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2023-09-24(日)

【尾瀬】静かなアヤメ平から眺める至仏山と燧ヶ岳の絶景(晴れていれば…)

ホーム山行記録子連れ登山【尾瀬】静かなアヤメ平から眺める至仏山と燧ヶ岳の絶景(晴れていれば...)
日程 【日帰り】2021年6月13日(日)
メンバー ぬこはち・こゆ
天候 晴れ時々曇り
アクセス
利用交通機関
車・乗合タクシー
尾瀬戸倉の第一駐車場を利用(1日¥1,000)、乗合タクシーで鳩待峠へ移動。
経路を調べる (google transit)
行きの経路 帰りの経路

地図・ルート・標高グラフ・移動ペース

ルートの詳細データ
最高地点:1,968m (中原山)
歩行距離:18.8km
累積標高:659m(登り)、675m(下り)
歩行時間:5時間28分
休憩時間:3時間05分
グレード:(鳩待峠からアヤメ平まで往復なら完全に初心者向け)
コース定数22.5

コース定数とは歩く時間、歩く距離、登った高さ、下った高さの4つの要素を使って数値化したもので、次の式を用いる。 1.8×時間(h)+0.3×歩行距離(km)+10×登りの累積標高(km)+0.6×下りの累積標高(km)
コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き ●20前後:一般的な登山者向き ●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き ●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。

行程とコースタイム

日帰り
行動
5時間28分
休憩
3時間05分
合計
8時間33分
S鳩待峠05:4060分 06:40横田代30分 07:10中原山07:2017分 07:37アヤメ平07:4018分 07:58富士見小屋08:103分 08:13富士見田代08:3295分 10:07竜宮十字路3分 10:10龍宮小屋11:3378分 12:51山ノ鼻13:1955分 14:14鳩待峠G
コースタイムの見方:
移動時間
到着時刻通過地点の地名出発時刻

今回の山行の費用

交通費 高速 浦和~沼田 2,860円(ETC深夜) 7,140円
沼田~浦和 4,080円
乗合バス 戸倉~鳩待峠 1,000円(1人) 4,000円
鳩待峠~戸倉 1,000円(1人)
駐車場 戸倉第一 1,000円(1日) 1,000円
下山後の温泉 日帰り入浴 ぷらり館戸倉の湯日帰り入浴 500円(1人) 1,000円
        合計 13,140円

参考リンク

ドラぷらhttps://www.driveplaza.com/
尾瀬保護財団https://www.oze-fnd.or.jp/
尾瀬ぷらり館https://www.tepco.co.jp/oze/iku/purari/

鳩待峠~アヤメ平

前日の22時頃に自宅を出発し、その夜は関越の駒寄PAで車中泊。朝3:30頃に起きて、1時間ちょいで尾瀬戸倉の駐車場に到着~。途中の峠道がトンネルになってから、時間が大幅に短縮出来るようになった。朝5:00から運行開始する乗合バスに乗り、5:30頃に鳩待峠に着きました。この時はまだ青空が広がっていた。

[5:40]鳩待峠のトイレの横にあるアヤメ平登山口から出発~。尾瀬は何度も訪れていますが、このルートは初めて。最初はそれなりの斜面ですが、ある程度登るとすぐになだらかな木道が続くラクな道になります。

鳩待峠~アヤメ平(鳩待通り)、横田代

[6:40]1時間ほどで横田代。雲がだんだん増えてきた。

鳩待峠~アヤメ平(鳩待通り)

このルート(鳩待通り)にもミズバショウが咲いてるとは知らなんだ。

鳩待峠~アヤメ平(鳩待通り)

朝イチで入ったということもあり、誰ともすれ違わない。

鳩待峠~アヤメ平(鳩待通り)

樹林帯を抜けて、開けた所から後ろを振り返ると至仏山(2,228m)がどーん。ゴールデンウィーク後からしばらくの間、6月いっぱいは雪が溶けるまで至仏山への入山が禁止されています。この辺りで冨士見下から入山した方とすれ違った。

鳩待峠~アヤメ平、中原山(1,968m)

