【那須】 紅葉シーズン直前の那須岳をぐるっと巡る日帰り登山

ロープウェイ利用で茶臼岳(1,915m)と朝日岳(1,896m)を周回した記録

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2015年9月24日(木)、一昨日は子連れで赤城山を登り、今日は単独で那須岳へ行ってきました。茶臼岳(1,915m)と朝日岳(1,896m)の2つのピークをぐるっと回り、下山後はロープウェイ山麓駅最寄りの大丸温泉で汗を流してきた記録です。

今回の山行ルート

合計距離: 7.89 km
平均ペース: 0.80 m/s
コースタイム
山頂標高:1951m(主峰・茶臼岳)
歩行距離:8km (周回コース)
累積標高:936m
所要時間:5時間
グレード:茶臼岳のみなら初心者向け 

コースタイムの記録: 那須ロープウェイ山頂駅(8:45)-茶臼岳山頂(9:30/9:55)-峰の茶屋跡(10:20)-朝日岳分岐(11:00)-朝日岳山頂(11:05/12:00)-朝日岳分岐(12:05)-峰の茶屋跡(12:30)-那須ロープウェイ山麓駅前駐車場(13:25)

那須ロープウェイ~茶臼岳山頂

ロープウェイ山麓駅前の駐車場

紅葉シーズン前の平日なのでロープウェイ山麓駅前の駐車場にすんなりと止められた。

那須ロープウェイ山麓駅

料金は大人片道1,200円なり。

茶臼岳の登り

山頂駅から登り始めるとすぐ牛ヶ首への分岐。牛ヶ首は山頂の向こう側、茶臼岳の西面にある噴気が盛んな所。

那須岳・朝日岳

岩がゴロゴロしている斜面を普通の観光客の人々はスニーカーなどで登っている。北に見えるピークが朝日岳。後でいくぞ~。

茶臼岳山頂すぐ手前

岩場を登りきると山頂の肩。あのピークの向こうに鳥居と山頂の標柱が立っている。

茶臼岳山頂の鳥居

いつ建てられたものなのかよく分からない鳥居。とりあえずくぐっておく。

茶臼岳

ほぼ標準コースタイム通りに山頂へ到着。天気は下り坂なのであまり見晴らしはよろしくない。

茶臼岳噴火口跡

噴火口跡の周りをグルっと周ってから峰の茶屋跡へ下る。

峠の茶屋跡と朝日岳

しばらく下ると峰の茶屋跡避難小屋の赤い屋根とその向こうにある朝日岳が見えてくる。峠の茶屋とついつい混同してしまうが、峠の茶屋はロープウェイ山麓駅の上の方にある駐車場前の休憩所の事である。

峰の茶屋跡避難小屋上部にある残骸

峰の茶屋跡避難小屋の上の方には木材で組まれた構造物の残骸が残っている。いつもここを通る度に気になっていたこれらは、かつてこの周囲に存在していた硫黄採掘所に関連する施設の痕跡だそうな。特にこの残骸は、峠の茶屋前の駐車場にかつて存在していた鉱山事務所と精錬所に繋がる索道を支える櫓(やぐら)の土台の痕跡に違いない。

検索してみると、那須岳の硫黄鉱山跡を調べた方のウェブサイトを発見した。

硫黄採掘の仕組みや、採掘して精製した硫黄を下界に降ろす仕組みについて詳しく調査されていて非常に参考になります。高校で地学を選択して地層や地形、それに伴う歴史が好きだった人には堪らない内容です。自分も索道跡やトロッコ道跡などを辿ってみたくなりました。

峰の茶屋跡避難小屋

峰の茶屋跡にある避難小屋に到着。ここはかつて硫黄鉱山作業員や登山者相手の売店としての小屋が掛けられていた場所で、鉱山が閉鎖された後はいつしか無人となり残骸が残るだけだったそうです。この場所は茶臼岳と朝日岳の間にある鞍部でいつも強い西風が吹く場所でもあり、遭難事故をきっかけにしてこの避難小屋が建てられ、今では登山者が風をしのいで休憩するのに格好の場所になっています。西風を避けるため、石垣にぴったりくっついて避難小屋が建てられていますね。ちなみにここにトイレや水場はありません。

峰の茶屋跡避難小屋から朝日岳

避難小屋で小休止の後、剣が峰(1,799m)をトラバースする形で朝日岳へ向かいます。

剣が峰を過ぎた後の小ピーク

剣が峰を過ぎた後の小ピーク。この手すりが強風時にはありがたい。

朝日岳直下の岩場

ハーハーゼーゼー息を切らせながら急登をこなすと鎖場が現れる。ちょうどこの鎖の付け替え作業中だったらしく、鎖も支点も新品になっていました。

朝日岳から見た茶臼岳

後ろを振り返ると今日歩いてきたルートがよく見える。

那須ロープウェイ山麓駅方面

こうして俯瞰するとロープウェイよりも、硫黄鉱山跡の規模の方が大きい事がよく分かる。峠の茶屋駐車場はかつて鉱山事務所や精錬所のあった場所で、さきほど休憩した峰の茶屋跡避難小屋近くから索道がつながっていた。

北の方を見ると熊見曽根や隠居倉周辺の紅葉が色づき始めたところでした。朝日岳山頂でお湯を沸かして約1時間のランチ休憩。

また同じルートを辿って峰の茶屋跡避難小屋へ下る。

朝日岳から峰の茶屋跡避難小屋まで30分。そして峠の茶屋がある登山口まで40分ほどで下った。まあ標準的なタイムです。登山口の手前には山之神という祠が祀られいて、これは硫黄鉱山会社の社長が建立したもの。硫黄鉱山が操業していたのは明治45年~昭和25年までのことなので、比較的新しい。硫黄鉱山が閉鎖された後、草に覆われて忘れられた存在になっていたものをこの様に再整備したそうです。

那須岳登山口の狛犬

可愛らしい感じの狛犬もいる。

那須岳登山口の鳥居

以前ここには木製の古びた鳥居が立っていたが、石造の鳥居に建替えられた。まだ新しいのでここ数年以内の事だと思う。

峠の茶屋

ちょっと下ると峠の茶屋に到着。峰の茶屋跡と名前を間違いやすい休憩所です。ここで那須岳のピンバッジを購入。ここからロープウェイ山麓駅前駐車場までさらに15分の下り。

大丸温泉

下山後は車で5分くらい下った所にある大丸温泉で汗を流した。ところでこの大丸温泉、湯が湧いている渓流をそのまま露天風呂にしたような所で、混浴になっています。露天風呂の一番上流が女性専用風呂で、下流の露天風呂が混浴。

湯舟の底は石がゴロゴロしていて、登山後の足裏には刺激が強かった…。露天風呂自体は解放感があって気持ち良かったです。おすすめ。

たまたま誰もいなかった内風呂の様子。

大丸温泉は車を止めにくいかもしれない。駄目だったら大丸園地の大きい駐車場へ止めることになります。

Reliveで今回の山行を振り返る

Relive ‘2015/09/24 那須岳&朝日岳’

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