

ホテル前のバス停から湯元温泉行きのバスに乗る。運賃は大人420円。

15分で湯元温泉のバスターミナルに到着。

南隣の駐車場の端っこにあったトイレ。バス停の待合所の中にもトイレはあったかもしれない。

湯元バス停~登山口

湯元温泉寺の入口前を通り、湯元温泉の源泉そばにある登山口を目指す。この参道を通りぬけてでも登山口へ行ける。

源泉の方には観光客がチラホラ。

湯元温泉やアストリアホテルのある光徳温泉のお湯は全てここから湧いている。

温泉宿の名札が付いているものもあった。

今日はこの案内板に記されている赤いルート通りに歩きます。

湯元温泉登山口~切込湖・刈込湖

[10:30]奥の方のゲートの横に登山口がある。しゅっぱーつ。

少し登ると金精峠に繋がる国道120号に出る。渡った所にある蓼ノ湖(たでのうみ)登山口駐車場に再び登山口がある。蓼ノ湖は冬の積雪期ならスノーシューを履いて楽に行けそうですが、夏は笹薮をかき分けていかないとならないので今回はパス。ハイキングコースからも見えませんでしたね。

ここの下の方に蓼ノ湖があるはずだが、笹に囲まれていて見通しが効かなかった。

小峠までしばらく緩い登りが続きます。

新緑の中、うぐいすがホーホケキョケキョケキョケキョやかましい(笑)。

この明るく開けた所が小峠。

[11:25] 小峠は休憩にちょうど良い所で、ベンチが10個ほど設置されています。10分小休止。

閉鎖された旧道っぽいのがあるな…。おそらく湯の湖近くにあるゲート横につながる冬道です。

素直にルート通りに歩きます。

だいたい平坦な感じ。

苔むした倒木による芸術。

濡れた樹林帯のいい香りが漂っています。

さて、刈込湖への下りが現れた。

非常に歩きやすい。

[11:55]しばらく下ると刈込湖の西端に到着した。

切込湖、刈込湖、蓼ノ湖は3つとも三ツ岳の噴火によって出来た堰止湖で、確かに流れ出る沢が地表に無いですね。

切込湖・刈込湖~涸沼(かれぬま)

湖岸に下りると砂浜があり、流木に座ってランチ休憩。カップラーメンです。

風がないので鏡のような刈込湖を眺めながら食後のコーヒー。水打ち際にはおたまじゃくしの大群がいた。魚はいるのだろうか?

[12:45]名残惜しいけど出発。

刈込湖を眺めながら歩くコース沿いの特に景色がいい所にはベンチがあった。

新緑とエメラルドグリーンの湖水は目に優しい。

ようやく西の刈込湖と東の切込湖の境界に到着。

水位が上がると繋がる。

切込湖も湖水は美しいエメラルドグリーン。こっちは樹林の隙間から眺める感じ。

切込湖を離脱して次の涸沼を目指します。空が明るくなってきた。

[13:30]涸沼(かれぬま)に到着。昔はあった水が干上がり、中央部には樹木が育ち始めている。

休憩出来る所があるはずなので先に進む。

見晴しの良い所にある休憩所。

これは涸沼の東側にある山王帽子山(2,077m)。

地形図で確認すると、切込湖・刈込湖と比べて涸沼の方が水が無い分、標高が20mほど低いようだ。

山王帽子山と於呂具羅山についての説明。

振り返ると切込湖・刈込湖から歩いてきたルートの通る谷間が見える。谷間の右側の山が於呂具羅山 (おろぐらやま・2,020.6m)。於呂具羅山の山頂へは山王林道からの踏み跡がとりあえずあるらしい。

涸沼~山王峠

涸沼から山王林道へ150mほど一気に登ります。上にガードレールが見える。

[14:20] ガードレールに沿って登りながら歩くと林道への出入り口。

舗装された林道を延々と辿っても光徳へ行けますが、もちろんそんな事はしないのでハイキングコースで。山王峠へは少し登ります。

林道から山王峠もしくは涸沼へ入る所にはしっかりした道標と案内板があります。

緩いピークを過ぎて山王峠までしっかりした木道が続く。

後ろを振り返ると山王帽子山。朝は雨の中自宅を出発しましたが、昼過ぎには青空が見えるようになった。

[14:30] 山王峠 (1,730m)に到着。ここにはベンチもあります。10分ほど休憩。

山王峠~光徳駐車場

光徳駐車場まで2kmちょいの下りが続く。

山王峠~光徳間、中間地点の真新しい道標。

今回の行程では誰ともすれ違わないし、追い越したりもしなかった。他のハイカーの足跡さえ見当たらなかったですね。

[15:20] 明るい所があると思ったらそこがゴールでした。ここは光徳牧場のすぐ北側。

光徳側トレイル入口の様子。

赤線どおりグルっと歩いてきました。

トイレの前に脇道があり、その奥の行き止まりに学習院の光徳小屋がある。泊まったことないけど。

光徳駐車場にもトイレはあるが、トレイル入口すぐ手前にもトイレあり。

そして少し歩くと光徳牧場の建物があり、久しぶりに人の気配が!アイスクリーム売り場には入れ代わり立ち代わり観光客がやって来ていた。山歩きの後のアイスの味は格別ですな~。ここから光徳駐車場へは徒歩数分。

朝出発する時に使ったバス停が前にある、日光アストリアホテルの温泉で汗を流した。ここは光徳温泉と名乗っているけど、湯元温泉からパイプでお湯を直接引いたものなので、お湯自体は湯元と同じです。たまたまなのか、ほかの入浴客が誰もいなかった。

今日の湯の色は透明な黄緑色。ここへはよく来るけど、湯の色が青かったり乳白色だったりするのが不思議ですね。

今回の切込湖と刈込湖のハイキングを動画で振り返る

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