[7:10]今回のルートの最高標高地点、中原山(1,968m)に到着。樹林と笹に囲まれていて眺望は無し。立ったまま10分ほど小休止。

尾瀬・アヤメ平の向こうの燧ヶ岳

中原山から北東へ少し下るとそこがかつて天空の楽園として知られていたアヤメ平。当時は木道がほとんど整備されておらず、大勢のハイカーが縦横無尽に湿地を歩き回り、その結果植生が破壊されて湿地の裸地化と乾燥化が進んだそうな。昭和41年(1966年)から回復作業が始まり、今でも継続しているものの、湿地の回復作業中のエリアが未だに残っています。当時の荒れ果てた尾瀬の写真を見ると、現在は湿地の回復や保護がうまくできていると思います。

尾瀬・アヤメ平

昭和30年代は富士見下が主な登山口で、富士見峠からここアヤメ平を訪れるのが主なルートだったらしい。そして昭和30年代だとバスで入れる登山口は富士見下、大清水と福島県側の七入の3箇所だけだったようだ。鳩待峠は戸倉から徒歩でしか来られなかったようで、現在とは全く様相が異なる。

↑のサイトに昭和30年代の「尾瀬コース案内図」が掲載されており、よく見るとアヤメ平から横田代へ抜け、そこからメッケ田代経由で山ノ鼻へ下りるコースが記されている。アヤメ平を訪れたハイカーは山ノ鼻へ下りてから尾瀬ヶ原を縦断していたのだろうか?しかも当時は沼尻と長蔵小屋を結ぶ渡し船があったんですよね。当時使われていた古い桟橋が沼尻休憩所のそばに残骸を晒している。

尾瀬・アヤメ平の向こうの燧ヶ岳

アヤメ平の池塘越しに見える燧ヶ岳(2,356m)。晴れていれば…。空に浮かぶ草原と池塘が見られたはず。

尾瀬のアヤメ平から見た日光白根山、錫ヶ岳、皇海山方面。

南側に目をやると特徴的な形の日光白根山がよく見える。皇海山がチラッと見えました。

尾瀬・アヤメ平

さて、富士見小屋(廃業)の方へ行ってみます。廃墟化しつつある富士見小屋の写真は間違えて消してしまった…。富士見小屋跡の隣にはきれいなトイレが営業中です。

富士見~竜宮

富士見田代の池

富士見田代の向こうに見えるは山頂が雲で隠れた燧ヶ岳。ここのベンチで20分ほど昼寝休憩。短時間でも熟睡すると頭がスッキリしますな。

尾瀬・長沢新道の残雪

[08:32]富士見田代を出発し、長沢新道を竜宮十字路に向けて下ると残雪の名残が頑張っていた。富士見小屋が廃業し、長沢新道を通る人も激減して木道がボロボロになっているのではないかと思っていましたが、鳩待~山ノ鼻間なみに整備されている区間もあったりして、非常に歩きやすかったです。ただし標高1,700m~1,500mの区間の斜面は急で岩がちになっている。

尾瀬・長沢新道、昭和26年に彫られた記念の文字

ブナの木に何かナイフで彫ってある。「昭和二十六年、七月七日入山記念、なんとか村親子三人。」昭和26年は1951年で、ちょうど70年前。これを彫った本人は、自分の彫った文字が70年後もずっと残るとは、思ってもいなかったのでは?100年後も残ってそうだ。これ以外にも同じような落書き(?)がたくさん周囲の木の幹に残されている。新しい年代のものは全く見つからない。ほとんど昭和30~40年代のもの。

