2019年8月25日(日)、2週間前に登った磐梯山の東隣にある安達太良山へまたまた子連れで日帰り登山に行ってまいりました~。ロープウェイ利用で山頂までのピストンです。
今回の山行ルート
登り始めてしばらくするまでガーミンとスマホのGPSをオンにし忘れたためコースの途中からスタートする形になっています。グラフの距離計で4km以降はロープウェイの下りに乗車中の記録です。(なぜか削除できなかった)
- 出発時間/標高:9:00pm/1350m
- 到着時間/標高:12:30pm/1350m
- 合計時間:3時間30分
- 歩行距離:4.9km
- 累積標高(上り):350m
- 累積標高(下り):350m
ロープウェイ利用で往復の予定なので営業開始時刻の8:30に合わせて到着するように5時過ぎに出発。東北道二本松I.C.で降りてあだたら高原スキー場の駐車場に着いたのが8:15頃。混雑する特定の時期だけロープウェイに近い駐車場が料金1000円になるはずですが、駐車場利用は基本的に無料。
今回の交通費:
高速 | 浦和I.C.→二本松I.C. | 4,100円(片道) |
ロープウェイ | 親子券2,600円、大人1人追加1,650円(往復) |
高速料金とロープウェイ合わせて12,450円。帰りに二本松I.C.近くのガソリンスタンドでレギュラー満タンが5,100円くらい。そしてロープウェイの往復チケットを大人2枚+子供1枚別々に買うよりも親子券を買う方が450円お得でした。さらにモンベル割引も効きます。
あだたら山ロープウェイ公式サイト | http://www.adatara-resort.com/green/ |
8:30前にはロープウェイ乗り場の前に30人くらいが列を作っていたので、乗車するまでしばらく待ち、山頂駅から歩き始めたのは9:00から。
しばらく歩きやすい木道が続く。
ちょこっと飛び出たピークが山頂です。
山頂すぐ手前から峰の辻分岐点を見下ろす。右の三角形ピークが篭山で、その下の方にくろがね小屋がある。
あともうちょい!朝は雲の中に隠れていたけど日が昇るにつれて青空が拡がっていった。
三角点のある山頂へはちょっとした岩場があるものの、よほどの高所恐怖症でもなければ小学生でも登れる。
天気予報通り山頂では風速10m/s以上の強い西風。気温は18℃だったので体感温度は冬の寒さでした。
今日のランチはうな丼の予定で、鹿児島産の美味そうなうなぎを買っておいたのに自宅の冷蔵庫に置き忘れるという痛恨事。車の運転中にうなぎを忘れたことを思い出したので、途中のファミマでレトルト牛丼を購入。湯煎用の鍋は山用ではなく、自宅の大きめアルミ鍋。
風を避けるために岩陰を選んだものの、風が強すぎて寒いというのでツェルトを出してやったら「あったか~い」と言っていました。約9000円のツェルトの効果を確認出来たのでよし。(自分は一度も使ったことがない)
出っぱりの山頂には三角点がありますが、そこまで登らずにこの標柱で記念写真を撮って済ます人も多い。牛丼のランチを済ませて下山を開始。ロープウェイ山頂駅までのルートを引き返す。
ロープウェイ山頂駅の手前の分岐で薬師岳の方へ直進し、ちょっと寄り道します。普通の観光客が来られるのはこの辺までかな?
智恵子抄で知られる安達太良山のほんとの空。今日は青空に夏の雲が映えていました。
山頂駅に到着~。安達太良山のトイレはここか、くろがね小屋にしかない。トイレが近い人は携帯トイレの持参がおすすめ。目隠し用にツェルトがあるといいですね。
ロープウェイを降りた所にいたヤギ。雑草の掃除係かな?(笑)汗を流すために向かったのが日帰り温泉施設の「奥岳の湯」。便利な場所にあります。入浴料は大人600円、小学生までの子供400円。ここの露天風呂は気持ちいいですよ。
奥岳の湯公式サイト | http://www.adatara-resort.com/green/okudakenoyu.stm |
ひとっ風呂浴びた後は山の下の方、標高550mあたりにある岳温泉のソースカツ丼で有名な成駒へ向かいます。安達太良に来ると毎回このお店に寄り道する。自分が頼んだのはヒレのソースカツ丼。前回も同じものを頼みましたが、いつの間にか肉が二段重ねになっていて進化しているような気がする。下山後の肉やラーメンが一番うまい。
これは肉うどん。汁が甘口。
次女が頼んだのがしょうゆラーメン。昔ながらの支那そば風。これも味見したけど、やはり成駒で食べるべきなのはソースカツ丼でしょう!
モンベル会員カードを成駒で提示すると温泉卵を2個もらえます。ソースカツ丼にのせても美味しいし、とりあえず包装紙にくるまれているのでお土産として持ち帰ることも出来ます。モンベルの会員カードをお持ちの方はぜひ!
そしてニコニコ共和国について
ところで、昭和の終わりごろから平成の前半にかけてこの岳温泉に独立国が存在していた事をご存じですか?その名も「ニコニコ共和国」。私も以前何かの記事で読んで気になっていたのですが、岳温泉街を散策すると確かにところどころに「ニコニコ」の表示がまだ残っていて、地域通貨「コスモ」もまだ使えるようです。
今回成駒で食事中に、岳温泉神社の神輿がわっしょいわっしょいと水をぶっかけられながら店の前までやってきたところ、ふと見ると神輿の上にリスが乗っかっていました。
なぜ突然神輿の上のリスの話をするのかというと、ニコニコ共和国のシンボルマークがリスだったらしいんですよね。 普通の神輿には鳳凰が乗ってますが、りす?珍しいなと思って検索してみました。
このニコニコ共和国について調べてくれた記事がこちら
【https://www.travel.co.jp/guide/article/21614/ 】昭和の終わりごろから日本全国で独立国ブームが起こり、この岳温泉ニコニコ共和国はかなり力が入っていたようです。
温泉街の入り口に「岳温泉」と看板が掲げられていて、その左下にはこんな表示も。
岳温泉は安達太良山の登山の途中に通り過ぎるだけではなく、一度泊まって探検してみたいですね。
Reliveで今回の山行を振り返る
Relive ‘2019/08/25 夏の安達太良山の空’