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2023-03-28(火)

【栃木】関東平野を北から一望できる大平山と晃石山を子連れでハイク

ホーム山行記録子連れ登山【栃木】関東平野を北から一望できる大平山と晃石山を子連れでハイク

2020年2月11日(火)、快晴の天気の下、小3の次女を連れて栃木市にある大平山(341m)と晃石山(419m)をプチ縦走してきました。眺めが良い山で、元旦の朝はご来光を拝みに多くの参拝客が中腹の謙信平や太平山神社にやってくるそうです。桜の季節やあじさいが咲く頃に来るのも良いでしょう。今日の様に冬晴れで空気中の水蒸気量が少ない日は遠くまで見渡すことができます。

今回の山行ルート

記録開始は山門の前辺りから。さらにバッテリーの充電不足でGPSの記録が復路の途中で切れています。

あじさい坂駐車場~太平山神社

まずはトイレの写真から(笑)。今回は國學院栃木高校前を通り過ぎた所にある、あじさい坂駐車場からスタートです。

あじさい坂駐車場の様子。ここに止めると結構長い階段や坂が待ち受けているので、車で中腹まで登って「謙信平」の駐車場に止めるとラク出来ます。

駐車場に設置されているハイキングMAPで今日たどるルートを再確認しようと思ったけど、我々は晃石山まで行く予定なのであまり参考にならず。

では出発~。信仰の山として歴史のある大平山はあちこちに社がある。この鳥居をくぐってすぐ左手にあるのは「六角堂」というお寺。

屋根が六角形をしていて珍しいお堂。明治元年の神仏分離令後に太平山神社から分離、ここに移転したそうです。横を通りすぎてあじさい坂へ進む。

延々と続く階段の坂道の両脇には枯れたあじさい。2月上旬なのでこんな感じです。

今度は右手に窟神社が現れた。ちょっと寄り道。

水の溜まった小さな洞窟があり、この中には弁財天が祀られている。

よく分からない銅像が立っていたり。

手水舎の先にある鳥居が本来の入口っぽいけど、草木が生い茂り荒れている。今は横の階段が通常の通り道になっている。

上の鳥居を反対側から見るとこんな状態。昔はここにもうちょいマシな橋があったのでは?

坂の下を振り返るとこんな感じ。谷間にあって冬の朝は肌寒い。

階段をのぼると赤い山門が現れる。

山門をくぐって階段はまだ続く。

山門(随神門)の説明板。仁王像が設置されている。

階段を登りきると大平山神社に到着。面白いことに沢山の神社がここに集結していて、登山家にお勧めするのが足腰の神社「足尾神社」。

御神石なでなで。

神社は年に1回来るか来ないかなので、お参りの作法を掲示しておいてくれると助かる。

いたる所に賽銭箱が(苦笑)

足腰の神社、足尾神社

こっちが肝心の足尾神社。

下駄が供えられているのが面白い。

足尾神社の賽銭箱の前には右足の型があり、六十二・八と彫られている。この数字の意味がどうしても分からない。今度来たら社務所の人に聞いてみよう。

登山口~太平山山頂

神社群を一通り見て回ったので登山口へ。本殿に向かって右の方に登山口の看板があり、そこの階段が登山口です。

5分くらい歩くと「奥宮入口」と表示された分岐がある。ちょいと寄り道。

石造りの奥宮。ここにも賽銭箱か~。道を進むと先ほどの登山道に合流する。

太平山神社奥宮について。

分岐に到着。このまままっすぐ登ると太平山山頂。晃石山への分岐は等高線に沿った巻道で、山頂を通る道と再び合流する。行きは山頂経由で、帰りはこの巻道を使います。

山頂への登山道にはしめ縄が張られているのでくぐって進む。

太平山の山頂周辺は樹林帯で特に眺望は無い。

大平山山頂(341m)の富士浅間神社。あっという間に着いてしまったので、休憩せずに先へ進む。浅間神社は山登りをしているとあちこちで目にしますな。例えば、、、谷川岳とか。

太平山山頂~晃石山山頂

さっきの巻道へ合流するまで若干滑りやすいルートをたどる。

巻道との合流点に到着。晃石山へ向かう。

南側へ眺望の開けた所へ来た。中央左寄りに見える山が筑波山。

この方角だと真南を向いている。霞んでなければスカイツリーが見えたかも。中央右の水たまりは渡良瀬遊水地。方位角的に、渡良瀬遊水地の上にうっすらと見えるビル群がさいたま新都心。

パラグライダーの離陸場。この写真の左下に写っているレールが荷運び用のモノレール。人が座れるように座席が付いているかも。そうじゃないとパラグライダーをする人が大変だ。林業用のモノレールは山中でよく目にする。

レールはこんな風に下の方へ続いている。よく見るとレールの地面側にアプト式レールのような歯がついているので、歯車を噛ませて上り下りしているのでしょう。これは死ぬ前に一度乗ってみたい!

