日程 | 【山小屋泊】2021年11月3日(水・祝)・4日(木) |
メンバー | ぬこはち・こゆ |
天候 | 晴れ時々曇り・強風 |
アクセス | 利用交通機関 新幹線・バス・タクシー |
地図・ルート・標高グラフ・移動ペース
歩行距離:10.8km
累積標高:396m(登り)、814m(下り)
歩行時間:4時間40分
休憩時間:1時間19分
グレード:
コース定数:16
コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き ●20前後:一般的な登山者向き ●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き ●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。
行程とコースタイム
- 1日目
- 行動
- 2時間24分
- 休憩
- 1時間10分
- 合計
- 3時間34分
- 2日目
- 行動
- 2時間16分
- 休憩
- 9分
- 合計
- 2時間25分
今回の山行の費用
交通費 |
JR乗車券 | 浦和~大宮(往復) | 170円x2x2 | 計 | 680円 |
JR乗車券+新幹線自由席券 | 大宮~郡山(往復) | 6,050円x2x2 | 計 | 24,200円 | |
JR乗車券 | 郡山~二本松(往復) | 420x2x2 | 計 | 1,680円 | |
バス | 二本松駅~奥岳登山口 | 800円x2 | 計 | 1,600円 | |
ロープウェイ | 片道 | 1,050円x2 | 計 | 1,900円 | |
モンベル割引 | -100円(1人)x2 | ||||
タクシー | 奥岳登山口~岳温泉 | 2,200円 | 計 | 6,200円 | |
岳温泉~二本松神社 | 4,000円 | ||||
宿泊費 | 小屋泊 | くろがね小屋 | 4,350円x2 | 計 | 14,000円 |
夕食 | 1,600円x2 | ||||
朝食 | 900円x2 | ||||
入湯税 | 150円x2 | ||||
下山後の温泉 | 日帰り温泉 | 奥岳の湯 | 650円x2 | 計 | 1,300円 |
合計 | 51,560円 |
参考リンク
3D地図
【初日】二本松駅からバスで出発
郡山で新幹線から在来線に乗り換え、二本松駅に到着。何度か来ていますがきれいな駅前です。バス乗り場も駅を出てすぐ。
二本松は戊辰戦争の戦場になった場所なのでこのような像が駅前に立っております。
09:28発岳温泉行きのバスを待つ。
バス停の反対側にコンビニもあります。
[09:28]バスがやってきた。安達太良山の登山口であるスキー場前の「奥岳」バス停行きの便は、残念ながら平日の08:13の便しかない。この日は祝日なので、まず岳温泉まで行き、そこで乗り換える。
岳温泉バスターミナルの横に旧ニコニコ共和国国会議事堂があり、現在は観光案内所になっています。数分で奥岳行きのバスが来たので早速乗車。
後日、時刻表を調べてみると2022年4月のダイヤ改正で土日祝日の岳温泉~奥岳のバス便が無くなってしまいました。夏になるとまた復活するかもしれませんが、バスを利用される方は要下調べです。
あだたらスキー場前の奥岳登山口
[10:10]二本松駅から約1時間でようやくスキー場前の奥岳登山口に到着。長女は前回2014年8月にここに来たことがあり、今回が2回目の安達太良山です。
奥の方にぴょこっと飛び出した安達太良山の山頂が見えます。
少し北側の奥の方には鉄山の荒々しい岩壁が見える。
ロープウェイのゴンドラからは黄色~オレンジ色に染まった紅葉がよく見えた。
ロープウェイ山頂駅~安達太良山山頂
[10:33]ロープウェイ山頂駅から出発。しばらく歩きやすい木道が続きます。
安達太良山は最初からゴールの山頂が見えるのがいいですね。気分的に楽になる。
北東側を振り返ると福島市街が今日はよく見えた。福島駅北側に位置する信夫山(しのぶやま)がはっきり見える。
山頂駅から約1時間で登れてしまう安達太良山は、天候が良ければ子連れ登山に最適です。
中央右側で登山道が合流している箇所が後で通過する予定の峰の辻。奥の方で日陰になっている山が鉄山。
安達太良山山頂から眺める福島市街。
[11:40]この安達太良山の標柱を山頂としてもいいですが、完璧を期したければ後ろの岩の出っ張りも登っておきましょう。
さっきいた場所を見下ろす。
安達太良山の乳首登頂には若干の岩登り要素があります。
えっさほいさ。とりあえずホールドはしっかりしているので怖がりすぎなければ大丈夫。
以前はここに小さな祠と「八紘一宇」の石柱がありましたが、風が強すぎて吹っ飛んだか?昭和30年代に設置された祠の土台や屋根も崩れてその辺にあるらしい。
西に見えるは磐梯山(1,816m)。
安達太良山山頂の乳首から見た福島市。
この石柱は何だっけ?
