日程 | 【日帰り】2022年09月11日(日) |
メンバー | ぬこしち・まさ・みー・次女のお友達親子(大人3人小学生2人) |
天候 | 晴れのち曇り |
アクセス | 利用交通機関 車大弛峠手前の路肩に駐車。 |
地図・ルート・標高グラフ・移動ペース
歩行距離:4.3km
累積標高:310m(登り)、303m(下り)
歩行時間:2時間13分
休憩時間:1時間54分
グレード:
コース定数:12
コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き ●20前後:一般的な登山者向き ●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き ●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。
行程とコースタイム
- 日帰り
- 行動
- 2時間13分
- 休憩
- 1時間54分
- 合計
- 4時間7分
今回の山行の費用
交通費 | 高速 | 入間~勝沼 | 1,960円 | 計 | 5,000円 |
勝沼~所沢 | 3,040円 | ||||
日帰り温泉 | フルーツ温泉ぷくぷく | 大人950円、小人470円 | 計 | 3,790円 | |
ぶどう狩り | ツチと実・巨峰ぶどう狩り食べ放題 | 大人2,200円、子供1,200円 | 計 | 9,000円 | |
合計 | 17,790円 |
参考リンク
ドラぷら | https://www.driveplaza.com/ |
大弛小屋 | http://oodarumi.jp/ |
山梨県林道規制情報 | 県営林道川上牧丘(カワカミマキオカ)線 |
ツチと実 | https://budou-nashi.com/ |
やまなしフルーツ温泉ぷくぷく | https://www.puku-puku.com/ |
手打ちほうとう・のんきばぁ~ば | https://nonki-baaba.com/ |
大弛峠の手前に駐車し、北奥千丈岳と国師ヶ岳をピストン
[08:30]さいたまの辺りからここ大弛峠まで約3時間ほどの距離です。勝沼I.C.までなら約2時間ですが、その先の林道がクネクネクネクネ長い。まだかいな~と思い始めた頃に大弛峠に到着。晴れの日曜日ということもあり、やはり大弛峠の駐車場はすでにいっぱい。峠の長野県側は未舗装の荒れた林道にもかかわらずびっしりと車が止まっていました。山梨県側の手前にはまだ路駐スペースがあったのでそこまで引き返して何とか止められました。
大弛峠のトイレ。
国師ヶ岳と北奥千丈岳へは大弛小屋の前を通って登山道へ入ります。
かつて奥秩父最奥の山域であったここ大弛峠に林道が開通してから、大勢の登山客が日帰りで訪れるようになった。商売繁盛。
いかにも奥秩父な大弛小屋。甲武信小屋とか十文字小屋もこんな感じだったな。
ここでこんな広域の地図を見せられてもあまり役に立たない。
[08:47]大弛小屋を出発。道標によると北奥千丈岳まで40分。我々はかなりゆっくりだったので75分かかりました(笑)。
大弛峠~前国師岳は登山道が非常によく整備されていて、天気が良ければスニーカーの子供でも難なく歩けます。
ベニテングダケうまそう😋
ゴージャスな木道と階段が終わると、明るくなり「もう着いたかな?」と思わせる。
[09:53]最初の見晴らしが良いピークの前国師岳でした~。大弛峠から1時間ちょい。
[10:06]北奥千丈岳と国師ヶ岳へと道を分ける三繋平を通過。最初に北奥千丈岳へ向かう。
奥秩父山域の最高峰、北奥千丈岳(2,601m)
[10:13]北奥千丈岳山頂からの眺め。山頂の岩の上に座ってここでお昼にすることにしました。
西の方の稜線には金峰山山頂の五丈岩が見える。奥に見えるは八ヶ岳。
八ヶ岳の北側、佐久方面の眺め。中央奥右寄りの雲に隠れている山が浅間山のはず。
北奥千丈岳山頂の標識。大弛峠まで林道の距離が長い分、小学生でも約1時間歩けば簡単に標高2,600mまでたどり着ける。
北奥千丈岳山頂は東側が樹林に視界を遮られているものの、それ以外の方角は眺望良し。
北奥千丈岳から北を眺めるとこんな感じ。右奥が男体山を含めた日光連山で、その手前の雲の上に山頂を出しているのが赤城山だと思うが、確証はない。右手前のなだらかな樹林に覆われた山が国師ヶ岳で、グレーの岩場が山頂標識と三角点のある山頂。