晃石山山頂と晃石神社への分岐。神社は山頂のすぐ下にある。我々は右手の山頂へ~。

ひと登りで祠が見えてきた。低山だとあっという間に山頂に着くので私は不完全燃焼です。小学生にはちょうどいい運動かな。

晃石山山頂(419m)に到着~。大平山より標高が高くてしかも眺めがよろしいです。ここで昼食を取ることにしました。

うーん、電波が良く入るという意味かな?そんなの画面を見れば分かるだろという気がしないでもない。

晃石山山頂の祠

晃石山山頂の祠。

晃石山から見た日光方面の眺め

祠の向こう、北側には日光連山の眺め。富士山型の山が日光男体山。白根山はおそらく雲の中。禿山になっている足尾山地に並んで左側に皇海山も見えるはずなんだけど、、、雲の中か。

すきやき

では山頂のベンチで今日の昼食のすき焼きといきますか~。冬の低山だと肉の腐敗を心配することなくパックのまま持ってこれるからよいよい。牛脂でじゅわ~。

すき焼き完成

具は自宅でカットしたものをジップロックに入れて持ってきた。タレは試行錯誤の結果、モランボンの小さいボトル入りを持ってきた。山頂の周囲にめちゃいい香りが漂っております。〆はきしめんにした。

リンゴのカラメルソテー

デザートはリンゴを1個持ってきたのでカラメルソテーに。バターで焼いて、砂糖を振りかけながら両面焼く。仕上げにシナモンパウダー。これも良い香りが辺りに充満しますよ。

晃石山から見た三毳山

中央の奥側にある低山が晃石山から見た、佐野の三毳山(みかもやま、229m)。三毳山の向こう側に佐野インターチェンジがある。美味いランチで満腹になったので片付けて、来た道を戻ります。

温度計が括り付けてあったので読んでみると摂氏6度。自分の手持ちの温度計でも同じ気温でした。ほぼ無風。

周りの景色を楽しんでから下山開始。

晃石山~あじさい坂下駐車場へ下山

真夏にこんな低山を歩きたくはないですが、冬のひだまり山歩きは見晴らしも良くて気に入りました。

パラグライダー離陸場へ戻ってきた。ここで装備を広げるんだろうな~。

見晴良好な休憩用ベンチがあちらこちらにある。

また筑波山を眺める。

このベンチも眺めよし。

ぐみの木峠通過。ここは大中寺への分岐点。眺望は無いものの休憩によし。

これがグミの木?かな?冬だからよく分からん。

全体的にこんな感じの登山道です。

太平山下の分岐点に戻ってきた。帰りは頂上へ登り返さず、この右手の巻道をたどって太平山神社の方へ戻る。

歩きやすい道。

奥宮の辺りまで戻ってきたらこんな張り紙に気付いた。ここまでわざわざ榊を採りに来る人がいるんか?と一瞬思ったけど、ここを通るついでに折って持っていく登山者がいるかも。

榊の所から5分ほどで登山口へ帰ってまいりました。

太平山神社から筑波山の眺め

太平山神社前から筑波山方面の眺め。今日は山日和でした。

朝に登った階段を下る。

シーサー(違

あじさいが咲く頃に来ると駐車場が混むだろうし暑すぎて山歩きどころじゃないかも。

駐車場に戻ってきたら車の数が減っていた。

太平山・晃石山遠望

今回往復した大平山と晃石山を南側から眺めるとこんな感じ。東北道を走っていると栃木I.C.の南側にある通信アンテナの目立つ山がこの二つの山ですね。冬におすすめの低山でした。お疲れ山~。

今回の山行をReliveで振り返る

Relive ‘2020/02/09 大平山と晃石山ピストン’

