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2024-10-09(水)

【伊豆大島・三原山】子連れで火口の周りをお鉢めぐりした後は南端のトウシキキャンプ場でテント泊

ジェット船利用で竹芝桟橋から伊豆大島岡田港まで往復

ホームMOUNTAIN山行記録【伊豆大島・三原山】子連れで火口の周りをお鉢めぐりした後は南端のトウシキキャンプ場でテント泊
日程 【テント泊】2019年05月26日(日)・27日(月)
メンバー ぬこしち・みー
天候 快晴
アクセス
利用交通機関
ジェット船・レンタカー・バス
経路を調べる (google transit)
行きの経路 帰りの経路

2019年5月26日(日)から1泊2日で小学3年生の次女を連れて伊豆大島へジェット船で行ってまいりました。以前から行きたいと思っていた三原山(758m)のピークハントと温泉とキャンプが目的です。登山というより軽めのハイキングかな。台風の季節になると船が欠航するかもしれないので5月がベストかもしれないですね。ただしこの日は東京都心の最高気温が32.6℃を記録してしまう歴史的な高温記録日だったらしく、伊豆大島の三原山も爽やかさが全く無い真夏の低山ハイクという感じでした。

地図・ルート・標高グラフ・移動ペース

ルートの詳細データ
最高地点:749m (三原山剣ガ峰)
歩行距離:8.2km
累積標高:295m(登り)、354m(下り
歩行時間:2時間37分
休憩時間:32分
グレード:
コース定数10.1
コース定数とは歩く時間、歩く距離、登った高さ、下った高さの4つの要素を使って数値化したもので、次の式を用いる。 1.8×時間(h)+0.3×歩行距離(km)+10×登りの累積標高(km)+0.6×下りの累積標高(km)
コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き ●20前後:一般的な登山者向き ●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き ●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。

行程とコースタイム

日帰り
行動
2時間37分
休憩
32分
合計
3時間11分
S三原山頂口バス停11:3639分 12:15四等三角点三原火口12:182分 12:20三原神社12:263分 12:29火口展望台(火口茶屋跡)4分 12:33ホルニト12:4719分 13:06三原山13:094分 13:13三原山中央火口13分 13:26三原山剣ガ峰13:2810分 13:38御神火茶屋&三原山温泉方面分岐24分 14:02テキサスルート分岐14:0639分 14:45大島温泉ホテル(三原山温泉)G
コースタイムの見方:
移動時間
到着時刻通過地点の地名出発時刻

今回の山行の費用

交通費
 
JR 浦和駅~新橋駅 大人480円、小人240円 1,440円
新橋~浦和 大人480円、小人240円
ゆりかもめ 新橋~竹芝 大人190円、小人100円 580円
竹芝~新橋 大人190円、小人100円
ジェットフォイル 竹芝桟橋~伊豆大島岡田港 8,540円(大人+小人、20%割引) 17,080円
伊豆大島岡田港~竹芝桟橋 8,540円(大人+小人、20%割引)
レンタカー 24時間+3時間 11,000円(免責保険料込)   11,000円
大島バス 三原山温泉~三原山頂口 大人350円、小人180円 530円
      小計 30,630円
下山後の温泉 日帰り入浴 大島温泉ホテル 大人800円、小人400円 1,200円
愛らんどセンター御神火温泉 大人700円、小人300円 1,000円
宿泊費 テント泊 トウシキキャンプ場 無料(要電話予約)    
その他   都立大島公園・動物園 無料    
        合計 31,390円

参考リンク

ゆりかもめhttps://www.yurikamome.co.jp/
東海汽船・ジェット船https://www.tokaikisen.co.jp/ourship/jetship/
JSオートレンタカーhttps://jsautorentacar.com/
大島のレンタカー店まとめhttps://rito-guide.com/izuoosima-rentacar/
大島バスhttp://www.oshima-bus.com/
大島温泉ホテルhttp://www.oshima-onsen.co.jp/
愛らんどセンター御神火温泉https://www.facebook.com/gojinkaspa/
トウシキキャンプ場大島町による公式サイト

テント泊装備のでかザックでゆりかもめに乗って竹芝桟橋から出発!

