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2022-07-07(木)

【北アルプス】 唐松岳~五竜岳、テント泊縦走

八方尾根~唐松岳~牛首~五竜岳~遠見尾根

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2012年7月25(水)から一泊二日で北アルプスへ歩きに行ってきました。北アルプス北部の地図を眺めていたら唐松岳(2696m)~五竜岳(2814m)の縦走は往きも帰りもロープウェイで楽できそうじゃないか!という事で行ってきました。久しぶりにテン泊縦走の準備を整えます。火曜の仕事を終えてから浦和にある昔ながらの銭湯で汗を流し、新宿のバスターミナルから夜行バスで出発。4列シートで満員の夜行バス…なかなか寝られないのでおすすめできませぬ。高校生の頃は平気な顔で夜行バスや夜行列車を使って遠くへ行けましたが、もう若くないらしい…。案の定25日の登りはかなりバテ気味でした。今回のような夜行バス利用の1泊2日だと結構疲れる強行軍なので、唐松岳山荘と五竜山荘でそれぞれ一泊すると、もっと存分に絶景を楽しめます。

日程 【テント泊】2012年07月25日(水)~26日(木)
メンバー ぬこはち
天候 曇り/晴れ
アクセス
利用交通機関
夜行バス・JR
行きは新宿から「毎日アルペン号」で八方バスターミナルへ。帰りは白馬五竜テレキャビンからバスで神城駅へ移動し、大糸線で松本駅へ。松本から特急あずさで新宿へ帰還。
経路を調べる (google transit)
行きの経路 帰りの経路

地図・ルート・標高グラフ

2012年はまだGPS機器を持っていなかったので↑のGPSルート情報はヤマケイオンラインからダウンロードしました。

ルートの詳細データ
最高地点:2,814m(五竜岳)
歩行距離:17.5km
累積標高:1,846m(登り)、2,162m(下り)
行動時間:トータルで12時間
グレード:

参考リンク

毎日アルペン号(登山バス)https://bus.maitabi.jp/
さわやか信州(登山バス)http://sawayaka.alpico.co.jp/
えきねっと(JR)https://www.eki-net.com/
白馬八方尾根https://www.happo-one.jp/
唐松岳頂上山荘http://karamatsu.jp/
五竜山荘https://www.hakuba-sanso.co.jp/
五竜テレキャビン(ゴンドラ)https://www.hakubaescal.com/

【初日】八方尾根から入山、唐松岳頂上山荘経由で五竜山荘のテン場へ

八方ケルン

八方バスターミナルから徒歩10分少々で八方尾根スキー場リフト乗り場に到着。ロープウェイとリフトを乗り継いで一番上の駅を降り、準備を整えてしばらく歩くと見えてくるのが八方ケルン。人の顔の様です。八方池のそばを通過したものの曇り空のためあまり見栄えがしない。ダラダラ登っていくと小さいながらも雪渓の登りがあったり、ふと雲が切れて明日下山路として使う予定の遠見尾根が見えたりする。

八方池

八方池に到着。向こうに見える白馬三山の稜線は雲の中。

八方尾根から見る遠見尾根

左を見ると八方尾根の南側に見える遠見尾根。

唐松岳頂上山荘の手前

丸山ケルンを越えてひと登りするとトラバース道が見えてくる。

唐松岳頂上山荘の手前にあるトラバース道の桟道

こんな感じの桟道があり、ぐるっと回っていくと唐松岳頂上山荘の裏手に出ます。この辺りでインスタ映えする断崖絶壁の登山道っぽい写真を撮れますが、2019年現在は通行止めになっている。尾根沿いの冬道を通るようになっています。

唐松岳頂上山荘

残念ながら唐松岳頂上周辺は雲に覆われていて全く眺望が利かず、剱岳なども全く見えませんでした。

山めしの塩ラーメンとほたて

小屋の前のベンチで今日の昼食。ほたてを投入した超豪華塩ラーメンを食べた後はこのまま唐松山荘のテント場で幕営するかどうか迷ったものの、上昇気流で稜線の西側の雲が飛ばされ始めたのを見計らって五竜まで進む事に決定~。途中にある牛首と呼ばれる岩場が難所だと聞いていましたが気が付くといつの間にか通り過ぎていた。

唐松岳頂上山荘~五竜山荘テン場

唐松岳~五竜岳の間、牛首の手前
唐松岳~五竜岳の間、牛首のあたり

牛首と思われる箇所を通り過ぎると岩場の下りになるので、降雨後などは要注意。下り終えた後振り返ると、途中ですれ違った登山者が休憩しているところが結構上の方に見えた。

単独行なのであまり休憩せず、歩きながらどんどん行動食を食べる。乾燥フルーツやナッツ、塩キャラメル、ブドウ糖の固まりなどを歩きながらどんどん食べ続け、筋肉への燃料を途切れさせないようにしております。