尾瀬・長沢新道

明るいブナ林の中を進むと尾瀬ヶ原の方へ出ます。

尾瀬・長沢新道から竜宮十字路への接続地点

鹿よけ柵の向こうに竜宮十字路。中央左よりのピークが景鶴山。東電小屋の辺りから登山道が繋がっていたらしいが、今では積雪期にのみ行ける山となってしまった。

龍宮小屋の前でうな丼ランチ

山うな丼のため、うなぎを湯煎する

[10:10]竜宮十字路を右折して東に少し向かうと龍宮小屋に到着。小屋前のテーブルをランチに使わせてもらいます。今日のお昼はうな丼!レトルトのうなぎは売り切れていたので、パックで売られていた鹿児島産のうなぎをビニール袋に入れて持ってきた。保冷剤と一緒に保冷バッグに入れておいたところ、車中泊中に凍ってしまったのでザックの中で解凍しながら持ってきやした~。固形燃料を使って飯盒でご飯を炊きながら、バーナーで湯を沸かしてビニール袋のままウナギを湯煎しておく。

鹿児島産の鰻を使った山うな丼

炊きたてのご飯とホカホカうなぎで山うな丼の完成でーす!山椒も持ってきた。山で食べるタレごはんは最高だ。

竜宮から山ノ鼻経由で鳩待峠へもどる

[11:33]龍宮小屋でランチ休憩に1時間20分費やした後、出発~。

ここは竜宮現象の湧出口。底から水が湧き出している。木道の反対側には水が吸い込まれる場所があり、かつては渦を巻いて水が吸い込まれていたそうな。

池塘の底から水が湧き出している竜宮現象

この辺りも水芭蕉が群れを成しておる。

尾瀬ヶ原・牛首分岐から見た至仏山

丸い出っ張りが牛首で、その向こうのお山が至仏山。

尾瀬・燧ヶ岳

後ろを振り返ると燧ヶ岳。

ワタスゲが咲き乱れる

尾瀬ヶ原の木道

雨が降り出す前にワタスゲのポワポワを見られてよかった。猫じゃらしによさそう(笑)。

尾瀬ヶ原・上田代のワタスゲ

木道に両膝をついて上半身をひねりながら乗り出して撮影。椎間板によろしくない動作なので注意。

尾瀬ヶ原・上田代の水芭蕉

アヤメ平近辺の水芭蕉は小ぶりでしたが、牛首の辺りでは結構派手な姿をしている。山の鼻で30分ほど大休止。

尾瀬・鳩待峠の人数計測ゲート

[14:14]割と早く歩けたため、山ノ鼻から55分で鳩待峠に到着。約18kmをサクッと歩ける中2女子エライ!