二人で色々ポーズを取ってくれました。
次女のお友達にも「筑波山より楽しい」と言ってもらえてよかった~。
いったん三繋平へ戻り、国師ヶ岳へ向かう。
国師ヶ岳山頂(2,592m)
[11:23]北奥千丈岳から10分で国師ヶ岳山頂に到着。
国師ヶ岳山頂は南~南西方面のみ眺望が開けている。景色を眺めながら休憩するなら北奥仙丈岳の方がおすすめ。南西の乾徳山や大菩薩がよく見え、大菩薩嶺の右奥には丹沢山塊が雲の間に山頂を覗かせている。
国師ヶ岳山頂の標識。
雲がだんだん増えてきた。
国師ヶ岳の三角点。
国師ヶ岳から東に向かうと甲武信ヶ岳と西沢渓谷へ向かうルートに分岐するが、西沢渓谷へ続く軌道跡は随分昔に崩壊したようだ。調べてみると一発目に見つかるのが、やはりあの人、「やまさいがねが」の「ヨッキれん」氏による記事である。
今では紅葉シーズンともなると多くの観光客で賑わう西沢渓谷であるが、1969年(昭和44年)まで使われた西沢森林軌道の跡がこの下の方にあったのである。塩山駅から西沢渓谷のはるか上流まで続く森林鉄道の跡を辿るのも面白そうですが、かなり危険を伴いそう(笑)。昭和50~60年頃までは国師ヶ岳からこの青い看板の先に進み、西沢渓谷へ下るルートは一般的に歩かれていたようですが、現在は無理して行かないほうが良いでしょう。谷間なので携帯の電波もほぼ入らないはず。「やまさいがねがの記事」は2006年に書かれたもので、その当時すでに軌道のレールが宙に浮いていたり、がけ崩れで軌道が寸断されていたので、今ではさらに崩壊が進んでいると思われ。
国師ヶ岳~大弛峠
正体不明のキノコ
この日は三繋平を3回行ったり来たりしました。
前国師岳の岩。
前国師岳の下はこんな感じの木道と階段が続きます。
夢の庭園
下りで「夢の庭園」を経由することにしました。
夢の庭園の階段は眺め良し。大弛峠の駐車場や金峰山が見える。紅葉の時期だともっとすごい眺めだろう。
夢の庭園は階段の部分が一番眺めが良い。
1960年(昭和35年)に当時の大弛小屋管理人がこの場所を発見して「夢の庭園」と名付けたそうです。
夢の庭園への下の分岐。
ここの木道はまるで高速道路だ。
大弛小屋
大弛小屋で山バッジを2つ買っておく。
小屋の内部。
大弛小屋のテント場配置図
小屋に一番近いサイト#5、#6。
サイト#5、#6の反対側のサイト#1#2。
ちょっと下の#9、#10。ここのテン場はなかなか過ごしやすそうだ。林道が開通したせいで、テント泊に使う登山者は減ったのだろうか?
[12:29]無事にげざ~ん。今回の山行はあまり書くことがないな…。
朝見た時よりも車が減ったものの、ここが人気のある登山口だと分かる。
大弛峠の山梨県側。
車を止めたところまでちょっと下ります。
峠から6分の下りで車に到着。
お疲れ山~。
下山後はぶどう狩り、温泉、ほうとうを楽しむ
下調べの段階で、大弛峠から林道を下ってくるとちょうどいい所にあるぶどう農園を見つけ、事前にぶどう狩りのネット予約をしておきました。
このぶどう園は時間無制限食べ放題という特徴があり、スタッフによると1日中滞在する家族連れも多いそうです。園内は意外と人が多くて写真はあまり撮れなかった。
シャインマスカットのシーズン直前だったので、巨峰のぶどう狩りでしたが、採りたてのぶどうはみずみずしくてめちゃ美味しい。地面に敷くマットやゴザなど持ってきた方がいいいです。無料でマットを借りることもできますが、あまりキレイではない。
ぶどう狩りの後は絶景温泉へ
本当は下山後すぐに温泉で汗を流したかったけど、位置関係的にしょうがない。この辺だと「ほったらかし温泉」が有名ですが、そのすぐ手前に出来た「フルーツ温泉ぷくぷく」へ行ってみました。
ツチと実から車で20分。
フルーツ温泉ぷくぷく前からの眺め。露天風呂からも同じ景色を眺められます。23:00まで営業しているので、夜に来れば夜景がすごいでしょうね。ぶどう狩りをして、風呂に入ったらもう16:30過ぎだったので、この周辺でほうとうを食べて帰ろうということになり、検索の結果山梨市駅そばのお店へ行くことに。
山梨市駅すぐ近く、「のんきばーば」のほうとう
のんきばぁ~ばのメニュー。一晩寝かせた一泊シリーズはあっという間に売り切れになっていたので、仕方なく普通の手打ちほうとうとかぼちゃほうとうを注文。
かぼちゃほうとう。野菜たっぷりで、うちの奥さんは喜んでいました。よかったよかった。
のんきばぁ~ばの場所はここ。