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2024-12-08(日)

【北八ヶ岳】マイナス20℃の雪の中で過ごすことにした正月休み、仕上げは天狗岳からの絶景

北八ヶ岳ロープウェイ~縞枯山~茶臼山~麦草峠~高見石~黒百合~天狗岳~渋の湯

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2018年1月2日、この正月は去年に引き続き北八ツで過ごす事に決め、天狗岳(2646m)も登ることにしました。北八ヶ岳ロープウェイから入山し、麦草ヒュッテと黒百合ヒュッテに宿泊して北八ツの山を縦走するコースです。

今回の山行ルート

GPS機器の電源をずっと入れっぱなしにしていたら3日の夜に電池が切れてしまい、1月4日の天狗岳登頂~下山のデータがありません。氷点下ではバッテリーがすぐに使えなくなるのでスマホのGPSの記録も取っていませんでした。

今回の山行に掛かった費用

JR湘南新宿ライン JR浦和駅~新宿駅 400円
JR中央線特急 新宿駅~中央線茅野駅 3,410円(特急運賃)
    2,240円(指定席)
アルピコ交通バス 茅野駅~北八ヶ岳ロープウェイ 1,300円(片道)
ロープウェイ 山麓駅~山頂駅 1,000円(片道)
山小屋宿泊 麦草ヒュッテ 8,000円(一泊二食・相部屋)
山小屋宿泊 黒百合ヒュッテ 9,500円(一泊二食・相部屋・暖房費込み)
日帰り温泉 渋の湯 1,000円
アルピコ交通バス 渋の湯~茅野駅 1,200円(片道)
JR中央線特急 茅野駅~新宿駅 3,410円(特急運賃)
    2,240円(指定席)
JR湘南新宿ライン 新宿駅~浦和駅 400円

交通費は往復で計15,600円、宿泊費は麦草ヒュッテが8,000円で黒百合ヒュッテが8,800円でした。麦草ヒュッテの冬季暖房費500円はモンベル割引500円で相殺。黒百合ヒュッテの暖房費は700円で計9,500円、モンベルメンバーカードを見せるとコーヒーなどドリンク一杯無料です。

交通手段についてですが、渋の湯までバスが運行している年末年始や週末であれば電車とバスを使った方が楽でいいです。ちなみにバスが運行していない平日に、渋の湯から茅野駅までタクシーを使うと7,400円程度かかります。そして今回のように正月明けの上り特急列車を使う場合、指定席を確保しておかないと混雑のため荷物を持ったまま新宿まで立ちっぱなしの刑になりますので、登山計画も含めてしっかり交通手段の計画も立てておきましょう。

北八ヶ岳ロープウェイ~縞枯山

坪庭のキツツキ11:50、ロープウェイを降りるといつものキツツキがお出迎えしてくれる所。この辺のベンチでさっさとアイゼンを装着。心なしかキツツキの塗装がキレイになったような気がする。

まっすぐ縞枯山荘へ向かう2017年の年末は低気圧が来ていましたが、今日は絶好の山日和。まず縞枯山荘の方へ向かって歩きます。

縞枯山荘に到着平坦な道を10分ほどで三角屋根が目印の縞枯山荘に到着。

縞枯山荘休憩せずにそのまま通過。ストーブの薪が燃えるいい香りがする。今度子連れで冬に泊まってみたい。

縞枯山荘 【公式ウェブサイト】http://www.lcv.ne.jp/~simagare/

縞枯山ではまず縞枯山(2,403m)を登ります。3回目かな。

雨池峠の分岐は十字路縞枯山・茶臼山への入口は登山道が交差する十字路。

雨池峠から150mも登ればすぐに縞枯山山頂に到着。山頂よりも少し南側の茶臼山寄りの展望台に行くと眺めが良いです。

縞枯山山頂近く縞枯山山頂付近。

縞枯山と展望台の中間地点ちょっと南に折れると見晴らしのいい展望台。展望台といっても別に何か施設があるわけではない。

縞枯山~茶臼山

縞枯山展望台付近から見た茶臼山ここから一旦高度を下げて、向こうに見える茶臼山へ登り返します。奥の方に双耳峰である天狗岳が見えます。

縞枯山~茶臼山雪が無ければ岩がゴロゴロしているはずの斜面を気持ちよく下る。

縞枯山と茶臼山の鞍部下りきるとそこが縞枯山と茶臼山の鞍部。西へ下るトレースは五辻の分岐に向かうるルート。縞枯だけ登って茶臼へ向かわず、五辻へ下ってロープウェイに戻る人もそれなりにいるかも。

茶臼山の展望台へ茶臼山に登頂するも山頂はさほど眺めが良くないので、少し西側の展望台に行く。

茶臼山展望台からの眺め風強し。1月2日と3日は強風で天候も不安定だが、天狗岳に登る4日は風も弱まるはず。

茶臼山~麦草ヒュッテ

茶臼山から麦草峠へ向かう下り茶臼山から大石峠経由で麦草峠へ向かう。さすが正月休み中だけあって、幅1mの踏み跡がばっちり残っていて非常に歩きやすい。

茶臼山の南東、中小場のすぐ上茶臼山を150mほど下ると南東にある少しなだらかなところに出る。

中小場に到着中小場の広場で小休止。下ってきた茶臼山を振り返る。

大石峠さらに100mほど下ると大石峠に到着。国道299号、通称メルヘン街道の車道ができるまで茅野と佐久穂を結んでいた峠道。佐久穂町に大石という地区があるのでその辺か。

冬季閉鎖中のメルヘン街道・麦草峠ちょっと歩くと冬季閉鎖中のメルヘン街道に到着。ここから佐久側へ600m行った所に国道299号線の最高地点(標高2,127m)がある。

反対側の茅野方面。麦草ヒュッテの宿泊者は希望すればゲートまでスノーモービルで迎えに来てくれるそうです。昔は借りたクロスカントリースキーを履いてメルヘン街道の茅野側のゲートまで下山する事が出来たはずだが、今はもうやってないかな?。90年代半ば。スキー板を回収する箱がゲートのそばにあったような記憶がかすかにある。

麦草ヒュッテ麦草ヒュッテ@14:30。2時間40分ほどで到着。

麦草ヒュッテ前の斜面麦草ヒュッテ前の様子。1月だとまだ雪が少ない。

麦草ヒュッテ1月2日はここで宿泊します。雪の時期は小屋の中に入る前にアイゼン、スパッツを外し、ザックなど装備についた雪をブラシで払っておきましょ~。雪が付いたまま温かい室内に入ると装備や床が濡れます。

麦草ヒュッテの夕食今夜の夕食。この夜は大部屋に泊まった。窓に近いと寒いのでストーブに近いほうがいいですよとスタッフの方に言われてそうしたけど、自分は暑がりなので窓際でもOKでした。ストーブの側だと暑すぎて何度も目が覚めた。

麦草ヒュッテ入口土間のストーブ麦草ヒュッテ入口の土間にあるストーブ。個室のこたつでぬくぬく出来ない大部屋泊の人はだいたいここへ。

麦草ヒュッテのスノーシューとクロカンスキー昔はレンタル用のクロスカントリースキーがズラッと並んでいたけど今はスノーシューに押され気味。北八ツのクロカンスキーのコースも案内板が少なくなったようだ。

麦草ヒュッテ【公式サイト】http://www.mugikusa.com/

1月3日の記録は次のページへ。

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