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山行記録アクセス数トップ5

尾瀬ヶ原

【尾瀬】紅葉が始まったばかりの尾瀬ヶ原を子連れで横断

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2018年9月23日(秋分の日)から2日間、低気圧通過後の秋晴れの中、特にピークを攻めることなく尾瀬ヶ原を子連れで横断してきました。 二人の娘を連れて山小屋泊、そんなにキツくなくて風呂もついている所、、、は何カ所か候補があるんですが、今回は草紅葉を見に行こうと思って尾瀬に決定! 長女(10歳)は3歳・4歳・5歳の夏に尾瀬へ連れてきたことがあって、4歳の時には至仏山(2228m)を登頂しています。今年は5年ぶり。 今回の山行ルート 2018年9月23日 出発・到着時間/高度: 11:30am/1470m → 14:40pm/1420m 2018年9月24日 出発・到着時間/高度: 07:26am/1420m → 12:54pm/1591m 合計歩行時間:8時間40分 歩行距離:19.0km 累積標高(上り):429m 累積標高(下り):336m 今回のコースはこんな感じで福島側の御池(みいけ)から入り、尾瀬温泉小屋に一泊。翌日は見晴経由で鳩待峠にぬけます。御池~温泉小屋間はアップダウンが多少あるものの、翌日は山の鼻までほぼフラット。鳩待峠への登りは1時間程度です。歩行距離は19km。 尾瀬といえば水芭蕉。そのシーズン中は木道が渋滞していわゆる尾瀬ペースで歩くことになりますが、秋にそこまで渋滞がひどくなることは無いような気がします。約25年前の話になりますが高校生の頃、雪の降り始めた尾瀬を横断した時は小屋仕舞いの直前だったこともあり、ほとんど人がいませんでしたね。 さて今回は福島側から入るということで東武鉄道の特急リバティを使います。 昔乗った尾瀬夜行よりはるかに乗り心地が良かった。 ちなみに下今市駅から東武鬼怒川線に入るとスピードが落ち、鬼怒川温泉の廃墟旅館群がよく見えるので廃墟好きにおすすめ。 会津高原尾瀬口駅~御池登山口 会津高原尾瀬口で下車し、バスで御池登山口へ向かいます。会津バスのウェブサイトを事前にチェックすると「尾瀬横断バス乗車券」なんてものを発見してしまったのでありがたく利用いたします。 福島側と群馬側のバス乗車券を別々に買うより930円お得です。 御池~鳩待峠コースの場合のアクセス・交通費 福島IN、群馬OUTのため今回は公共交通機関を利用します。さいたま方面からだと宇都宮線の栗橋駅で東武日光線へ乗り換えて、さらに板倉東洋大前駅で特急リバティに乗換。 【電車】 栗橋→会津高原尾瀬口 乗車券 2,040円 特急券    3,220円 【バス】 会津高原尾瀬口→御池登山口 乗車券 2,440円 特急券     300円 【バス】 鳩待峠→戸倉 乗車券  980円 【バス】 戸倉→上毛高原 乗車券 2,450円 【新幹線】 上毛高原→大宮 乗車券 2,270円 指定席特急券 3,110円 大人1人の往復交通費は16,810円プラスちょっとになります。子供2人分が23,460円。 交通費合計:40,270円 浦和~沼田間の高速料金がETCで片道3,050円なのと比べると高いな~。子連れで新幹線の自由席を確保できる自信が無かったのでしょうがないけど。 東武も特急を使わない場合は2回くらい乗換が必要で、会津高原尾瀬口駅からの始発特急バスを使いたい場合は特急リバティを使ったほうが楽でいいです。 特急バス料金300円を支払って9:50発の特急バスに乗ると会津駒ヶ岳登山口付近まで停まらず一気に駆け抜けてくれます。2時間ほどゆられて今回の登山口、御池(みいけ)に到着。 登山道への入口は駐車場の奥の方にあります。 御池~尾瀬温泉小屋 足ごしらえをして出発するとすぐこんな光景が。 登山口から30分も歩くと上田代。尾瀬ヶ原の山の鼻付近も上田代といいますが、御池側にも上田代という地名があります。ベンチがあったのでここでしばらく黄金色に染まりつつある草原に吹き渡るそよ風を堪能しました。 尾瀬はどこも水が透き通っている。 そしてしばらくアップダウンを繰り返し、雪の重さでねじ曲がった木々に子供たちが興奮している様子を写真に撮ったりしながら1時間半も歩くと天神田代に到着~。 ここには渋沢温泉小屋(廃業)への分岐がありますが、このルートは閉鎖されていて見ての通りすでに入り口から荒廃しています。 