【奥多摩】冬の御岳山・大岳山を久しぶりに訪れて山納め

ケーブルカー利用で大岳山まで往復するコース。御岳山までなら観光客向け。

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日程 【日帰り】2020年12月27日(日)
メンバー ぬこはち・ゆき(中1)・まさ
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関

ケーブルカー駅前の滝本駐車場(4時間超で1500円)からスタート&ゴール。 すぐ下のタイムズのほうが安い。第二はさらに安い(1000円)。
経路を調べる (google transit)
行きの経路 帰りの経路

高校で山岳部に入り、1年生の夏ごろに個人山行として登ったのが今回久しぶりに訪れた御岳山と大岳山。大岳山まで登ったのは憶えていますが、その後奥多摩駅方面へ下山したのか、ケーブルカー駅へ戻ったのか記憶が定かではありません。今回は長女を連れての山行なのでケーブルカー利用の往復登山です。岩場に慣れていない人を大岳山まで連れていく場合、手足を置く場所や、踏み外しやすい場所について指示・注意してあげましょう。

地図・ルート・標高グラフ・移動ペース

ルートの詳細データ
最高地点:1,266m (大岳山山頂)
歩行距離:12.1km
累積標高:1,142m(登り)、1,144m(下り)
歩行時間:4時間14分
休憩時間:2時間48分
グレード:
コース定数23.4(一般登山者向き)
コース定数とは歩く時間、歩く距離、登った高さ、下った高さの4つの要素を使って数値化したもので、次の式を用いる。 1.8×時間(h)+0.3×歩行距離(km)+10×登りの累積標高(km)+0.6×下りの累積標高(km)
コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き ●20前後:一般的な登山者向き ●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き ●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。

この記録の行程とコースタイム

日帰り
行動
4時間14分
休憩
2時48分
合計
7時間2分
S御岳山駅08:4424分 09:08御岳神社7分 09:15天狗の腰かけ杉29分 09:44奥の院39分 10:23鍋割山10:2728分 10:43鍋割山分岐34分 11:17大岳山荘跡11:3019分 11:49大岳山13:3416分 13:50大岳山荘跡13:5927分 14:26鍋割山分岐40分 14:50綾広の滝の上の分岐56分 15:46御岳山駅G
コースタイムの見方:
移動時間
到着時刻通過地点の地名出発時刻

今回の山行の費用

交通費 高速 浦和~青梅 2,490円(ETC)    
青梅~浦和 2,490円(ETC) 4,980円
駐車場 1日料金 1,500円   1,500円
ケーブルカー 往復 大人1,130円、小児570円 3,390円
        合計 9,870円

参考リンク

ドラぷら(NEXCO東日本高速料金を調べるhttps://www.driveplaza.com/
御岳登山鉄道時刻表と料金https://www.mitaketozan.co.jp/timetable
御岳ビジターセンター現地案内施設https://www.ces-net.jp/mitakevc/

今回の山行の記録

御岳山ケーブルカー滝本駅~御岳神社

御岳山ケーブルカー

約30年ぶりの御岳山ケーブルカーに乗車です。昔はこんなに格好良くなかった。

滝本駅前の駐車場

車は滝本駅の真ん前に止めた。この滝本駐車場の駐車料金は1時間350円で、4時間以上止めると1日料金1,500円になる。ここのすぐ下にあるタイムズの駐車場(8台)は土日祝だと1,430円で、平日は1,100円。安さを取るか、便利さを取るか!?もう少し離れた滝本第3駐車場は1日1,000円ですが、ケーブルカー駅まで距離450mの上り坂です。

御岳山駅から見た加波山、筑波山、宝篋山

ケーブルカーの御岳山駅を出て、右手の展望台へ行くと都心部がよく見える。スカイツリーはもちろん、さいたま新都心のビル群や、北東方向には筑波山も。

御岳山駅

[08:44]朝早くの御岳山駅。荷物を整えて出発。

鳥居をくぐって御岳神社前の宿坊街へ

鳥居をくぐって、向こう側に見える集落の方へ向かう。

茅葺屋根の宿坊

御岳神社の門前には宿坊が立ち並び、その内の1軒は茅葺屋根が目立つ立派な建物でした。

天然記念物の神代欅

途中その目立つ姿を現した神代欅(推定樹齢千年)。背後に写り込んでしまう民家っぽい休憩所が無ければいいんですがね。

朝の売店

高校1年の頃に来た時は観光客でごった返していた。

御岳神社の入口。登山道は山門をくぐった先を左へ

御岳神社の門前町を通り抜けた。登山道の入口はこの階段を登って山門をくぐり、さらに左側の階段を登った先の左側。御岳神社自体はパスしてしまいました。

手水舎にペット用の水場

手水舎は使えないようになっていました。ペットは水を飲んでも可らしい。

御岳神社~鍋割山経由で大岳山荘跡

長尾平分岐

少し下ると長尾平分岐に到着。ここには小さな茶屋がある。テーブルやベンチもあって休憩適地だが、まだ歩き始めたばかりなのでさっさと先を目指します。

御岳山・奥の院への分岐

[09:15]ケーブルカー御岳山駅から30分ほどで奥の院方面の分岐に到着。奥の院へはこの鳥居をくぐって登り始めます。鳥居の左隣には天狗の腰かけ杉がある。奥の院とその先にある鍋割山を経由せずとも大岳山へ行けるルートは下山時に使いました。

