【尾瀬】子連れで尾瀬沼~大江湿原のニッコウキスゲを鑑賞

福島県側の御池から入り、尾瀬温泉小屋に宿泊して尾瀬沼を周回するコース

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2020年7月23日(木)から一泊二日で尾瀬沼の周辺を子連れで散策してきました。ツアーの団体客はほとんどいないでしょうが、群馬側の鳩待峠から入ると人が多そうだなと考えて、福島県側の御池(みいけ)から入って周回するルートをたどりました。長女は学校で足の親指の爪を割ってしまったので、しばらく山歩きはお預け。

今回歩いたルート

合計距離: 19.32 km
ルートの詳細
最高地点:1,785m (沼山峠)
歩行距離:19.3km
累積標高:578m(登り)、758m(下り)
歩行時間:3時間15分(1日目)、4時間(2日目)
休憩時間:1時間10分(1日目)、2時間10分(2日目)
グレード:(初日の燧裏林道が初心者向けではない)
コース定数25.2

御池~尾瀬温泉小屋間の燧裏林道はぬかるみが目立ち、傾いた木道が濡れているとかなり滑りやすいので要注意です。かかとから着地したり、つま先で木道を蹴って歩くとツルっといきます。靴底をフラットに木道に着地させたまま、つま先で木道を蹴らずに、前方への体重移動で前へ進む感じにしましょう。

1日目:御池~尾瀬温泉小屋

御池

[10:00]東北道・西那須塩原I.C.を下りてから御池登山口までさらに距離102km、2時間かかります。さいたまからだと4時間ちょい。登山口の駐車場に車を止め、準備を整えて10:00に出発。天気は雨。

西那須塩原ICから御池駐車場までのルートはこんな感じ。

御池登山口駐車場

御池ロッジのトイレ前から見た駐車場。登山口は駐車場の奥にある。

奥にある御池登山口。

御池近くの木道

最初は歩きやすい木道が続く。

姫田代

姫田代を通過。

名前はよく分からないが、可愛らしい黄色い花が咲き乱れていた。

上田代

ここは上田代かな。ベンチがあって休憩適地。

尾瀬ヶ原の平らな木道と違って、燧裏林道の木道は階段や傾斜が有って歩きにくい。滑って尻餅をつかないように神経を使う。

ノメリ田代

小さなノメリ田代。

池塘

透き通った水を湛える池塘(ちとう)。

燧裏林道の池塘

雨はザーッと降ったり止んだり。木道歩きで、他の登山者も少ないと分かっているので私はトレッキング用の折り畳み傘をさして歩いています。雨具の下だけ履き、スパッツを装着。上の雨具を着ると暑くるしいので、傘の方が涼しくてよい。娘ら家族に傘を持たせると滑った時にケガをすると思ったので、傘は1本しか持ってきませんでした。

 

私はモンベルとスノーピークのトレッキング用折り畳み傘を持っていて、今回はモンベル(U.L.トレッキングアンブレラ 品番1128551)を持参。重量はどちらも超軽量で、モンベルは128gでスノピは150g。空模様が怪しそうな時はザックのサイドポケットに忍ばせておきます。ちなみにお値段がモンベルの公式サイトでは5,280円(税込)+送料550円となっております。スノピの傘も公式サイトによると、値段と送料はモンベルと同じ。