ちょっと行くと立派な吊橋があり、30分くらい歩くと次の分岐点に到着。 この分岐から三条の滝経由のルート、渋沢温泉小屋跡へのルート、滝へ下りずにそのまま今日の宿がある赤田代へ向かうルートへ進めます。滝へ下るのが面倒くさかった私達はそのまま赤田代へ直行します。 ちょこちょこアップダウンがある。 50分ほどで滝経由のルートと合流する分岐点に到着。すぐに元湯山荘や休憩所が見えてくる。 15時頃に到着。元湯山荘と並んで建つ尾瀬温泉小屋に今夜は泊まります。登山道から小屋への分岐点に湧き水を使った靴洗い場があるのでそこで泥を洗い流す。 小屋の前にはおしゃれなデッキが!何か飲み物など注文した人が利用可のようです。 今回の宿泊費(一泊二食付き) 大人: 10,260円 子供: 16,200円(2人分)の計26,460円 土日祝日料金プラス眺めの良い本館湿原側の個室料金。赤田代の向こうに至仏山が見える部屋ですが、ちょっとケチって別館の部屋でもよかったかも。でも子連れで相部屋(1人8,640円)はやめておこうと思いました。 交通費40,270円と合わせると今回の費用は66,730円プラスおやつ代。テント泊+車と比べるとえらく高くつきました。 早速部屋へ案内していただき、ひとっ風呂浴びることに。 部屋の写真を取り忘れましたが、小屋の内部写真を少々。  結構広くて清潔な山小屋です。トイレも水洗。尾瀬のように水が豊富な場所にある小屋はええですな~。 連休の日曜日ということもあり結構混んでいましたので、この写真を撮ったのは翌朝。ちゃんとお湯を抜いて清掃中でした。お湯は鉱泉を沸かしたもので鉄分多め。上がり湯用の温水シャワーが浴室内にあるので助かります。 薄暗くなってきた17:00から食堂で夕食。ローストビーフにホースラディッシュがすでにかかっていたため次女は「から~い」と言って食べられず。自炊だとアルファ化米やフリーズドライ、レトルトばかりになってしまうので、炊きたてのご飯が食べられるだけで充分幸せです。 部屋に戻り寝る準備。こちらの尾瀬温泉小屋ではチェックイン時に人数分の糊が効いてパリッとしたシーツを渡してくれます。山小屋では贅沢なことです。20時には2人とも夢の中へ~。 温泉小屋~見晴~山の鼻 5時前には目が覚めて、朝日を浴びる至仏山方面をへやからボーッと眺める。テント泊と違って出発の準備が少なくて済むのはのはいいですね。 6時から食堂で朝食。 次女の食べかけ。 7:30に出発。至仏を右に見ながら30分ほどで見晴の十字路に到着。山小屋が集中しているここに宿泊する人も多いですね。テント場もあるし。 見晴にある弥四郎小屋前の湧き水を子供たちは冷たくて美味しいと言ってました。ここで10分ほど休憩。 天気は下り坂なので羊雲がかかってきた。 尾瀬の数ある池塘のうちの一つ。 雲に隠れる至仏山。 尾瀬ヶ原の北側に位置する山々。熊のすみかだそうです。 ナウシカっぽい 竜宮十字路のすぐ東側で県境を越えて群馬県側へ。 この道標もずいぶん昔からあるね~。 燧ヶ岳がだんだん遠くなる。風がなければこの池塘の水面に逆さ燧が見られるはずだけど残念でした。ここからもうちょい行くと山の鼻に到着です。 山の鼻~鳩待峠 山の鼻は山小屋が3軒とテント場があり、鳩待峠から近いので一気に人の数が増えます。ここでインスタントラーメンの昼ごはん。至仏山荘でお土産のキーホルダーを買わされたりして1時間ほど休憩。 山の鼻~鳩待峠間から至仏がチラチラ見える。 木道が終わり、石段をひと登りすると1時間ちょいで鳩待峠に到着。 以前はこの看板前まで車やバスが入ってきていましたが、今ではバス停や駐車場をやや下の方へ移動させたそうです。という訳で、戸倉へのバス・乗り合いタクシー乗り場は鳩待山荘前ではなく、少し坂を下ったところにあります。人数が9人位集まったところで乗合タクシーが出発。戸倉から新幹線上毛高原駅行きのバスが出るまで1時間半の余裕があったので、尾瀬ぷらり館の温泉で汗を流しました。 上毛高原駅までがまた長くて約2時間のバスの旅。1726発のMaxとき334号に乗るとあっという間で、50分後には無事大宮駅に到着。お疲れさまでした~。 Reliveで今回の山行を振り返ってみる Relive '2018/09/23-24 尾瀬ヶ原横断' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js
残雪期の至仏山

