日程 | 【日帰り】2019年06月23日(日) |
メンバー | ぬこしち・こゆ |
天候 | 曇り |
アクセス | 利用交通機関 車富士見パノラマスキー場駐車場(無料)を利用。 |
地図・ルート・標高グラフ・移動ペース
歩行距離:9.9km
累積標高:342m(登り)、347m(下り)
歩行時間:3時間03分
休憩時間:1時間23分
グレード:
コース定数:11.9
コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き ●20前後:一般的な登山者向き ●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き ●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。
行程とコースタイム
- 日帰り
- 行動
- 3時間03分
- 休憩
- 1時間23分
- 合計
- 4時間26分
交通費 | 高速 | 入間~諏訪南 | 3,190円(ETC) | 計 | 6,380円 |
諏訪南~入間 | 3,190円(ETC) | ||||
ゴンドラ | 往復 | 大人2,000円、子供1,000円 | 計 | 2,800円 | |
モンベル割引 | -200円(会員のみ) | ||||
温泉 | 日帰り入浴 | ゆ~とろん | 大人950円、子供750円 | 計 | 1,700円 |
合計 | 10,880 |
参考リンク
ドラぷら | https://www.driveplaza.com/ |
富士見パノラマリゾート | https://www.fujimipanorama.com/summer/ |
富士見町観光サイト・入笠山 | https://www.town.fujimi.lg.jp/site/kanko/nyukasa.html |
ヒュッテ入笠(旧マナスル山荘) | https://hutte-new-casa.com/ |
ゆ~とろん水神の湯 | https://yuutoron.com/ |
子連れや初心者と一緒でも安心して登れる入笠山の紹介
富士見パノラマリゾート~入笠山山頂
富士見パノラマスキー場の入口施設でチケットを購入し、中に入って右の方へしばらく歩くとゴンドラの乗り場があります。スキー場のゲレンデはパラグライダーの練習に利用されている。
[09:07]ゴンドラの山頂駅を出発してまずは入笠湿原を目指します。ウッドチップが敷き詰められた観光客向けの道は非常に歩きやすい。
10分ほどで一面にスズランが咲き乱れる入笠湿原へ。
実物だともっとキレイなんですけどね。
スズランの花は小さいので、写真では近くに寄らないとよく分からない。
これも実物だと奥の方に黄色い花が咲き乱れていてキレイなんだけどな~。
入笠湿原の一番低くなっている辺り。
入笠湿原に面して建つ山彦荘の隣りにあるきれいな公衆トイレ。この先にあるヒュッテ入笠(旧マナスル山荘)のそばにも同じようなきれいな公衆トイレがあります。
そして小さな沢沿いの路に一旦入り、「カゴメの森」の看板前を通り過ぎると「入笠花畑」の下に出てきます。この開けた花畑には今のところ赤いツツジの花が咲いているだけでした。時期によって変わるんでしょうね~。
入笠花畑のジグザグを登りきった所から下の方を見下ろす。緑のほうが多い(笑)。
一番目立っていたツツジの花。
[09:55]入笠山山頂下の岩場コースと迂回コースの分岐を通過。
岩場コースといってもこの程度。しかもすぐに終わる。
岩場コース中、唯一の鎖場。わざわざ使わなくても大丈夫。
入笠山山頂(1,955m)は残念ながら雲の中でした
[10:12]ゴンドラ山頂駅から約1時間で入笠山山頂に到着。登山者が多いからなのか、山頂はただっぴろくて地面が剥き出しになっている。
ガスっていなければ八ヶ岳、中央アルプス、御嶽山、南アルプス、霧ヶ峰など周囲の山が全部見えるはずなのであります!
長女は入笠山山頂で出会ったこのわんこが気に入ったらしく、一緒に写真を撮らせてくださ~いとたのみにいきました。
名前は何だったっけ?
一瞬少しだけ雲が晴れたので撮った写真。方角はどっちだろと確認してみたところ、これは入笠山山頂から真西を見たものでした。
入笠山から下りて大阿原湿原を散策
[10:53]山頂で40分ほどのランチ休憩の後、南側にある大阿原湿原を見に行ってきます。
入笠山はどこも道がはっきりしてますね。
[11:05]10分ちょいで仏平峠(佛平峠)の車道があるところへ下りてきた。法華道って何じゃろ?と思って調べてみると、国土交通省の天竜川上流事務所のウェブサイト内に法華道(ほっけみち)を紹介するpdf【https://www.cbr.mlit.go.jp/tenjyo/jimusyo/news_k/k_365/k_365.pdf】を発見しました。ほほ~。
仏平峠と大阿原湿原を結ぶ車道を歩く。
途中の首切清水に立てられていた解説。
首切清水の様子。
大阿原湿原をぐるっと周回
[11:13]地形図ではこの辺から斜めに大阿原湿原へ入るルートがあるはずなのだが、草木に埋もれてしまっていた。
[11:24]車道から大阿原湿原に入る所。ここから時計回りに周回してみます。
大阿原湿原入口の案内板。1周30分ほどだそうです。
こんな感じの木道が続く。
ところどころこのような花が咲いていましたが、全体としてはまだ花のシーズンではなかったようだ。
大阿原湿原の中央部を流れるのはこの湿原に端を発するテイ沢。この小さな沢も下流へ下ると伊那市の下島駅付近で天竜川につながります。
大阿原湿原の入口へ戻る。
大阿原湿原から入笠湿原経由でゴンドラ駅へ戻る
[12:46]ここは大亜原湿原と入笠花畑を結ぶ車道沿いにある「八ヶ岳ビューポイント」。残念ながら今日は何も見えず。
入笠花畑近くの林道沿いにある謎のバンガロー
入荷差花畑に近づくと、樹林の中に古びてはいるものの割りと最近まで使われていた感じのするバンガローが数棟目に入った。窓から中を覗いてみるとガラクタが転がっていたので物置になっているのだろうか?地形図をチェックするとすぐ近くに山小屋らしきものが建っていたようなので、そこが運営していたのかもしれない。マナスル山荘の人に聞けば分かるかも。
全部で4棟ほど。さらに奥の方に三角屋根の建物もある。私はこうした廃墟っぽいものに惹かれるのであった。
入笠花畑の下の方に咲いていたクリンソウ。
入笠湿原の中の木道を辿って戻る。
ゴンドラの下りは冷えたおしぼりサービスあり
下りのゴンドラに乗る時に「おしぼりどうぞ~」と渡された。ありがたや~😺もちろんゴンドラを降りた所におしぼりの回収箱があります。
中央道を挟んで向こう側に見える原村と富士見町。そしてうっすらと八ヶ岳が見える。このゴンドラのケーブルの延長線上に赤岳が見えるはずなのだが。
[13:30]休憩時間も含めて4時間半ほどで下山。大阿原湿原を回らなければかなり楽ちんな初心者向けのコースになります。入笠山はロープウェイを使って子供や初心者と一緒に山登りを楽しむにはちょうどいい山です。