日程 | 【日帰り】2018年07月16日(月・祝) |
メンバー | ぬこしち・こゆ・みー |
天候 | 快晴 |
アクセス | 利用交通機関 車・ロープウェイ丸沼高原スキー場の駐車場(無料)を利用。 |
2018年7月16日(月・海の日)、子供を2人連れて3人で栃木県と群馬県の県境に位置する日光白根山を日帰りで登ってきました。白根と名のつく山は他にも草津白根山や南アルプスの白根三山などがあるため、区別する時は日光白根山と呼びます。
次女が2歳の時に背負って登ったコースを今回もそのままたどります。丸沼高原スキー場のロープウェイを利用して高度を稼げるため、子連れで日光白根山を登る場合はこのコースがおすすめかな。ただし今回山頂からの下山コースに選んだ北面ルートは鎖場こそ無いものの、ある程度急なガレ場が連続しますのでスリップしないようご注意を。
地図・ルート・標高グラフ・移動ペース
歩行距離:7.9km
累積標高:668m(登り)、667m(下り)
歩行時間:4時間54分
休憩時間:1時間22分
グレード:
コース定数:18.5
コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き ●20前後:一般的な登山者向き ●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き ●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。
行程とコースタイム
- 日帰り
- 行動
- 4時間54分
- 休憩
- 1時間22分
- 合計
- 6時間16分
今回の山行の費用
交通費 | 高速 | 浦和~清滝 | 3,280円(ETC) | 計 | 6,560円 |
清滝~浦和 | 3,280円(ETC) | ||||
ロープウェイ | 日光白根山ロープウェイ | 大人2,000円、子供1,000円(往復) | 計 | 4,000円 | |
下山後の温泉 | 丸沼高原スキー場センターステーション座禅温泉 | 大人700円、小学生500円 | 計 | 1,700円 | |
合計 | 12,260円 |
参考リンク
注意点
下りのロープウェイ最終乗車時刻が16:30なので注意。遅れると自力で下山するはめになるので気をつけましょ~。
丸沼高原スキー場のロープウェイ山頂駅から日光白根山山頂へ
今回も日光白根山ロープウェイで入山します。さいたま方面から来る場合、東北道で日光を経由してきても、関越から沼田I.C.経由で来ても、時間と距離に違いがあまりありません。
[09:30]丸沼高原スキー場前の駐車場に到着。駐車料金は無料。ロープウェイ乗り場や日帰り温泉施設を建て替えたらしく、雰囲気が以前と違う。
丸沼高原スキー場へのアクセスについてはこちら↑
ロープウェイ山頂駅~日光白根山山頂
[10:30]40分ほど歩くと地図にも記載されている大日如来の石仏前を通過。
言われてみれば光を反射してるように見える。春に登った千葉県内房の鋸岳のヒカリゴケは分かりやすかった。
登山開始後2時間半で森林限界へ到達。一気に見晴らしが良くなります。
西北西には特徴的な武尊山(2158m)とその北に位置する至仏山(2228m)が鎮座する。武尊の右下に見えるスキー場はかたしな高原スキー場。谷川岳や巻機山も奥の方に見えてますね。
そして北西には猫耳が特徴的な燧ヶ岳となだらかな至仏山との対比がよく見える。もちろんこの2つの山の間が尾瀬ヶ原。中央奥の稜線が平坦な山が平ヶ岳。百名山の中でも最ムズな山の一つとして知られている。
南側へ目をやると緑の絨毯と夏の青空のコントラストがすばらしきかな。
山頂のすぐ手前。この上に1649年の噴火口跡や噴火で吹っ飛んだ後に再建された奥白根神社の祠があります。
1649年(慶安2年)の噴火口跡。山頂南側に出来た直径約200m 深さ約10mの新火口とはこれかな?
日光白根山の火山活動についての年表はこちら ↑
[12:28]山頂に到着~。日光白根山は東北や北海道も含めて、関東以北の最高峰です。浅間山がもうちょい高くなかったっけ?と思って調べたら浅間山の標高は2,568mでした~。
昼食を取るのに良さそうな場所でザックを下ろしたら遊び始めた(笑)向こうに見える富士山型の山は男体山。
で、ポーズを取る。奥の方に見えるハゲ山は足尾銅山による煙害の名残です。孤高のブナで知られる中倉山へは一度登りに行ってみたい。
山で作る絶品フルーツポンチ

昔から山でフルーツの缶詰を食べるのが好きだったんですが、ヨーカドーで売っているフルーツのパックを最近は缶詰の代わりに使います。コップに入れて三ツ矢サイダーを注ぐとシュワシュワして美味しいフルーツポンチの出来上がり~。昔は缶詰の空き缶をいちいち潰して持ち帰ってましたが、パックだと軽いし手間もかからずいいですな。
日光白根山山頂から見た周囲の景色
中禅寺湖方面の眺め。男体山、半月山、社山。日光白根山山頂から見た五色沼。実は一度もこの沼のほとりまで行ったことが無い。
山頂から見た菅沼(右)と丸沼。菅沼には一度行ってみたいキャンプ場があるし、丸沼には丸沼温泉環湖荘という宿があってそこにも宿泊してみたい。菅沼キャンプ場はテント持ち込み不可と2018年度版山と高原地図にも記載されていますが、どうやら今年から期間限定でテント泊が可能になったようです。今年(2018年)の営業は10月20日で終了し、2019年は5月1日からバンガローでの宿泊が可能になるそうです。テント泊は今年と同じだとすると6月半ばからですかね?要チェック。
山頂から北面ルートを使ってロープウェイ山頂駅まで下山
[13:39]さて下山開始。来た道を戻るのではなく、北面のガレ場を下山ルートに選択。

途中、山伏のお坊さんに遭遇。子供が話しかけたら身につけている装備やホラ貝について説明してくださりました。実はホラ貝は輸入物だそうな。
弥陀ヶ池が大きくなってきました。
ガレ場の急下降で足が痛くなったので休憩。
七色平を通過。残念ながらお花畑とはいかなかった。
七色平についての解説。ほほー。
七色平の避難小屋。中は荒れている。よっぽどのことがなければ使いたくないな。
ロープウェイの最終乗車時刻が近づいているので急いで下山中、最後の小休止。この後16:10にロープウェイに乗ることが出来たので無事下山できました~。ロープウェイ山麓駅の建物に新しくできた温泉施設があり、そこで汗を流してから東北道で帰路につきました。入浴料は大人700円、小学生500円、貸しタオル300円。