尾瀬ぷらり館の日帰り温泉で汗を流す。

尾瀬ぷらり館・戸倉の湯

尾瀬戸倉の湯の内風呂。アルカリ性でお肌がトゥルントゥルンになります。

尾瀬ぷらり館、ネイチャーセンター内に掲示されていた登山道情報

至仏山は6月30日まで登山道が閉鎖中。アヤメ平への木道は確かに一部損傷していました。

尾瀬ぷらり館・ネイチャーセンター内に掲示されていた水芭蕉についての説明

ミズバショウについて。ほほー、熊が水芭蕉を食べるんか…。

今回の山行を動画で振り返る

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尾瀬ヶ原

【尾瀬】紅葉が始まったばかりの尾瀬ヶ原を子連れで横断

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2018年9月23日(秋分の日)から2日間、低気圧通過後の秋晴れの中、特にピークを攻めることなく尾瀬ヶ原を子連れで横断してきました。 二人の娘を連れて山小屋泊、そんなにキツくなくて風呂もついている所、、、は何カ所か候補があるんですが、今回は草紅葉を見に行こうと思って尾瀬に決定! 長女(10歳)は3歳・4歳・5歳の夏に尾瀬へ連れてきたことがあって、4歳の時には至仏山(2228m)を登頂しています。今年は5年ぶり。 今回の山行ルート 2018年9月23日 出発・到着時間/高度: 11:30am/1470m → 14:40pm/1420m 2018年9月24日 出発・到着時間/高度: 07:26am/1420m → 12:54pm/1591m 合計歩行時間:8時間40分 歩行距離:19.0km 累積標高(上り):429m 累積標高(下り):336m 今回のコースはこんな感じで福島側の御池(みいけ)から入り、尾瀬温泉小屋に一泊。翌日は見晴経由で鳩待峠にぬけます。御池~温泉小屋間はアップダウンが多少あるものの、翌日は山の鼻までほぼフラット。鳩待峠への登りは1時間程度です。歩行距離は19km。 尾瀬といえば水芭蕉。そのシーズン中は木道が渋滞していわゆる尾瀬ペースで歩くことになりますが、秋にそこまで渋滞がひどくなることは無いような気がします。約25年前の話になりますが高校生の頃、雪の降り始めた尾瀬を横断した時は小屋仕舞いの直前だったこともあり、ほとんど人がいませんでしたね。 さて今回は福島側から入るということで東武鉄道の特急リバティを使います。 昔乗った尾瀬夜行よりはるかに乗り心地が良かった。 ちなみに下今市駅から東武鬼怒川線に入るとスピードが落ち、鬼怒川温泉の廃墟旅館群がよく見えるので廃墟好きにおすすめ。 会津高原尾瀬口駅~御池登山口 会津高原尾瀬口で下車し、バスで御池登山口へ向かいます。会津バスのウェブサイトを事前にチェックすると「尾瀬横断バス乗車券」なんてものを発見してしまったのでありがたく利用いたします。 福島側と群馬側のバス乗車券を別々に買うより930円お得です。 御池~鳩待峠コースの場合のアクセス・交通費 福島IN、群馬OUTのため今回は公共交通機関を利用します。さいたま方面からだと宇都宮線の栗橋駅で東武日光線へ乗り換えて、さらに板倉東洋大前駅で特急リバティに乗換。 【電車】 栗橋→会津高原尾瀬口 乗車券 2,040円 特急券    3,220円 【バス】 会津高原尾瀬口→御池登山口 乗車券 2,440円 特急券     300円 【バス】 鳩待峠→戸倉 乗車券  980円 【バス】 戸倉→上毛高原 乗車券 2,450円 【新幹線】 上毛高原→大宮 乗車券 2,270円 指定席特急券 3,110円 大人1人の往復交通費は16,810円プラスちょっとになります。子供2人分が23,460円。 交通費合計:40,270円 浦和~沼田間の高速料金がETCで片道3,050円なのと比べると高いな~。子連れで新幹線の自由席を確保できる自信が無かったのでしょうがないけど。 東武も特急を使わない場合は2回くらい乗換が必要で、会津高原尾瀬口駅からの始発特急バスを使いたい場合は特急リバティを使ったほうが楽でいいです。 特急バス料金300円を支払って9:50発の特急バスに乗ると会津駒ヶ岳登山口付近まで停まらず一気に駆け抜けてくれます。2時間ほどゆられて今回の登山口、御池(みいけ)に到着。 登山道への入口は駐車場の奥の方にあります。 御池~尾瀬温泉小屋 足ごしらえをして出発するとすぐこんな光景が。 登山口から30分も歩くと上田代。尾瀬ヶ原の山の鼻付近も上田代といいますが、御池側にも上田代という地名があります。ベンチがあったのでここでしばらく黄金色に染まりつつある草原に吹き渡るそよ風を堪能しました。 尾瀬はどこも水が透き通っている。 