交通費は30,630円+レンタカーのガソリン代。竹芝桟橋から乗る東海汽船のジェット船の料金はインターネット割引で20%引きでした。 伊豆大島への交通手段は3通りあります。今回の様にジェットフォイルで片道1時間45分で飛んでいくか、夜10時発~朝6時着のフェリーに揺られていくか、もしくは調布飛行場から大島空港まで25分の空の旅を楽しむか。料金と所要時間のバランスが取れているのはジェット船かな。

竹芝桟橋~伊豆大島岡田港

竹芝桟橋前の竹芝ふ頭公園

今日は朝から暑い。竹芝桟橋8:50発のジェット船に乗るため8:30頃に到着。登山用のでかザック装備でゆりかもめに乗ると違和感がすごい(笑)。ちなみに浜松町駅北口から竹芝桟橋客船ターミナルまで距離800mで徒歩10分程度だから歩いてもOK。後ろのマストは日本丸のマストを模したモニュメント。

セブンアイランド愛

今回乗る船がこれ。全身ピンク。1時間45分で伊豆大島まですっ飛んでいってくれます。ジェットフォイルともよばれるこの高速船は、2基のジェットエンジンを動力にして海水を勢いよく後ろへ噴射することで推力を得て時速80kmにも達することができる優れもの。

そしてこの船の名は「セブンアイランド愛」。1980年にボーイングが建造したもので、アルゼンチン、米国、カナダ、関西汽船で使用された後、2002年からピンク色になって伊豆諸島航路に就役しています。もう40年選手か~。姉妹船のセブンアイランド虹(1981年ボーイング建造)は2020年6月に新造船に置き換わるそうです。船体のみ新造して、エンジンは既存のものを流用するそうな。

セブンアイランド愛

エンジンを始動するとキーンとタービン音が聞こえる。座席は高速バスと同じような感じ。シートベルト着用の指示も出ます。時々ジェット船が水中の大型生物や流木と衝突して怪我人が出ているので、車と同じようにシートベルトは締めておきましょう。途中で水中翼に何かが絡まったということで一時停船したものの、ほぼ時間通りに伊豆大島へ到着。ジェット船が入れる港は元町港と岡田港の2つがあり、今日は岡田港に入港。

今回は島内の移動にレンタカーを利用します。ネット予約がしやすかったJSオートレンタカーで黒い小型車を借り、早速三原山の登山口へ向かいました。もちろん岡田港からレンタカー事務所まで送迎車あり。

三原山の大島温泉ホテル

大島温泉ホテルの外観

大島温泉ホテルの外見は古そうですが、内装は普通に清潔で、お客さんもひっきりなしに送迎バスでやって来る人気の宿。露天風呂からの眺めが良くておすすめですよ。

レンタカー事務所から大島温泉ホテルまで10分程度。ここの駐車場にレンタカーを止めて、ホテル前のバス停から三原山山頂口バス停まで3kmをバスで行きます。一人だったら歩いてもいいけどこの日は暑すぎて子連れで舗装路を歩く気になれず。三原山の火口をぐるっと廻ってまたこのホテルに下山する予定です。

以前三原山登山について検索した時、ここの売店でおにぎりセットを買った記事を目にしたことがあり、もしまだ販売していたらここのおにぎりを行動食にしようと思っていたが、今回は見当たらなかった。残念無念。登山口周辺の売店も全て閉まっていたので、今回の行動食はカロリーメイトだけ。子連れなので、水は多めに(4リットルとペットボトルのジュース)持っていきます。

三原山の火口巡りへ出発~

ここには立派な展望台がある。霞んでいるけど今日はいい天気。ちょうどタイミングよく鳥が写り込んだ。

三原山の噴火についての展示物

三原山の火山活動についての展示がしてあったので出発前に見学。これから登る山の歴史や構造について学習できるのはいいですな。

山頂口展望台から眺めた三原山

この展望台から歩道を歩き、内輪山のジグザグを登った所にある三原神社までの距離は約2.2km。

山頂口展望台から三原山へ続く歩道

火口のすぐそばまで舗装された歩道が続きます。陽射しを遮るものが無いので結構つらい。日焼け止めとツバの広い帽子は必須です。5月だと思って油断すると日焼けで真っ赤になりそう。