【尾瀬】期間限定で入山できる残雪期の至仏山を子連れで挑戦してみた

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2019年4月28日(日)、残雪期の至仏山を子連れで登ってきた記録です。真っ青な空の下、絶好の登山日和に至仏山山頂に立つと、眼下に広がる真っ白な尾瀬ヶ原や周囲の山々を360度見渡せる絶景を拝めました。
戦場ヶ原

【奥日光】冬の一歩手前、戦場ヶ原を子連れでお散歩

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日程 【日帰り】2018年11月13日(火) メンバー ぬこはち・みー 天候 曇り アクセス 利用交通機関車・バス 車を赤沼駐車場に止め、バスで湯の湖まで移動。 経路を調べる (google transit) 行きの経路 帰りの経路 地図・ルート・標高グラフ・移動ペース 最高地点:1,492m (湯ノ湖湖畔前バス停) 歩行距離:6.5km 累積標高:28m(登り)、123m(下り) 歩行時間:1時間57分 休憩時間:1時間3分 グレード:コース定数:5.9 コース定数とは歩く時間、歩く距離、登った高さ、下った高さの4つの要素を使って数値化したもので、次の式を用いる。 1.8×時間(h)+0.3×歩行距離(km)+10×登りの累積標高(km)+0.6×下りの累積標高(km) コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き ●20前後:一般的な登山者向き ●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き ●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。 行程とコースタイム 日帰り 行動 1時間57分 休憩 1時間3分 合計 3時間00分 S湖畔前バス停12:0513分 12:18金精道路ゲート11分 12:29湯滝12:3627分 12:56小滝13分 13:09小田代橋13:113分 13:14泉門池14:0815分 14:23青木橋34分 14:57赤沼分岐30分 15:05赤沼バス停G コースタイムの見方:移動時間 到着時刻通過地点の地名出発時刻 今回の山行の費用 交通費 高速 浦和~清滝 3,340円(ETC) 計 6,680円 清滝~浦和 3,340円(ETC) バス 赤沼バス停~湖畔前 420円(大人)、210円(子供) 計 630円 下山後の温泉 日帰り入浴 日光アストリアホテル 1,000円(大人)、500円(子供) 計 1,500円         合計 8,810円 参考リンク ドラぷらhttps://www.driveplaza.com/日光自然博物館https://www.nikko-nsm.co.jp/戦場ヶ原の天気https://tenki.jp/leisure/3/12/58/2628/日光アストリアホテルhttps://www.nikkoastraea.com/spa/ バスで湯ノ湖まで移動した後、赤沼の駐車場へ戻るコース 2018年11月13日(火)、次女を連れて奥日光の戦場ヶ原へハイキングに行ってきました。湯ノ湖から赤沼までゆる~い下りが続くお散歩コースです。歩行距離は約6km。湯滝から歩いた場合は4km程度になります。丹沢の塔ノ岳と鍋割山に行こうかと思っていたのですが、次女の体操教室に間に合わなさそうなので日光へ行き先変更! 東北道で事故渋滞に1時間以上も巻き込まれるというハプニングがあり、中禅寺湖を通り過ぎて戦場ヶ原の赤沼に到着したのが11:20。予定を考えるとギリギリスタートな感じ。いろは坂の手前は紅葉が多少綺麗でしたが、中禅寺湖より上の方はもう紅葉シーズンが終わっていました。そのかわり人も少なかったですね。赤沼の無料駐車場に車を停め、赤沼バス停11:44発の湯ノ湖行きのバスに乗って終点手前の湯ノ湖湖畔バス停で下車。運賃は2人で630円でした。この赤沼から低公害バスが発着していて、中禅寺湖西岸の千手ヶ浜まで行けます。今度使ってみたい。 湯元温泉のバス停から出発 何度も来たことのあるこの場所からスタート。さいたまの小学生はこの時期修学旅行で湯元に泊まっているようで、さいたま市周辺の小学校の名札を付けた子達を見かけます。 バス停のすぐそば、遊歩道の下に湯船(?)があったけど周りに鹿のフンがいっぱい! 湯ノ湖東岸のルート 湯ノ湖と湯滝 湯ノ湖から南に流れ落ちる湯滝の上部に橋があり、渡ると島になっている。湯ノ湖と湯滝に挟まれたこの神聖な雰囲気のある島に馬頭尊の祠が祀られています。写真は無し。 湯滝の左岸を階段で下降。この滝は湯ノ湖に温泉が流れ込んでいるためか真冬でも凍結しない。そういえばこの下にある湯滝の駐車場は有料です。鮎の塩焼きを売っている店の前を通って、鹿ゲートを通過。時間に余裕があれば鮎の塩焼きを食べて休憩といきたいもんですが、今回は無理。急げ~。 湯川沿いに戦場ヶ原へ向かい歩く 湯ノ湖から下、竜頭の滝を経て中禅寺湖に流れ込む湯川沿いに歩きます。この倒木の上には大勢が歩いた跡があるけど、私の登山靴のソールはパターンのエッジが摩耗のため丸くなって滑りやすいので、子供に「渡ってみて!」と言われましたがこりゃ無理ですわ。そろそろ登山靴も買い替えか...。 湯滝から30分ちょいで泉門池(いずみやど)の休憩所に到着。ベンチやテーブルがあってランチ休憩に最適。春や紅葉シーズンだと絶景でしょうけど、この時期はもう寂しい雰囲気しかありませんね。カモの鳴き声が寂しさを余計に増幅させる。ここでカップラーメンをすすってデザートは焼きバナナ。バターで焼き色を付け、砂糖をかけてカラメル状に仕上げたところ甘すぎて不評だった(笑)。最近コンビニでよく見かける個包装のバナナを使った。 木の根っこの様子を見るのに勉強になります。 触られすぎてスベスベになった倒木の根っこ。 カモが楽しそうに遊ぶ湯川がこの下流で竜頭の滝となって中禅寺湖へ流れ込み、さらに華厳の滝の大瀑布となる事に8歳児は気づいておりませぬ。 もうちょいでこのハイキングも終了。向こうに見える山は右から男体山、大真名子山、小真名子山。全部火山ですな。埼玉から見える男体山は富士山の形をしていますが、西から見るとこんな形をしています。 最後に光徳温泉で汗を流しましょ~ 15:05に赤沼の駐車場に無事帰還し、急いで光徳牧場にある日光アストリアホテルへ向かいます。ここのお湯がお気に入りで、奥日光へ来るといつもここの温泉に入ってから帰ります。紅葉シーズンが終わった平日なので先客もおらず、写真を取ることが出来ました。 露天風呂の色は今回はエメラルドグリーンで硫黄の匂いはキツめ。前回は透明で青っぽい色のお湯でしたが、毎回お湯の色や匂いが違うのが不思議ですな~。露天風呂の湯温は高めですが刺すような熱さではなく、何というか柔らかい感じの熱さで長らく浸かっていられます。料金は大人1,000円、子供500円、未就学児無料。 今回は時間に余裕が無かったので寄り道せずに急いで撤収しました。 Reliveで今回のハイキングを振り返る Relive '2018/11/13 戦場ヶ原ハイク' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js
木曽駒ヶ岳