奥の院へは杉林の中を通ってゆく

番号が振ってある杉の大木の中を歩く。

御岳山・奥の院の手前

ちょっとした鎖場。普通に山歩きする人なら大したことの無い場所だが、落ち葉が積もっていると滑りやすいかも。

御岳山・奥の院山頂下の男具那社(おぐなしゃ)

[09:44]天狗の腰かけ杉から30分ほどで奥の院中腹の男具那社(おぐなしゃ)に到着。この社は意外と新しいな。御岳神社のサイトで調べてみると、江戸後期に建立された旧社殿は老朽化が激しかったため、2005年に本殿と表門が赤い漆塗りで修復されたのだそうです。

奥の院山頂へは男具那社(おぐなしゃ)の前を通る

道標が奥の院と鍋割山はこっちだと言っているので、とりあえず階段を上がる。

覆屋に保護された男具那社(おぐなしゃ)本殿

赤い表門の脇から本殿を望む。覆屋も大きく建て直され、紫外線や風雨の害を受けにくくなったそうな。

御岳山・奥の院山頂にある祠

そして男具那社のさらに奥の方へ通ずる道を登ってみると小さな石造りの祠があった。さっきの赤い社殿とこの小さな祠のどちらが日本武尊を祀ったものなのかはよく分からず。とりあえずここが奥の院の山頂のようです。

奥の院山頂から巻道へ合流

祠の後ろ側に続く登山道をたどって下りていくと、奥の院山頂を巻くルートに合流。

鍋割山山頂(1,084m)

奥の院山頂から下って登って40分で鍋割山に到着。あまり眺めは良くない。夏だと何も見えないでしょう。

鍋割山~大岳山

南へ向かう稜線上の登山道は日が当たって暖かい。空気は冷たいが。

大岳山の岩場

そして大岳山への登りに入ると、地形図でも岩場のマークが付いている箇所に到着。

大岳山の岩場はフェンス付き

あちこちに滑落注意と標識が掲示されていますが、山歩きに慣れている人なら特に問題なく通過できる場所のはず。しかし柵まで設置されている…という事はきっと滑落事故が何度も起きた場所だな。

大岳山荘跡

[11:17]大岳山荘という山小屋の跡にて15分ほど大休止。すぐそばに大岳神社があり、その前がベンチのある広場になっている。

大岳山荘跡・内部の様子

完全な廃墟ではないので、登山道整備をする人や大岳神社の関係者が休憩所として使っているのかもしれない。

大岳山荘跡すぐそばのトイレ

大岳山荘すぐそばのトイレ。

大岳山荘跡のヘリポート

トイレの隣の開けた場所にはコンクリートのデッキ状構造物があり、これはおそらく荷揚げ用のヘリポートだったものでしょう。柵が設置されて立入禁止になっています。

大岳山荘跡

大岳山荘は2008年3月に閉鎖されたそうだ。

大岳山荘跡~大岳山山頂

大岳神社の鳥居

[11:30]大岳山荘前の鳥居をくぐってちょいと登ると大岳神社がある。

大岳神社に炭次郎の痕跡

竈門炭治郎の羽織と同じ柄の布が縛り付けられていた。

大岳神社

橙色の布の柄は誰のだろうね?ちなみに伊之助の出身地がここ大岳山の山中だそうだ。

大岳神社の狛犬はオオカミ

大岳神社拝殿の前には狛犬ならぬ狛狼。壁の傷みが激しいらしく、波トタン板で修復されている。この拝殿の裏側にある社殿がおそらく大岳神社の本殿。

大岳神社の狛犬

奥多摩や秩父ではヤマイヌ=狼であり、狼信仰が盛んであった。以前登った秩父の武甲山にも狼の狛犬が祀られていた。

大岳神社前のゆるぎ岩

大岳神社前の岩にはしめ縄が張られていたので何か由来があるのだろうと思い調べてみた。

東京神社庁という宗教法人のサイトによると、1653年に行われた玉川上水の通水工事に檜原村を代表して参加した源兵衛という実在した人物が、この大岳神社に奉納するため担ぎ上げたのがこの岩だそうだ。岩には名前があり、「鬼源兵衛のゆるぎ石」という。女子供でも押せば動くというのでゆるぎ石(ゆるぎ岩)と呼ぶそうだが、どうみても簡単に動きそうにないな(笑)。重さは500貫と言い伝えられているが、1貫=3.75kgなので、500貫が本当だとするとこの岩は1,875kgもあることになる。まあ、とても重い大岩を担ぎ上げたという事を強調した言い方なのでしょう。