三原山のシェルター

歩道沿いのあちこちにこうしたシェルターが設置されていた。貴重な日陰のあるいい休憩スポット。

1986年溶岩流先端部

1986年の噴火時に流れ出た溶岩流の先端部。当時の全島避難のニュースはよく憶えてます。

「1986年溶岩流先端部」の前に残されている昔の車道

ここには当時の舗装路が残されている。

三原山の内輪山を登り、三原神社の近くまで来た

高低差約120mのジグザグな道を登って上の方まで来た。大したことないはずなのに、太陽の熱にやられてちにそう🌞💀 この先の三原山神社の辺りまで舗装路が続きます。

三原山の溶岩

草むす溶岩はすべて1986年のもの。

三原山火口を周回するコースについての案内

暑すぎるので火口見学道を使って火口のそばまで行くことはせず、このまま火口一周コースを反時計回りで辿ってから大島温泉ホテルへ戻るルートを取ります。途中の火口展望台にはトイレあり。

三原山・三原神社付近

暑いのに元気だな~。

三原神社の鳥居

右側に分岐があり、そこが三原神社の入り口。

三原神社

ちょっと下って寄り道。ここは1986年の噴火時、神社ギリギリまで溶岩が迫ったものの無事だったところ。

三原神社

ちょっとお参り。

三原山のみー
三原神社の由来

三原神社の由来。

三原山のゴジラ。

三原山のゴジラ

黒い溶岩のゴツゴツ感が確かにゴジラっぽい。

あつすぎる…。

伊豆大島・三原山のホルニト

ブラタモリで紹介されそうな地形がたくさんあります。

伊豆大島・三原山火口

三原山火口。ここは火口周囲をぐるっと廻って半周過ぎたあたり。1986年の噴火後、黒い溶岩に覆われた三原山も今はこうして緑が復活している。

三原山の火口についての説明板

山頂中央火孔についての案内板。

伊豆大島・三原山

あのピークが三原山の剣ヶ峰(749m)。

三原山山頂

剣ヶ峰山頂まであともうちょい。

三原山火口

三原山剣ヶ峰から見る1986年B2火口の地層。三原山の構造が分かる。ここは割れ目噴火を起こした所で、溶岩が高度1,500mまで吹き出した場所として知られる。B1からB8まで火口が出現したが、B5以降の火口は噴出物に埋もれたそうだ。

三原山火口南側のピーク

1986年B2火口のそばに噴出物が溜まって出来たピーク。

伊豆大島・三原山東側の裏砂漠

三原山東側に広がる裏砂漠の様子。

三原山

おおっ、いい笑顔。

三原山内輪山・大島温泉ホテルへの分岐に到着

さて、暑くてたまらんお鉢巡りを終わりにして、大島温泉ホテル方面へ向かいます。

途中までテキサスコースと同じルート

基本的によく整備されていて非常に歩きやすい。子供の登山靴には溶岩の小石が何度か入っていたのでスパッツもあると便利。テキサスコースも昔は溶岩だけの荒涼とした風景を楽しむことができたのでしょうが、今では植生がある程度回復してますね。樹木はまだまだ。

三原山内輪山からテキサスコースへの下り

しばらく日陰が無い道をとぼとぼと歩く。あち~。テキサスコースとの分岐(標高521m)まで下る。

宙に浮いているように見えるLNGタンカー

何かが飛んでると子供が騒ぐのでよく見たら、空中に浮いている様に見える天然ガスのタンカーが航行中だった。念のため、宇宙人が迎えにきたようだと言い聞かせておきました。水平線がかすんでよく見えないので海と空の区別がつきませんね。