南側に目立つピークは和尚山(1,602m)。
今回初めてこのハシゴ側から降りてみた。
岩場を登るよりこっちのハシゴ側から登ったほうが楽ですが、どこかに「下り専用」と書いてあったような気が。おそらく紅葉シーズンまっさかりで混雑していた時の名残なので、混雑していなければこちらの階段から登っても大丈夫でしょう。
ハシゴは乳首の南側にあります。さきほど登りに使った岩場は乳首の東側。
長女曰く、「ハシゴのほうが怖い」(笑)。
乳首からハシゴ経由で降りてきたところ。こちら側は岩陰で風の弱いところが多い。ランチはカップラーメンです。約1時間ほど休憩。
安達太良山山頂~くろがね小屋
[12:46]山頂から牛の背経由で奥の方に見える鉄山を目指したものの、この後どんどん風が強くなってきたため鉄山行きは中止しました。
猪苗代湖が奥の方に見えます。
[12:57]沼尻分岐を過ぎ、ちょっと高い所へ登ると西側に荒涼とした火口がどーんと現れる。1997年に発生した火山性ガスによる死亡事故「安達太良山火山ガス死亡事故」の後から、火口の底にあたる沼ノ平を通過するコースは通行禁止になっています。
火口から吹き上がってくる風がものすごい。
けっこう一所懸踏ん張って立っています(笑)。ぶべべべべ。
確かに風速15m/sくらいの強い西風が吹いていました。そしてどんどん雲底が下がってきております!
ああっ、目指していた鉄山山頂がとうとう雲の中に入ってしまった。
[13:02]長女がここは寒すぎる~と訴え始めたので鉄山行きは中止。吹きさらしのガスった稜線を往復約40分歩くのは止めておきます。ちょうどここが鉄山方面と岳温泉方面の分岐点である峰の辻分岐。
ぬお~、あっという間に鉄山が雲に飲み込まれた。ここはいつも風が強いな。
安達太良山山頂も雲の中に入り始めた。
東側の斜面に入ると風はほぼ無くなり、ホッとする。このまま峰の辻へ向かいます。
峰の辻付近の真っ赤なナナカマドの実。うまそ~
[13:23]広場になっている峰の辻に到着。
峰の辻の道標が新しくなっていた。分かりやすくなってよし!ここは登山道が交差する十字路になっています。実はこの後、くろがね小屋へ向かうつもりが勢至平へ進んでしまう間違いをまたやってしまった。今回で2回目。ボケっとしていると間違えやすいので注意。
そばに置かれたままの朽ちた古い道標。
後ろを振り返ると、牛の背と馬の背の稜線が雲と西風を遮ってくれています。
よく目立つマーキング。くろがね小屋ではなく、間違えて勢至平へ向かってしまったのに気付いたのですぐに修正。GPSの軌跡を見ると篭山の西側で進路修正しているのが分かる(笑)。
あだたら名物、岩のモンスター!