大岳山山頂への登りはじめ

大岳神社の脇から広い斜面を登り始める。

大岳山山頂下の岩場

山頂の下はゴツゴツした岩場になっているが、ホールドがしっかりしているので、積雪でもない限り通過に特に問題は無し。ここよりも、先ほど通過した大岳山荘下にある「滑落注意」の看板地帯の前後の方が、不注意で足を踏み外して滑落しそうで危ないかも。

大岳山山頂直下

岩場が終わり、この道標が見えたら山頂はすぐそこ。

大岳山山頂ですき焼き

大岳山山頂から富士山の眺望

[11:49]大岳山荘跡から20分ほどで大岳山山頂に到着。ここから見た富士山は南西にあり、昼頃に山頂で記念写真を撮っても逆光になってしまう。

やはり冬は空気中の水分が少なくて遠くの山々までよくみえるからいいですね。

山すき焼き

今日は晴れだと分かっているからこそ、すき焼きの準備をしてきた。

山すき焼き用のにく

うまそうな😋にくをパックのまま持ってきました。

山すき焼き

山フライパンで軽く肉を炒める。

山すき焼き

左の山なべの方で他の具材とすき焼きのたれを加熱。山なべの加熱にはエスビットを使用。

山すき焼き

エスビットの固形燃料は風が強くなければ火力十分。

山すき焼きに生卵

もちろん生卵も持ってきた😋。

山すき焼きの〆はうどん

すき焼きの〆はうどんで。

デザートはリンゴのカラメル焼きシナモン風味

デザートはリンゴのカラメルソテー。山フライパンでバターを溶かし、リンゴを並べて焼く。両面焼いたらきび砂糖を加え、砂糖が溶けるまで待つ。仕上げにシナモンパウダーを振りかけると食欲マシマシの香りが辺りに漂う。うまし😋。

大岳山山頂から富士山の眺め

最後にもういっちょ富士山の眺望。上に小さな傘雲がかかってますな。大岳山山頂でのランチ休憩は1時間40分。

大岳山山頂~ケーブルカー御岳山駅へ戻る

大岳山山頂からの下り

[13:34]大岳山山頂から下山開始。来た道を戻ります。

大岳山の岩場の下り

岩場の下り。

大岳山の岩場の下り

何てことない場所ですが、踏み外す人はいるのかもしれない。

大岳山の岩場・滑落注意

滑落注意の看板地帯。

高岩山方面と御岳山方面の分岐

鍋割山へ向かうルートと別れ、すぐにこの分岐に到着。最短距離でケーブルカー駅へ向かいたいのでロックガーデン方面へ下ります。

ロックガーデン方面への分岐

左手の斜面の方へ下る。

綾広の滝の上の方

北側の斜面を下って谷間に入るので雰囲気が暗くなる。何だか倒木だらけだな~。

綾広の滝の上の方にある、比較的新しい橋。そこら中に転がっている倒木はおそらく2019年の台風被害によるものでしょう。この橋も破損したため、架け直されたそうです。

綾広の滝、ロックガーデンへの分岐

休憩小屋のある分岐。この小屋も2019年の台風被害を受けて土砂が流入した。ここからロックガーデン方面に進むとすぐに綾広の滝ですが、寄り道せずケーブルカー駅方面へ向かいます。暑い夏だったら渓流沿いのロックガーデンや綾広の滝を訪れるのもいいかもね。今の時期は水流が少ない。

御岳山岩石園ロックガーデンの案内図

ロックガーデンこと岩石園の案内図。おそらく夏に来れば見どころたくさん。

奥の院口便所

しばらく水平な道をたどり、尾根上の広場に出ると奥の院口便所があったので小休止。このトイレの向かい側に細い階段があり、地形図を見るとかなりの急登ですが、奥の院山頂へ向かうことができます。

天狗の腰かけ杉

天狗の腰かけ杉に戻ってきた。確かに面白い形をしている。

御岳神社の鳥居

御岳神社の鳥居。

御岳神社前の売店街

15:30過ぎですが、開いていた売店も店じまいを始めていた。とりあえず御岳山と大岳山の山バッジを購入。

御岳山駅

ケーブルカー御岳山駅に無事下山。お疲れ山~。

御岳山駅のケイオス

帰る時に気付いたけど、券売機の周りが矢印と文字だらけで脳みそが混乱してくる(笑)。

御岳山ケーブルカー

ケーブルカーの最後尾には犬用のスペースが確保されている。

ケーブルカーの軌道

今回の山行を動画で振り返る

Relive ‘2020-12-27 御岳山・大岳山で今年の山納め’

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