2016年8月18日(木)~19日(金)、小屋泊まりで八ヶ岳の硫黄岳と根石岳を子連れで登ってきました。予定では天狗岳まで行くつもりでしたがガスって何も見えない状況だったので天狗の手前の根石岳で引き返した山行の記録です。
今回の交通費:
東北道久喜I.C.→圏央道→中央道諏訪南I.C. | 往復:10,900円 (ETC) |
プラスガソリン代。土日ならETCの休日割引で高速料金往復9,040円でした。
今回の山行ルート
スタート地点がずれているのはGPSのスイッチを入れ忘れていたためです。中央道八ヶ岳パーキングエリアで車中泊した後、いつもの諏訪南I.C.で降りて桜平の駐車場まで砂利の林道を走り、何とか木と木の隙間に駐車スペースを確保。天候は曇り時々雨。
- 出発時間/標高:2016年8月18日 8:00am/1900m
- 到着時間/標高:2016年8月19日 12:15pm/1900m
- 合計時間:28時間
- 歩行距離:約18km
- 累積標高(上り):1390m
- 累積標高(下り):1404m
桜平駐車場~オーレン小屋
2012年8月に長女(当時4歳)を連れて登った硫黄岳へ今回は次女(5歳)も連れて3人での山行です。予定では天狗岳(2646m)も登頂予定でしたが、ガッスガスな雨天のため手前の根石岳で引き返しました。オーレン小屋泊で硫黄岳を子連れで目指す方は結構多そうなので参考になれば幸いです。
8月18日(木)曇り/雨
17日の21時過ぎに出発し、中央道八ヶ岳P.A.で車中泊後、諏訪南I.C.そばのファミマで6時頃に朝食。娘達は2人とも車中泊に慣れているので朝から元気です。1時間少々で桜平登山口駐車場に到着。奥の方は一杯だったので引き返し、結局ゲートに近い所へ止められました。ゲートをくぐり、橋を渡った辺りに簡易トイレが設置してあります。(桜平駐車場は工事が完了し、新設された駐車場が2か所あります。2019-09-04追記)
車の通れる道を30分ほど歩くと夏沢鉱泉。ここでちょっと休憩。桜平に登山計画書ポストは無いのでここで提出。
毎回この木のアーチで記念撮影。
ちょっとした急登が終わるともうすぐでオーレン小屋に到着です。
10:30にオーレン小屋到着。この時はまだ青空が見えていた。
とりあえずチェックインし、荷物を置いて昼食です。食べ終わったら雨具、救急セット、非常食などをサブザックに詰めて硫黄岳を目指します。
オーレン小屋~硫黄岳
ここが北八ヶ岳と南八ヶ岳の境界とされる夏沢峠。左の断崖絶壁は爆裂火口跡でその上が硫黄岳山頂になります。
崩壊が激しくなったらしく、迂回ルートが設けられていました。
硫黄岳山頂手前は結構ガレているものの、子供達はこんな道に慣れているのでひょいひょい通過していきます。一瞬だけ北側に天狗岳が顔を見せました。残念ながら翌日はずっと雨で、天狗岳が見えたのはこの時だけでした。
あそこがてっぺんだよ~と言うと俄然元気が出てピューっと登っていきます。
13:20硫黄岳山頂到着~。所要時間はオーレン小屋から途中休憩を入れまくって1時間50分でした。
あそこに見えるのが山小屋だよと言うと「うわーすごーい!」
小屋で購入したランチセットを食べながら休憩中。
20分ほど山頂で休憩し、赤岩の頭経由でオーレン小屋へ戻ります。4年前は当時4歳の長女をほとんど背負ったまま登り降りしましたが、5歳の次女は今回の行程を全て自分で歩いてくれました。
硫黄岳山頂~オーレン小屋へ戻る
赤岩の頭への降り口。
子供達はこんな岩場を面白がってくれます。
硫黄岳から見た南八ヶ岳。右から阿弥陀、中岳、雲に隠れた赤岳。時々晴れ間が見えるものの、雲が一気に増えてきたのでできるだけ急いで下山します。
奥のピークが赤岩の頭で、オーレン小屋への分岐はその手前にあります。
子供達に大人気のベニテングダケ?。キモーいなどと言いながらストックでつついてます。
雨に降られる前にオーレン小屋へなんとか到着@15:00。硫黄岳~赤岩の頭~オーレン小屋の所要時間は1時間10分程度でした。
間一髪で小屋に入れた。小屋の主人が風呂入れ~と言ってくれたので3人で男風呂を貸し切りにして汗を流しました。ここのお風呂は湧き水を薪で沸かしたものなので貴重なお湯です。
オーレン小屋の夕食は馬肉を使った桜鍋です。味付けは濃いめ。登山の後はコレがうまい!部屋に戻ると子供達は疲れが出たのかあっという間に眠りにつきました。
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