テキサスルート分岐~大島温泉ホテルへ

三原山・テキサスコースから大島温泉ホテルへの分岐

内輪山外側の斜面を下り終えるとやや平坦な標高521m地点。ザクザクする溶岩で出来た道なので下りは歩きやすくて楽でした。

一応簡単な車止めがある分岐に到着。ここで北に折れて大島温泉ホテルへ戻ります。テキサスコースを取ると東海岸にある大島公園の動物園へ出られます。裏砂漠コースを進むともく星号墜落地点へ行けますが、その先の駐車場に車が無いと動きが取れなくなりますね。

1952年に発生したもく星号墜落事故の場所はここ。

大島温泉ホテルへ戻るルート

テキサスコースとの分岐からしばらく歩くと噴火時の溶岩流の影響を受けなかったエリアの樹木が残っていて、ようやく日陰で休憩できた。両側から樹木が覆いかぶさる感じはトトロっぽいな。こんな直線の道が大島温泉ホテルの裏まで続く。

大島温泉へ戻るコース

だいぶ疲れてきた模様。

大島温泉へ戻るコース

まだかいな~。この辺りで水残量ゼロ。いつもより水の消費量が多かったです。

大島温泉ホテルのツツジ

そしてようやく大島温泉ホテルの裏側に到着~。ここはつつじ園になっているようだ。ここ伊豆大島のの固有種である大島つつじが植えられているそうですが、いつも街中で見慣れたツツジと違って野生のツツジは背が高い。これが本来の姿か。

大島温泉ホテルのお風呂

大島温泉ホテルの露天風呂

レンタカーを止めておいた大島温泉ホテルに着いたら早速汗を流しに風呂へ。入浴料は大人800円、子供400円。源泉かけ流しの露天風呂からは三原山を眼前に一望でき、風も爽やかでなかなか良い風呂でした。

大島温泉ホテルの大浴場

浴室は蒸し蒸しで暑い。たまたま他にお客さんがいなかった。

トウシキキャンプ場へ移動

伊豆大島・トウシキキャンプ場

風呂でさっぱりした後は大島南端にある「トウシキキャンプ場」へレンタカーで移動。利用料は無料ですが、前もって予約する必要があります。連絡先は東京都大島町町役場観光課( Phone: 04992-2-1446 )。役所のウェブサイトのアドレスはよく変わったりするのでご自分で検索してください。以前はオンライン予約フォームがありましたが、今はどこにあるのか行方不明です。電話予約だけになったのかもしれません。

伊豆大島・トウシキキャンプ場のシャワーとトイレ棟

キャンプ場のシャワーは水着着用で使うやつで、トイレはこの中。シャワーは水のみ。炊事場はまあまあきれい。魚をさばいた後のゴミが流しに多少残っていた。ゴミ捨て場に銛の刃がむき出しで捨ててあったのは危ないな~。

伊豆大島・トウシキキャンプ場の破損したテーブル

潮風で脚が錆びて破損したキャンプ場内のテーブル。

伊豆大島・トウシキキャンプ場のバーベキューかまど

かまどに薪が残っていたのでありがたくちょうだいいたしました~。

伊豆大島・トウシキキャンプ場の奥の方

トウシキキャンプ場の奥の方の芝生は養生中で立入禁止になっていた。

伊豆大島・トウシキキャンプ場から見た海岸の様子

モリを捨てた人はこの下の海岸で魚を捕まえたんでしょう。

伊豆大島・トウシキキャンプ場の防風壁

広いキャンプ場ですが、結構海風が強いので風の影響が少ないところにテントを張ったほうがいいでしょう。

伊豆大島・波浮港

キャンプ場から車で5分くらいの波浮港見晴台へやってきた。ここも昔の噴火口。ここは東向きの斜面だったのであれですけど、トウシキキャンプ場のある西海岸にいれば海に沈む夕陽を見られたはず。

伊豆大島波浮港の幽霊船の正体は?