そしてしばらくアップダウンを繰り返し、雪の重さでねじ曲がった木々に子供たちが興奮している様子を写真に撮ったりしながら1時間半も歩くと天神田代に到着~。 ここには渋沢温泉小屋(廃業)への分岐がありますが、このルートは閉鎖されていて見ての通りすでに入り口から荒廃しています。 ちょっと行くと立派な吊橋があり、30分くらい歩くと次の分岐点に到着。 この分岐から三条の滝経由のルート、渋沢温泉小屋跡へのルート、滝へ下りずにそのまま今日の宿がある赤田代へ向かうルートへ進めます。滝へ下るのが面倒くさかった私達はそのまま赤田代へ直行します。 ちょこちょこアップダウンがある。 50分ほどで滝経由のルートと合流する分岐点に到着。すぐに元湯山荘や休憩所が見えてくる。 15時頃に到着。元湯山荘と並んで建つ尾瀬温泉小屋に今夜は泊まります。登山道から小屋への分岐点に湧き水を使った靴洗い場があるのでそこで泥を洗い流す。 小屋の前にはおしゃれなデッキが!何か飲み物など注文した人が利用可のようです。 今回の宿泊費(一泊二食付き) 大人: 10,260円 子供: 16,200円(2人分)の計26,460円 土日祝日料金プラス眺めの良い本館湿原側の個室料金。赤田代の向こうに至仏山が見える部屋ですが、ちょっとケチって別館の部屋でもよかったかも。でも子連れで相部屋(1人8,640円)はやめておこうと思いました。 交通費40,270円と合わせると今回の費用は66,730円プラスおやつ代。テント泊+車と比べるとえらく高くつきました。 早速部屋へ案内していただき、ひとっ風呂浴びることに。 部屋の写真を取り忘れましたが、小屋の内部写真を少々。  結構広くて清潔な山小屋です。トイレも水洗。尾瀬のように水が豊富な場所にある小屋はええですな~。 連休の日曜日ということもあり結構混んでいましたので、この写真を撮ったのは翌朝。ちゃんとお湯を抜いて清掃中でした。お湯は鉱泉を沸かしたもので鉄分多め。上がり湯用の温水シャワーが浴室内にあるので助かります。 薄暗くなってきた17:00から食堂で夕食。ローストビーフにホースラディッシュがすでにかかっていたため次女は「から~い」と言って食べられず。自炊だとアルファ化米やフリーズドライ、レトルトばかりになってしまうので、炊きたてのご飯が食べられるだけで充分幸せです。 部屋に戻り寝る準備。こちらの尾瀬温泉小屋ではチェックイン時に人数分の糊が効いてパリッとしたシーツを渡してくれます。山小屋では贅沢なことです。20時には2人とも夢の中へ~。 温泉小屋~見晴~山の鼻 5時前には目が覚めて、朝日を浴びる至仏山方面をへやからボーッと眺める。テント泊と違って出発の準備が少なくて済むのはのはいいですね。 6時から食堂で朝食。 次女の食べかけ。 7:30に出発。至仏を右に見ながら30分ほどで見晴の十字路に到着。山小屋が集中しているここに宿泊する人も多いですね。テント場もあるし。 見晴にある弥四郎小屋前の湧き水を子供たちは冷たくて美味しいと言ってました。ここで10分ほど休憩。 天気は下り坂なので羊雲がかかってきた。 尾瀬の数ある池塘のうちの一つ。 雲に隠れる至仏山。 尾瀬ヶ原の北側に位置する山々。熊のすみかだそうです。 ナウシカっぽい 竜宮十字路のすぐ東側で県境を越えて群馬県側へ。 この道標もずいぶん昔からあるね~。 燧ヶ岳がだんだん遠くなる。風がなければこの池塘の水面に逆さ燧が見られるはずだけど残念でした。ここからもうちょい行くと山の鼻に到着です。 山の鼻~鳩待峠 山の鼻は山小屋が3軒とテント場があり、鳩待峠から近いので一気に人の数が増えます。ここでインスタントラーメンの昼ごはん。至仏山荘でお土産のキーホルダーを買わされたりして1時間ほど休憩。 山の鼻~鳩待峠間から至仏がチラチラ見える。 木道が終わり、石段をひと登りすると1時間ちょいで鳩待峠に到着。 以前はこの看板前まで車やバスが入ってきていましたが、今ではバス停や駐車場をやや下の方へ移動させたそうです。という訳で、戸倉へのバス・乗り合いタクシー乗り場は鳩待山荘前ではなく、少し坂を下ったところにあります。人数が9人位集まったところで乗合タクシーが出発。戸倉から新幹線上毛高原駅行きのバスが出るまで1時間半の余裕があったので、尾瀬ぷらり館の温泉で汗を流しました。 上毛高原駅までがまた長くて約2時間のバスの旅。1726発のMaxとき334号に乗るとあっという間で、50分後には無事大宮駅に到着。お疲れさまでした~。 Reliveで今回の山行を振り返ってみる Relive '2018/09/23-24 尾瀬ヶ原横断' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js
残雪期の至仏山