燧裏林道

子供が入って遊べそう。

燧裏林道

沢の水量はそれほど増えていなかった。

燧裏林道

増水してこの橋を渡れなくなる事もありそう。

天神田代

天神田代を通過。

[11:30]天神田代を通り過ぎると渋沢温泉小屋分岐(廃道)に到着。

2年前に通った時と比較すると、さらに草木が生い茂った感がある。

ひうちうら橋

大きな沢に掛けられた燧裏橋を渡る。向こう岸に渡り、少し下ると沢沿いから合流してくる登山道があり、おそらくそれはこの橋が架けられる前にあったルートだと思われる。

燧裏林道
燧裏林道

何本か滑りやすい橋を渡る。もっとすごい大雨が降ると渡れなくなりそうな感じ。

尾瀬温泉小屋の公式Twitterでも燧裏林道は雨天時要注意とおっしゃっています。

三条の滝分岐

[12:30]三条の滝分岐を通過。雨で木道がツルツルなので今回も三条の滝はパス。このまま温泉小屋を目指します。

元湯山荘と休憩所

約1時間歩くと尾瀬温泉小屋すぐ北側にある元湯山荘と休憩所が見えてくる。ホッとする瞬間。

元湯山荘隣の休憩所

休憩所は閉鎖中。

温泉小屋、元湯山荘隣の公衆トイレ

元湯山荘隣の公衆トイレは利用可能。

元湯山荘

元湯山荘は今夏閉鎖中。

尾瀬温泉小屋

[13:30]御池から休憩含めて2時間半で尾瀬温泉小屋に到着。

尾瀬温泉小屋前のテラス

滞在中は雨で濡れて利用できなかったテラス。晴れ間にここのベンチに寝そべると気持ち良さそう。

尾瀬温泉小屋本館の玄関内

まず本館の受付で支払いを済ませ、別館の方へ移動。濡れた雨具等は下駄箱の上の釘に引っ掛けておいて下さいと言われたのでその通りに。登山靴の取り違え防止のため、名札を付けておきます。

尾瀬温泉小屋本館8畳間

電話予約時、別館の8畳間が一つだけ空いていたので運が良かった。荷物は窓際の板の間に置く。壁が薄いので隣の部屋の会話が筒抜け(笑)。コンセントが一つあるので携帯の充電に利用できます。

尾瀬温泉小屋本館8畳間

部屋の布団置き場には洗濯済みで糊の効いたシーツと、温泉小屋オリジナルタオルが人数分用意されている。

尾瀬温泉小屋の入浴時間と食事時間

14時前だったけど、もうお風呂が沸いているとのことで、早速汗を流しに行ってきま~。

鉱泉を沸かした風呂。

この日の宿泊客は60人ほどだそうだが、到着した人はまだ少ないらしく、湯舟に一人で浸かれた。夕食後の18時頃は誰もいなかったのでもう一回入浴。

売店の様子。

尾瀬温泉小屋前の赤田代

風呂上がりに小屋の周りを散歩。小屋の前に広がる湿原は赤田代。ここは雲が無ければ向こうに至仏山が見える。

尾瀬温泉小屋の本館

今回宿泊した別館の建物。2年前は本館に泊まった。

尾瀬温泉小屋の全体の様子

左の建物が古い別館、右が本館。本館2階の方が見晴らしが良い。以前は右の本館が新館で、左の別館が本館と呼ばれていたと思うんですが、いつの間にか変わったかな?

尾瀬温泉小屋付近の木道

見晴へ続く木道。

尾瀬温泉小屋の夕食、カレーライス

温泉小屋の夕食は去年から方針が変わったらしく、カレーと牛すき小鉢とサラダのセットになりました。子供用に甘口のカレーを頼むことも出来ます。ご飯のおかわり可。

温泉小屋~尾瀬沼

2日目の7月24日(金)は見晴から尾瀬沼へ向かい、大江湿原から沼山峠へ抜けるルートを取ります。

温泉小屋の朝食。

尾瀬温泉小屋周辺ルートについての案内

周辺の登山道についての注意事項。

尾瀬温泉小屋

[07:25]温泉小屋を出発。2日目の午前中は晴れ間が見えていた。

まずは見晴の十字路へ向かう。

尾瀬ヶ原の向こうに見える至仏山

右手の方、西に至仏山がそびえたつ。

[07:45]温泉小屋のある赤田代から15分ほどで見晴に到着。

弥四郎清水

いつも変わらず冷水を供給してくれる弥四郎清水。

弥四郎小屋は営業中だった。

尾瀬小屋

尾瀬小屋は休業。

桧枝岐小屋

桧枝岐小屋も営業中。

第二長蔵小屋

第二長蔵小屋は休業中。

原の小屋

去年宿泊した原の小屋も休業中だったが、中の人はいるようだ。

原の小屋横の休憩所

原の小屋休憩所の中では何やら工事をしていましたね~。。

今シーズンの尾瀬についての注意書き@見晴

尾瀬で今夏利用できるトイレなどについての注意書きがトイレの中に掲示されていた。

見晴のテント場

見晴のテント場にはびっしりとはいかないまでも、多くのテントが張られていました。25分ほど見晴をウロウロした後、尾瀬沼に向かって出発~。200mちょいの登りです。

見晴新道分岐

[08:20]見晴新道分岐を通過。どろどろグチャグチャと噂の登山道。我々は燧ヶ岳を登らず、尾瀬沼に向かいまする。

見晴~尾瀬沼間

橋が新しく架け替えられていた。

見晴~尾瀬沼間

これは2019年9月の様子。橋の支柱が腐ってガタガタになっていましたね。

見晴~尾瀬沼間

これはV字に折れているのでまだましな木道。

見晴~尾瀬沼間

小さな沢を渡ったり。

見晴~尾瀬沼間

倒木の根本はまだ処理されていなかった。去年と同じ状態。

きのこ

なんだか気持ち悪いきのこがおった。

シーズン後の水芭蕉

木道そばに葉っぱだけわんさか生い茂る水芭蕉。

白砂峠の下り

白砂峠のピークを越えてちょっと下ると白砂湿原に出る。

白砂湿原

開けた白砂湿原に出た。2m x 3m程度の平らなデッキがあるのでここで小休止。

白砂湿原の池塘の真ん中を木道が通る。

沼尻川

尾瀬沼から尾瀬ヶ原へ流れる沼尻川かな?