伊豆大島・波浮港に見える謎の船の影

google map のサテライトビューで大島を色々調べていると、波浮港の奥の海中に船の影が見える。以前話題になったやつで、沈没船だなどという声もありましたが、ブイに係留したままの沈船なんてあるわけないですね。岸壁のそばに船尾部分が影にならずにハッキリ見えているし。港内のブイはどれも色の薄い影が写っているので、この幽霊船のような船の影はたまたまそこに停泊していた船の影でしょう。隣のクレーン付きの浚渫船にかけて消しゴムで消したか、周囲の海の色でマスクしたような処理跡が見えるので、結局この幽霊船は手違いでこうなっちゃっただけです。

伊豆大島・波浮港に停泊中の東京都の漁業調査指導船「みやこ」

下の方に似たような船が停泊しているのでどこの船なのか調べてみた。これだ ↓

東京都島しょ農林水産総合センター大島事業所に所属する漁業調査指導船「みやこ」。艦首と艦橋の形、煙突のマーク、舷窓の数と位置、内火艇の搭載位置、船尾の構造で確認しました。その下の甲板が緑色の船も煙突のファンネルマークが同じなので東京都の所属なのでしょうが、煙突2本の特徴があるのに今のところ見つけられませぬ~。上の幽霊船の正体がこの「みやこ」なのかと思いきや、前甲板の長さが違うな~。似てるんですけどね。

トウシキキャンプ場でテント泊

トウシキキャンプ場から見た伊豆大島三原山

再びキャンプ場に戻ってきた。この黒い車がJSオートレンタカーで借りた車。しっかり整備されたいい車でしたよ。ちなみにトウシキキャンプ場は駐車場に車を置いて荷物を運び入れる形式のキャンプ場。芝生に車の乗り入れは出来ません。夜は隣のテントのグループと仲良くなって話が盛り上がりました。名古屋山岳同志会の皆さん(けんさん、ホーリーさん、おさちゃん、よこちゃん)、子供の相手をしてくれてありがとうございました~。

伊豆大島・トウシキキャンプ場の朝

2019年5月27日(月)、朝は風が気持ちいい。朝ごはんのサンドイッチ類を買いに、昨日クダッチという所で見つけた自販機コーナーへ行く。ちなみにこの日は運動会の代休なのです。

伊豆大島クダッチ(下地)にあるカフェメルシー

伊豆大島・クダッチ(下地)にあるカフェメルシー

これがクダッチの「メルシー」という自販機コーナー。有名店らしい大関寿司の向かい側にある。

場所はここ。

クダッチ(下地)にあるカフェメルシー内の自販機

カップラーメンも売っている。あ~でもお湯はここに無かったな。

クダッチ(下地)にあるカフェメルシー内の自販機

お菓子類もある。

クダッチ(下地)にあるカフェメルシー内の自販機でサンドイッチやホットドッグなどが24時間購入可能

アメリカだと大学でよくこのタイプの自販機を見かけますね。久しぶりに見た。メルシーは夜や早朝になにか食べ物を買いたい時に重宝します。ちなみに伊豆大島にはコンビニがありません。

クダッチ(下地)にあるカフェメルシー内の電子レンジ

サンドイッチを温めるのはここで。

クダッチ(下地)にあるカフェメルシーで購入したサンドイッチ

ハムとチーズのサンドイッチは普通にうみゃかった。これで朝ごはんを済ませ、テント撤収します。

伊豆大島の面白い地名・クダッチ

初めて「クダッチ」という地名を見たときは「面白いな~ロボダッチかな?」と思いましたが、メルシーの前に大島バスの「下地」というバス停があったり、大島警察の下地駐在所が近くにあったので、クダッチは下地の転訛ですね。

これじゃなかった(笑)。

伊豆大島・トウシキキャンプ場

トウシキキャンプ場は無料で利用でき、居心地の良いキャンプ場でした。夏休み中とかになるとどうなるか分かりませんが。

島内を見物してから岡田港へ戻る

伊豆大島・筆島

2日目は大島の東海岸沿いをドライブしながらあちこち寄り道したいと思います。筆の穂先の様に見える筆島は、大昔の噴火時に火口の中心部にあったマグマの通り道で固まってしまった溶岩の塊。左の岩壁にも噴火口の跡があるらしく、昔から本当にあちこちで噴火が起きているらしい。