【尾瀬】期間限定で入山できる残雪期の至仏山を子連れで挑戦してみた

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2019年4月28日(日)、残雪期の至仏山を子連れで登ってきた記録です。真っ青な空の下、絶好の登山日和に至仏山山頂に立つと、眼下に広がる真っ白な尾瀬ヶ原や周囲の山々を360度見渡せる絶景を拝めました。
戦場ヶ原

【奥日光】冬の一歩手前、戦場ヶ原を子連れでお散歩

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日程 【日帰り】2018年11月13日(火) メンバー ぬこはち・みー 天候 曇り アクセス 利用交通機関車・バス 車を赤沼駐車場に止め、バスで湯の湖まで移動。 経路を調べる (google transit) 行きの経路 帰りの経路 地図・ルート・標高グラフ・移動ペース 最高地点:1,492m (湯ノ湖湖畔前バス停) 歩行距離:6.5km 累積標高:28m(登り)、123m(下り) 歩行時間:1時間57分 休憩時間:1時間3分 グレード:コース定数:5.9 コース定数とは歩く時間、歩く距離、登った高さ、下った高さの4つの要素を使って数値化したもので、次の式を用いる。 1.8×時間(h)+0.3×歩行距離(km)+10×登りの累積標高(km)+0.6×下りの累積標高(km) コース定数の目安●10前後:体力的にやさしく初心者向き ●20前後:一般的な登山者向き ●30前後:日帰り登山の場合、健脚者向き ●40以上:日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要。 行程とコースタイム 日帰り 行動 1時間57分 休憩 1時間3分 合計 3時間00分 S湖畔前バス停12:0513分 12:18金精道路ゲート11分 12:29湯滝12:3627分 12:56小滝13分 13:09小田代橋13:113分 13:14泉門池14:0815分 14:23青木橋34分 14:57赤沼分岐30分 15:05赤沼バス停G コースタイムの見方:移動時間 到着時刻通過地点の地名出発時刻 今回の山行の費用 交通費 高速 浦和~清滝 3,340円(ETC) 計 6,680円 清滝~浦和 3,340円(ETC) バス 赤沼バス停~湖畔前 420円(大人)、210円(子供) 計 630円 下山後の温泉 日帰り入浴 日光アストリアホテル 1,000円(大人)、500円(子供) 計 1,500円         合計 8,810円 参考リンク ドラぷらhttps://www.driveplaza.com/日光自然博物館https://www.nikko-nsm.co.jp/戦場ヶ原の天気https://tenki.jp/leisure/3/12/58/2628/日光アストリアホテルhttps://www.nikkoastraea.com/spa/ バスで湯ノ湖まで移動した後、赤沼の駐車場へ戻るコース 2018年11月13日(火)、次女を連れて奥日光の戦場ヶ原へハイキングに行ってきました。湯ノ湖から赤沼までゆる~い下りが続くお散歩コースです。歩行距離は約6km。湯滝から歩いた場合は4km程度になります。丹沢の塔ノ岳と鍋割山に行こうかと思っていたのですが、次女の体操教室に間に合わなさそうなので日光へ行き先変更! 東北道で事故渋滞に1時間以上も巻き込まれるというハプニングがあり、中禅寺湖を通り過ぎて戦場ヶ原の赤沼に到着したのが11:20。予定を考えるとギリギリスタートな感じ。いろは坂の手前は紅葉が多少綺麗でしたが、中禅寺湖より上の方はもう紅葉シーズンが終わっていました。そのかわり人も少なかったですね。赤沼の無料駐車場に車を停め、赤沼バス停11:44発の湯ノ湖行きのバスに乗って終点手前の湯ノ湖湖畔バス停で下車。運賃は2人で630円でした。この赤沼から低公害バスが発着していて、中禅寺湖西岸の千手ヶ浜まで行けます。今度使ってみたい。 湯元温泉のバス停から出発 何度も来たことのあるこの場所からスタート。