【中央アルプス】千畳敷から木曽駒ヶ岳へ・親子3世代で稜線散歩とテント泊

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夏休みの子連れ山行は中央アルプスの木曽駒ケ岳(2956m)にしました。父と長女と一緒に3人で、ロープウェイを利用して千畳敷から木曽駒ヶ岳頂上山荘のテント場まで歩くコースです。テントを2セットかついで行きました(笑)。
奥日光・小田代ヶ原と千手ヶ浜

【奥日光】大雨の後に現れる幻の小田代ヶ原湖を見に行ってきた

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2019年10月14日(月・体育の日)、長女を連れて日光戦場ヶ原方面へ出かけてきました。台風19号の被害がひどくて中央道、上信越道方面はダメ、高尾山や筑波山、丹沢も登山道が寸断されていて行ける山の選択肢がほぼ無かったため日光戦場ヶ原へ。赤沼の駐車場が泥に埋まって閉鎖中だったため三本松に駐車。赤沼まで1kmを歩いて戻ってから小田代ヶ原を目指し、バスで中禅寺湖の千手ヶ浜へ行くコースを取ります。 今回の山行ルート ↑のグラフで移動速度が10m/sに上がっている部分はバスに乗車中。 今回掛かった交通費 高速(浦和I.C.~清滝I.C.) 2,360円(ETC休日割引) 低公害バス(小田代ヶ原~千手ヶ浜) 大人300円、子供150円 低公害バス(西ノ湖~小田代ヶ原) 大人300円、子供150円 高速(清滝I.C.~浦和I.C.) 2,360円(ETC休日割引) 費用は高速料金とバス料金で5,620円プラスガソリン代3,000円くらいでした。戦場ヶ原の赤沼駐車場や三本松駐車場は無料。 三本松駐車場~赤沼~小田代ヶ原 前日に日光湯元ビジターセンターや赤沼自然情報センターのサイトを見て今回のルートを決定しました。切込湖・刈込湖は倒木で通行止め、戦場ヶ原の湯川沿いの木道も通行止めになっていたものの、小田代ヶ原周回ルートは通行可となっていたのでこちらへ。 日光湯元ビジターセンター http://www.nikkoyumoto-vc.com/ 赤沼自然情報センター https://www.nikko-nsm.co.jp/bus.html 湯元ビジターセンターのウェブサイトからハイキングコースの最新情報、赤沼自然情報センターのサイトからは千手ヶ浜行きバスの時刻表などを確認出来ます。 赤沼駐車場への道は台風の影響でこんな状態に。車道はバスが通れるようになっていたのでタイヤの跡をたどって赤沼自然情報センター横のトイレへは行けました。歩道は深さ10cm以上の泥に覆われていて、いくら登山靴を履いているといっても歩きたくなかった。 車道を渡って反対側にあるハイキングコースへの入口。 赤沼分岐から湯川沿いの自然研究路は通行不能となっていました。木道が流されたらしい。 湯川周辺も結構な高さまで水が来たようであちこちに木の枝が引っかかっていた。 色づき始めたばかりでまだ緑が優勢。 小田代へ続く道への分岐。左のしゃくなげ橋方面へ行くと竜頭の滝の上へ出る。 途中で脇道があり、50mほど行くと戦場ヶ原方面を見渡せるはずの展望台。手前の木々が成長してしまい、眺めが若干悪くなっているようだ。 奥日光の紅葉はまだ始まったばかり。 ところどころ色づいている。紅葉が見ごろになるのは10月下旬かな? 午前中はまだ日が出ていて歩くのが気持ちよかった。 本日の天気予報では昼過ぎから雨。 小田代原は植生保護のため鹿除けの電気柵が張られていて、入口は回転扉式になっている。 小田代ヶ原に到着~。北側をぐるっと回って歩きます。南側のルートは舗装された車道です。 小田代ヶ原の東側を歩いている時に見つけた今回最も美しかった紅葉。このツタだけキレイに色づいていました。 ここは小田代ヶ原北端の分岐。