このルートは何度も通っているのに今回初めて気がついた!なんかモンスターがいっぱいおるぞ~!!岩の形によりますが、赤丸のマーキングが眼で、トカゲっぽく見えるモンスターの頭がころがっています。
これはちゃんと口もある。上に乗せられた石がトサカっぽい。
このモンスターは口が←→で間の抜けた顔をしている(笑)。他の山だとマーキングが白い丸だけなのに、安達太良では赤丸に白い縁どりになっているので眼に見えるんでしょうね。
あの谷間に目指すくろがね小屋があります。
安達太良山は標識やマーキングが豊富に設置してあります。
鉄山山頂の東側に連なる断崖を眺めながらくろがね小屋に下る。土砂が堆積しているように見えますが、1842年8月15日(太陽暦で9月7日)の夜、実際にここで大規模な山崩れが発生し、現在のくろがね小屋のそばにあった温泉場である獄湯を土砂が飲み込んだそうな。その夜、獄湯にいた宿泊客の人数は196人で、死者20名、大怪我20名と記録されていますが、正確な人数は分からないそうだ。
これも美味そうなナナカマドの実。
最後の斜面を降りると岳温泉の源泉へ通じる道の入口前に出てきます。昔は通れましたが、現在は通行止め。
くろがね小屋に宿泊して温泉と名物カレーを楽しむ
[14:00]くろがね小屋に到着。老朽化した小屋の建て替えの話があるものの、工事完了予定が2025年に伸びてしまった。2022年4月現在の情報によると、営業は2023年3月31日まで行なうそうです。
くろがね小屋の内部はこの吹き抜け構造が特徴的。ストーブが焚かれていると2・3階のほうが暖かい。
今回指定された10号室。3階部分にあります。宿泊客はそれほど多くなかったのでパーティー毎に部屋を使えました。コロナの影響で寝具が無いため、寝袋を各自持参する必要があります。
はしごで出入りします。荷物と登山靴を持って昇り降りするのが意外とめんどくさい(笑)。
はしごは少なくとも垂直ではない。
くろがね小屋の寝室は畳敷きで壁に物を置ける棚があり、床の端には板敷きの靴入れがある。
板の蓋の下が登山靴入れになっている。これなら登山靴の取り間違いは起こらない。
以前正月に宿泊した時はこの12号室の端っこで寝た記憶がある。2階の廊下には針金が渡してあり、濡れたウェアを干しておけます。
寝室の灯り。
くろがね小屋1階の広間にはだるまストーブがあり、石炭かコークスを炊いていたと思う。この周辺が小屋の中で一番あったかい。
くろがね小屋名物、源泉かけ流しの温泉風呂でリラックス
くろがね小屋の良いところは、源泉かけ流しの白濁したお湯があふれる風呂に入れる点ですね~。宿泊客は何度でも入浴可。小屋を建て替えた後はどんな風呂になるのでしょうか?!
シャワーはありません。蛇口からは水が出てくる。
脱衣所に貼られている岳温泉の温泉成分。麓の温泉旅館とは違い、くろがね小屋だと数百m先の源泉からのお湯を楽しめる。
くろがね小屋名物、夕食のカレー
これがくろがね小屋の夕食に出てくるカレー。いつもおかわりをしてしまう。今回は4杯もいってしまった。
受付の様子。山バッジの購入もここで。
くろがね小屋の朝食
翌日の朝食。典型的な山小屋の朝ごはんです。卵はもちろん温泉卵。
壁に貼られた、くろがね小屋に関する古い新聞記事
70年前は素泊まりが100円だったそうな。日本銀行のサイトによると、2021年の消費者物価指数が99.7、1949年の消費者物価指数が12.8なので、99.7÷12.8=7.79倍になる。よって、100円×7.79=779円になるので、当時の100円は現在の800円くらいになるらしい。ほんまかいな~。ちなみに現在のくろがね小屋の素泊まり料金は大人一人4,100円である。会津駒ヶ岳の駒の小屋だと素泊まり3,000円。谷川岳肩の小屋の素泊まり料金は、寝袋持参だと2,500円。昭和20年代と現在では、山小屋の設備の質が大きく違うはずなので妥当なのだろうか?!
昭和24年築のくろがね小屋。中の様子は分かりませんが、やはりこの質素な山小屋だと素泊まり800円かな~?
記事の最後の方に記されている「三間半に四間半」とはメートルに直すと6.4m x 8.2mなので、そこそこの広さがあったようだ。二段ベッドが7台並び、全てに窓があるとすると壁際に設置されたはずで、中央にスペースがある14人収容の寝室だったようですね。
【2日目】くろがね小屋から下山
[07:35]あだたら高原スキー場前の日帰り温泉施設「奥岳の湯」の営業開始時間が10:00なので、それに合わせてゆっくり下ります。
稜線の方を見上げると、小屋のあたりは晴れていますが、少し上の方はすっかり雲の中。
途中でくろがね小屋の方へ登ってゆく車とすれ違った。今までこの登山道にタイヤ痕が残っていることに気付いていましたが、今回やっとこさ初めてここを走っている車と出会えた。車を使えるならくろがね小屋の物資補給も楽ですね。
[08:01]峰の辻から、くろがね小屋を経由せずに下ると出て来られる勢至平分岐に30分ほどで到着。
岩の表面に秩父の長瀞の岩畳でよく見られるポットホールのようなものがある。近くに川があるわけでもないのに、どうやってこの窪みはできたのだろうか?