唐松岳~五竜岳の間、直角に曲がる登山道の先がスッパリ切れ落ちている。
唐松岳~五竜岳の間、昭和31年8月の遭難者慰霊ケルン

唐松岳~五竜岳の間の鞍部は樹林帯で、登り返すと再び森林限界を超えた斜面になります。ようやく白岳が見えてきたのを地図で確認。斜めに登って行き、白岳の向こう側に今日のキャンプ地である五竜山荘があります。ハアハアいいながら白岳を登りきって向こう側へ出ると明日下る予定の遠見尾根への分岐点が。そしてすぐに五竜山荘の屋根が見えてきました。

五竜山荘手前の白岳

白岳のトラバース道がすぐそこに見えるのになかなか近づかない。

五竜山荘

ようやく五竜山荘の上に出た~。

五竜山荘テン場に到着

五竜山荘受付

小屋の受付でテント場使用料¥500を払い、強風の中テントを設営。

五竜山荘テント場

谷側が風上なので入口を反対側にして設営。日没までまだ時間はありますが、早速夕食の準備。標高が1000m上がると気圧は約100hPa下がり、同時に沸点も下がるのでパスタなど茹でるのになかなか苦労します。標高0mの気圧を1013hPaだとすると、ここは標高2490mなので気圧が756hPa、沸点が92℃、酸素濃度が平地の75%に下がります。この程度の標高でも睡眠不足で疲れていると頭痛がひどくなることがありますな~。

マッシュルームペペロンチーノ
コーヒーがうまい

茹でるだけのパスタと缶詰マッシュルームを使ったペペロンチーノをフランスパンと一緒に食べ、熱いコーヒーを飲んだらすごい眠くなってきた。テントで30分ほど仮眠してから小屋の周りをうろうろ。「山が好き、酒が好き」Tシャツ(¥3,000)を買ってしまった。結構人気らしい。

日没時刻直前、五竜から見た立山方面に沈む太陽
五竜山荘テント場にて

夕陽はどうかな~と思っていると雲が飛ばされて日没時刻直前の太陽が顔を出してくれました。高層に薄い雲が残っていたので、太陽が沈むときに夕陽が反射して非常に美しい光景が。

テントの中から上半身だけ出して夕陽が猫又山方面に沈む様子をしっかりと眼に焼き付けておきます。なかなかこんな機会に巡り会えません。

五竜山荘テン場からの夕日
五竜山荘テン場からの夕日
五竜山荘テン場からの夕日
月と五竜岳

19時過ぎに日が暮れると五竜岳の上には月がぽっかりと。五竜山荘の消灯時刻は21時ですが、次の日に備えて特にテン泊の登山者は皆早めに就寝です。風があるのでテントのフライシートがはためいて人の足音の様に聞こえますが気のせい。誰かがテントをゆすっているような気がするのも気のせい(笑)。

夜0時過ぎにふと目が覚めてテントから顔を出し、空を見上げてみるとそこには一面の星空。これもなかなか平地では見られません。自分のカメラでは星空を撮影しても真っ黒で何も見えず。天の川や流れ星を眺めていると寒くなってきたので寝袋へ退避~。気温は10℃以下でした。

山が好き酒が好きTシャツ

ちなみにこれが「山が好き酒が好き」Tシャツ(3,000円)。自分は青を買った。酒飲まんけど。

【2日目】五竜岳へ空身で往復し、遠見尾根を下山

五竜山荘からみた朝日

翌日、7月26日(木)は快晴でした。

五竜山荘からみた朝日

[03:15]自然と目が覚めて、ヘッドライトの明かりを頼りにフリーズドライの雑炊にカニ缶をほぐして投入。私の定番の朝山めしです。早い人はもう五竜岳の頂上を目指して歩き始めている。頂上まで約1時間。自分はちょっと出遅れたため残念ながら頂上でご来光を眺めるのはあきらめ、途中で岩に腰掛けて朝日が雲海に昇るのを鑑賞。全てが金色に輝いています。

五竜から見た富士山と八ヶ岳

八ヶ岳の向こうに富士山がなんとか見える。八ヶ岳の手前の平らな山が霧ヶ峰~車山高原のはず。

五竜山荘前から見た朝の五竜岳。

五龍岳の山頂。

五竜岳

朝日を浴びる五竜。

休憩
鹿島槍ヶ岳へ続く道。

太陽が地面を暖めるにつれ上昇気流が発生し、岩場ではかなり強烈な風が吹き上げてきて結構寒い。前日の唐松岳とはうって変わって快晴の朝、景色を堪能してからテント場へ戻り遠見尾根へと向かいます。前日歩いた尾根や今回は行かない鹿島槍への稜線などきれいでしたね。

唐松岳から五竜岳に続く稜線。

まあ一日でよくもこんなに歩いたもんだ。右の方に赤い屋根の五竜山荘が見える。

五竜から下山開始

パッキング完了。下山開始。

五竜岳と赤い屋根の五竜山荘。

下界のスキー場にあるバス停まで4~5時間かかる長い下りが待っているため、あまりゆっくりとは出来ません。五竜岳に別れを告げながら遠見尾根を下り、予定時間通りに神城駅へ到着。松本から特急スーパーあずさに乗って新宿へ帰還いたしました。おつかれ山~。

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