2018年7月16日(月)、子供を2人連れて3人で栃木県と群馬県の県境に位置する日光白根山を日帰りで登ってきました。白根と名のつく山は他にも草津白根山や南アルプスの白根三山などがあり、区別する時は日光白根山と呼びます。
次女が2歳の時に背負って登ったコースを今回もそのままたどります。丸沼高原スキー場のロープウェイを利用して高度を稼げるため、子連れでこの山を登る場合はこのコースがおすすめかな。ただし今回山頂からの下山コースに選んだ北面ルートは鎖場こそ無いもののある程度急なガレ場が連続しますのでご注意を。
今回の山行ルート
- 出発時間/標高:9:48am/1994m
- 到着時間/標高:16:09pm/1994m
- 合計時間:6時間20分
- 歩行距離:7.9km
- 累積標高(上り):626m
- 累積標高(下り):629m
歩行距離は約8kmで所要時間は休憩込みの6時間20分。ロープウェイ山頂駅出発が9:50、下山して山頂駅に戻ってきたのが16:10でした。下りのロープウェイ最終時刻が16:30だったので結構ギリギリセーフ。遅れると自力で下山するはめになるので気をつけましょ~。
今回の交通費:
高速 | 浦和I.C.→宇都宮→清滝I.C. | 3,280円(片道) |
ロープウェイ | 大人2,000円、子供1,000円(往復) |
往復で10,560円でした。所要時間は約3時間。ちなみに浦和駅から電車とバスを乗り継いで丸沼高原スキー場のロープウェイ山麓駅まで行こうとすると、3回の乗換で約4時間かけて大人1人5020円(片道)かかるため車で行った方が早いです。ガソリン代を考慮すると違いは無くなりますが、子連れで電車とバスを乗り継ぐ面倒くささを考えると車の方がいいですな。浦和から丸沼高原スキー場までの走行距離は関越道経由だと169km、東北道経由だと188km。所要時間は大差なしです。
0930頃にロープウェイ前の駐車場に到着。駐車料金は無料。ロープウェイ乗り場や日帰り温泉施設を建て替えたらしく、雰囲気が以前と違う。
ロープウェイ山頂駅~日光白根山山頂
30~40分ほど歩くと地図にも記載されている大日如来の石仏前を通過。
ほんとに光を反射してる??春に登った内房の鋸岳のヒカリゴケは分かりやすかった。
登山開始後2時間半で森林限界へ到達。一気に見晴らしが良くなります。
西北西には特徴的な武尊山(2158m)とその北に位置する至仏山(2228m)が鎮座する。武尊の右下に見えるスキー場はかたしな高原スキー場。
そして北西には猫耳が特徴的な燧ヶ岳となだらかな至仏山との対比がよく見える。もちろんこの2つの山の間が尾瀬ヶ原。
南側へ目をやると緑の絨毯と夏の青空のコントラストがすばらしきかな。
山頂のすぐ手前。この上に1889年の噴火口跡や噴火で吹っ飛んだ後に再建された奥白根神社の祠があります。
昼食を取るのに良さそうな場所でザックを下ろしたら遊び始めた(笑)向こうに見えるのは男体山。
で、ポーズを取る。奥の方に見えるハゲ山は足尾銅山のあたりです。一度行ってみたい。
昔から山でフルーツの缶詰を食べるのが好きだったんですが、ヨーカドーで売っているフルーツのパックを最近は缶詰の代わりに使います。コップに入れて三ツ矢サイダーを注ぐとシュワシュワして美味しいフルーツポンチの出来上がり~。昔は缶詰の空き缶をいちいち潰して持ち帰ってましたが、パックだと軽いし手間もかからずいいですな。
中禅寺湖方面の眺め。
山頂から北面ルートを取ってロープウェイ山頂駅まで下山
さて下山開始。来た道を戻るのではなく、北面のガレ場を下山ルートに取ります。
途中、山伏のお坊さんに遭遇。子供が話しかけたら身につけている装備やホラ貝について説明してくださりました。ホラ貝は輸入物だそうな。
弥陀ヶ池が大きくなってきました。
ガレ場の急下降で足が痛くなったところ。
七色平を通過。お花畑とはいかなかった。
七色平についての解説。ほほー。
七色平の避難小屋。中は荒れている。よっぽどのことがなければ使いたくないな。
ロープウェイの最終時刻が近づいているので急いで下山中、最後の小休止。この後16:10にロープウェイに乗ることが出来たので無事下山。ロープウェイ山麓駅の建物に新しくできた温泉施設があり、そこで汗を流してから東北道で帰路につきました。入浴料は大人700円、小学生500円、貸しタオル300円。
丸沼高原公式サイト(夏) | https://www.marunuma.jp/green/ |
Reliveで今回の山行を振り返る
Relive ‘2018/7/16 日光白根山’