沼尻川
沼尻休憩所

[10:10]沼尻休憩所に到着。今年はここの休憩所とトイレは閉鎖のまま。デッキの前にあるベンチで20分ほど休憩。30人くらいここで休憩中でした。

沼尻休憩所から見た尾瀬沼

沼尻休憩所から見た尾瀬沼。次第に雲が下りてきましたよ。

晴れていれば尾瀬沼はもっと写真映えします。

大江湿原を見下ろす

大江湿原を見下ろす地点。これから右手の方に向かい、尾瀬沼ビジターセンターの辺りで昼食の予定。

辺り一面に咲き誇る黄色い花はニッコウキスゲ。

尾瀬沼のトイレ

尾瀬沼ビジターセンターそばのトイレ。ここは開いていた。この近くのベンチでカップラーメンのランチのため50分ほど休憩。

尾瀬沼~沼山峠

尾瀬沼から見た燧ヶ岳

[12:15]だんだん雨が降りそうになってきました。燧ヶ岳を左に見ながら大江湿原のニッコウキスゲ群落へ向かう。

大江湿原のニッコウキスゲ

晴れて風が吹いていたら絶対気持ちいいでしょ。

大江湿原のニッコウキスゲ群落

白いフワフワしたワタスゲも多い。

ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ
沼山峠への登り

大江湿原から沼山峠へ、最後の100mの登りへ向けて何やら決意を表明しております。

沼山峠バス停への下り

100mだとあっという間に登り終え、峠のベンチで小休止した後、10分ほど下ると沼山峠バス停が見えてくる。

沼山峠休憩所とトイレ

[13:30]沼山峠バス停に到着~。トイレだけ開いていた。ここに来たのは約20年ぶり。

バスはある程度座席が埋まったら出発するスタイル。料金は御池でバスを降りた後に支払う。

御池駐車場

[14:00]雨が降りだした御池の駐車場へ帰還。お疲れ山~。駐車場は結構空きが目立っていました。

下山後の温泉と蕎麦

桧枝岐村・アルザ

御池から会津駒ヶ岳登山口方面へ下ると日帰り入浴できる施設が数か所あり、このアルザ尾瀬の郷が最も大きく、駐車場も広い。ここで汗を流した後は塩原温泉の方へ戻る途中、栃木県側に入った所にある「横川のさと」へ美味い蕎麦をすすりに行きました。

場所はここ。WILD-1運営のキャンプ場「ワイルドフィールズおじか」が近くにあります。

会津街道で一、二を競う旨いそば家・横川のさと

風呂上がりの14時過ぎに電話して、1時間後に来店する旨を伝えてからたどりついた。

横川のさと

横川のさと正面入口。

横川のさと、店内の様子

店内の様子。ランチには遅い時間帯なので他のお客さんはいない。

横川のさと・おしながき

おすすめメニュー。2019年秋に食べた「ちたけそば」はかなりおすすめ。

横川のさとメニュー

メニュー裏面。

漬物類

注文した後、最初に出てくる漬物盛り合わせ。田舎の素朴な味付けが美味しいな~。90歳過ぎくらいのおばちゃんが持ってきてくれる。

横川のさと・みそおでん

一品料理にあった「みそおでん」も注文してみた。味噌がピリ辛でうま~い。

横川のさと・山菜天ぷら

おなじく一品料理の山菜天ぷら。サクサク。

私は生きくらげそばを頼んだ。コリコリしとる。

蕎麦も打ちたて裁ちたてでシャキッとした歯ごたえがクセになる。

尾瀬や会津駒ヶ岳方面から、車で那須塩原へ戻る途中にある蕎麦の名店「横川のさと」はおすすめ。今回で3回目の訪問ですが、ハズレなしで全部うまい。

帰り際にいただいたお店のカード。裏面にはQRコードが印刷されていて、読み取るとGoogle map上の店舗情報が出てくる。よって営業時間などに間違いは無いと思われる。営業時間は10:00~15:00で、休業日は不明。

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