安達太良山中腹の勢至平にある勢至塔
峰の辻分岐の付近にある勢至塔。これは登山道から茂みで隠れているため、注意していないと存在に気付かない、勢至菩薩を祀る石塔です。下弦の月の出る時刻がほぼ0時になる二十三夜は、勢至菩薩を本尊として祀るもの。そしてこの勢至塔を別の名前で言い換えると二十三夜塔とも言うことができます。全国各地に二十三夜塔は存在し、例えばさいたま市の南浦和駅東側にある二十三夜交差点の近くにも二十三夜供養塔が残されています。
今ではすっかり廃れてしまいましたが、念仏を唱えたり飲食をしながら月の出を待ち、月を拝んで解散する月待ちの行事がこの平坦で空が開けた勢至平で行われていたのでしょう。現くろがね小屋付近にあった温泉街からなら、ここまでそれほど時間もかかりません。江戸時代の湯治客がここで月見をしていたのかも。
登山道に沿って木の生えていない道が勢至塔の前を通っていますが、おそらくこの下に温泉の湯を岳温泉の温泉街まで通すパイプが埋まっているのではないかと推測。
土台に何か彫られているが読めない。
勢至塔の裏側の文字も苔を剥がさないと読めないな。左下におそらく6月吉日と彫られているのは分かる。
今回は馬車道経由でジグザグに下山
奥岳登山口~くろがね小屋間は登山道と言っても車が通れる幅があり、段差も少ないので非常に歩きやすい。
[08:29]徒歩のみで通行できる旧道と、車が通れる馬車道の分岐である「八の字」に到着。このまま旧道で一直線に下ると40分でスキー場前の奥岳の湯に到着してしまうので、馬車道をゆっくり下ることにしました。
馬車道の様子
ずっとこんな感じの車が通れる道が続きます。積雪期はこの馬車道をスキーで下ると早い。
旧道の一番下にある馬車道との分岐点。
あだたら渓谷自然遊歩道を初めて歩いてみる
[09:46]1時間ちょっとというスローペースでここまで下りてきました。8時まで小屋でのんびりすればよかったかな(笑)。ここからすぐにスキー場にでてしまうのももったいないと思い、初めて自然遊歩道の方を通ることにしました。
いろいろ見どころがあるらしい。
観光客でも歩けるような木道や階段が整備されていました。
もう少し紅葉がきれいな時期に来ればよかったかも。
木に食われた標識。
湿気の影響で木が腐り、ガタついている階段もあり。
安達太良山の上の方と比べて、高度を下げるとようやく紅葉がきれいな場所が現れた。
この橋の下に滝がある。
この魚止めの滝は真夏だったら泳ぎたくなるかも。この沢の上流は安達太良山の東斜面で、くろがね小屋や岳温泉の源泉があるのは一つ北側にある別の沢です。
炭焼の窯の跡。この標識が無ければ気づかず通過していたであろう。
下界に降りる前に奥岳の湯で汗を流す
[10:00]標準的なコースタイムだと、くろがね小屋から1時間40分で着く距離を2時間半もかけて下りてきました。この日帰り温泉施設は10:00から営業開始です。2015年12月にオープンしたばかりで、脱衣所も浴室もまだまだキレイ。露天風呂も開放感があり、紅葉の時期は混むかも。料金は大人650円、4歳~小学生の子供は450円。
奥岳の湯の前の紅葉が一番きれいに撮れた。
湯上がりのアイス。
岳温泉神社へタクシーで移動
平日は奥岳登山口から岳温泉経由で二本松駅まで行けるバスの便が16:15発の一本だけなので、タクシーで岳温泉まで下りました。奥岳登山口~岳温泉のタクシー料金は2,200円。バスだと300円です。歩いて岳温泉まで下る場合は、距離5.6kmの舗装路を約1時間ですね(やったことがある)。
岳温泉神社の由来。3回移転しているらしい。深掘とは現在の岳温泉温泉街のすぐ南にある地区の事で、google マップでチェックすると昔の道路の痕跡が見える。
温泉神社のよく出来た龍の透かし彫り。山でケガをしませんようにと拝んでおきました。
手水には何故か菊の花が浮かべられていた。香りがいい。
岳温泉神社前の参道でもあるヒマラヤ大通り。この坂の下に今回の目的地の一つでもある、ソースカツ丼で有名な成駒があります。
ヒマラヤ大通りの中心を流れる小川。温泉が混じったりしているのだろうか?