伊豆大島・筆島についての解説

筆島についての説明版。やはり結構古いらしい。

月と砂漠ライン

大島一周道路をしばらく走ると「月と砂漠ライン入口」があったので行ってみる。くねくね道をしばらく進むといきなり「進入禁止」と路面に記されていますが、無視して良いらしいのでそのまま進むとここ「月と砂漠ライン入口」前の駐車場に到着。駐車場というか、車を止めてもOKな行き止まりです。

場所はここ。もく星号墜落地点を見に行きたいならここからがベター。

もく星号遭難の地を通り過ぎて、櫛形山まで1.2kmなら10分ちょいで行けそう。しかし車から降りるとサウナに入っているかのような蒸し暑さである。猫娘ももう歩きたくないと言い出したので櫛形山行きは中止にしました。

月と砂漠ライン駐車場にあった、第一展望台と櫛形山の展望台についての説明

晴れていれば眺めは良さそうだ。

大島公園内の都立大島動物園

月と砂漠ラインを去り、さらに北の方へ行くと大島公園の動物園が目についたので寄ってみる。入園料がまさかの無料でした。平日でほぼ客のいない園内を散策。鳥やレッサーパンダなど見て回りましたが、一番衝撃的だったのはキョンが本当に居たということですかね(笑)。

がきデカ・八丈島のきょん!

キョンといえば往年のお下劣マンガ、がきデカの「八丈島のきょん!」である。しかし実物のキョンは普通に真面目そうな鹿っぽい小動物でした(笑)。伊豆大島にもおったんか…。

大島動物園・キョンについての解説

1970年の台風により大島公園動物園の檻が破壊されて逃げ出したキョンは数を増やしてしまい、農作物を荒らす害獣として捕獲対象となっているそうです。房総半島の方でも同じような事が起こっているみたいですね。

伊豆大島岡田港そばの日の出浜

伊豆大島・岡田港そばの日の出浜

岡田港の東側に日の出浜という海水浴場があり、その波打ち際で遊んだり。平日の昼間は誰もいなかった。

大島空港近くのぶらっとハウス

大島空港近く、ぶらっとハウスのソフトクリーム

大島空港そばの「ぶらっとハウス」まで移動して、大島牛乳を使った濃厚なソフトクリームを味わったり。これはジャージー牛のソフトクリームと同じくらいうまかった。

場所はここ。

御神火温泉で汗を流してから昼ごはん

愛らんどセンター 御神火温泉

その後、空港の滑走路の下をトンネルでくぐって海岸の方へ出て、サンセットパームラインで海を右手に見ながら元町港方面へ移動。元町港の北側にある「愛らんどセンター 御神火温泉」の風呂で汗を流しました。 料金はおとな700円、子供300円。

場所はここ。

雑魚や紀洋丸のべっこう寿司セット

昼は島の郷土料理「べっこう寿司」を食べてみたかったので近くにある店を検索して「雑魚や紀洋丸」に行ってみることにした。ここは人気店らしいけど、値段設定が高めかな。べっこう寿司もこれだけだともの足りない。ちゃんと前もって探しておけば他にもっと美味しい店があったかも。

岡田港へ戻り、ジェットフォイルで帰還

伊豆大島・岡田港の待合スペース

船の出発時間が近づいてきたので岡田港に移動し、レンタカーは指示された通り、港の駐車場に止めておいた。鍵を車内のシートの上に置いといて、ドアをロックしたままにしておいてくださいとのこと。岡田港の待合所は2019年2月にオープンしたばかりでトイレもすごく清潔。ここの土産物店でくさやを買ったが、家のガスコンロで焼いたら今まで嗅いだことのないあまりに強烈なニオイで後悔した(笑)。

伊豆大島岡田港のジェットフォイル「セブンアイランド大漁」

帰りの船は「セブンアイランド大漁」です。

伊豆大島岡田港でジェット船「セブンアイランド大漁」に乗り込む

さっそく乗り込む。15:30発で17:15に竹芝桟橋着の予定。

伊豆大島岡田港から見た三原山

島の北部にある岡田港から見た三原山に別れを告げる。と言っても、伊豆大島のことを結構気に入ったのでまた来ると思います。

伊豆大島三原山の山行を動画で振り返る

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