さいたまの小学生はこの時期修学旅行で湯元に泊まっているようで、さいたま市周辺の小学校の名札を付けた子達を見かけます。 バス停のすぐそば、遊歩道の下に湯船(?)があったけど周りに鹿のフンがいっぱい! 湯ノ湖東岸のルート 湯ノ湖と湯滝 湯ノ湖から南に流れ落ちる湯滝の上部に橋があり、渡ると島になっている。湯ノ湖と湯滝に挟まれたこの神聖な雰囲気のある島に馬頭尊の祠が祀られています。写真は無し。 湯滝の左岸を階段で下降。この滝は湯ノ湖に温泉が流れ込んでいるためか真冬でも凍結しない。そういえばこの下にある湯滝の駐車場は有料です。鮎の塩焼きを売っている店の前を通って、鹿ゲートを通過。時間に余裕があれば鮎の塩焼きを食べて休憩といきたいもんですが、今回は無理。急げ~。 湯川沿いに戦場ヶ原へ向かい歩く 湯ノ湖から下、竜頭の滝を経て中禅寺湖に流れ込む湯川沿いに歩きます。この倒木の上には大勢が歩いた跡があるけど、私の登山靴のソールはパターンのエッジが摩耗のため丸くなって滑りやすいので、子供に「渡ってみて!」と言われましたがこりゃ無理ですわ。そろそろ登山靴も買い替えか...。 湯滝から30分ちょいで泉門池(いずみやど)の休憩所に到着。ベンチやテーブルがあってランチ休憩に最適。春や紅葉シーズンだと絶景でしょうけど、この時期はもう寂しい雰囲気しかありませんね。カモの鳴き声が寂しさを余計に増幅させる。ここでカップラーメンをすすってデザートは焼きバナナ。バターで焼き色を付け、砂糖をかけてカラメル状に仕上げたところ甘すぎて不評だった(笑)。最近コンビニでよく見かける個包装のバナナを使った。 木の根っこの様子を見るのに勉強になります。 触られすぎてスベスベになった倒木の根っこ。 カモが楽しそうに遊ぶ湯川がこの下流で竜頭の滝となって中禅寺湖へ流れ込み、さらに華厳の滝の大瀑布となる事に8歳児は気づいておりませぬ。 もうちょいでこのハイキングも終了。向こうに見える山は右から男体山、大真名子山、小真名子山。全部火山ですな。埼玉から見える男体山は富士山の形をしていますが、西から見るとこんな形をしています。 最後に光徳温泉で汗を流しましょ~ 15:05に赤沼の駐車場に無事帰還し、急いで光徳牧場にある日光アストリアホテルへ向かいます。ここのお湯がお気に入りで、奥日光へ来るといつもここの温泉に入ってから帰ります。紅葉シーズンが終わった平日なので先客もおらず、写真を取ることが出来ました。 露天風呂の色は今回はエメラルドグリーンで硫黄の匂いはキツめ。前回は透明で青っぽい色のお湯でしたが、毎回お湯の色や匂いが違うのが不思議ですな~。露天風呂の湯温は高めですが刺すような熱さではなく、何というか柔らかい感じの熱さで長らく浸かっていられます。料金は大人1,000円、子供500円、未就学児無料。 今回は時間に余裕が無かったので寄り道せずに急いで撤収しました。 Reliveで今回のハイキングを振り返る Relive '2018/11/13 戦場ヶ原ハイク' https://cdn.embedly.com/widgets/platform.js
木曽駒ヶ岳

【中央アルプス】千畳敷から木曽駒ヶ岳へ・親子3世代で稜線散歩とテント泊

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夏休みの子連れ山行は中央アルプスの木曽駒ケ岳(2956m)にしました。父と長女と一緒に3人で、ロープウェイを利用して千畳敷から木曽駒ヶ岳頂上山荘のテント場まで歩くコースです。テントを2セットかついで行きました(笑)。
切込湖・刈込湖

【奥日光】誰もいない切込湖・刈込湖を子連れで巡り、〆は光徳牧場のアイスクリーム

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2020年6月28日、梅雨真っ只中、奥日光は晴れ間が期待できそうだということで、切込湖・刈込湖のハイキングコースを子連れで歩いてきました。午前中は雨だったため、誰ともすれ違わない静かな新緑の山道を楽しめました。