温泉神社の手水だけに菊の花が浮かんでいるのかと思いきや、温泉街のあちこちにこうした菊手水(きくちょうず)がありました。菊の花も色々種類があり、こんなに色とりどりなんですね。今まで菊といえば刺し身に付いてくるタンポポっぽい菊の花と、葬式の菊の花しか思いつきませんでした(笑)。
これは前回訪れた時には無かった建物と広場だ。岳温泉ニコニコ広場にある休憩所とトイレ。今までバス停にしか公衆トイレがありませんでしたが、温泉街の真ん中にキレイなトイレが出来て良かったかも。しかしニコニコ共和国は2006年に解散したはずなのに、まだ残党がいるようだ、、、(笑)。
ニコニコ広場の菊手水。
ヒマラヤ大通り沿いにある謎の世界発信型居酒屋。
成駒の隣りの隣りにあるニコニコ共和国国立豆腐蛋白研究所。
岳温泉名物、成駒のソースカツ丼
[11:50]ようやく成駒に到着。岳温泉へ来ると必ずここでソースかつ丼を食べます。もちろん今回も。ちょうどお昼時に来てしまったので、30分くらい待ちました。
うちの長女は顔出しパネルを見つけると必ずやりたがる。
成駒名物、ヒレのソースカツ丼。
お肉が極厚のため、揚げるのに時間がかかるようです。
成駒はモンベルのフレンドショップなので、メンバーカードを見せると温泉卵を無料でいただけます。ありがたい!持ち帰りもできるように、クッションとして紙に包まれて出てきます。
持ち帰りはせず、ソースカツ丼の中央にどーん。さらに美味しそうになった。
こちらは長女が注文した鶏うどん。
煮込みカツ丼も気になるものの、ソースカツ丼しか食べたことがにゃい、、、。
安達太良カツカレーもいいかも。
成駒の外にホースが付いた蛇口が有った。もらって帰る人がいるのだろうか?
岳温泉ヒマラヤ大通り入口の看板が新しくなっていました。
タクシーで二本松神社へ移動
本当は12:50岳温泉ターミナル発の二本松駅方面行きのバスに乗りたかったのだが、成駒の空席待ちの待ち時間とソースカツ丼の長い調理時間のせいで、間に合いませんでした。15:30まで待つ気にはなれなかったため、タクシーで移動することに。
[13:30]岳温泉から二本松神社へ20分ほどで到着。料金は4,000円ちょうどでした。(バスだったら500円)
二本松神社についての解説。戊辰戦争時には焼けなかったらしい。
二本松神社の狛犬。わりと新しそう。
立派な門があり、三つ巴✕三つ巴✕三つ巴の模様が描かれている。
この✕は何だろうと思っていると、おみくじ売り場にちゃんと書いてありました。✕は二本松城主丹羽家の家紋だそうな。しかし初めてみたな~。
二本松神社の菊手水は作った人のセンスが良い。
二本松神社の本殿。岳温泉神社に続いてここでも「無事に山登りを続けられますように」とお祈りしておきました。長女が寄ってみたいというので、下山後にここまでやってきました。
二本松神社境内の紅葉。安達太良山の方は紅葉がほぼ終わりでしたが、下の方はまだきれいに残っております。
境内を40分ほどうろついてから二本松駅へ戻ります。神社から二本松駅まで歩いて5分。
残念ながら二本松城の方まで見に行く時間はありませんでした。駐車場もあるようなので、今度車で安達太良山を登りに来たら寄ってみようと思います。
[13:45]寄り道が多かったけどようやく二本松駅に到着。14:01発の普通列車で郡山へ行き、そこから新幹線で戻ります。おつかれ山~
二本松の地名の由来。