日程 | 【日帰り】2021年4月11日(日) |
メンバー | 【子連れ】ぬこはち・まさ・みー |
天候 | 晴れ |
アクセス | 利用交通機関 車小田休憩所そばの無料駐車場を利用。 |
地図・ルート・標高グラフ・移動ペース
歩行距離:6.2km
累積標高:575m(登り)、575m(下り)
歩行時間:2時間59分
休憩時間:2時間15分
グレード:
コース定数:10.2(初心者向き)
コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き ●20前後:一般的な登山者向き ●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き ●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。
行程とコースタイム
- 日帰り
- 行動
- 2時間59分
- 休憩
- 2時間15分
- 合計
- 5時間14分
今回の山行の費用
下山後の温泉 | 筑波温泉ホテル | 大人1,300円(土日祝日料金)、小学生700円 | 計 | 3,300円 |
参考リンク
つくば市公式 | 宝篋山登山コースについての案内(マップもあり) |
たまりば | 宝篋山の山バッジ購入はここで |
筑波温泉ホテル | 源泉かけ流しの温泉で日帰り入浴 |
今日は小田休憩所駐車場から極楽寺コースを往復
朝7時前に小田休憩所の駐車場に到着するとロットは7割ほど埋まっていた。宝篋山は駐車場から山頂がすぐそこに見えるのがよい。続々と車がやって来る。
以前はこの辺りに仮設トイレが設置されていたが無くなってしまった。小田休憩所がオープンするのは9:00からなのでトイレも使えないだろうと思っていましたが、試しに家族が行ってみたところトイレは入れたそうです。
駐車場から出発して最初の分岐。左が今回向かう極楽寺コースで、右へ行くと常願寺コース。中央に見える電波塔が山頂で、極楽寺コースはその下に見える谷沿いに付けられている。右端の谷沿いを登るのが常願寺コース。
最初はのどかな田園を小鳥のツイートに包まれながら歩きます。
濁りが無い透き通ったせせらぎがすぐそばを流れる。飲んだらあかん。
地蔵堂菩薩を通り過ぎたら次の分岐を右へ。
極楽寺公園には東屋と仮設トイレがある。ここにあった極楽寺を1257年頃に開山した忍性(にんしょう)という僧はその後鎌倉へ移動し、鎌倉極楽寺も開山した。
極楽寺公園のすぐ先にゲートがある。去年は何の表示もされていなかったので山に慣れていない人は行き止まりと勘違いしそうでしたが、これできっと大丈夫だ。
五輪塔の周辺には数多くの石造の遺構が半ば埋もれて残されている。
ニリンソウの群生。
五条の滝。この先に同じ様な小滝が数多く現れる。
つんつん。
コブシの花が咲いている少し開けた場所にあったベンチ。宝篋山はコース上のあちこちにベンチやテーブルが設置されていて子連れには助かります。
純平歩道から山頂への分岐に入るところ。
山桜の森を通過。すでに花は散った後でした。
新緑の山桜と青空。
山桜の森の木漏れ日を浴びるベンチ。
山頂直下のバイオトイレ手前には、戦国時代にここが山城だった名残が見られる。
防御施設としての堀と土塁。
さいたま市の岩槻城にも同じような空堀と土塁の遺構が残されている。
宝篋城ルートへ上がってもいいけど、特に何も残っていない。
山頂下のバイオトイレ。展望の良い山頂の方にはトイレが無いので、ここで済ませてから進みましょう。
宝篋山の電波塔。ここにつながる車道があるものの、一般車は通行できそうにない。
宝篋山山頂にある忍性像。
鎌倉時代に建立された宝篋印塔。800年近くもここに立っているのか…。
宝篋印塔についての解説。
宝篋山山頂から南東に見える霞ヶ浦の眺め。4月だと霞んじゃいますね。小田休憩所の駐車場から山頂まで1時間36分でした。(子連れのゆっくりペース。)
宝篋山山頂でサイコロステーキランチ
[08:45]宝篋山山頂にとうちゃこ~。朝の9時前ですが山タイムでお昼ごはんの時間です。今日のランチはサイコロステーキとごはん。
まずは飯盒でご飯を炊きます。メスティンだと3人分も炊けないので飯盒がちょうどいい。
ご飯はエスビットの固形燃料を使って炊き、その間に肉を調理します。エスビットやアルコールバーナーのように火元の位置が低い火器は、その下の物が焼けるか焦げるかのどちらかになってしまうので、小型テーブルや断熱シートなどを用いて対処しましょう。あと固形燃料の炎は風に弱いので風防も必須。
ご飯を炊いている間ににくの準備。真空パックされた冷凍状態のお肉はちょうどいい感じに解凍されています。
バターを溶かした鉄板に熟成ハラミ肉を投入~!じゅわー。
火が通った頃を見計らっておろし大根のタレを投入。今回のサイコロステーキは、居酒屋天狗が運営する「天狗キッチン」でオンライン購入したもの。ついつい鉄板と木皿がセットになったものを買ってしまった。鍋つかみを忘れたのでマルチツールのプライヤーで鉄板を火から下ろしました。
飯盒で炊いたご飯はおこげが一番うまい。
眺めもよし!
白いイッヌが必死になって岩の下を掘ろうとしているので、小判でもあるのかと思って岩を持ち上げてみたら、トカゲが2匹キョロキョロしているだけだった(笑)。
宝篋山山頂からの筑波山の眺め。ここから筑波山山頂までの直線距離は7km。山頂で2時間15分ほど休憩してから10:57に下山開始。
宝篋山山頂から極楽寺コースで下山
花が散らずにまだ残っている山桜の木もあった。
山頂から見た空は霞んでいたけれど、新緑が目に優しい。
極楽寺コース途中のベンチ。
花が散った後のコブシの木。
ワニ岩に食べられた猫娘2号機。
いつものニコニコ岩。
コブシの木の辺りで谷間に降りる。
涼しげでいいですな~。
触ると冷たくて気持ちいい。沢沿いに多くの人が歩くし、最上部にはトイレがあるので口は付けないようにしましょう。
傾斜が緩やかになるとゴールはもうすぐ。
この開けた辺りにも極楽寺の伽藍が建ち並んでいたのだろうか。
[12:23]駐車場に無事げざーん。
下山後は小田の「タマリバ」へ寄り道
駐車場に「タマリバ」についての案内が掲示されていて、山バッジも買えるということで寄ってみた。久しぶりに路駐したぞ(笑)。
他の山バッジとはフォントやデザインが違うので、ここオリジナルの山バッジかな?値段は高めで1個1,000円なり~。
タマリバの位置はここ。小田休憩所からの距離は500m。
店内で飲食ができるようになっており、山バッジや筑波山サブレなどのお菓子も売っていた。
余裕があれば小田城跡も見てみたい。ただっ広い公園となっているようだが。
筑波山と宝篋山の遠景
では最後に西側から見た筑波山と宝篋山の遠景を。筑波山は平野に突き出た双耳峰が特徴的で、遠くからでも見分けがつきますね。
西から見ると筑波山の右手に連なって見える宝篋山。ぴょこっと飛び出た電波塔が見える所が宝篋山山頂。
今回の山行を動画で振り返る
Relive ‘2021-04-11 春の宝篋山を極楽寺コースで往復’