湯滝方面は通行できるかどうか不明。西ノ湖と指されている方へ向かい、トイレとバス停がある休憩所へ向かいます。 左手、東側に見える男体山にもう雲が掛かり始めた。雲底がどんどん下がり始めていて、やはり予報通り昼過ぎから雨の模様。 小田代ヶ原湖 小田代ヶ原の東側を歩いているときには気づかなかった水たまりが見えてきた。 小田代ヶ原湖と男体山、大真名子、小真名子、太郎山。曇ってしまったのであまり色鮮やかではないですね。普段は原っぱになっている小田代ヶ原に大雨が降るとこの様に池ができるので、幻の小田代ヶ原湖と呼ばれています。 40分ほどで小田代ヶ原をぐるっと周回して休憩所に到着。対岸に「白い貴婦人」と呼ばれる白樺が独り立っているのが見える。拡大すると... コンデジだとだめだこりゃ~。塗り絵みたいな。もっと紅葉が進んだ時期に来ればさらに色彩鮮やかな舞台に佇む白い貴婦人が見られるでしょう。 この休憩所から少し北側の歩道から最も美しい小田代ヶ原を見られるかも。大きなカメラを担いだ人達は皆そっちから写真を撮っていました。ここでバスが来るまでコーヒー休憩。 愛用のプリムス2243バーナー。2004年にカリフォルニア州のREIマウンテンビュー店で購入したもの。着火装置は初めから無し。ライターで着火に失敗したことが無いほどこの十字形のゴトクは防風性に優れている。シューっとガスを出してやって、どこかに火が着いていれば風に吹き消された部分にもまたすぐ炎が回ってくれる。他のメーカーの小型バーナーもいいけど、この2243バーナーの頑丈さとゴトクの安定性、着火のしやすさは山へ連れて行くのに安心できる。 山で市販のドリップコーヒーを楽しむ際によく使うのはこのモンカフェかスタバ。この2種類はコーヒーバッグの底がコップのフチとほぼ同じ高さにあってコーヒーに浸らずにすむため使いやすい。 小田代ヶ原バス停のトイレ。トイレの横にバス停のベンチがあって、そこにトレッキングポール(右)を置き忘れてしもた。帰り道に探したけど見つかりませんでした~。赤沼の自然情報センターに落とし物として届いていないかどうか聞きに立ち寄ったものの、今日は何も届いてませんとのことでした。7年使って傷だらけになっていたし、家に置いてきたもう片方は曲がっていて完全には収縮できなくなっていたのでそろそろ買い替え時だったのかも。 千手ヶ浜で昼食 小田代ヶ原から中禅寺湖西岸の千手ヶ浜へこのバスで移動。このバスを降りる時にトレッキングポールを忘れたことに気付いた。小田代ヶ原から千手ヶ浜まで車道で約5kmの距離を18分で移動できてありがたや~。 ここだけ真っ赤な紅葉。 遊覧船用の桟橋がある千手ヶ浜に到着。ここに来たのは初めて。今日は遊覧船が来ないらしく、切符売り場のシャッターは閉まっていました。雲に隠れている山は男体山(2486m)。 今年作ったばかりのようなテーブルとベンチがあったのでそこでランチの用意。雨はなんとかまだ降らなそう。 本日のランチはパスタとパンケーキ。なんという組み合わせでしょう!(笑)最近山でよく使うママーのパレットは茹でやすいしおすすめ。ソースもあえるだけのタイプなのでお湯で温める必要なし。 長女はカルボナーラ。こりゃチージーでうみゃい。 こっちはきのこのボロネーゼ。普通にうまい。私はよっぽどの事がなければ何でもうまい言います。 お次は石井スポーツ大宮店で見つけて買ってみた森永のもみもみホットケーキミックス。袋の中に牛乳と卵を投入してもみもみすればパンケーキが作れる!これは山用にいいよ~。もみもみしたい人に超おすすめ。牛乳はイオンで見つけた常温保存可能な60mlパック。この牛乳も登山用に最適。 もみもみは子供にやらせた。ユニフレームの山用フライパンで焼いていきます。右端の白い所は混ざりきらなかった卵の白身ですね。やはりボウルでシャカシャカできないと卵の白身は混ざりきらないか。 スプーンとフォークでなんとかひっくり返したらちょっと焦げてた。上にかける蜂蜜やバターなどを持ってくるのは忘れちゃいました。チョコクリームとか今度は持ってこよう! 食べたら後片付けをして撤収。 そうそう、千手ヶ浜にはかつてキャンプ場があり自家用車でここまで入れたんですよ。1993年から低公害バスが千手ヶ浜まで運行するようになり、自家用車の乗り入れは出来なくなりました。車道の道幅も狭いですし正解でしょう。ハイキングコースの見回りなどをされる管理者の車は普通に走ってきますので自転車の方は注意。千手ヶ浜のトイレは少し戻ったバス停にしかありませんでした。遊覧船の切符売り場の建物内にトイレがあるかもしれませんが、今日は閉まっていた。 千手ヶ浜~西ノ湖 これから西ノ湖へ向かいます。ここは外山沢川が中禅寺湖に流れ込む河口。この両岸はしっかり護岸工事されている。中禅寺湖の向こうに流されていくと華厳の滝。 橋を渡って外山沢川の右岸へ。こちらの岸辺は紅葉がきれいになりつつある感じ。 晴れていれば青空と紅葉と青い湖面の組み合わせでかなり良い写真を撮れたはず。 西ノ湖のバス停で降りたグループがこの道から出てきたのでちゃんと通れるようだ。 こんな感じの遊歩道がゆるい登りで続く。自然をそのまま残すコンセプトで、あまり人の手は入っていない。 台風通過直後なのであちこち太い枝が落ちています。こういう時は頭上注意。 新鮮な木の香りを漂わせながら遊歩道をふさぐ倒木。通れないわけではにゃい。紅葉は目立たなくなって緑優勢。 この辺りで目立つのがこのぐるぐる巻き。 鹿よけのためなんだろうと思っていたらやはりそうで、おそらく樹脂製の網で木の根元を囲うよりも安上がりなのでしょう。 西ノ湖への分岐点の手前、柳沢川の護岸が崩れていて岸に近い所は地面にひびが多数入っている。また大雨が降ったら崩れそう。 立派な吊り橋がかけられている。 この吊り橋を渡ると西ノ湖まで10分ほどです。 西ノ湖に到着したらガーン!茶色い水たまりになっていた。 普段は透明な水を湛えた透き通る美しい湖のはずなんですけどね。西ノ湖入口バス停にもどる時間を考慮してさっさと引き返しました。 西ノ湖入口バス停に続く林道。 新鮮な倒木は良い香りがしますな~。 この橋を渡るとすぐ右側に西ノ湖入口バス停。10分ほど待ってバスに乗り込み、また小田代ヶ原で降車します。トレッキングポールがまだ残っているかもしれないと一縷の望みをかけて! バス停のベンチにも周囲にもトイレの中にもポールはありませんでした~。にゃーん。とぼとぼと赤沼まで歩いて戻ります。14時ごろには雨脚も強まり、雨具を上下着用。モンベルのトレッキング用折り畳み傘は軽くておすすめ。重さ128gでサイドポケットに突っ込んでおいても負担にならない。 再び湯川を渡り、ちょっと歩けばすぐに赤沼へ。赤沼自然情報センターの職員の方にトレッキングポールの落し物が届いていないかどうか尋ねたところ「今日は何も届いていません」と。三本松までさらに1km歩いて戻り、今日のハイキングは終了。総移動距離は22.8kmで、行動時間は7時間13分でした。バスの移動距離・時間も含みます。 小田代ヶ原のコースは冬になるとクロスカントリースキーやスノーシューで周回するのにうってつけのルートになるので雪の季節もおすすめ。 三本松駐車場名物、辰ちゃん人形。いったい何時からここに立っているんだろうか? 着替えた後はいつもの日光アストリアホテルで日帰り入浴。今日のお湯の色は乳白色っぽいエメラルドグリーンでした。風呂上りは隣の光徳牧場でアイスを食べてから岐路についた。牧場のアイスはどこも美味いね。 今回のハイキングコースをReliveで振り返る Relive '2019/10/14 奥日光・小田代ヶ原' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js